JAPANESE ARCHITECTURE IN NARA
奈良の日本建築
法隆寺 No.1
- 場所:
- 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1:TEL07457-5-2555(2557)
- URL :
- 法隆寺ホームページ:<http://www.horyuji.or.jp/>
- 中門から見る、金堂、塔、講堂(990年再建)。このように金堂と塔が横に並び、奥に講堂がある伽藍配置の形式を法隆寺式と呼びます。
このほかに、中門、金堂、塔、講堂が一直線上に並ぶ四天王寺式、二つの金堂の向こうに塔、その向こうに講堂を配する薬師寺式、三つの金堂が塔を取り囲む飛鳥式などがあります。
法隆寺は、中門を入ると左右に金堂、五重塔が急に視界に入り、この二つの対照的な美しい建物を一時に見せるという劇的な方法を採っています。
- 法隆寺式の伽藍配置の最古のものとして奈良県桜井市吉備の吉備池廃寺が考えられてましたが、1998年の回廊跡の発掘により、吉備池廃寺は日本最初の官寺である百済大寺(くだらのおおでら)だとほぼ断定しました。(1998年3月24日の奈良国立文化財研究所の発表:1998年3月25日京都新聞)
百済大寺は東側に巨大な金堂、西側に九重塔をもち、回廊全体を南北112m、東西160m以上だと推定され、長さにして法隆寺の2倍近い規模だと想定されています。
- 中門。飛鳥時代。600年代後半。一般に中門は奇数間(柱の数は偶数)なのですが、この法隆寺は特殊でちょっと異様な感じを与えています。梅原猛氏が面白い見解をされておられますが、意匠上は上で述べた伽藍配置の作意に添うものと考えても良いと想います。
[No.2]:法隆寺伝法堂・東院鐘楼
[No.3]:東院夢殿・金堂・塔・中門

撮影:平松省二
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