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「まちの駅」からはじまるまちづくり

 福岡県甘木・朝倉地域では、平成13年度から県・地元市町村、そして民間団体との協働で「まちの駅」を活用したまちづくりの社会実験を展開している。「まちの駅」とは、「道の駅」のように、まちを歩く人々が休憩し、まちの情報を入手することができる拠点である。さらには、地域内交流・地域間連携の拠点となりうる可能性をも秘めている。
  平成13年度からの「まちの駅」社会実験では、商店や工房など45の、主に民間事業者がその所有の施設の一部に「まちの情報ラック」等を設置するという形をとってきた。このため、これまでまちづくりへの関与が薄かった事業者が、自分の店舗が「まちの駅」に、自身は「駅長」となり、そこが地域の交流拠点、さらには他の地域と連携する拠点となったことから、彼らが自主的・主体的なまちづくりに目覚めるという効果がみられた。
  そこで今年度からは、「まちづくりが起こる場」としての「まちの駅」の可能性をより深く探るため、「駅長・駅員」研修交流会の充実を図るとともに、「まちの駅」間連携、さらには公的施設、福祉・医療施設との連携事業についても積極的な取組みを行うこととしている。

FM番組「まちの駅ストーリー」(04年5月投稿)

 福岡県に百ヶ所近く設置されている「まちの駅」を市民の手で応援する組織「まちの駅ネットワークふくおか」が4月に発足。同組織は発足にあわせて、地元のコミュニティFM局と東京のNPOの協力を受け、その取組みを紹介するラジオ番組「まちの駅ストーリー」を始めた。番組は毎週日曜夜10時からの1時間。「FMミミ」は76.8メガヘルツ。福岡市内で聴くことができるが、インターネットで同時放送を行っており、その場合は動画も視聴できる。

 「まちの駅」とは、まちを歩く人々が休憩し、まちの情報を入手することができる拠点。福岡県内では2001年から民間主導で取組みがはじまっており、商店や飲食店などが店舗の一部に休憩場所・情報ラック等を設置して、訪れた人を温かくもてなしている。また、自分の店が「まちの駅」になることによって、商店主が自主的・主体的なまちづくりに目覚めるという効果もみられ、「まちの駅」はまちづくりの拠点として期待されるようになってきた。「まちの駅ストーリー」はそんな「まちの駅」にスポットライトを当てることによって、各駅にやる気を持ってもらうことが目的。「まちの駅ネットワークふくおか」は今後駅間の連携事業なども企画し、「まちの駅」の盛り上げを図ることとしている。

手嶋隆行

FMミミのHP
http://www.fmmimi.com/