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都市環境デザイン会議関西ブロック
2017年第8回都市環境デザインセミナー
クリエイティブコミュニティ再生への取り組み
メビック扇町の事例をもとに17/12/14、堂野智史、南大成
趣旨
大阪のまちが華やかなのは、そこに住むひとたちがクリエイティビティに富んでいるからだ。そして、それは誰か特定の個人の持つセンスだけでなく、おばちゃんやおっちゃんも含めた大阪人の集団知とも呼べるようなアイディアの結集がまちへの期待感を高めているのである。
メビック大阪は、大阪で活動するクリエイターたちが互いに知り合い、顔の見える関係を築くための新しいコミュニティづくりを担っている。これからのクリエイティブとは、単なる個の発現だけにとどまらず、それらがどのようにコラボレーションでき、どのようなシナジー効果を発揮できるかに関わっている。
これまでのまちづくりは、誰にも共通するもの、目に見える基盤となる空間を整えることに主眼が置かれてきた。まちの魅力をさらに高めていくためには、クリエイティブな発想そのもののあり方やそれらのネットワークのつくり方、そして、それをいかにまちへ反映させていくか、という展開が求められているのではないだろうか。
本セミナーでは、メビック扇町所長の堂野智史さんをお招きし、クリエイティブ産業振興としてのクリエイティブコミュニティ再生の取り組みについてお話を伺う。奮ってご参加ください。
セミナー委員 武田重昭(大阪府立大学)
日時・場所
日時:2017年12月14日(木曜)
18時00分頃開場、18時30分開始、20時30分頃終了
場所:大阪ガスエネルギー・文化研究所 都市魅力研究室
グランフロント大阪 ナレッジキャピタルタワーC713号
グランフロント大阪北館タワーB・タワーC間の吹き抜け広場『ナレッジプラザ』北西側北3エレベーターに、1Fまたは2Fから乗り、
7Fで降りて下さい。北館1Fの案内所で確認されるのが確実です。7階で降りて迷われたらやはり誰かに聞くのが確実です。
会費:会員500円/会員外1000円/学生500円
定員:30名/申し込み先着順
終了後懇親会(場所等は未定です。お店で実費精算、4000円ぐらいまで)
主 催 等
主催:都市環境デザイン会議関西ブロック
参加申込
また上記ボックスでの送信に不具合がある時は下記にメールまたは上記をファックスください。
お申込への返信は、通常、数日以内に行ないます。お確かめください
前田裕資 maeda@mbox.kyoto-inet.or.jp/FAX 075-342-2605
講師プロフィール
堂野智史
現場発!産学官民連携の地域力
公益財団法人大阪市都市型産業振興センタークリエイティブネットワークセンター大阪 メビック扇町所長、チーフコーディネータ。
財団シンクタンク研究員を経て、2003年5月財団法人大阪市都市型産業振興センター、扇町インキュベーションプラザ・メビック扇町に、所長兼インキュベーションマネージャーとして着任。2010年4月組織改編により、現職に。2016年4月より同財団イノベーション推進部長に着任、現在に至る。
また、2003年6月に関西ネットワークシステム(KNS)を設立。これまで約14年間に880回を超える活動を実施し、フラットな関係性に基づく産官学民のインフォーマルコミュニティやネットワークづくりに取り組んでいる。関西大学文学部非常勤講師、奈良県立大学兼任講師、地域産業おこしに燃える人(第2期)、岩手県「希望郷いわて文化大使」、Forbes JAPAN 日本を元気にする88人選考委員会委員等に就任。
中心となって関わった本に『現場発!産学官民連携の地域力』(関西ネットワークシステム編)がある。南大成
鹿児島県生まれ、大阪在住のプロダクトデザイナー。2006年、英国シェフィールドハーラム大学、BA。
プロダクトデザイン学部を卒業。ムラタチアキ氏に師事後、グラフィックプロダクション勤務を経て2011年にデザインオフィス「HIROMINAMI.DESIGN」を起ち上げる。2012年より、公益財団法人大阪市都市型産業振興センタークリエイティブネットワークセンター大阪メビック扇町のコーディネーターとして活動中。2014年、合同会社アルルカンプロダクトを起ち上げ、自社商品の企画・デザイン・製造・販売まで手がけるメーカーとなる。メビック扇町で育んだクリエイティブネットワークを使い作り上げた代表商品「シームレス名刺入れ2ポケット」が平成27年の大阪製を受賞。
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