伝統木造家屋は激震に耐えた!
先人は苛酷な震災に遭遇するたびに、
修理を通して耐震技術を蓄積してきた。
にもかかわらず、在来木造の被害はなぜ繰り返されるのか?
深刻化する技術基盤の断絶の要因を歴史に探り、
地震国日本が培った木造技術の英知について、
参加者の方々ともに語り合いましょう。
◎プログラム
18:00 開場、受付
18:30 開演
【基調講演】 「伝統木造建築の英知とは」 西澤英和
─茅葺民家の強さと保存改修を考える
【ディスカッション】 西澤英和 + 参加者のみなさん
20:30頃 終了予定
*予定しておりました伝統木造棟梁との対談が中止になりました。お詫び申し上げます。
日 時/ 2018年3月27日(火) 18:00開場、18:30〜20:30
場 所/ ドーンセンター
(大阪、天満橋) 5F セミナー室A
会 費/ 1000円
本をご持参の方または、当日ご購入の方は無料になります。
西澤英和著『耐震木造技術の近現代史』(学芸出版社)を
お持ちの方は、必ずご持参ください。
定 員/ 50名
主 催/ 学芸出版社
◎参加申込
また上記ボックスでの送信に不具合がある時は下記にメールまたは上記をファックスください。
お申込への返信は、通常、数日以内に行ないます。お確かめください
越智和子 ochi-k@mbox.kyoto-inet.or.jp/FAX 075-343-0810
【講師紹介】
西澤英和 (にしざわ・ひでかず)
1951年大阪府生まれ。
京都大学工学研究科博士課程建築学専攻修了。
京都大学工学部講師を経て、現在、関西大学環境都市工学部建築学科教授。
鉄骨構造学と耐震工学を主要テーマに実証的な研究を展開。
歴史的建造物の保存修復や活用のために、社寺建築や煉瓦造の近代建築などの構造強度の評価に関する研究にも力を入れる。
また、文化財建造物の修復保存事業に際して、現地での構造調査や耐震補強手法に関する研究も幅広く実施。
主な著書
『BASICによる建築構造計算T・U』(共著、学芸出版社)
『鉄骨構造の話』(共著、学芸出版社)
『構造力学』(共著、昭和堂)
『建築学の教科書』(共著、彰国社)
『地震とマンション』(共著、ちくま新書)
など。
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