趣旨
JUDIセミナーをいつもの会場を出て、景観か架橋埋め立てかで揺れている鞆の浦(広島県福山市)にて22名の参加者をもって開催いたしました。 鞆の浦では、瀬戸内海の大景観と、江戸期港湾遺構が数多く残る港と町並みが織りなす貴重な歴史的景観を守ろうと、街の人々が県・市による架橋埋立て事業の中止を訴えて裁判が行われています。 本セミナーでは現地を訪ね、街の人たちと意見交換を行う「景観を現地で考えるセミナー」の実施し、あわせてJUDI中国・四国ブロックの会員との交流を行いました。 今回のセミナーにおいて、広島県知事宛の『「鞆の浦」の埋め立て架橋計画を中止し、歴史的・文化的資源を守ることを求めるアピール』を参加者で協議し提出することを確認し、平成20年6月7日に広島県庁秘書課にアピールを届け、広島県知事への要請を行いました。実行委員 千葉桂司、伊藤幹郎、横田宜明、藤川敏行、福田倫丈
記 録
日時/場所
開催日 2008年(平成20年)5月24日(土)25日(日)
場 所 広島県福山市鞆の浦
プログラム&記録(PDFファイル)
○24日(土)
13:00 尾道駅集合
13:20 尾道駅港発 (船にて鞆の浦へ 途中阿伏兎観音視察)
14:12 鞆の浦港着後、宿泊先へチェックイン
15:00 公民館集合
(鞆の浦 現地視察)
18:00 公民館
☆セミナー第1部
(1)鞆の浦・架橋埋立てによる景観問題をめぐる課題および世界遺産訴訟から 松居秀子氏(NPO法人 鞆まちづくり工房)
(2)現地視察報告 (3)意見交換
20:30 懇親会
○25日(日)
9:00 公民館集合
☆セミナー第2部
(1)景観破壊の事例を検証する 野口和雄氏(都市計画プランナー)
(3)意見交換
(4)まとめ
都市環境デザイン会議の「鞆の浦」の捉え方と今後
広島県知事宛のアピール文
12:00 解散
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