MYK80シリーズ概要


 MYK80シリーズは、計測・制御を目的とした機器組込用の小型ワンボードコンピュータです。CPUには開発環境の整ったZ80系列のCPUを使用しておりますのでソフトウェアの開発が容易に行えます。

 ボードは用途により、CPUボード、拡張ボード、各種そろっております。CPUボードのI/Oやメモリ、また機能の増設に拡張ボードを組み合わせてご使用下さい。CPUボードにはZ80A-CTCが実装されておりますのでカウンタ・タイマ・割込などへの処理によりソフトウェアが軽減され処理スピードもあがります。また、アドレスバス・データバス・コントロールバスがコネクタに出ているためシステムの拡張が簡単に出来ます。基板寸法は、130×115o(取り付け寸法120×105o)で、たいへん小型となっていますので機器組込には便利です。

 CPUボードでは、I/Oにつかいやすさの8255を使用したMYK80-16KB、割込コントロールに適したZ80-PIOを使用したMYK80-16PB、シリアルI/O (8251) とパラレルII/O (8255) が両方搭載され大変便利なMYK80-16KS、そして、KB、PBのCMOS版で低消費電力のMYK80-16KBCMYK80-16PBC、6MHz動作のMYK80-16KBC6MYK80-16PBC6、拡張ボードを何枚も使用するのに適したバスバッファー内蔵のMYK80-32Bとそろっております。また、基板寸法そのままで、多機能のボードとして,TMPZ84C015にTMP82C265を2個搭載したMYK80-C112SAと、TMPZ84C015にTMP82C265さらにADCとDACを搭載したMYK80-CA64SAがあります。

 拡張ボードでは、I/Oの拡張用として8255を4個搭載したMYK80-PPI、Z80A-PIOを4個搭載したMYK80-PIO、シリアルデータ通信用としてZ80A-SIOを搭載したMYK80-SI、8251を搭載したMYK80-RS、ノイズ対策I/O拡張用としてMYK80-ISIMYK80-ISO、メモリ及びI/O拡張用としてMYK80-EXTU、メモリ拡張用としてMYK80-EXTM、モノクロCRTコントロールとしてMYK80-CRTとそろっております。

 なお、各ボードは168時間の通電と動作テストを行っております。各製品の仕様等は、それぞれのページを御覧下さい。



商品情報  MYK80シリーズ製品一覧表

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