出版記念セミナー@京都

地域がグローバルに生きるには

地方創生と大学教育

地方と世界をつなぐ人材の育て方

帯野久美子×宗田好史

2017.7.4



◇趣旨◇

『地域がグローバルに生きるには』

 英語教育の充実などを足がかりにグローバル人材の育成が目指される中、一方では地域再生や地方創生が叫ばれています。都市部に比して人材面や資金面で課題を抱えがちな地方大学や地元の自治体には、今後どのような舵取りが求められるのでしょうか。
 今回は、『地域がグローバルに生きるには―地方創生と大学教育』を上梓される和歌山大学元副学長の帯野久美子さんをゲストにお招きします。前半では、帯野さんが同大学で実践してこられた東南アジアをフィールドとする研修プログラムの取り組みや、活発な国際交流を可能にする地域の土壌づくりなどについてお話しいただきます。
 後半では国内外の地域政策に詳しい京都府立大学副学長の宗田好史さんにコメンテーターとして加わっていただき、地域と世界をつなぐグローバル人材の要件や、その育成のためにこれから地方大学や地元の産業界が担うべき役割についてディスカッションします。
 広い視野を持つ若者が根付く地域づくりを考えている方、大学の地域貢献や産学連携のあり方にご関心をお持ちの方など、広くご参加を歓迎いたします。ぜひお越しください。


◇概要◇


◇略歴◇

帯野久美子

帯野久美子(おびの・くみこ)

株式会社インターアクト・ジャパン代表取締役
1952年3月、大阪府に生まれる。1975年3月、追手門学院大学 文学部社会学科卒業。1980年3月、聖ミカエル国際学校卒業。1981年4月〜1982年3月、追手門学院大学 文学部社会学科 研究室在籍。1982年4月1日〜1983年3月31日、甲南女子大学大学院文学研究科博士前期課程社会学専攻在籍。1982年3月、個人で翻訳活動を開始。1985年12月、株式会社 インターアクト・ジャパン設立、現在に至る。 2009年8月〜2015年3月、国立大学法人和歌山大学理事・副学長。2010年4月〜、文部科学省大学設置・学校法人審議会委員、2013年2月〜、文部科学省中央教育審議会委員。2014年4月〜、スーパーグローバル大学創成支援プログラム委員会委員。2014年5月〜、大阪市教育委員会委員。2015年4月〜、国立大学法人和歌山大学経営協議会委員。2016年4月〜、国立大学法人東北大学経営協議会委員。2017年4月〜、学校法人追手門学院大学特別教授。ホーチミン市師範大学客員教授。

宗田好史

宗田好史(むねた・よしふみ)

京都府立大学副学長・和食文化研究センター長
静岡県浜松市生まれ。法政大学工学部建築学科、1985年同大学院修士課程修了。イタリアのピサ大学・ローマ大学大学院にて都市・地域計画学を専攻、1997年「イタリアの歴史的都市部の再生を可能にした都市政策の研究」で工学博士(京都大学)。国際連合地域開発センターを経て、1993年京都府立大学助教授、2007年准教授、2012年教授。副学長・和食文化研究センター長。国際記念物遺跡会議(ICOMOS)国内委員会理事、京都府農業会議専門委員、京都市景観まちづくりセンター理事、(特)京町家再生研究会副理事長など。著書に『なぜイタリアの村は美しく元気なのか』『創造都市のための観光振興』『町家再生の論理』(いずれも学芸出版社)など。


◇参加申込◇

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学芸出版社の本

世界の地方創生
地域と大学の共創まちづくり
過疎地域の戦略
撤退の農村計画
創造農村