都市環境デザイン会議関西ブロック

 

2016年度第1回都市環境デザインセミナーご案内

プレイスメイキングとは
〜日本での可能性〜

講師:園田聡/16.2.29/大阪
(一社)Public Place Partners 共同代表理事
(株)アーバン・ハウス都市建築研究所 研究員
(有)ハートビートプラン
工学院大学 客員研究員

趣旨

 空間を整備するだけで魅力的な都市がつくられるわけではなく、そこに関わる人々の痕跡が感じられる場所が積み重なることであらたな魅力が生まれてくる。日本ではすでに官主導の手法だけでは都市を魅力的にすることは難しいという認識が広まり、市民が主体となったまちづくりの展開がどのまちでも普通に見られるようになっている。その一方で先の見えない計画不在の取り組みは、まちづかれとも呼べる状況をもたらしている。
 そのなかで近年“プレイスメイキング”という考え方が広がりつつある。これは、主に米国において展開されてきた公共空間整備の手法であり、その先駆的役割を果たしたのは、都市計画の大御所W・ホワイトが設立したProject for Public Spaceである。
 園田氏は、これまでの研究と実践のなかで、愛着や居心地の良さといった心理的価値を伴った公共的空間の創出に関心を持ち、市民が主体となってこれを創出することを“プレイスメイキング”ととらえている。
 本セミナーでは、園田氏から日本型“プレイスメイキング”の可能性について語ってもらい、都市空間における魅力のあり方やそれを生み出す方法論について議論を深めたい。
 なお、園田氏の発表に先立って、セミナー委員長(鳴海)より”プレイスメイキング”の萌芽期の取り組みに関する報告がある。
セミナー世話人 武田重昭

日時・場所

日時:2016年2月29日(月)
   18時開場、18時半スタート
場所:大阪ガス エネルギー・文化研究所
   グランフロント大阪 ナレッジキャピタルタワーC713号 都市魅力研究室
   グランフロント大阪北館タワーB・タワーC間の吹き抜け広場『ナレッジプラザ』北西側北3エレベーターに、1Fまたは2Fから乗り、
   7Fで降りて下さい。北館1Fの案内所で確認されるのが確実です。7階で降りて迷われたらやはり誰かに聞くのが確実です。

参 加 費

会員500円/会員外1000円/学生500円
定員30名/申し込み先着順
終了後懇親会(場所等は未定です。お店で実費精算、4000円ぐらいまで)

主 催 等

主催:都市環境デザイン会議関西ブロック

参加申込(満員です)

 申し訳ございません。定員を超えましたので、お申し込みは締め切らせて頂きました。

講師プロフィール

園田 聡(そのださとし)
1984年埼玉県所沢市生まれ。2009年工学院大学大学院修士課程修了。商業系企画・デザイン会社勤務を経て、2015年同大学院博士課程修了。博士(工学)。2010年〜(株)アーバン・ハウス都市建築研究所研究員。2014年〜(一社)パブリック・プレイス・パートナーズ(Public Place Partners)共同代表理事。昨年から(有)ハートビートプランのメンバーとなり、活動の基盤を大阪に置きながら、研究と実践の両輪で活躍している。現在、工学院大学 客員研究員。


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