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□泉北ＮＴ・泉ケ丘駅前の歩道橋
高度成長期も終わりに近づき、 モータリゼーションが成長のバロメーターのようになった70年代、 歩道橋が流行した。 格好よく言えばペデストリアンデッキで、 多くの駅前に現れた。 平面上は歩行空間が美しく描かれるが、 その場所に立ったときに見えるものは、 無骨な階段の手摺と間延びしたスロープが、 建物と直接つながるわけでもなく、 地上の公共空間へ下りていくのみである。 これは一体何だったのだろうか？
田端 修（大阪芸術大学）
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