
◆アガリクス茸とは 原産地はブラジルのサンパウロ地方。ハラタケ科のアガリクス−ゼブライというキノコ である。和名カワリハラタケといい特殊な気象条件でないと生育しない。栽培も難しく このほど日本で初めて温室栽培に成功したほどである。 現地の人にガンや成人病が少ないということでアガリクス茸が注目され、昭和40年頃 に初めて日本に持ち込まれ研究が開始された。 ◆アガリクス茸の効用 昭和50年に三重大学医学部の伊藤助教授がアガリクス茸抽出液がガンに効くという動 物実験結果を発表。その後、静岡大学の水野名誉教授の研究で、有効成分は霊芝、マイ タケ、シイタケ、等にも含まれる物と同種の抗腫瘍活性物質で、β-D-グルカンと呼ば れる多糖体であり、これは免疫力を賦活して抗腫瘍作用を発現させると解明された。 ところがアガリクス茸に存在するβ-D-グルカンは他の物と構造が異なり、タンパク質 が結合していて口から飲んでも効果があるわけである。その他の茸にある物は注射で直 接体内に投与しないと作用しないのである。 さらにアガリクス茸の活性物質は他と比べ多量で、多様性に富む。 多様性とはガンの種類、形態等の如何に問わず奏効するということである。 動物実験での成績;マウスを使用した実験でガン細胞を移植と同時にアガリクス抽出物 を投与すると五週間後のガン細胞増殖は見られない。非投与群のマウスは100%ガン細 胞が増殖し死んでしまう時期である。ガン細胞増殖の抑制率は98%である。 ◆アガリクス茸の服用量 通常、アガリクス茸の有効摂取量は一日5g。 アガリクス茸中のβ-D-グルカンを換算すると、水に溶け出る物は1%程度である。 動物実験では体重1kg当たり10mgで効果がある。よく効く場合は1mgでも奏効し、これ より人間の体重を60kgとして考察すると一回に60 〜600mgという量になる。 従って一日の目安として一日5gを三回に取れば良いと言える。 アガリクス茸は煎じて飲用する。 煎じた後の茸は食べると良い。この中にもβ-D-グルカンが含有される。 ◆アガリクス茸のその他の作用 @血糖値を下げる。−−−−これはインスリンとは異なったメカニズムである。 A血圧を降下させる。 B便秘にも良い。−−−−−食物繊維を含んでいる事による。発ガン物質と呼ばれるも の を吸着する。 Cコレステロール低下。−−同上。脂質を吸着する。 Dアトピー性皮膚炎−−−−免疫力を正常化する事による。