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□ 伝統建築研究科カリキュラム

伝統建築研究科カリキュラム表 平成17年度版

( )内は週時間数

社寺研究

日本建築史の流れの中で、各時代の社寺建築が建てられ、発達してきた過程を学び、さらに各様式、形、意匠の時代的変化について学ぶ(1)

社寺演習

社寺建築の各部分(基礎〜軒・屋根)について、それぞれの材料、工法について学ぶ。必要に応じて図面資料、スライドなども使用する(1)

茶室研究

茶室の成立とその後の変遷について、会所の環境や千利休の茶室、茶の湯の展開などを学ぶ(1)

茶室演習

茶室設計の基礎的能力を養う。平面計画、外観や室内の意匠と構成ならびに付帯する各種の施設についてなどを学ぶ(1)

住宅研究

住宅建築の造りについて 寝殿造、書院造、数奇屋造の成立と変遷、ならびに民家と町並みについて学ぶ(1)

住宅演習

日本の伝統的住居に関わるいくつかのテーマをとり挙げ演習を行う(1)

規矩術研究および演習

規矩術とは、さしがねを使って原寸引き付け、墨付けをする技術を指す。本講では、古代および中世の軒反りと、現在の規矩的納りの変遷を学ぶことを主眼とする(2)

伝統建築論

日本の風土と土、伝統的建築の理念と特質、「間」の文化、について考え、伝統的設計技法、伝統的建築技法について学ぶ。(1)

建築古典書講読

「池亭記」と「作庭記」、「君台観左右帳記」と「御飾記」、「三代巻」と「匠明」、「鳥鼠集」と「山上宗二記」などの各古典書について学ぶ(1)

設計演習

社寺、茶室および住宅の3コースに分かれ、それぞれ課題設計と自由設計を課する。自由設計をもって修了設計とする。なお設計演習は原則として研究生のみであるが、余裕のある場合には聴講生として履修を許可することがある(2)

※平成18年度は変更する場合もあります