伝える
ちょっとした個性／まちの人の意識
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越後妻有の民家の倉庫である。2m近い積雪にも耐えられるようにR形状の屋根をしている。デザインはほとんど同じなのだが、それぞれ少しずつ工夫がされている。色やちょっとした庇、ちょっとした頂点の形状、R形状と相まってどこかのどかさを感じるファサードである（写真左）。
大地の芸術祭、妻有トリエンナーレに訪れると、この倉庫がアートとして出展されていた。アートを通してまちの人がわが町の建物のデザインにも関心を持ち、自慢げに話す様子から、町のパワーを感じることができた（写真右）。
HTAデザイン事務所 浅井幸子
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