JAPANESE ARCHITECTURE IN OTHER DISTRICT
その他の全国の日本建築
如庵 No.8
- 右手に有楽好みの佐女牛井の井筒、左手に釜山海の蹲踞(つくばい)がある。
- この露地は「都林泉名勝図会」に描かれている1799年(寛政11)ころの「建仁寺塔頭正傳院織田有楽斎茶亭」の露地を再現してものである。その絵によると、もう少し広々としていたようだ。
- 井筒は「元和元年九月二日有楽」の銘があり、「佐女牛井」(さめがい)と呼ばれる。
有楽は武野紹鴎、村田珠光を敬慕していたが、かって有楽が修築した京都醒ケ井の珠光井戸の「佐女牛井」と同形であり、同じ名を付けている。
- 釜山海(ふざんかい)の蹲踞は、加藤清正が文禄の役(1592-3)のおり、釜山沖から持ち帰ったもの。波に洗われ、自然に出来た穴を利用している。その前に巨大な前石が据えられている。
- 前述の「建仁寺塔頭正傳院織田有楽斎茶亭」では切り石はなく、すべて飛び石であったようだ。

その他の全国の日本建築に戻る
JAPANESE ARCHITECTURE IN KYOTOに戻る

増田建築研究所のホームページに戻る