電線地中化をきっかけに、 街路景観をリニューアルすることになった、 この商店街の人々は、 戦国時代の女性である「お市」(柴田勝家の妻)を主人公にして、 イメージ展開することを望んだ。
歴史を伝えつつも、 おしゃれでモダンな町並みにすることが、 長年この地で商売をしてきた人々の思いであり、 「和風モダン」とも言うべきスタイルになった。
そして、 お市に関わる新たな都市伝説(座ると美しくなるベンチ、 2人で座るといつかは結ばれるカップル用ベンチ)を生み出した。
これがモードとして定着するのかは分からないが、 「物語」は常に語り継がれ、 再生し続けるであろう。
ムカシムカシ
物語のリニューアル
□福井市・北の庄通り
都心には、 様々な歴史や思い出が集積し、 その都市の顔となり、 市民の心の財産となる。
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