□ 学科構成
昼間の建築科と夜間の建築科二部、そして別科の伝統建築研究科があります。 →学科・研究室
建築科または建築科二部の卒業により二級建築士受験資格が得られ、卒業年に受験できます。→資格について
学校では卒業生のために二級建築士受験講座を開講しています。→二級建築士受験講座
□ 京都建築専門学校 学校案内
| ■ 京の大工組合の学校に始まりました |
|
京都建築専門学校は戦後間もなく、京都の大工組合が新時代を迎えて、自分たちの子弟の建築教育のために創った学校に始まりました。学校法人化した今にいたっても、創立当初からの「少人数でかまへん、まじめに教えたってや」という精神は受け継がれています。 |
| ■ 戦後の建築教育は新しい建築を目指して来ました |
|
それから55年の年月を経て、学校も3代目の時代に入り、気がつけば、当時の一流の大工たちが腕を振るっていた木造の都はずいぶん違った姿になっていました。重要な建築はすべてといっていいほど、鉄筋コンクリート造や鉄骨造の高層あるいは巨大な建物となり、学校の校舎自体も、創立以来35年使ってきた木造の小さなものから、5階建ての鉄筋コンクリートの校舎に建て替えられています。 |
| ■京都の伝統木造も学んでいます |
|
一方で、京都の建築学校であること、大工組合を母体として生まれたことなどを背景に、伝統的な木造建築を学べる学校を目指しています。創立50周年を機に整備した「よしやまち町家校舎」や、やがて20年を迎える市民講座「木造の魅力」および伝統建築研究科は、ほかの専門学校では類のない独自の学校のあり方と言えるでしょう。 |
| ■ 充実の昼間+効率の夜間+伝統建築研究科 |
| 学校は創立当初からの夜間部(建築科二部)と昼間部(建築科)の2部と伝統建築研究科(別科・進級コース)からなっています。夜間部は建築士の受験のために必要最低限の授業構成となっており、受講生の負担を軽くしています。昼間部は時間的に余裕があるので、+αとして、建築の文化面や社会面を学ぶ授業や選択の演習が組み込まれています。(宿題も多いです。)課外活動と併せて、思いっきり建築に没入して自分を試してみたいと思う人に向いているでしょう。夜間部には様々な年代や経歴の受講者がおり、高校卒まもなくという人はほとんどいません。昼間には高卒生が半分近くおりますが、大学卒や大学中退組も近年増加しています。講師陣はいずれも劣らぬベテランを揃えています。教える側から言えば、昼間の方が生徒との接触する時間があるので、手をかけて教えられます。(手がかかる生徒が多いとも言えますね。) |
|
■ ゼミと課外活動が好評です |
| 最近は授業を増やすよりも、もっと少人数で興味をもった人たちが積極的に勉強できるよう、各先生の得意分野でゼミによる演習を設けており、生徒や先生に好評です。空きがあれば、夜間の生徒も参加できます。先生と生徒による課外活動として、町家の改修相談や改修工事の参加などを行う「町家研究室」の活動、よしやまち町家校舎を本拠としたお茶部や耐力壁の性能を加力試験機を用いて研究を行う実験部、また先生と共に関西のすぐれた建築を見学する「上方探索クラブ」、主に夏に林業地で合宿して制作活動を行う「木匠塾」などの活動は、この学校の大事な顔となりつつあります。ほかにも、3D-CAD講座や卒業生を対象とした二級建築士受験講座を開き、多くの受講生に好評をいただいています。 |
■まちで学ぶ 町家改修参加 |
| ゼミや課外活動を通して、まちに出、様々な建築やまち並みを見て学んでいます。よしやまち町家校舎を拠点とする町家研究室では、具体的な町家改修の相談に応え、伝統町家をよみがえらせようと熱心な学生たちが工事やまちづくりに参加しています。まちの人たちと交流し、身体をつかって実践的に建築を学べる学校です。 |
| ■ 卒業後の進路 |
|
55年間におよそ3600人ほどの卒業生が学校から社会に出ていますので、京都周辺で仕事をしていると、あちこちで卒業生に出会います。その多くは建設会社や工務店で現場技術者として活躍していますが、設計事務所を経営したり勤務している者のほか、行政やメーカーで働いている者、大工あるいは造園で活躍している者も大勢います。京都府庁が近いということもあり、よく卒業生が学校に立ち寄って近況を話してくれたり、後輩たちを求人してくれるのが嬉しいです。 |
| ■ 京都を受け継ぐ建築学校でありたい |
|
まずは建築全般の知識、技術を学び、建築士などの資格を得られるように教育すること、これは外せません。その理解のために必要な演習や補習を工夫して行きます。そして同時に、京都の伝統的な建築や建築にまつわる文化を学び、次代に伝えること、これを先生・生徒一体となって実践的な教育と社会的な活動の努力を積み重ねて行きたいと思います。 |