超小型組込用ボードコンピュータ MYKmシリーズ

MYKm-K01T

オスコネクター部品面側実装タイプ

MYKm-K01B

メスコネクター半田面側実装タイプ

KL5C80A12 カードサイズコンピュータ


【外観】

MYKm-K01T MYKm-K01B
        
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【仕様】

CPU KL5C80A12(川崎マイクロエレクトロニクス)
Z80バイナリコードコンパチブル
CPU+MMU+USART+16ビットタイマ/カウンタ×5+割り込みコントローラ
+40ビットパラレルポート+512バイトRAM
システムクロック 9.8304MHz (7.3728MHz 製造可能)
動作モード ノーマルモード,バグファインダモード
割込 内部8,外部8,NMI
ROM 128Kバイトmax.(27256/512/101),IC未搭載
バグファインダモード時にRAM(62256/628128)使用可能
RAM 128Kバイト(628128-7)
バッテリバックアップ可能(バッテリ外部接続)
シリアルインターフェース RS-232Eレベル 1チャネル(CPU内蔵分)
TXD/RXD/RTS/CTS
レベル変換IC MAX202(マキシム)搭載
ボーレート 75〜38400bps
電源 +5V±10% 100mA max.(無負荷,CMOS ROM時)
動作温度 0〜70℃
基板寸法 90×55o
取付穴 82×47o



【メモリマップ】

デバイス 物理アドレス
ROM 27256
27512
27101
62256
628128
00000〜07FFF h
00000〜0FFFF h
00000〜1FFFF h
00000〜07FFF h
00000〜1FFFF h
RAM 628128
CPU内蔵
E0000〜FFDFF h
FFE00〜FFFFF h

使用するROM/RAMの容量・アクセスタイム等により、ジャンパの設定と、システム制御レジスタ(SCRのビット6,7)のウェイト数の設定を行ってください。なおCPU内臓RAM(512バイト)はレジスタの設定にかかわらずノーウェイトでアクセスされます。



【I/Oマップ】

MMU BBR1
BR1
BBR2
BR2
BBR3
BR3
BBR4
BR4
00 h
01 h
02 h
03 h
04 h
05 h
06 h
07 h
タイマ/カウンタB チャネル0 カウンタ
コントロールワード/ステータス
20 h
21 h
チャネル1 カウンタ
コントロールワード/ステータス
22 h
23 h
チャネル2 カウンタ
コントロールワード/ステータス
24 h
25 h
タイマ/カウンタA チャネル0 カウンタ
コントロールワード/ステータス
28 h
29 h
チャネル1 カウンタ
コントロールワード/ステータス
2A h
2B h
パラレルポートA ポート0 入出力データ
方向制御レジスタ
2C h
2D h
ポート1 入出力データ
方向制御レジスタ
2E h
2F h
パラレルポートB ポート0
ポート1
ポート2
入出力データ
入出力データ
入出力データ
30 h
31 h
32 h
コントロールコマンド/方向制御レジスタ 33 h
割込コントローラ LERL/PGRL/ISRL
LERH/PGRH/ISRH
IMRL
IVR/IMRH
34 h
35 h
36 h
37 h
シリアルポート 送受信データ
コマンド/モード/ステータス
38 h
39 h
システム制御レジスタ SCR0
SCR1
3A h
3B h
外部にI/Oを増設する場合は、40〜FF hのアドレスを使用してください



【動作モード】

CPUの動作モードは3種類あり、本ボードではその内、ノーマルモードとバグファインダモードが使用できます。
動作モードの切換はジャンパ(ショートソケット)で行います。ショートソケットを差すとバグファインダモード、抜くとノーマルモードになります。バグファインダでデバッグする時以外は、ノーマルモードで使用して下さい。



【デバッグ】

デバッグには、市販のROM ICE,リモートモニタ,バグファインダ等が使用できます。バグファインダでデバッグする場合、CPUはバグファインダモードにします。この時、ROMソケットにRAMを挿入するとユーザープログラムをこのRAM上にダウンロードできます。



【コネクタ】

◆型式

MYKm-K01T
CN1 CN2
基板側 プラグ XG4C-2631 XG4C-5031
ケーブル側 ソケット
ストレインリリーフ
XG4M-2630
XG4T-2604
XG4M-5030
XG4T-5004



MYKm-K01B
CN1 CN2
基板側 ソケット XG4H-2631 XG4H-5031
相手基板側 プラグ XG4C-2631 XG4C-5031

上記コネクタの組み合わせでスタッキング接続した場合、基板間隔は約10.1mmになります。



MYKm-K01T/B 共通
CN3 CN4 CN5
基板側 ベース付ポスト B5B-XH-A B4B-XH-A B2B-XH-A
ケーブル側 ハウジング
コンタクト
XHP-5
BXH-001T-0.6
XHP-4
BXH-001T-0.6
XHP-2
BXH-001T-0.6

CN1・2はオムロン(株)製、CN3〜5は日本圧着端子製造(株)製です。CN1・2の相手側コネクタは付属しません。


◆接続表

CN3はRS-232Eレベルの信号ですので、TTLレベルで使用する場合はCN2に接続して下さい。電源の供給はCN1・2・5のいずれからでも構いません。

CN1 (バス)
信号名 ピン番号 信号名
GND
A0
A2
A4
A6
D0
D2
D4
D6
IORD*
CLK
+5V
GND
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
25
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
GND
A1
A3
A5
A7
D1
D3
D5
D7
IOWR*
RDY
+5V
GND


CN3 (USART)
ピン番号 信号名
1
2
3
4
5
TXD
RXD
RTS
CTS
GND


CN4 (バグファインダ)
ピン番号 信号名
1
2
3
4
BFSIO
CLK
+5V
GND


CN5 (電源)
ピン番号 信号名
1
2
+5V
GND

    
CN2 (I/O)
信号名 ピン番号 信号名
VB
P00/IR0/GATEB0
P02/IR2/GATEB2
P04/IR4
P06/IR6
P10/GATEA0
P12/GATEA1
P14/TXC
P16/M1*
P20
P22
P24
P26
P30/OUTBS0
P32/OUTBP1
P34/OUTA0
P36/OUTBP0
P40/BREQ*
P42/CTS*
P44/BACK*
P46/RTS*
RESET*
TXD
+5V
GND
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
25
27
29
31
33
35
37
39
41
43
45
47
49
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
32
34
36
38
40
42
44
46
48
50
GND
P01/IR1/GATEB1
P03/IR3/NMI*
P05/IR5
P07/IR7
P11/XCLK0
P13/XCLK1
P15/RXC
P17/HALT*
P21
P23
P25
P27
P31/SYNC
P33/OUTBP2
P35/OUTA1
P37/OUTBS2
P41/DSR*
P43/SYDTIN
P45/DTR*
P47/SYNDBD
MR*
RXD
+5V
GND

本基板は出荷時十分なエージングとテストをしておりますが、万一異常があればお知らせ下さい。
ただし改造やIC等を交換された場合は責任を負いかねます。なお本仕様は、改良のため予告なく変更する場合がありますのでご了承下さい。
また、CPUの動作や内部レジスタの詳細については、 KL5C80A12CFPハードウェアマニュアルを参照して下さい。





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