都市環境デザイン会議関西ブロック

 

2011年度第1回都市環境デザインセミナー

景観・まちづくりによる
地方都市中心市街地再生の取組み

――敦賀中心市街地を事例に――

都市再生機構 西斗志夫/福井工業大学 内村雄二

2011.2.19


趣旨

 地方都市の中心市街地の多くで、商店街の衰退、人口減少と高齢化など、さまざまな問題が起きている。人口約7万人の福井県敦賀市も例外ではないが、敦賀市においては2009年12月に中心市街地活性化基本計画の認定を受け、地域資源を活かすことを柱にまちなかの活性化に取組み始めている。
 古くより国際的な港湾都市として栄えてきた敦賀市は、空襲により中心市街地の大部分が戦災で焼失したが、海際の舟溜り地区の一角は焼け残った。そして焼け残った町家、近代建築を中心にした地域資源を活用した景観づくりとまちなか活性化の取り組みが始まっている。
 またJR敦賀駅周辺整備と駅舎改良、越前一宮である気比神宮の門前町での景観・まちづくり勉強会など、さまざまな取組みが、自治体と地元の連携の下に始まっている。
 今回のセミナーではこうした中心市街地活性化の今の動きを、それぞれの立場で支援してきたUR都市機構職員および大学人の二人から紹介する。
西 斗志夫、内村 雄二

本セミナーの記録は電子書籍で発売中です
景観・まちづくりによる地方都市中心市街地再生の取組み



西 斗志夫 氏略歴

都市再生機構西日本支社都市再生業務部全国まちづくりリーダー。関西において、彩都、関西学研都市光台・木津南、北神戸、ひょうご東条インターパークなどのニュータウン・郊外型複合開発や神戸ハーバーランドなどの都市再生事業を担当。2008年からは、都市再生機構の新事業分野である地方都市再生支援の一環として、敦賀市をはじめ、大津市、長浜市などの中心市街地で、景観・まちづくり支援などを実施中。

内村 雄二 氏略歴

福井工業大学土木環境工学科都市デザインコース教授。敦賀市景観アドバイザー、福井県都市計画審議会委員など都市計画・景観の各種委員を歴任。

日時/場所

2011年2月19日(土曜日) 14:30開場  15:00開演  17:30頃まで
 学芸出版社3階会議室
 〒600-8216 京都市下京区木津屋橋通西洞院東入(京都駅から徒歩約5分)

主  催

  都市環境デザイン会議関西ブロック・北陸ブロック

参 加 費

  都市環境デザイン会議会員500円/会員外1000円/学生500円
  定員60名/申し込み先着順


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