・日時、場所
11年4月15日(金曜日)午後6時00分開場、6時30分から8時30分頃まで
京都会場、学芸出版社3階(定員80名)
所在地:〒600-8216 京都市下京区木津屋橋西洞院東入、京都駅より徒歩5分程度
・プログラム
問題提起 まちづくり条例の展開と課題
野口和雄(都市プランナー)
コメンテーター
松本明(樺n域計画建築研究所・京都事務所)
鈴木文章(西向日マンション問題連絡協議会)
司会進行
前田裕資(学芸出版社)
参加費 1,000円(資料代込み)
■地域自治とまちづくり条例 in 東京
・日時・場所
平成22年4月17日(日曜日)
午後1時30分から3時30分
東京会場 スター研修センター神田 502号室(定員90名)
中止・延期、の可能性もございます。直前にHPをお確かめください。とくに五十嵐、室地さんは急な公務のため当日やむを得ず欠席となる可能性もございます点、ご了承ください。
・プログラム
問題提起 まちづくり条例の展開と課題
野口和雄(都市プランナー)
コメンテーター
五十嵐敬喜 (法政大学)
室地隆彦 (地方公務員)
小磯盟四郎(景観と住環境を考える全国ネットワーク 副代表)
司会進行
八甫谷邦明(季刊まちづくり編集)
参加費 1,000円(資料代込み)
会場からいただいたご感想
京都
・Sさん(都市計画コンサルタント)
大変有意義なセミナーであった。
講師(執筆者)、事例紹介、激論、まちづくり条例の積極的な意義と限界、行政の役割、住民運動の大切さなどがよくわかった。
・Kさん(市民運動関係者)
一般住民からすると、かなりレベルの高い話でしたが、「地域景観づくり協議会」の話など、京都市でも4月1日から施行になったものと同様な話もあり、参考になりました。
東京
・Mさん(大学研究者、不動産)
野口さんの話は実にわかりやすく、問題点がよくわかりました。小磯さんの話は「紛争住民」から「まちづくり市民」へが印象的でした。ノッペラボウのような、たてまえばかりの都市マスタープランから実際に使えるものにするには、むしろ紛争を奇禍とすべきなのかもしれません。
・Sさん(まちづくり協議会スタッフ)
これからの30〜50年間、日本は少子化による人口減少に見舞われることは確実な未来となっています。その結果経済力が減少し、市民の力も減少すると考えられます。現時点でよいまちづくりを行って行かなかったら社会的な負の負担が増大し、市民社会は貧しくなり、ますます小子化が進み負の遺産をはね返すだけの力を失ってしまうのではないかと思います。今回のような集会の思考が世の主流になることを期待しています。」
・Mさん(市民運動関係者)
ありがとうございました。
環境問題が3年になるか調停中です。
・Sさん(市役所道路建設課)
五十嵐先生がご指摘された、大震災という事態に対し、真のまちづくりが問われるという事が印象深かったです。
未来を見通したまちづくりを行っていきたいと感じました。
・Yさん
東北地方の災害のように、自然災害はときとして人智を超えたものとなります。
今後の再建ならびに、まちづくりについて、二律背反となる安全と経済性について充分検討する必要がある。少なくとも重要公共施設については、M=9に相当する地震に対しての耐震性についての検討がなされるべきでしょう。
・Oさん(大学院、都市計画研究室)
現在のまちづくり条例に関する論点を非常にわかりやすい形で提供していただき、ありがたく思いました。
五十嵐先生の復興に関するお話は心に響きました。
・Jさん(市民運動関係者)
60万人都市の船橋に住んでいますが、都市の大きさに圧倒され続けている市民です。今日の震災後のまちづくり復興をどうしていくかという五十嵐先生のご意見は、もちろんいつも私が考えていることなのですが、具体的にどうしていくのか、これから大きな議論になっていけばいいと思います。具体策がなかなか見えないのです。
・Nさん(市民運動関係者)
「条例の限界」「市民の自覚」「幸福のまち」。これらを解決する新しいまちづくり条例が必要ということに賛成です。
・Iさん(都市計画コンサルタント)
入社して2年目、未だにまちづくりの実態とは?が明確にわかっていないと感じていましたが、現場の様々な事例を聞き、仕事で関わった物件との共通点もあり、少し見えてきた気がします。「良い都市マスタープランとは」「法改正」について議論を聞きたかったです。また、「まちづくり条例があって良かった事例」(本日は使えなかった事例が多かった)についても、聞きたいです。
・Tさん(建築家)
細部の技術論に偏ったように思いました。五十嵐さんの「文化」という部分に話を発展させればまた異なった結びになったと思いますが、やや残念です。
私は、逆説的にいえば、人口減少を期待感をもって見ています。人口が5千万になれば、まち条例はなくとも良い街が自然に出来るのではないか。
勿論、大部分が廃墟となる現代のまちを始末する方法を考えなくてはならないと思いますが。
・Iさん(市民運動関係者)
震災の話も交えながら、根本的にまちづくりを考え直さなければいけないことを改めて思いました。
被災した人が望んでるのは、“素朴なまち”では、とのことばが心に残りました。
・Sさん
大変よかった。パネラーの人選がよかったからだろう。満足感大。
・Oさん(会社員)
室地氏の講演のなかで、区の方と都や住民との調整や役割分担の内情がわかり仕組みを理解する良い機会となりました。ありがとうございまいした。
野口和雄氏略歴
野口都市研究所。
1953年横浜市生まれ。1976年法政大学法学部卒業。東京都立大学都市計画研究室研究生を経て、現職。自治体のマスタープランや条例づくり、再開発、区画整理、地区計画のほか調査研究にかかわっている。著書に『美の条例』(共著、学芸出版社、1996年)、『解説と運用・改正都市計画法』(自治体研究社、1991年)『自治体都市計画の最前線』(共著、学芸出版社、2007)など。
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