ツイート
都市環境デザイン会議関西ブロック
2016年度第4回都市環境デザインセミナーご案内
戦後日本都市における闇市と商業地区の復興
神戸を事例に
村上しほり
人と防災未来センター震災資料専門員
16.6.28/大阪
趣旨
太平洋戦争末期に日本の都市は米軍の空襲によって焦土と化した。被害面積は約6万4,000ヘクタールで、全戸数の約2割にあたる約223万戸が被災したといわれる。この焦土と化した都市の各所に闇市が発生した。
闇市は、商業復興の先駆けであると同時に、後に整備されていった都市空間に独特の痕跡を残した。また、公共空間の商業的な利用の過度の規制の遠因ともなった。
このような戦後の日本都市において闇市が果たした役割をまず鳴海が概観し、そののちに村上しほりさんが、神戸を事例に以下のような内容で闇市の実態についてお話しする。
A. 闇市の生成・展開過程
B. 闇市の空間的特徴
C.経済・交通法令の徹底、街路・広場空間の秩序化
セミナー委員長 鳴海邦碩
日時・場所
日時:2016年6月28日(火)
18時開場、18時半スタート
場所:大阪市立総合生涯学習センター 第6研修室
〒530-0001 大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル5階
電話06-6345-5000
初めて使う会場です。間違わないようにご注意ください。
参 加 費
会員500円/会員外1000円/学生500円
定員30名/申し込み先着順
終了後懇親会(場所等は未定です。お店で実費精算、4000円ぐらいまで)
主 催 等
主催:都市環境デザイン会議関西ブロック
参加申込
また上記ボックスでの送信に不具合がある時は下記にメールまたは上記をファックスください。
お申込への返信は、通常、数日以内に行ないます。お確かめください
前田裕資 maeda@mbox.kyoto-inet.or.jp/FAX 075-342-2605
講師プロフィール
村上しほり さん
村上 しほり 1987年生まれ。人と防災未来センター 震災資料専門員、神戸大学大学院人間発達環境学研究科 研究員。都市史・社会史研究。
神戸市出身、神戸大学大学院修了。博士(学術)。占領期神戸の戦災復興過程の社会・空間構造について研究。共著に『盛り場はヤミ市から生まれた』(青弓社、2013年)。
現在は、占領期の語り継がれなかった地域の形成経緯と変容の契機について調査研究を進めている。
JUDIホームページへ
学芸出版社ホームページへ
貴方は人目(16.05〜)の訪問者です。