「地域づくりと景観法」を考える

セミナー参加者の声

2010年10月30日@京都

◇Iさん(大学)

 「基準に反するか否かは、だれがどのような基準で判定するのか」、公平性と納得性は担保されているのか? 例えば、ミュンヘンの保存地区では、すべての建築物について「もけい」を作っており、新しく建物を建てたり、改築する場合には事業者が同じ縮尺で「もけい」を作り、それを全体の「もけい」の中に置いて警官が周囲とマッチするか判断し、マッチしない場合には許可されないと聞く。だれもが納得する判断基準に一歩近づいた方法と思われる。日本の場合に、そのような例、あるいはもっとすぐれた例はあるのか?

◇匿名

 本日は、3人の力ある先生方のお話を聞くことができて、夜、子どもを預けて出てきてよかったなあと思います。
 原田さんから景観法の全国的な取り組み状況、久先生からは、日々の業務で流されがちな、ブレてはいけないプリンシプルなところ、小浦先生からは現場での戦い(?)を通じた圧倒的な話を聞くことができて、明日からまたがんばろうと思いました。本日はありがとうございました。

◇Nさん(コンサルタント)

 「公共」を地域で共有していく活動が、全てのベースになってくるのですね。
 時間をかけて、話し合いの「場」を積み重ねていくしかないと再認識しました。

◇匿名

 ・セミナーをすればいつものことですが、相当する時間が少ないですね。我々もよくやりますが。
 ・こられている人が多岐に多数であることに感心しました。
 ・季刊まちづくり購入させてもらいましたが、面白そうです(他の刊も)購入していこうかと思います。
 ・久先生とも、今ご一緒に仕事させていただいています。
 ・住民参加、景観まちづくりが仕事(公務?)なので、機会があればまたうかがいたいです。
 ・景観法は、主が他の課が担当なのですが、まちづくりと景観は近いものと思います。
 ・ならまちづくりコンシェルジュという県職員(兼職11名)もおります。興味あればHPをご覧下さい。

◇匿名

 ・久教授 現在の社の人任せ、主体性の欠如、制度からコミュニケーションの視点は参考になった
 ・小浦教授 協議の重要性を再認識。景観は規制ではないという表現は微妙。

◇Mさん(大学)

 本日の景観法と地域というテーマについては、来年1月8日龍谷大学で、私たちの団体が主催するシンポジウムと共通する所があり、興味深かったです。私たちのシンポジウムにも、国交省の方々や芦屋市の方々の参加が決定していますので、是非足を運んで下さい。

◇匿名

 ・地域の合意形成に地道な働きかけがさらに必要と感じた。
 ・十分な市民との対話なしに安易に景観計画をつくってしまうことに、最近危機感をもっており、各地域でどんな段階を踏んで計画を策定したのかと思う。

◇Aさん(建築事務所)

 ・テーマ、内容とも優れていた。

◇匿名

 ・久先生のお話が、いろいろなアプローチ、視点で説明されており興味深かったです。

◇Nさん(行政)

 ・現在の景観法の状況を知れてよかったです。内容的には、全体の話があって個別の話をされましたが、もう少し、課題、問題をピックアップして深いところまでお話して頂けたらありがたかったと思います。

◇Fさん(大学)

 ・スピーカーの組み合わせが、よかったと思います。

◇匿名

 ・密度の濃いセミナーだった。
 ・また他のセミナーにも参加したい。
 ・講演者の組み合わせが非常によかったと思う。
 本日は、ありがとうございました。

◇Nさん(コンサルタント)

 ・それぞれのお話が大変参考になりました。

◇匿名

 ・景観の話から都市計画、まちづくり、そこから住民の生活の話まで大きな視点でのお話を頂き、とても考えさせられました。
 ・数値での規制を入れずに枠組みを考えて実行されている中での具体的なやりとりをもっと伺いたかったとの想いもあります。(グレーゾーンのやりとりや生々しい話などイノウエさんが質問されたように、都市計画を大学で学んでいる事と社会人として経済面からの事も知ってからの考え方との相違も感じたかったので)

◇匿名

 ・自分も今まちづくりのワークショップに参加しています。どんなことでも同じような問題が発生していることが今日の講義で改めて認識できました。それと、町づくりは住民が主体となるので、意見がまとまるまで、すごく時間がかかる、急いでは逆効果であることを理解しました。すごく勉強になりました。また参加したいと思っています。


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