都市環境デザイン会議関西ブロック

 

2015年度第5回都市環境デザインセミナーご案内

イタリアにおける公共空間活用
フィレンツェを中心に

講師:岸田文夫、コメント:井口勝文/15.07.28/大阪


趣旨

 道路や公開空地などの公共空間でのオープンカフェやイベントの開催が試みられ始めて久しい。多くの都市でのさまざまな社会実験などを経て、公共性とにぎわいの効果が検証され、国の規制緩和が進み、2011年には「にぎわい・交流創出のための道路占用許可の特例制度」や「都市利便増進協定」の仕組みが創設されています。また、大都市の中心部では、近年、新しい公の担い手としてエリアマネジメントに注目が集まっています。エリアマネジメント団体による公共空間の活用には、にぎわいの創出だけでなく、オープンスペースの整備水準や維持管理水準の向上、環境・エネルギー面や防災面での活用の拡大、その収益のまちづくり財源への活用など、大きな期待が寄せられています。
 本セミナーでは、広場など公共空間活用の先進国であるイタリアにおいて、特にフィレンツェでの広場や街路空間での屋台市場のフィールドワークを例に、公共空間がどのように使われているのか、また、それはどのような仕組みで支えられているのかを紹介し、わが国における公共空間活用の可能性について考えてみたいと思います。
 なお、フィレンツェでの事例調査は20年前と古いため、現在のイタリアの状況について、現地に生活の拠点をお持ちの井口勝文さんにもコメントをいただき、議論を深めたいと思います。奮ってご参加下さい。
セミナー委員長  鳴海 邦碩

日時・場所

日時:2015年7月28日(火)
   18時開場、18時半スタート
場所:大阪ガス エネルギー・文化研究所
   グランフロント大阪 ナレッジキャピタルタワーC713号 都市魅力研究室
   グランフロント大阪北館タワーB・タワーC間の吹き抜け広場『ナレッジプラザ』北西側北3エレベーターに、1Fまたは2Fから乗り、
   7Fで降りて下さい。北館1Fの案内所で確認されるのが確実です。7階で降りて迷われたらやはり誰かに聞くのが確実です。

参 加 費

会員500円/会員外1000円/学生500円
定員30名/申し込み先着順
終了後懇親会(場所等は未定です。お店で実費精算、4000円ぐらいまで)

主 催 等

主催:都市環境デザイン会議関西ブロック

参加申込

2015年都市環境デザインセミナー(第5回に参加)
メールアドレスは正確にご記入ください。数日以内に返信がない場合は、maeda@mbox.kyoto-inet.or.jpにご確認ください
懇親会参加の有無を記した名簿を事前配布しますので、ご確認ください。
ご 氏 名
所  属
E-Mail
懇親会参加
懇親会・交流会の参加の有無をお選び下さい。
キャンセルの場合は必ず事前にお知らせください
参加する 参加しない

    また上記ボックスでの送信に不具合がある時は下記にメールまたは上記をファックスください。
    お申込への返信は、通常、数日以内に行ないます。お確かめください
    前田裕資 maeda@mbox.kyoto-inet.or.jp/FAX 075-342-2605


講師プロフィール

岸田文夫(きしだ ふみお)
竹中工務店開発計画本部部長。
1963年大阪市生まれ。大阪大学大学院環境工学専攻修了、上田篤氏、鳴海邦碩氏、加藤晃規氏に師事。竹中工務店入社後、都市開発事業コンサルに出向等を経て、2014年より現職。1994年10月から1996年3月までフィレンツェに滞在。中之島、御堂筋などの都市開発に携わる傍ら、NPOなどでプロボノも行っている。


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