MYK180シリーズ

MYK180-SIO

シリアルインターフェースボード


【外観】



【仕様】

インターフェース RS-232C 2チャネル(チャネルAは同期通信可能)
使用素子 Z80B SIO/0 (CMOS)
ボーレート 75〜19200bps
割り込み 可能 (割り込みモード2)
DMA転送 可能 (CPUボードにDMA機能がある場合)
電源 +5V ±5% 70mA max.(25℃)
基板寸法 145×100o(コネクタ含まず)



【I/Oアドレス】

I/Oアドレスは16 バイト単位で任意の位置に配置できます。
X(上位4ビット)にはSW1の値が入ります。

SIO チャネルA データレジスタ
コマンドレジスタ
X8 H
X9 H
チャネルB データレジスタ
コマンドレジスタ
XA H
XB H
ステータスレジスタ
クロックレートレジスタ
XC H
XD H

注:本基板はI/Oアドレス上の6バイトを占有します。



【割り込み】

割り込みはモード2で使用可能です。本基板使用時は各ドータボード間はあけずに、CPUボードは最も小さい番号のスロットに装着して下さい。
割り込み優先順位は物理的にCPUボードに近いほど高く、本基板内においてはチャネルAがチャネルBより上位になります。本基板を複数枚使用時、デイジーチェーンの連続した3枚(CPUボードがMYK180-CPUの場合、CPU2の場合は4枚)まで割り込みが使用できます。なおCPUがHD64180Zの場合、CPUの動作モードコントロールレジスタ(OMCR)に所定の設定をする必要があります。
詳細はHD64180Zのマニュアルを参照して下さい。


【DMA転送】

CPU側にDMA機能があれば、SIOのチャネルA,Bとも送受信いずれかでDMA転送が可能です。SIOをDMA転送で使用する場合、ウェイト/レディ端子はレディとしてプログラム(書き込みレジスタ1)し、使用するチャネルによりボード上のジャンパを設定してください。DMA転送で使用しない時ジャンパは抜いてください。


【コネクタ】

◆型式

CN1(松下電工) CN2・3(オムロン)
基板側 プラグ AXD264211 XG4C-2634
ケーブル側 ソケット
ストレインリリーフ
(AXD164201) XG4M-2630
XG4T-2604

ケーブル側コネクタは付属しません。CN1のソケットはマザーボードに実装されているコネクタの型式です。


◆接続表

CN2・CN3 (シリアル信号)
CN2 CN3 慣用略号 JIS EIA CCITT (Dsub)
3
5
7
9
11
13
15
4
8
14
18
22
3
5
7
9
11
13
15


14
18
TXD
RXD
RTS
CTS
DSR
GND
DCD
TXC2
RXC
DTR
RI
TXC1
SD
RD
RS
CS
DR
SG
CD
ST2
RT
ER
CI
ST1
BA
BB
CA
CB
CC
AB
CF
DB
DD
CD
CE
DA
103
104
105
106
107
102
109
114
115
108/2
125
113
2
3
4
5
6
7
8
15
17
20
22
24

CN2はチャネルA、CN3はチャネルBです。
25ピンDsubコネクタとフラットケーブルで1番ピンを合わせて圧接接続すれば、そのままDTEインターフェースのピン配列(前表右列)になります。

CN1は、バス信号でマザーボードコネクタに対応しています。





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