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先ほど大気で宇宙からの放射線が防がれているということを少しお話しましたが・・・

 これは逆に言えば高いところに行けば放射線の量が増えるということがいえます。
たとえば飛行機に乗った場合ですが、ジェット機が飛ぶくらいの高度になるとかなり空気が薄くなっています。そのため地上に比べると放射線の量は多くなっています。ちなみに東京―ニューヨーク間を往復した場合胸部ののレントゲン写真を2から3枚写した程度の放射線を浴びることになります。妊娠中の人はよほどのことがない限りレントゲン撮影をすることはありません。撮影をしたからといって何も影響はありませんがほとんどの方は嫌がられます。もし妊娠中に飛行機に乗らなければならない場合被ばくするからという理由で拒否する方はほとんどないと思います。

 
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