JAPANESE ARCHITECTURE IN KYOTO
京都の日本建築
法金剛院(蓮の寺) No.4

- 巨岩を並べた「青女の滝」。林賢と静意の作とされる。
- 1970年に土砂に埋もれていた「青女の滝」が発見されて復元された。
「長秋記」によると、待賢門院が舟で苑池を渡り御堂へ行く際に滝を高くすることを考え、静意に五、六尺高くするよう指示したという。
- もと仁和寺に属し仁和寺御堂とよばれ、仁和寺の僧侶徳大寺法眼静意が庭園に関与して滝の石組をし、林賢もこの工事に名を連ねたという。
伊勢公林賢(=琳賢)は、仁和寺の石立僧であってこの法金剛院の滝の最初の作者とされ、三千院の往生極楽院横の有清園の作者とも伝わる。
(NHKブックスカラー版C27 「作庭記」の世界 平安朝の庭園美;森蘊;日本放送出版協会;1986)
- 静意と林賢が逓伝者の一人としてその巻末に名を連ねている、仁和寺心蓮院に伝わった『山水並野形図』は、『解説 山水並びに野形図・作庭記』上原敬二編;加島書店;1974;として手に入る。山水を学ぶには必読の書である。
- 苑池越しに堂宇を南東より遠望する。蓮で隠れてはいるが亀島が浮かぶ。


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