JAPANESE ARCHITECTURE IN KYOTO
京都の日本建築
鹿苑寺(金閣寺) No.1

- 場所:
- 京都市北区金閣寺町:TEL 075-461-0013
- 拝観:
- 9:00-17:30:500円
- 交通:
- 市バス 12,59,特59で金閣寺前下車すぐ、204,205金閣寺道下車徒歩3分。
- 時代:
- 応永4年(1397)足利義満が西園寺公経の北山山荘跡に北山殿を造る。死後、夢窓国師開山の禅宗寺院として鹿苑寺と名付けられる。
- 見所:紅葉(11月中旬)。
- 一言:
- 臨済宗相国寺派の別格本山。
舎利殿:金閣として著名な舎利殿は、1397年将軍足利義満の北山殿内に営まれた楼閣建築の一つ。鏡湖池に望む方形造り、三層、柿葺き。
1950年に焼失し、1955年に再建。1987年に五倍の厚さの金箔に貼り替えられる。
方丈:延宝六年(1678)再建。襖絵は延宝九年(1680)狩野外記が描いたとされる。外記と称する画家は何人かいるが、そのうち寿石敦信(秀信)と考えられている。
夕佳亭(せっかてい):金森宗和好みと伝えられる江戸前期創建の茶室。茅葺き屋根の田舎風。南天の床柱(もとは鉄刀木(たがやさん))、萩の棚で著名である。二畳の上段の間を設けた三畳であるが四畳半切りに炉を切り、茶店風に使用したと見られる。
金閣寺垣:四つ目垣の一つと考えられる。丸竹の竪子を地中に挿し、これを地表近くと中間で一対の丸竹を使って挟み留め、三本の太い割竹で玉縁としたもの。高さは45cmほど。
- 古建築の遺例のうちで、三層目が利用できる楼閣建築として最古の三層楼閣であった。
- 初層は法水院といわれ、寝殿造風で会合・遊楽に使われた。
中層は潮音堂といわれ、観音を安置し書院造風。
上層は究竟頂(くつきょうちょう)といわれ、禅宗の仏殿風で阿弥陀三尊を安置する。中層、上層に金箔が貼られる。
- 全体は非常に明るく軽快であり、二層目以上の金箔貼りとよく調和している。
柱やあらゆる部材を細づくりとし、屋根を思い切った緩やかな勾配の椹(さわら)の板の柿葺きとして軽快さ、明るさを出している。
例えば南の柱は少なくとも6本たてるべきところを、僅か4本ですますという離れ技を演じ、広庇、広縁の開放性を強調している。
- 同じ大きさとした第1層と第2層の間に屋根を設けず、縁側をめぐらすのみにして、金箔の貼りわけで上下のプロポーションを見事に処理している。
また長方形平面の下層に対し第3層目は正方形であり、そのため屋根の勾配は変わり、隅の棟は45度をなしていないが、全体のバランスは少しも乱れておらず、類稀な見事な意匠である。
- 金箔が貼り替えられて金の輝きがまばゆいほどに輝いている。貼り替える以前の枯れて渋い金閣寺の方が好きだという人も多いが(私も以前はそうだった)、今の私は素直にこの神々しさが美しいと言えるようになった。
- 方丈庭園。左手の方に、後水尾法皇手植えの<侘助椿>がある。

[No.1]舎利殿・方丈庭園
: [No.2]舎利殿・方丈襖絵
: [No.3]方丈襖絵

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