都市環境デザイン会議関西ブロック
第24回都市環境デザインフォーラム・関西ご案内
再開発でまちを生かす
〜スクラップ&ビルドの将来〜
フォーラム委員会
16.5.28/大阪/終了しました
当日資料・記録公開
趣旨
古今の都市は、建物や施設の更新を繰り返しながら展開してきました。
我が国においては安全面、衛生面で問題のある地区を一掃し、そこに新しいまちをはめ込む、すなわちスクラップ&ビルドで市街地更新が進められてきました。市街地再開発事業はその最たる例で、木造密集市街地や細街路からなる市街地が更地になり、共同ビルとなりました。近年、ストック活用の時代に入り、これまで善しとされてきたスクラップ&ビルドが、まちの文脈を断ち切る手法として非難されることもしばしば。確かにいま、まちをつくる私たちは、長屋や路地のある市街地などの多様な町の表情も捨てがたいと感じています。
しかし、近年社会の理解を得ているリノベーション&コンバージョンという手法は、将来にわたりまちを生かすことになるのでしょうか? その場の公共性にてらすと、スクラップ&ビルドでまちを生かすことが必要な場合も多くあります。これからは、地域の生業・暮らしを継続させつつ、その場を読み取り、公共性を担保しながら、まちの個性と魅力の要素となる空間を形成し、さらに周辺に波及効果を及ぼす、そんな新しい時代の “まちを生かす” 再開発の姿が求められています。
関西でこれまで行われてきた再開発を、まちの個性と魅力の要素となる空間を形成し、新しい時代にまちを生かすという観点で振り返り、「次の時代のスクラップ&ビルドの可能性」を探ります。
フォーラム委員長 岡 絵理子
日時・場所
日時:2016年5月28日(土)
13時開場、13時半スタート
場所:阿倍野市民学習センター(あべのベルタ3F)講堂
費用:会員500円/会員外1000円/学生500円
定員:150名/申し込み先着順
主催:都市環境デザイン会議関西ブロック
・事例集(フォーラム当日資料)
・フォーラム報告書
フォーラム委員長;
岡絵理子
フォーラム委員(五十音順);
井口勝文、大西二州、門重学、角野幸博、岸田文夫、笹尾和宏、篠原祥、高原浩之、
千葉桂司、當麻俊介、鳴海邦碩、藤井崇史、藤川敏行、堀口浩司、松山茂、村上尚、
山室浩一、若本和仁、福本優
JUDIホームページへ
学芸出版社ホームページへ
貴方は 人目(16.04〜)の訪問者です。
|