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都市環境デザイン会議関西ブロック
2018年第4回都市環境デザインセミナー
建築物を「働かす」ことで、
生きた町並みをつくる
千葉県佐原 歴史的町並み再生の20年18/5/31、郡 裕美(スタジオ宙主宰、大阪工業大学教授)
趣旨
伝統的建築物群保存地区制度が発足して30年、それぞれの地区では町並み保存と地域の活性化が目指されてきた。その結果、歴史的建造物を修景保存し、カフェや雑貨店などに店舗利用する手法が多くの町でとられている。それぞれの建築物、町並みの特徴は異なっていても、観光化は同じ手法で行われ、建物は「伝統的」な装飾をまとった箱となっているのみの事例がほとんどである。
今回のセミナーでは、千葉県香取市佐原で20年間、歴史的な建築物をただ修復するのではなく、建築物そのものを「働かせる」ことで町並み再生に取り組んでこられた建築家 郡裕美さんにお話しいただき、歴史的な町並みのデザイン手法について議論するきっかけとしたい。
世話人 岡 絵理子
日時:2018年5月31日(木曜)
18時00分頃開場、18時30分開始、20時30分頃終了
場所:大阪市生涯学習センター第2研修室
大阪駅前第2ビル6階(よく使っていた5階ではありません)
会費:会員500円/会員外1000円/学生500円
定員:60名
終了後懇親会(場所等は未定です。お店で実費精算、4000円ぐらいまで)
主催:都市環境デザイン会議関西ブロック
参加申込
また上記ボックスでの送信に不具合がある時は下記にメールまたは上記をファックスください。
お申込への返信は、通常、数日以内に行ないます。お確かめください
前田裕資 maeda@mbox.kyoto-inet.or.jp/FAX 075-342-2605
講師プロフィール
郡 裕美(こおりゆみ)
名古屋市出身。1983年京都府立大学生活科学部住居学科卒業、1991年スタジオ宙一級建築士事務所設立。1995年コロンビア大学建築学部修士課程修了後、1996年コロンビア大学准教授就任。
ニューヨークと東京を拠点にイエール大学、名古屋工業大学、東京理科大学など、日米両国で建築教育に携わる一方、ブラジル、ドイツなど世界各地で講演活動も行う。空間を体験した人がその美しさ、楽しさに感動できる建築をめざし、住宅やコミュニティ施設、町並みデザインなどの設計を行い、また、場所の文脈や記憶をテーマに廃墟や美術館などでのインスタレーション、パブリックアート作品も発表。
2015年千葉県佐原伝統的町並みの修復再生に対して建築学会賞(業績)、2013年JIA環境建築賞、2011年アジア建築家評議会ARCASIAゴールドメダルなど受賞多数。2016年より大阪工業大学空間デザイン学科教授。参考図書
『夢見る力―建築とアートを融合する』
第2章 伝統的建造物の再生と新たな価値の創造(「関係性」の再構築;歴史を紐解き未来へつなぐ)
郡 裕美 著(王国社 (2017/12/1)、ISBN9784860730666)
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