ロゴマーク

住まい、建築論図書リスト


【リストの構成】

発行順目次

キーワード別索引


【図書案内】


新版 和室造作集成

和風住宅の座敷に関する各部分の詳細な資料を、 意匠に重点をおいて集成したものである。 わが国の伝統の意匠および技法を網羅した「和室」建築の画期的集大成。 著者がすべて書きおこした数千に及ぶ図版は美しく、 美麗に整備されていて鑑賞にも耐えうる図集である。 また完備した索引によって術語集の役割も十分兼ね備えている。

日本建築 (上巻)

上巻は主として和風住宅の設計、 現場、 施工の知識を深める目的で、 構造・工法・材料・程度・寸法などについて解説。 難解といわれる日本建築の構造・手法を容易に習得し、 すぐに応用できるよう詳しく記述した和風建築の名著。 住宅を建てようとしている人、 現場技術者や施工者はもちろん、 学生が基礎知識を習得するのにも有効。

日本建築 (下巻)

下巻では、 上巻で学び得た基礎知識をさらに発展させ、 特殊和風建築・築庭・社寺宮殿など、 和風建築の全ての構造、 様式を記述。 日本建築の粋が極めて平易に、 しかも詳説されているので、 製図・設計実務の座右におかれ、 事典として使用することも可能。 上下巻を通読すれば、 日本建築の精髄を極め、 高度な技術と知識を体得できる。

建築徒然草

和風建築の技能は、 師匠から弟子へ、 口伝と実働により継承され記録はほとんど残されていない。 技能の真髄を求めようとすれば、 保存されている数少ない建物によるか、 補助的に伝説や物語の中から抽出して考察する以外に方法はない。 本書は日本建築の第一人者である著者が長年の研究と経験により、 伝統の技能を60話にまとめた。

続 建築徒然草

正編に引続き、 和風建築について、 著者が日頃読み聞きした話に、 自らの考えも添えて、 物語風に書き連ねた六十話。 気楽に読んでいるうちに、 和風建築の優雅な意匠・巧緻な技法の真髄を理解できるようにやさしく記述。 有名写真家による美しい写真をはじめ、 スケッチや図版を豊富に収録し、 和風建築の雰囲気を十二分に味わえる。

続々 建築徒然草

建築関係者内外より好評を博している「建築徒然草」の第三作。 昔の住居の状態や、 先匠の技能や普請に対する気構えなど、 和風建築の優雅な意匠の真髄が軽妙な筆で綴られ、 読んでいるうちに、 自然に古建築の世界へと誘われ、 理解させてくれる。 幾世代にわたるたゆまぬ研鑚によって大成された和風建築の伝統を次世代へ残す。

図説・日本住宅の歴史

著者手書きの400枚の図と、 平易な解説文が楽しく描く日本住宅通史。 これからの住宅のあり方を考えるために、 我国の住宅の歴史をふりかえり、 私達の住宅がどのような経緯ででき上がったか、 どのような特色をもっているかを探る。 女子大、 女子短大の住居史のテキストとして最適の書。

建築設計事務所まるごと活用法

知らないと損をする
依頼者の心得から、 設計事務所の仕事内容、 業者の選び方・決め方、 工事契約や工事監理の知識、 さらには工事紛争の事例、 土地建物の維持監理など、 建築設計事務所とうまくつき合うためのマニュアルを満載。 設計事務所に設計させるだけでなく、 税金対策や法的手続きなど、 施主が必要とする事柄を網羅して、 経験豊富な建築家が解説。

民家をつくった大工たち

かつて、 民家づくりは村中あげてのお祭り騒ぎの中で行われた。 家づくりを担った建主、 村びと、 大工たちの生活・技術、 そして人びとと神の交歓の宴である儀式など、 村人たちの興奮の様子を、 古老から聞き書きによって再構成した民家づくりの物語。 消え去ろうとしている伝統の家づくりを現代に伝える、 貴重な資料でもある。

集住の苦悩と幻想

改修工事をめぐるマンション管理組合物語
現在、 都市で暮らすにはマンション居住は不可欠である。 そんな状況の中で改修工事は数多くのマンションが近い将来に直面する問題と言える。 その難問を通じて、 集住生活に潜在する悩みや幻影を描き、 マンション居住を掘り下げる。 とかく問題が起こりがちな管理組合についても、 長期改修工事に携わってきた経験が息づいている。

建築設計事務所の活用法Q&A

知って得をする
昨今の建築ブームにあっては、 誰もがその渦中にまき込まれる可能性を持っている。 そうした機会にあわてず確かな判断が下せるように、 関連することがらを百余りのQ&A形式に構成し、 わかりやすく利用しやすいようにまとめた。 解説は10人の建築家がその豊富な経験をもとに、 実際に役立つ忠告や解決策を具体的に記述解説した。

建築学生のコンピュータ入門

建築を学ぶ学生や建築技術者がコンピュータやそのソフトを自由に使いこなせるように工夫したテキストである。 よって、 コンピュータの利用の実際について解説するとともに、 BASICについても構造計算やシュミレーション、 データベース、 透視図などを例題に取り上げ、 言語と共にソフトの基礎的な考え方が自然に身につくよう配慮した。

正しい住まいの取得術

失敗を防ぐ100のアドバイス
注文住宅、 分譲住宅・マンション、 増改築…。 住まいを安心して楽しく取得したいと願う消費者の疑問や悩みに、 建築苦情相談13年の実績から答える。 住宅全般の取得術、 設計の依頼法とチェック、 業者の選択法、 見積書・設計図の見方、 工事契約・工事保証、 工事中のセオリーなど、 すべて消費者の立場にたった心強い住まいの百科。

工匠 31人のマエストロ

宮大工、 数寄屋大工、 桧皮葺師、 柿葺師、 瓦師、 建具師など、 和風建築にたずさわる現代の匠たち。 その伝統建築をささえ、 彩る工人に石積、 石工、 竹芸、 翠簾、 指物師、 塗師、 畳師、 もみ紙、 紙漉き、 截金、 金箔師、 金物鍛冶、 鑿鍛冶師など。 それぞれの伝統を現代に伝えるマエストロ(=匠)31人の技と姿を、 多数の写真と美しい文章でつづる。

絵で見る 中国の伝統民居

広大な国土と優れた歴史的遺産をもつ多民族国家中国。 そこではいまも各民族が独自の住居形式を保持している。 本書ではこの伝統的住居の特徴を、 平面構成、 構造形式、 ディテール、 装飾、 材料などの建築的視点から解説するとともに、 暖房形式、 かまど、 家具などの生活空間の詳細までを100項目に分けて、 わかりやすく紹介する。

町家歴訪

古く美しい町家が惜しげもなく取り壊され、 それらが集まり成していた町並みもビル群の下に失われてしまう。 しかし幸福にも戦災を逃れ、 近代化の波を逃れてきた町家が日本全土に点在し、 その地域の伝統と文化を今に伝えている。 町家の調査に半世紀にわたり携わってきた著者が、 現存する町家を豊富な写真とともに紹介する。

南イタリア 石の住まい

自然が与えてくれた唯一の素材を用い、 最高に美しく造られた住まいが織りなす、 素朴でヴァナキュラーな集落には、 世界中の人々を魅了する何かがある。 独自の気候と風土、 歴史をもつイタリア半島南部に位置するマッサフラ、 アルベロベッロ、 チステルニーノの三都市を中心に、 精緻な文章と178点の写真・図版でその魅力を紹介。

マレー人の住まい

マレー住居は、 彼らの文化とともに長い時間をかけて発展してきた、 洗練されたシステムである。 これはマレー人たちの信仰と結びつき、 その生活様式に大きな影響を与えた。 本書では伝統的な構法を図版で詳解するとともに、 建設に関する儀礼など精神世界にもふれ、 その背景やマレー(イスラム)原理主義による民族性などを探る。

東南アジアの住まい

環境の厳しい東南アジアの地域で身を守るために最初に住まれた自然洞窟から、 人工的に手を加えた住まいへの変遷。 その流れが特有な鞍型の屋根形態が生み、 すぐれた木造建築の伝統となった。 本書では遺跡に見られる透彫やフレスコなどに描かれた図像―屋根の形態や手摺などのデザイン―をとおし、 東南アジアの住居を概説する。

バンコクの歩み

現在の経済的活気のあるバンコクは一表層にすぎず、 一皮めくればそこには時間の堆積があるはずであり、 これこそが魅力を感じるところである。 本書では、 歴史的構造物・都市構造に焦点をあて、 バンコクの歴史、 文化、 社会、 自然について述べつつ、 タイの高度経済成長の影で失われつつあるOld Bangkokの魅力を刻む。

古地図に見る東南アジア

東南アジアにおける地図作成の歴史は、 多くの国々の永年にわたる冒険と多大な努力の物語である。 本書では、 ヨーロッパ人の地図制作者の仕事を辿りつつ、 東南アジアの古地図、 海図、 スケッチや平面図などの全体像をカラーを交えて示す。 そして、 大航海時代のヨーロッパ人たちが築いた海峡植民地の歴史的背景を垣間見る。

マカオの歩み

ポルトガルの航海者たちと宣教師たちがマカオでつくりだしたのは、 本国から数千マイル離れて暮らす商人の集団だった。 中国文化の影響を受け、 また民族的に吸収されつつもポルトガル的な際立った存在感を街のいたるところで感じる。 本書ではマカオの礎をつくりあげた歴史を概観し、 その都市と芸術の発展を20世紀初めまで辿る。

不況に勝つ 建築企画と資産運用

不動産不況、 建築需要の低迷のなかで、 バブル時代よりも業績を伸ばしている分野がある。 それは不景気のメリット、 たとえば建築費の低下や利率の低下を最大限生かすことにより、 むしろ今だからこそ実行可能な企画を次々と実現しているからに他ならない。 本書ではそのような不況に打ち勝つ11の企画の手法を具体的に紹介する。

銘木資料集成

銘木その美と心
わが国の伝統的な木造建築の成立に不可欠な材料でありながら、 日頃あらためて知る機会の少ない銘木の世界をここに集大成。 木材の製造、 木取り、 加工、 意匠の解説とともに、 実務に役立つ価格例を含む代表的な施工実例までを集録。 また巻末にはカラー写真による詳細な〈銘木一覧〉を付した、 他に類を見ない画期的な銘木集成。

63語でわかる建築法規

法規に弱い人のためのビジュアルな入門書
建築のデザイン・インテリア関係の人には「法規はむずかしすぎて興味が湧かない」というのが通例だ。 法文の理論と実際とが結び付いていないから、 面白くないのだ。 そこで法令集を開かなくても本書一冊で法文が理解できるよう、 63項目別の解説に例題と図表を加え、 さらに実例写真には物語風の説明を付して、 親しみやすくした。

建築の歳時記

身ほとりの詩とも言える俳句の季語には、 端居・障子・襖・囲炉裏など直接建築に係わる言葉が多くある。 折々に眼にふれた俳句の中から建築を語ってくれる句を選び、 これらの俳句に詠まれた建築用語及び建築物について解説を加えた。 時には俳句鑑賞や季語の解説も織り込み、 体系別に整理された建築用語と俳句が愉しめる希有の書。

建築思潮02

死滅する都市―Urban Revolution
建築における〈創造〉と〈批評〉の新たなるフィールドを切り拓くべく発刊。 今回は、 集積と乱雑の坩堝に投げ込まれた「都市」に、 充実した執筆陣が迫る。 新居千秋/飯島洋一/石井和紘/磯崎新/板垣雄三/上田篤/宇野求/鵜沢隆/大谷幸夫/奥田道大/柏木博/岸和郎/北山恒/隈研吾/シーラカンス/杉本俊多/鈴木隆之/高松伸/平良敬一/内藤廣/鳴海邦碩/根岸一之/原広司/藤森照信/布野修司/古谷誠章/松山〓/森反章夫/山本理顕/渡辺豊和 他。

新版 住居学入門

住居学の教科書として多くの女子大・短大で親しまれた『住居学入門』の大幅改訂新版。 住居学を学ぶ人たちが、 より美しく快適に住むノウハウを身につけ、 賢い消費者となるために必要な事項を厳選した。 日本の住まいの歴史と特徴、 間取りやインテリアなど住まい方の基礎知識、 購入の際のチェックポイント等を図やイラストで説く。

田園住宅

近代におけるカントリー・コテージの系譜
19世紀後半から20世紀初頭に建てられ、 今も大切に住み続けられている穏やかで親しみやすい田園住宅。 その表情の後ろに塗り込められていた非中央集権的な分散社会への決意がいま甦る。 「カントリー・コテージ」と呼ぶような、 一連の非都市型住宅を設計した意欲的な建築家たちの仕事を著者が撮影した多数の写真と文章でたどる。

建設業経営マニュアル

平成不況にあえぐ建設企業に21世紀に向けての確かな経営手法の確立をわかりやすく説く。 変貌する経営環境のなかで戦略的建設企業経営をいかに成り立たせるかの手法をここにマニュアル化した。 “わが社”の現状を実際に記入することで正しく情況が整理され、 進むべき方向まで示唆される。 業界再編を生き抜くためのバイブル。

図説 木造建築事典 [基礎編]

最新の研究成果を建築家や技術者にわかりやすく提供。 基礎編では、 木造建築と木材、 構成方法、 雨、 音、 熱、 火などとのかかわり、 職人、 道具、 工事、 伝統的な堂宮のしきたりなどに関連して、 木材、 構法、 性能、 生産、 様式の5分野から245項目を摘出し、 わかりやすく図説することにより木造建築の伝統技術を体系的にまとめた。

図説 木造建築事典 [実例編]

日本の木造建築文化を幅広い読者に多面的に図面を中心に紹介。 実例編では、 社寺建築、 書院・数寄屋、 民家、 城郭建築などから粋を選んで、 47事例を紹介。 また明治以降の洋風建築は9事例、 近代住宅は7事例、 現代建築では大架構の15事例をそれぞれ掲載した。 また小屋組、 軸組などの特徴ある優れた構法31事例を取り上げ図説した。

建築思潮03

アジア夢幻―Asian Architectural World
混沌と多様のアジアの今を射ぬく。 〔執筆陣〕張世洋、 簡学義、 W・リム、 S・ジュムサイ、 N・アマフィ、 H・スリニヴァス/鈴木隆之/磯崎新vs原広司/宇野求vs村松伸/平良敬一+太田邦夫+山本理顕+佐藤浩司+浅川滋男+布野修司/渡辺豊和/中谷礼仁/西垣安比古/鳴海邦碩/応地利明/京都大学アジア都市建築研究会 他

癒しの庭

秋田市体育館
公共建築の在り方に大きな問いを投げかけた問題作、 秋田市体育館を主題に、 設計にいたるまでの作者自身の思索プロセスを表現した文章と、 空間シーンの展開を克明に記録した80点の写真で詳説した。 公共建築は〈癒し〉の空間として機能しなければならないという著者の主張は、 建築と人々の関わりに新しい方途を示唆してくれる。

日本の匠

63人の棟梁と語る
 数寄屋、 茶室、 堂宮、 町家、 民家……、 日本の建築文化に残る技と心を訪ね、 各地で活躍する大工棟梁たちを歴訪。 修業時代の苦労や後進の指導、 また地方独特の、 そして自身で開発した技術を語る。 腕から腕へ、 身体から身体へ、 心から心へと、 不立文字の世界で受け継がれてきた秘伝が500余点の写真・図版とともに綴られる。

建設業の原価管理と労務管理

すべてがわかる管理者マニュアル
 平成4〜6年にかけ建設業の入札・契約など明治以来続いてきた実務の考え方と方法が大きく変った。 公共工事の一般競争入札への移行で、 企業間の生存競争は激化せざるを得ない。 本書は新入札・契約制度の概要と建設工事の原価管理の方法、 事務処理の合理化(官公署への業務のマニュアル化)を計る事による経営効果を説く。

インテリアスタイルの技法

欧米で最も親しまれているインテリア雑誌「ハウスビューティフル」別冊の日本語版。 時代様式を超えたエレガントでいきいきとした美しいインテリアを生み出す、 ちょっとした工夫のすべてをくわしく解説。 250点以上の豊富なカラー写真をもとに、 インテリアの初心者からインテリア学生、 またプロの参考としても極めて有益な書。

建物を強くする新しい知識

阪神・淡路大震災は、 人命とともに建物に多くの被害をもたらした。 本書は、 地震に強い建物の構造をあきらかにし、 木造、 鉄骨造、 鉄筋コンクリート造等に分け、 その補強法などを解説した。 各章末にはQ&Aを附して、 様々な疑問に答えるなど、 一般消費者むけにやさしく書かれた、 建築家グループ13名による復興のための緊急出版。

このページへのご意見は学芸出版社
学芸出版社/ gekugei.kyoto-inet.or.jp

先頭に戻る
分野別リストインデックスへ
学芸出版社ホームページへ
京都インターネットのホームページへ