人と共振する
芝生に寝ころびたい
大阪市西区にある靱公園は進駐軍の飛行場の跡地ですが、戦後長い間、都心に貴重なみどりの空間を提供してきました。つい最近、以前からあったバラ園が改装されました。改装前は昼寝するサラリーマンやお弁当を食べるOLさんたちが目立つ公園でしたが、改装後はお年寄りやファミリーなど利用者に大きな変化が表れました。都心生活者にとって、芝生にごろんと寝ころぶことはあこがれのひとつ。このデザインが周辺の都心居住者をさらに吸引し、地域イメージを牽引しています。環境開発研究所 岸田文夫
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