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土木デザインキーワード68b/土木の造形
ソフトウェアによるデザイン2
(C) by 土橋 正彦
ソフトウェアによる効果への配慮・計画
ハードウェアである構造物のデザインを洗練することはもちろんであるが、 それに頼るだけでは豊かな都市環境は生まれない。 土木技術者は、 利用の仕方・され方やエイジングの効果を十分計算し、 ソフトウェアによる都市・地域空間の洗練をより強く志向する必要がある。 その上で、 営々と積み重ねられる人々の生活の背景としての分をわきまえた、 心地の良い、 意図を感じさせないデザインを目指す必要がある。
- ブタペスト鎖橋
夜景の演出も、 ソフトウェア的な都市景観の演出の一手法と言える。 しかし、 このような“図”として強調する公共土木デザインの対象は、 あくまで人びとが自然に納得できるものに限定する必要がある。
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