趣旨
住民が主体的に都市計画を使っている/使おうとしている事例を取り上げて論じた書籍『住民主体の都市計画−まちづくりへの役立て方』(学芸出版社)が出版されてちょうど2年になります。
本書で紹介した事例の多くは出版後も活動を続けており、その後実際に都市計画を活用した事例も出てきています。
このような状況を踏まえ、本書の事例のその後の展開を伝えるシンポジウムを企画しました。本書が出版されて以降、事例での活動がどのように進展して、都市計画の活用に至ったかを報告するとともに、住民主体で都市計画を使うことの意義や課題を議論したいと思います。
奮ってご参加ください。
米野 史健
【日時】2011年3月22日(火) 18時〜20時30分(最大延長21時まで)
【場所】キャンパスポート大阪・ルームA
(大阪市北区梅田1-2-2-400・大阪駅前第2ビル4階)
【内容】
1)大阪・宗右衛門町(本書5-3)の報告 : 横山あおい(エイライン)
…2010年5月に街並み誘導型地区計画を制定
2)京都・有隣元学区(本書9-1)の報告 : 山本一馬(街角企画)
…2011年2月にワンルームマンションを制限する地区計画を決定
3)東大阪・高井田地域(本書3-3)の報告: 泉英明(ハートビートプラン)
…2010年4月に都市計画(地区計画)と産業支援のパッケージ施策を提案
4)質疑応答と意見交換
…コーディネーター:米野史健(大阪市立大学)
【参加費】お一人様100円(会場使用料にあてさせていただきます)
【定 員】40名(定員に達しましたら、受け付けを終了させていただきます)
【資 料】住民主体のまちづくりネットワーク編
『住民主体の都市計画−まちづくりへの役立て方』(学芸出版社)
今回は本書に書かれた以降の活動を中心に報告します。各地区の概要やこれまでの活動には基本的には触れませんので、事前に本書をお読みいただき、当日もご持参いただければと思います(本書は会場でも販売する予定です)。
また本シンポジウムの記録を学芸まちづくり新書(電子版)として電子出版(紀伊国屋書店、理想書店等で販売)することも検討しております。皆さまのご質問、ご意見も掲載させていただく可能性がございますので、予めご承知おきください(ご希望により匿名と致します)。
□参加申込
学芸出版社ホームページへ
貴方は
人目(11.02〜)の訪問者です。