HISTORY OF GOTHIC ARCHITECTURE
DUOMO DI SIENA No.1

シエナ大聖堂 No.1
:Duomo di Siena; Siena, Italy; late 12c-1382
- 典型的なイタリア・ゴシック建築。全体は大理石で化粧されている。
- イタリアのゴシック建築は、シトー修道会により導入、フランチェスコ会の教会堂に採用されて広まった。しかし、フランス風のゴシック建築はイタリアには本質的には受け入れられなかった。
- 西正面は扉口のある下層をジォヴァンニ・ピサーノ(Giovanni Pissano, 1284-99)によって作られたが、バラ窓のある上層は、ピサーノの案を変更して 1369-77年に完成された。
西正面はフランスのレイヨナン・ゴシックのファサードを表現しようと試みた独特な作品であるが、同様の試みであるオルヴィエートの大聖堂(Duomo di Orvieto, 1310-68)とともに、それが成功したとは言いがたい。
三枚の切妻壁を立てた上層部分の全体的構成は、バラ窓を含めてオルヴィエートのものを原型として作られたが、バラ窓の両側にあるピアはオルヴィエートのように中央扉口のピアの延長上になく、薄い胴蛇腹から立ち上がっている
- 外陣はシトー会のサン・ガルガノ修道院出身の修道士の指導によって 1256-60年に石造りの天井を架け、1264年に交差部のトロンプ式六角ドームを完成した。
- カンパニーレ(鐘塔)は13世紀のもの。聖堂内部と同様に白と暗緑色の大理石を縞馬模様に貼り分けている。

[No.1]外観
: [No.2]内部・シエナの街
: [No.3]広場

撮影:平松省二

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