ホートンプラザの計画で知られるジョン・ジャーディ・パートナーシップの日本人スタッフの柘植さんに、この事務所のプロジェクトを事例にしながら、新しい都市デザインの考え方を論じてもらった。
近年とくに大都市中心地区における公園のあり方が問われているが、スライド・サーベイなどのを通じて、アーバニティの高い公園の可能性について論じてもらった。
都市空間におけるアートの役割が重要視されつつあるが、その取り扱いには問題がないわけではない。作家であるとともにコーディネーターでもある今井さんに、その望ましあり方について論じてもらった。
都市開発が大規模化するにつれて、プロジェクトのコーディネータの役割が重要になってきている。しかし、意志決定過程において、リスク負担の決定をいかに行うかなど、残された課題は多い。いくつかのプロジェクトの経験を踏まえ、解決すべき課題について論じてもらった。
景観形成のジャンルにおいて、CGの果たすべき役割に対する期待は増大しつつある。表現の精度、ハンドリングの容易さなどについて解説してもらうと同時に、新たな展開の方向について論じてもらった。
再開発によっていいデザインの環境を生み出すことがなかなか難しいと言われる。果たしてそれはどういう理由によるのか。実際のプロジェクトを例にしながら、問題解決の可能性について論じてもらった。
画一的な住宅地が多いなかで、近年、個性的な空間構成をもった住宅地が生まれつつある。伝統的な集落の豊かな空間に学びながら、いかにアメニティの高い住宅地が形成できるかについて、論じてもらった。
壮大な遷都、ブラジリアで知られるブラジルは、さまざまなタイプの新都市づくりが行われている。批判の対象になったブラジルが現在どのようにその人間化が進んでいるのか、あるいは現在どのような新都市のデザイン上の課題があるのかについて論じてもらった。
最近、九龍城が閉鎖され再開発が進められることになっている。長く九龍城を見続けてきた上野さんに、九龍城の成り立ちやその構成を紹介してもらうとともに、九龍城から学ぶべき点について論じてもらった。
取りまとめ:材野博司、江川直樹
彼らが見た日本の都市空間の特徴、およびそこから何が学べるかを論じてもらう。
京都の会員が多数参加して実現したプロジェクトであり、その紹介をかねて意見交換する。
環境のアート化が言われるが、あまりにも場にそぐわないものが氾濫しているのではないか? そぐわない例をいろいろあげながら論じたい。
現地見学を兼ね、USA流のランドスケープデザインの日本における展開を見る。
奈良でさまざまな動きが展開されているが、その状況を現地で見ながら、意見交換をする。
デザイナーがどのように参加し、その考えがどのように評価される仕組みになっているかを論じる。
これまで再々話題としてきた敷際のあり方をより展開させ、空地デザインにおける課題を論じる。
複数の会員が計画に参加しており、その状況を紹介すると同時に、その経験を通じて新たな課題について論じる。
住民参加のためのコンサルタントの役割、そして行政の役割について、あつく語り合った。