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第15号

2001年7月31日

 

1. 「東京タウンモビリティ物語」ができました。

 このTM通信11号、 12号でもお伝えしました板橋区大山での実験、 1年間の記録がまとまりました。 本田千恵子さんの挑戦の足跡であると共に亡き恒平君への追悼の献花でもありましょう。
 本文38ページ、 一部500円+送料(180円)。 お申し込みはは本田さんへ。
  申込方法:  Fax:   03−5922−3732
         E-mail:  honda@kikiweb.net
  到着後、 郵便局または銀行からお振込み願います。
  その他:部数がまとまる時は、 本田さんへご連絡下さい。
   Tel.:   03−5922−3731

2。 青森、 福山が「マニュアル」を作りました(アイウエオ順に紹介)

 (1)『ハートフルしんまち』 青森市新町商店街進行組合発行
 「訪れる人すべてにやさしい商店街をめざします」と「接遇を通じて市民の福祉の増進をめざします」という二本柱で始まるマニュアルは、 出会い(コンタクト)、 誘導、 説明(コミュニケーション)、 会計・商品のお引き渡しの3分野で、 心得の基本を説明しています。
 サイズは見開きでB6のポケット版(B5の半分)、 30ページ。
 (2)『街ぶらリングふくやま』 ふくやまタウンモビリティ推進協議会・作成
 「やさしい接遇はお店の品位を高めます」という呼び掛けのもと、 接遇のポイントをA4裏表一枚にまとめラミネートしてあります。 極めて簡潔ですが、 活字も大きく読みやすさは抜群です。

3。 三重県からのお知らせ (三重県バリアフリーのまちづくり推進室 山口さん)

 (1) 伊勢市  7月1日から10月31日にかけて実施。
         おはらい町・おかげ横丁にて5台の貸出および体験試乗。
 (2) 上野市  9月1日から11月30日にかけて貸出および体験試乗ができるよう調整中。
          ・上野公園エリア      9月1日から10月31日
          ・中心市街地エリア    11月1日から11月30日
 (3) 松阪市  9月から11月にかけて貸出および体験試乗が実施できるよう調整中。
 (4) 桑名市  昨年度の中心市街地での事業を補足する形で実施予定。
        8月中旬〜下旬よりスタートできるよう調整中。

4。 静岡市は10月20日(土)〜26日(金)の1週間実施

 「静岡市ショップモビリティ実験事業推進協議会」が6月に発足しました。
 商業者、 市民団体、 関係機関(商工会議所、 警察、 タクシー協会)、 県および市の関係部課がメンバーで、 私が委員長を仰せつかっています。
 事務局は商業労働課につき、 本格的実施を目指しての実験です。
 中心部の各商店街代表者も協議会で活発に発言されています。 個人でスクーターを購入し貸出をしているという進んだ商店主が居られるだけに、 楽しい実験ができるでしょう。
 静岡市はまた、 平成19年度『アビリンピック』の開催地に決定しましたのでこの実験の意義は高く、 10月に向けて着々と準備が進んでいます。

5。 札幌市も10月に実験の予定

 詳細は追ってお知らせしますが、 札幌市も来年10月にDPI世界会議の札幌大会が開かれます。 DPIは「障害者インターナショナル」の略称で、 参加者は全世界から2000人の予定です。 札幌市が一躍『バリアフリー日本一』になるかもしれません。 (会期は2002年10月15日〜18日)。

6。 福岡では講演会開催予定

 こちらも改めてお知らせしますが、 10月に講演会とタウンモビリティ実験のジョイント・イベント企画が進んでいます。 10月は盛りだくさんの企画、 正に実りの秋になりそうです。

7。 「タウンモビリティ楽会月例会のお知らせ」

 (1)タウンモビリティ楽会
 日時: 8月9日(木) 18:30〜
 会場: 中国地域づくり交流会
 連絡: Tel. 082‐221‐8505
     Fax: 082‐221‐6009
     E-mail:ccc@c-haus.or.jp
     HP: http://www.c-haus.or/jp/
 (2)タウンモビリティ楽会・東京
 日時:9月11日(火) 18:45〜20:30
    (8月はお休み)
 会場:文京シビックセンター区民会議室
    5階(中小企業振興センター)研修室B
    Tel: 03−3812−7111
 連絡:事前の申込は不要です。 直接会場へおいで下さい。

8。 「タウンモビリティ楽会・東京」のこれまで

 廣島の『智恵』を借りて4月にスタートして第四回を終ったところです。 定刻20:45を過ぎても、 延長会議が23時過ぎまで続いています。 もちろん会場は変わりますが。 この点だけは「楽しむ会」に近づきつつあるといえるでしょうか。
 4月の第1回が21人、 5月は13人、 6月19人、 7月16人が参加。 5月にはなんと四国の前田 眞さんが参加され、 松山市の「商店街づくり先進事業」や各地でのタウンモビリティ実施について、 コンサルタントの立場からざっくばらんに話して下さいました。
 6月は大山のタウンモビリティ実験の直後につき、 参加された方々の体験をもとに具体的な意見交換が行われました。 7月は実験の際の協力者の問題が大きなテーマでした。
 ダイエーの高田さんからの話題提供ですが、 ショップモビリティを店で立ち上げた時(現在まで16店で実施中)、 スクーターに乗って頂いた方々がこんな体験をされたそうです。 当然、 テレビの取材・放映があります。
 すると、 「おまえいつから障害者になった?」という電話が友人知人から殺到するそうです。 「これじゃもう頼めない」というのが高田さんの悩み。 もし皆様にも同様の体験などがありましたらお知らせ願います。
 最後に、 例会ではすべて『さん付け』で呼び合うことにしています。 「先生」は禁止。 罰金は一回百円ですが、 貯金箱はまだ100円玉一つ。

9。 夏休みの予定に加えてくださいませんか?

 <キッズイベントへのご招待>
 TM楽会・東京の第1回からの定連のお二人からのお誘いです。
 萩野 美有紀さん、 中村 豊四郎さんがご案内人。 お二人ともボランティアで。
 (1)先ず次のWebsiteにアクセスをドーゾ!
  http://www.rei-jp.com/ACG
 (2)青く煌く海原のようなホームページが出たら、 迷わず次をクリック。
  『2001年夏休み限定イベント』
 (3)あとは「夢をふくらませ」、 よーしと飛び出すだけ。
  壮大な限定イベントに参加した充実感がこみ上げて来ますよ。
  萩野さんへのご連絡は <acg-info@rei-jp.com >

10。 「板橋区・大山でのタウンモビリティ実験」

 日時: 8月12日(日) 10時〜15あるいは16時
 場所: 板橋区遊座大山商店街の都税事務所前
 交通: (1) 東武東上線「大山駅」下車(各駅のみ停車)
       池袋からは進行方向先頭の車両が便利。
       改札を出て右へ踏切をわたると遊座商店街、
       そのまま真っ直ぐ進んだ左側が都税事務所。
     (2) 都営地下鉄三田線「板橋区役所前駅」下車、 徒歩5分
       区役所の正面玄関前に出ると、 前は『山手通り』
       通りの向うはデニーズ。
       左へ次の信号まで進むと右に商店街入り口。
       なお、 小雨の場合は東上線大山駅前に会場を移します。
 石見町、 ワルシャワの会議、 イギリス各地のショップモビリティ訪問などは、 夏休みの宿題として次回以降にご報告します。 では、 どうぞ良い夏をお過ごし下さい。

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