1 田辺市街地 (田辺城址から闘鶏神社までの間) 
 



「忘れられた熊野古道───歴史と向き合う街づくりは可能か?」

【キーワード】
商店街、路地の飲み屋街、市街地の中の古道、田辺城跡(水門)、南方熊楠旧居、西洋館、闘鶏神社、出立王子、辻の餅

【特徴】
・古道としての雰囲気を残すのは道案内の石柱くらい
・古くから周辺地域への商業や物資の供給基地、サービス拠点であった。
・城下町の道路形態T字路が多い
・屋敷町の雰囲気を醸し出す白壁の通りや御茶屋街だったところがある
・周辺部に大型商業施設が立地し、中心部の商店街は衰退傾向
・2箇所で沿道型土地区画整理事業と商店街整備事業により新しい街並みが出来上がっている。さらに1箇所が事業中で5年後に完成予定
・住民には熊野古道が通っているという意識はほとんどない。
・一部の和菓子屋さんや等が古道の遺産登録にちなんだ商品や催しを行っている
・神社仏閣や著名な人物など歴史文化遺産は多い。
・北新町で中辺路と大辺路に分かれる。(角に辻の餅を売っている和菓子屋がある)