「土木・景観・デザイン」考 by 榊原和彦

表2 シビックデザインの要件


以下が表の形になっていないときはここを見てください

指標
内 容
求められる要件
永続性
公共土木施設は他の構造物、 施設に比べて長い耐用年数が要求されるため、 シビックデザインには短期の流行に左右されないオーソドクシー(正調)と骨太の強さが必要である。


飽きられないこと
使い込まれることにより愛着が生まれること
長年の風雪により味わいが深まること
公共性
公共土木施設は不特定多数の市民に眺められ、 利用されるため、 シビックデザインには特定の傾向に偏しない、 健全な公共感覚が求められる。



大多数の人々に好まれること(強い個性はむしろ避けるべきである)
地域の共有の財産として万人が誇れる洗練された形と風格を有すること
環境性
社会基盤を支える公共土木施設は一般に大規模であるため、 シビックデザインには地域の生態系、 歴史・文化さらには周辺施設への慎重な配慮が求められる。

シビックデザインは環境に組み込まれるべきデザインであり、 さらには環境そのものを創造するデザインである。


地域の歴史・文化、 自然の生態系に調和すること
環境の一部となり、 さらには一つの新たな環境となり得る総合性を備えていること
大規模な施設であっても人々が利用し、 親しめるヒューマンスケールを備えていること


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都市環境デザイン会議関西ブロック (C) Kazuo Sakakibara

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