2005.9.17 賃貸住宅フェアにて
執筆: NKネットサービス

 9月17日に賃貸住宅フェアに行って来ました。随分沢山の方々が昨年同様に詰め掛けておられ、盛況さに関心しました。
 OMMビルで開催されていた頃と比べ、年々規模が大きくなっているような気がします。
情報産業の一翼になっている様子で、今回も当方で運営しておりますサイト関係が目を引きました。特徴的なことは、家賃保証会社のブースが多かったのと空室対策を訴えるセミナーの多かったことです。
 金持ち大家さんのコンサルタントをされている浦田健さんのセミナーのコーナーでのこと、立ち見のところで聞いておりますと、いままでの大家さんは、お客様は業者が連れてくるし、入居者も選べる特殊な環境で、業ではなかった。
これからはサービス業にならなくてはいけない。まず、入居者には、お客様なんだから朝の挨拶、キレイな清掃は当たり前。ホテルのように住まいの環境を維持するサービス業なら大丈夫と熱弁されていた。 そして、入居者希望者をたくさん作る事、一度入居された人にはなるべく出てもらわないようにすることなどでした。
 さらに盛り上がった話を熱心に聴こうとするそのとき、後ろの方からどどど・・・沢山の人が。。。ふと後ろを振り向くと黒山の人だかり。とうとう3つ目のキーワードは聞き逃してしまい、余りの人の多さに圧倒されその場をあとにしました。残念。
 ホームページで知っていた人だけに、非常に参考になりました。
 しかも、同じ建物の次の会場でのセミナーの場所でも同じ空き部屋対策の話をされていたが、ここは座席がいっぱい空いていました。ここでもインターネットの強さを感じた次第です。浦田さんの言っておられた入居希望者をたくさん作ることに、スタッフ一同ガンバローと思った日でした。
 
追伸。 浦田さんのホームページの中に、大家さんもホームページを作って自分で集客してお客様を獲得する事を薦めておられましたが、最近はそんな熱心な大家さんも増えてきております。当方にも集客のご依頼をうけた大家さんの中にも、どうせ集客するのならと持っておられる1棟のマンション全室をマンスリーマンションにしてしまい、毎日のお掃除、ホテルのような快適性をご自身でおつくりになって、当方などにマンスリーを希望されるお客様の集客を依頼されるのです。
 家賃換算で、マンスリーにしますと1.7倍から2倍に設定できます。
入居率が60%で、賃貸と同額の収益ですが、なんと95%以上の入居率で推移されておられる様子。まさに浦田氏が言っておられるサービス業、朝の挨拶、入居希望者をたくさん作る事を実践されている大家さんもおられるのです。
 大家業ではなく、サービス業という事業をされているのが分かります。消費者の声を聞けば、新しい需要に対応できるものが生まれるのですね。