土木デザインキーワード43c／風景の中の土木

ヒユーマンスケール3

(C) by 材野博司

デザインの分節によるヒューマンスケールの再生

　建築の設計においては、大規模施設を創るとき、空間や形態を分節化・小部分化し、その集合・複合により再構成することは歴史的にも現代においてもよく見られる事であるが、土木デザインも建築が配慮してきた手法に目を向けてほしい。

広場に面する建築
広場空間（ドイツ中世都市）を構成する建築も下層は人が入れるアーケード状のギャラリー、中層は壁と窓、上層はタワーと3構成され、さらに中層は壁のみ、壁の中の窓、窓の連続の3つの建物に分かれている。

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