JAPANESE ARCHITECTURE IN KYOTO
京都の日本建築
北野天満宮 No.1
- 場所:
- 京都市上京区馬喰町:TEL 075-461-0005
- 拝観:
- 9:00 - 17:00:無料:宝物殿200円
- 交通:
- バスで北野神社前下車すぐ。
- 時代:
- 藤原氏時平との争いに破れて失脚し、太宰府で死去した菅原道真の怨念を沈めるために947年(天暦1)に建立。のちに道真を学問の神としてご利益を求めた。
- 見所:
- 本殿:石之間。現在の社殿は1607年(慶長12年)の再建。2000-01年に社殿の屋根が葺き替えられた。
梅(1月下旬-3月中旬)
- 一言:
- 本殿と拝殿の間に石の間がある八棟造(やつむねづくり)。拝殿、楽之間、石之間、本殿を合わせており、いわゆる石の間造、権現造とも言われる。桧皮葺。
毎月25日は天神市(7:00-21:00)

- 聖なる対象物とそれを拝むものとの関係は、本殿とその庇、本殿と向拝(庇の延長、或いは独立して正面にかけられた礼拝のための屋根)、本殿と拝殿というように明確に、空間化されてきた。
そして、この八棟造(やつむねづくり;石の間造ともいう)では、そのいったん分節化された空間を、再び繋ぐように本殿と拝殿の間に屋根がかけられ、土間には石が敷き詰められた内部空間として<間の空間>を領域化した。
京都市西南部にある石清水八幡宮の八幡造りと共に非常に興味深い。また、同じ空間構造は日光東照宮に用いられて「権現造(ごんげんづくり)」とも呼ばれた。
北野天満宮の石之間は昔から板敷きであったが、後の権現造の石之間にも板敷きが加えられ、やがて畳敷きとなり、蔽殿と呼ばれる場合が多くなっていく。
- 現社殿は桃山時代の1607年(慶長12)、豊臣秀頼の寄進により再建されたもの。
桁行5間、梁間4間、入母屋造の本殿に、桁行3間の石の間をはさんで桁行7間、梁間3間、入母屋造、向拝付の拝殿がある。拝殿左右に楽の間を付設する。
- 拝殿正面。千鳥破風(山形に見える正面中央の屋根)と軒唐破風(千鳥破風の下に見えるなだらかに盛り上がった屋根)は権現造りの定石である。

[No.1]外観
: [No.2]石の間

上京区に戻る
JAPANESE ARCHITECTURE IN KYOTOに戻る

増田建築研究所のホームページに戻る