京都の寺社:一般拝観情報

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    Last Update : 2011,11,26

    一般拝観情報


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  • 鹿苑寺(金閣寺) :京都市北区金閣寺町:TEL 075-461-0013
  • 一般拝観:9:00-17:00:400円、小・中学生 300円。
  • 市バス 12,59,特59で金閣寺前下車すぐ、204,205金閣寺道下車徒歩3分。
  • 1397年将軍足利義満の北山殿内に営まれた楼閣建築。
    鏡湖池に望む方形造りの舎利殿は初層は放水院といわれ寝殿造風。中層は潮音洞といわれ観音を安置し書院造風。上層は究竟頂(くつきょうちょう)といわれ禅宗の仏殿風で阿弥陀三尊を安置する。1950年に焼失し、1955年に再建。
  • 方丈,庭園,狩野外記筆襖絵。
  • 茶室・夕佳亭(せっかてい):江戸前期創建、金森宗和好みと伝えられ、茅葺き屋根の田舎風、南天の床柱、萩の棚で著名である。
  • 曽我蕭白(そがしょうはく)筆の屏風「琴棋書画図」「飲仙図」。丸山応挙筆の掛軸、山岡鐵舟筆の掛軸。
  • 金閣寺垣:四つ目垣の一つと考えられる。丸竹の竪子を地中に挿し、これを地表近くと中間で一対の丸竹を使って挟み留め、三本の太い割竹で玉縁としたもの。高さは45cmほど。
  • 紅葉(11月中旬)
  • 賀茂別雷(かもわけいかづち)神社(上賀茂神社) : 京都市北区上賀茂本山町339:TEL 075-781-0011
  • 一般拝観:境内参拝自由。楼門内:夏期 8:00-16:00(休日16:39;境内は24時間):無料
    2005年4月以降、本殿を公開するようになった。
  • 市バス46,67番で上賀茂神社下車。市バス9,37番で上賀茂御園橋下車。市バス北3番で御園口町下車。

  • 時代:創立698年(文武二年)(社伝) 主要社殿が今日の位置に完成したのは平安中期あるいはそれ以前。
  • 特徴:平安時代に出現した社頭の景観のうち、特に目立つのは楼門と回廊です。下社(下鴨神社)より少し早く平安時代の中期にはすでにあったようです。楼門も回廊も神社固有の形式として発生したのではなく、他で完成したものの移植であって、その原型は寺院建築にあると思われます。
  • 本殿・権殿、全く同型同大で東西に平立している。向拝の下の部分は、土台の高さに床を張っている。これを浜床と呼ぶ。屋根は桧皮葺き、切妻造り。母屋は繁垂木、向拝は疎垂木。全て素木造。
  • 橋殿、細殿、土屋:重文。
  • 西村家別邸:上賀茂神社社家 :京都市北区上賀茂中大路町1:TEL 075-781-0666
  • 開邸日は例年 3月15日-12月8日:9:30-16:30:500円、小学生以下250円
  • 市バス9番で上賀茂御園橋下車。等持院行きバス終点下車。
  • 上賀茂神社の南東、明神川沿いに社家が建ち並び、そのうちの一つで唯一通常公開している社家。
  • 屋敷前に流れる明神川を屋敷内庭園に導く。
  • 大徳寺本坊 :京都市北区紫野大徳寺町53:TEL 075-491-0019:Zip 603-8231
  • 非公開
  • 市バス12,101,204,205,206番で大徳寺前下車。

  • 龍宝山大徳寺。臨済宗大徳寺派総本山。
  • 鎌倉時代末期の1324年(正中1)に雲林院の一部を賜わって宗峰妙超を開山として開創。
    翌年花園上皇の祈願寺となり、1333年(元弘3)後醍醐天皇より天下無双禅苑の宸翰(しんかん;天子の直筆の文書)を授かり、五山に推された。1467年応仁の乱で焼失。一休和尚が堺の富裕な商人の支持を得て再興した。
  • 山内の塔頭の多くは武将が創立した。織田氏の総見院、豊臣氏の天瑞寺、三好氏の聚光院、細川氏の高桐院、小早川氏の黄梅院、金森氏の金龍院、黒田氏の龍光院、前田氏の芳春院など。
  • 猿図などの、牧谿の観音猿鶴図は必見の名作。秋の虫干しを兼ねた10月10日ごろの日曜の1日のみの特別拝観では見れるが、それ以外は見られない。春、秋の特別拝観は時々おこなわれる。
  • 国宝方丈;1636年造立。一重,入母屋造り,桟瓦葺き。29.9mx18.5m,6間x1間,唐破風造り,桟瓦葺きの玄関が付く。方丈建築としてはきわめて大きい方に属する。前庭を枯山水とする。
  • 重文襖絵、史跡・特別名勝庭園、唐門。
  • 江戸初期の枯山水庭園、狩野探幽による襖絵。唐門は聚楽第の遺構といわれ桃山時代の豪華なもの。
  • 茶の湯の祖珠光は一休和尚に参禅、紹鴎(じょうおう)は大林和尚に、利休は笑嶺および古渓に、古田織部および薮内紹智は春屋に、細川三斎は清巌(せいがん)に、少庵および江岑(こうしん)は蘭叔(らんしゅく)に、宗旦は春屋(しゅんおく)および玉室に、小堀遠州は江月に、一翁および片桐石州は玉舟に、宗へん(ぎょうにんべんに扁)は祥山に、原叟は大心に、如心斎は大龍和尚にそれぞれ参禅した。
  • 釈迦如来像(仏殿):重文。秘仏。木造。
  • 大徳寺・真珠庵 :京都市北区紫野大徳寺町52:TEL 075-492-4991
  • 非公開。随時特別拝観あり。
  • 市バス12,101,204,205,206番で大徳寺前下車。
  • 永享年間(1429-1441年)に一休宗純を開祖として創建。
  • 庭玉軒、方丈室町時代の障壁画、七五三の庭。
  • 大徳寺・大仙院 :京都市北区大徳寺町:TEL 075-491-8346
  • 9:00-17:00:400円、子供270円
  • 市バス12,101,204,205,206番で大徳寺前下車。
  • 枯山水庭園、方丈、ふすま絵。
  • 大徳寺・孤篷庵 :京都市京都市北区大徳寺町:TEL 075-491-3698
  • 非公開(特別公開を行うときがある)
  • 市バス 12,101,204,205,206 で大徳寺前下車。
  • 庭園;忘筌(ぼうせん)の間の庭と書院の南庭とからなる。元来は小堀遠州によって1643年頃築造された。
  • 忘筌、書院、小堀遠州。手水鉢、石灯篭。
  • 杜若(5月中旬)
  • 大徳寺・高桐院 :京都市北区紫野大徳寺町:TEL 075-492-0068
  • 一般拝観:9:00-16:30:400円:小、中学生はお断り。
  • 市バス12,101,204,205,206番で大徳寺前下車。

  • 大徳寺塔頭の一つ。
  • 松向軒:細川三斎好みの茶室。二畳台目、向切り、下座床。
  • 毎年10月10日ころの日曜 曝凉展 : 9:00-16:30
    李唐筆の観音像、山水二幅(国宝);李唐は北宋末、南宋初の画院画家で、山水二幅は李唐の署名がある唯一の作品で傑作。必見。
  • 鳳来:8畳茶室、円能斎好み。
  • 意北軒:利休の聚楽屋敷の広間を移築したとも伝えられる書院。
  • 牡丹の双幅:銭舜挙(せんしゅんきょ)筆、秀吉の北野茶会にも使われた名画。
  • 気軽に鑑賞できる。写真撮影可。
  • 紅葉・南天(11月中旬)、椿(11月下旬)。
  • 大徳寺・瑞峯院 :京都市北区紫野大徳寺町81:TEL 075-491-1454
  • 一般拝観:9:00-17:00:400円
  • 市バス12,101,204,205,206番で大徳寺前下車。

  • 大徳寺塔頭の一つ。室町後期の1535年(天文4)、キリシタン大名大友宗麟の建立。大徳寺第91世徹岫和尚の開祖。
  • 本堂(重文)と表門(重文)は創建当時の姿を伝える。
  • 余慶庵:昭和4年、六畳台目書院風茶室。表千家のそつ(口へんに卒)啄斎の写し。
  • 安勝軒:昭和3年、三畳台目逆勝手向切の席。
  • 閑眠庭:十字架形の石組を配する。
  • 大徳寺・黄梅院 :京都市北区紫野大徳寺町:TEL 075-492-4539
  • 一般拝観:志納。
  • 市バス12,1012,101,204,205,206番で大徳寺前下車。

  • 本堂:重文。桃山時代の様式。
  • 襖絵(重文)、庫裡(重文)、庭園。
  • 昨夢軒:四畳半茶室。武野紹鴎好みといわれる。
  • 大徳寺・芳春院 :京都市北区紫野大徳寺町:TEL 075-492-6010
  • 非公開。まれに特別公開あり。
  • 市バス12,101,204,205,206番で大徳寺前下車。
  • 桔梗・睡蓮(7月上旬)
  • 呑湖閣。
  • 大徳寺・興臨院 :京都市北区紫野大徳寺町80:TEL 075-491-7636
  • 一般拝観は申込制:料金は志納(1000円以上)。毎年春秋に特別公開される。
  • 市バス12,1012,101,204,205,206番で大徳寺前下車。

  • 足利時代1520年(太永年間)能登の畠山左衛門佐義総建立。畠山家、のち前田家の菩提寺。開祖は小渓和尚。
  • 本堂:現本堂(重文)は1533年(天文2)頃再建。
  • 表門:重文。一間一戸桧皮葺の平唐門で古式を保存している。
  • 方丈:重文。一重入母屋造りの桧皮葺。 室中の上部が響き天井となっており、天井下で手をたたくとよく響く。
  • 涵虚亭:4畳台目隅板、中柱出炉下座床の洞床の茶室。1928年(昭和3)山口玄洞の建立。
  • 庭園:方丈前庭は寒山拾徳の天台山国清寺の石橋を模した蓬莱を現した枯山水。
  • 大徳寺・総見院 :京都市北区紫野大徳寺町59:TEL 075-492-2630
  • 非公開(春・秋恒例の特別公開有り)
  • 市バス12,1012,101,204,205,206番で大徳寺前下車。

  • 利休参禅の師、古渓和尚が開祖。安土桃山時代の1582年(天正10)豊臣秀吉が主君織田信長の冥福を祈るために創建。信長の葬儀はここで盛大に行なわれた。
    明治維新の時旧建物を壊し、一時は禅僧の修禅道場として禅堂もあったが、道場は龍翔寺に移された。
  • 秀吉遺愛の侘助椿の大樹。
  • 寿安席:八畳の広間。禅道場が龍翔寺に移されるまで大徳寺管長の住まいであったため、隠寮と呼ばれた「寿庵」内にある。大正の初め頃の山口玄洞翁(1863-1937)の建立。
  • 近年の作では、表千家の即中斎の好みの八畳入側付の香雲軒(こうせつけん)、ろう(がんだれに龍)庵、三畳向切の席がある。
  • 大徳寺・聚光院 : 京都市北区紫野大徳寺町58:TEL 075-492-6880
  • 非公開(特別公開有り)
  • 市バス 12,101,204,205,206 で大徳寺前下車。

  • 国宝方丈襖絵,重文茶席,名勝庭園
  • 1566年(永禄9)三好義継が父三好長慶の菩提を弔うために旧邸を大徳寺に移建して建立した。笑嶺和尚(祖心本光禅師)を開山とする。長慶の法号が聚光院殿。
  • 茶室閑隠席(重文)は、利休の聚楽屋敷から移築された利休自刃の場所といわれるが、現閑隠席は1741年(寛保1)の利休150年忌に際して千宋左(如心斎)が寄付した「茶所」である。
    既存の座敷に付加された三畳上げ台目切りの中柱付き。点前座のみ蒲の落天井とし、太めの床柱、曲がりの少ない中柱はともに赤松の皮付きで、簡潔にしてしっかりとした広がりの感じる空間である。窓が少なく明かりが抑制された利休の趣が再現されている。
  • 庭園は利休作と伝え、<百石の庭>と呼ばれている。
  • 本堂襖絵(国宝)は狩野永徳、松栄による桃山時代のもの。
  • 茶道三千家の菩提寺。利休忌で名高い。
  • 大徳寺・玉林院 :京都市北区紫野大徳寺町74:TEL 075-491-8818
  • 普段非公開。
  • 市バス12,101,204,205,206番で大徳寺前下車。

  • 1603年(慶長8)、曲直瀬正琳(まなせしょうりん)が月岑(げっしん)宗印和尚を請じて建立。大徳寺塔頭の一つ。
  • 本堂:重要文化財。狩野探幽とその一門による襖絵。「山水図」(探幽)、「琴棋図」(益信)、「鶴図」(探雪)
  • 簑庵(さあん):三畳中板台目切りの如心斎好みの茶室。蓑のような油壁で高名。
  • 霞床席(四畳半の茶室)。ともに如心斎好み。富士の掛軸に合わせた床の棚で高名。
  • 南明庵:1742年(寛保2)大阪の富豪山中了瑛(りょうえい)の建立。重要文化財。了英は鴻池の本家第4代。
  • 徳禅寺 :京都市北区紫野大徳寺町
  • 普段非公開。
  • 市バス12,101,204,205,206番で大徳寺前下車徒歩5分。

  • 霊山徳禅寺。大徳寺の別院で塔頭の第1位。
  • 大徳寺第1世徹翁(てつおう)を開山。応仁の乱で焼失、文明(1469-87)末年に一休宗純が大徳寺とともに現在地に再興するも、次第に荒廃。慶長初年に泉南の順慶が山内の現在地に再興、客殿を新築した。
  • 方丈(客殿):慶弔年間(1596-1615)に建立されたと伝えられ、桁行10間、梁行8間の入母屋造桟瓦葺。桃山期の様式を伝える。
  • 向東庵(こうとうあん):四畳半本勝手台目床。三畳の水屋を付す。 裏千家の又隠を手本とし、1952年(昭和27)に住職立花大亀師の好みにより建てる。
  • 骨清庵(こつせいあん):一畳台目中板向板丸炉壁床。裏千家の今日庵、武者小路千家の官休庵を参照し、1960年(昭和35)に住職立花大亀師の好みにより建てる。
  • 方丈庭園:石組本位の枯山水庭園。寛永期の作庭。東南西の三方は土塀に囲まれている純然たる枯山水。青苔、老松、鶴島亀島、蓬来山水。五葉松は樹齢600年、一休宗純の手植えと伝わる。
  • 方丈客殿襖絵;6間取りの方丈南側3室には計60面の水墨画が描かれている。
    室中に「法眼探幽図之」の落款がある「龍虎図」、上間二之間に「梅に波涛図」、下間二之間に「竹虎図」で、狩野探幽(1502-74)の1638年(寛永15)から1662年(寛文2)の間の作と考えられている。
  • 今宮神社 :北区紫野今宮町21:TEL 075-491-0082 FAX 075-491-8944
  • 随時(社務所は9:00-17:00):参拝自由。
  • 市バス46で今宮神社前下車すぐ、101,205,206番で船岡山下車徒歩5分

  • 疫病鎮めのご利益で知られる古社。
  • 1001年(長保3年)今宮社の起こり。本社殿等1694年、1902年再建。
  • 等持院 :京都市北区等持院北町63:TEL 075-461-5786:Zip 603-8346
  • 8:00-16:30:500円、中学生300円
  • 市バス26番等持院道下車。市バス10,15,101,203,205番北野白梅町下車。

  • 萬年山等持院、臨済宗天龍寺派。足利家代々の菩提寺。
  • 南北朝時代の1341年(暦応4)に、足利尊氏が衣笠山の麓に夢窓国師を開山に創建した。
    創建時の伽藍は焼失再建を繰り返したのち、1808年(文化5)火災により全山焼失、1818年(文政1)再興、現在に至る。
  • 方丈:1616年(元和2)に建立された妙心寺塔頭の海福院の方丈を移築されたといわれる。本尊は釈迦牟尼仏、襖絵は狩野山楽筆といわれる。
  • 芙蓉池:衣笠山を借景とする池泉回遊式の庭園。江戸中期の作と考えられる。
  • 青漣亭(せいれんてい):足利義政好みと称される茶室。1間x2間の長四畳平面に1畳分が上段、1畳分が台目向切りの点前畳と床の間に割り当てられ、極めて特殊な平面となっている。
  • 狩野興以筆方丈障壁画、足利歴代将軍書状、襖絵(重文)、長谷川等伯筆秀吉像など。
  • 足利尊氏の墓という宝篋印塔の墓石:その基礎は鎌倉期の傑出した石造美術といわれる。
  • 花周芳(4月下旬-5月上旬)、ツツジ(5月中旬)、芙蓉(7月初旬から)
  • 地蔵院(椿寺) :京都市北区大将軍川端町2:TEL 075-461-1263:Zip 603-8332
  • 一般拝観:9:00-16:00:参拝自由
  • 市バス 50,101,205番で北野白梅町下車徒歩2分。

  • 昆陽山地蔵院。浄土宗。
  • 奈良時代の726年(神亀3)に行基が自作の地蔵菩薩像を安置して開創したという
  • 地蔵菩薩像:重文。木造。伝行基作。
  • 赤穂浪士の打ち入りを陰で支えたとされる上方商人の天野屋利兵衛をまつる。天野屋利兵衛が晩年を過ごしたと言われる。
  • 加藤清正が秀吉のために持ち帰ったという五色八重の椿。現在は二代目で樹齢約100年。
  • 椿(3月下旬〜4月中旬)
  • 志明院 :京都市北区雲ヶ畑出谷町261:TEL 075-406-2061
  • 雲ケ畑・岩屋行きバス終点30分。

  • 岩屋山金光峯寺が雲ヶ畑の中心をなし、役の行者小角の創立といわれる。
    平安前期の829年(天長6)勅願によって不動明王を本尊とする堂宇が弘法大師によって再建されたといわれる。江戸時代末期の1831年(天保2)失火により、仁王門を残し一山ことごく焼失した。以来、塔頭寺院であった志明院が金光峯寺の総務を見、岩屋不動の名による信仰を持ちつつ現在に及ぶ。
  • 境内に天津石門別稚比売神社(あまついわとわけひめじんじゃ)があった。雲ヶ畑川の水源を守る水神であるとともに、大洞穴に対する信仰。岩屋寺の奥院にある降神岩に鎮座していたが移されて街道筋に市杵島比売神社と改称し、弁材天を祭神とする。
  • 本尊:岩屋不動明王
  • 志明院の洞窟は歌舞伎18番「鳴神」の舞台である。
  • 石楠花(5月上旬)、紅葉(11月中旬)
  • 高雲寺 :京都市北区雲ヶ畑中畑町190:TEL 075-406-2176:Zip 603-8863
  • バスで高雲寺前下車。

  • 九龍山高雲寺。臨済宗永源寺派。
  • 平安時代の9c末、惟喬親王が隠棲跡を寺院に改めたもの。
  • 薬師如来像、山越如来像:木造。平安時代(859-76年)
  • 神光院 :京都市北区西賀茂神光院町120:TEL 075-491-4375
  • バスで神光院前下車すぐ。
  • 小手鞠(5月上旬)、水引草(9月中旬)、萩(9月上-中旬)、その他梅、椿、桜
  • 厄除大師と呼ばれ、京洛三弘法の一つ。
  • 正伝寺 :京都市北区西賀茂鎮守庵町:TEL 075-491-3259
  • 9:00-17:00:300円
  • バスで神光院前下車歩15分。
  • 皐、つつじ(5月初旬-6月上旬)
  • 獅子の子渡しの名を持つ枯山水庭からはるか比叡山が眺望できる。
  • 伏見の血天井。
  • 太田神社 :京都市北区上賀茂本山340:TEL 075-781-0907
  • 上賀茂神社前行きバス終点歩10分あまり。

  • 杜若(5月中旬)
  • 上賀茂神社の境外摂社。太田の沢の杜若は天然記念物。
  • 光悦寺 :京都市北区鷹峰光悦寺:TEL 075-491-1305(1399)
  • 一般拝観:8:00-17:00(閉園日:11月10日-13日):300円(春秋収蔵庫特別公開あり)
  • 市バス北1番で源光庵前下車歩5分。

  • 1615年(元和1)徳川家康から野屋敷として拝領した土地に本阿弥光悦(1558-1637)が草庵太虚庵(大正年間に再建)を結び、一族縁者や多くの工芸職人と住居を構え、芸術村を経営、芸術創造を試みた。
  • 光悦没後に本堂が建てられ光悦寺となった。三巴亭、了寂軒、本阿弥庵、騎牛庵など七つの茶亭と本堂がある。鷹峰を臨む景勝地。光悦垣(臥牛垣)が有名。
  • 光悦は家業の刀剣の鑑定以外にも陶芸、作庭、茶道などの分野で活躍していた。書道は近衛信尹松花堂昭乗とともに寛永の三筆と称される。茶道でも流儀にとらわれず古田織部、織田有楽斎に教えを受け、千宗旦とも交遊した。
  • 太虚庵:切り妻造柿葺。前面に付庇、躪口は珍しい板戸二本引、五畳台目で床を手前座の方に寄せている。床は土天井の塗廻し。
  • 萩(9月上旬)、山茶花(12月上旬)
  • 常照寺 :京都市北区鷹ヶ峯北鷹ヶ峯町45:TEL 075-492-6775
  • 一般拝観:8:30-17:00:300円
  • 市バス北1番で源光庵前下車すぐ。

  • 江戸初期の1616年(元和2)日蓮宗の学問所として、本阿弥光悦が寄進した土地に日乾(にちけん)が創建。
  • 三門は赤門または吉野門と呼ばれ、島原きっての名妓吉野太夫が寄進した。吉野太夫ゆかりの寺宝が特別展観される。
  • 茶室遺芳庵:丸窓は吉野窓とよばれる。
  • 染井吉野、彼岸桜、山桜、紅八重枝垂桜(4月中旬)。
  • 遣迎院(けんごういん) :京都市北区鷹峯光悦町9:TEL 075-491-7718:Zip 603-8466
  • 市バス北1番で源光庵前下車。

  • 鎌倉時代の1194年(建久5)に関白藤原兼実が釈迦如来、阿弥陀如来像を別邸の月輪殿に祀ったのが始まり。兼実の孫の九条道家が御堂を建てて仏像を安置し、善恵房証空を開山として遣迎院と名づけた。
  • 釈迦如来立像:重文、秘仏。木造漆箔玉眼。快慶作。平安時代(1194年)
  • 阿弥陀如来立像:重文、秘仏。木造粉溜切金玉眼。快慶作。平安時代(1194年)
  • 源光庵 :京都市北区鷹峰町:TEL 075-492-1858
  • 一般拝観:9:00-17:00:300円:できれば予約
  • 市バス北1番で源光庵前下車すぐ。

  • 曹洞宗の禅寺。
  • 本堂に丸形のと四角の窓があり、悟りの窓、迷いの窓と呼ばれている。
    本堂廊下の天井は伏見城の血天井の遺構。
  • 庭園:700年前の作といわれる。
  • 平野神社 :京都市北区平野宮本町:TEL 075-461-4450
  • 一般拝観:9:00-17:00:境内拝観自由:(3月下旬-4月中旬は桜苑内ライトアップ:日没-22:00)
  • 市バス 15,50,52 衣笠学校前下車すぐ。市バス 8,特51,203番 北野白梅町下車徒歩10分。北野天満宮のすぐ横。

  • 794年(延暦13)桓武天皇の平安遷都に際し奈良から移したと伝えられる。
  • 本殿は一間社春日造りの4殿を2殿ずつ連結させた平野造り、または比翼春日造りと呼ばれる。現社殿は1624-44(寛永年間)の造営で重要文化財。
  • 桜の名所。夜桜は円山公園と並び称される。1500本ほどの紫式部(10月中旬)。
  • ・左京区

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  • 慈照寺(銀閣寺) :京都市左京区銀閣寺町:TEL 075-771-5725
  • 500円、高校生300円:9:00-16:30、8:30-17:00(3/15-11/30)
  • 市バスNo.5,17,特17,203で銀閣寺道又は銀閣寺前下車。
  • 観音堂:将軍足利義政によって東山殿内に営まれた方形造りの楼閣建築。1489年着工,1496年完成。下層は心空殿といわれ書院造風。上層は潮音閣といわれ仏殿風。
     <>:現在は柿葺きの屋根の葺き替え、漆喰壁の塗り直し中。2010年までかかる予定。
  • 東求堂(同仁斎):持仏堂。国宝。1485年建設、書院造の先駆一室は同仁斎といわれ四畳半茶室の最初と伝えられる。必見。
  • 南禅寺 :京都市左京区南禅寺福地町86:TEL 075-771-0365:Zip 606-8435
  • 8:40-17:00(12月-2月は8:40-16:30)、12月28-31日は休。
  • 拝観料:方丈庭園:500円、高校生400円、中・小学生300円。三門:500円、高校生400円、小中学生300円。
  • 市バス法勝寺町下車歩10分。地下鉄東西線で蹴上駅下車徒歩10分。

  • 瑞龍山太平興国南禅禅寺が正式名称。臨済宗南禅寺派の大本山。
  • 亀山天皇が母大宮院の御所として離宮を1264年(文永1)に造営し、禅林寺殿と呼ばれた。法皇となられた亀山上皇は、当時東福寺三世無関普門に帰依し、1291年(正応4)に無関を開山に迎えて、離宮禅林寺殿を改め、南禅寺の前身である龍安山禅林禅寺とした。
    その年末に無関は亡くなり、翌年の1292年に規庵祖円を第二世の住持に迎え伽藍の建立を創始し、1299年(永仁7)にほぼ完成、南禅寺の創建開山と称された。
    創建当時の伽藍は明徳、文安、応仁の3回の火災により消失、一宇も残っていない。現在の建物は桃山時代以降の再建。
  • 仏殿:鎌倉後期の1293年(永仁1)に仏殿が建立されたが、火災で焼失。現在は1909年(明治42)再建の本堂で仏殿、法堂を兼用。
  • 山門(三門):1628年(寛永5)に再建。楼上に本尊の宝冠釈迦如来、十六羅漢像が祀られている。狩野探幽、土佐徳悦とつたわる天井画がある。
    京都三大門(南禅寺,知恩院,東本願寺大師堂門)の一つ。歌舞伎石川五右衛門の見栄を切るところで有名。
  • 大方丈:国宝。桃山時代の1590年(天正18)秀吉が造営した内裏の清涼殿を江戸前期の1612年(慶長17)に拝領し移建したもの。一重入母屋造り柿葺き。狩野元信、狩野永徳の筆といわれる襖絵。
  • 大方丈庭園;虎の子渡しの庭と呼ばれる小堀遠州作庭と伝えられる。昔は羊角嶺の山を借景して広さが感じられたそうだ。
  • 桜(4月上旬)、紅葉(11月中旬)
  • 南禅寺・金地院 :京都市左京区南禅寺福地町86-12:TEL 075-771-3511:FAX 075-752-3520
  • 8:30-17:00(12月-2月は8:30-16:30):
  • 拝観料:方丈庭園:400円、子供200円。八窓席(別料金):700円、子供400円
  • 2004年6月の台風の被害により、本堂(重文)の屋根を修復する工事が2007年3月まで行なわれている。
  • 市バス法勝寺町下車歩5分。地下鉄東西線で蹴上駅下車徒歩5分。

  • 南禅寺の塔頭の一つ。徳川家康の参謀であった「黒衣の宰相」こと金地院崇伝ゆかりの禅寺。
  • 1400年頃(応永年間)に北山鷹ヶ峰に創建。1605年(慶長10)現在地に移り、金地院崇伝が南禅寺塔頭として復興。1627年(寛永4)に大規模な再建、1630年(寛永10)頃に完成したのが現在の建物。
  • 方丈(本堂):伏見桃山城の遺構を移築したものといわれる。2006年12月に柿葺きの屋根の葺き替えがなされた。
  • 方丈庭園:小堀遠州作の鶴亀の庭。
  • 八窓席:小堀遠州の指図。重文。三畳台目。草庵風柿葺き。中柱、大目切。中柱の所にも下地窓を造るのは珍しい。
  • 襖絵:狩野探幽、狩野尚信の襖絵。小書院の襖絵:長谷川等伯筆の「猿猴(えんこう)捉月図」(重文)「老松図」(重文)は高名。
  • 東照宮:1628年(寛永5)建立。崇伝が家康の遺髪と念持仏を奉載。京都に残る唯一の権現造。拝殿天井に狩野探幽筆の鳴龍。
  • 南禅寺・南禅院 :京都市左京区南禅寺福地町:TEL 075-771-0365
  • 8:40-17:00(12月-2月は8:40-16:30):300円、高校生250円、小中学生150円。
  • 市バス法勝寺町下車歩5分。地下鉄東西線で蹴上駅下車徒歩5分。

  • 南禅寺の塔頭の一つ。1287(弘安10)年南禅寺の持仏堂として建立される。
  • 庭園;鎌倉時代の池泉回遊式庭園。鶴亀、神仙島、曹源池。1702年(元禄15)方丈再建時に大部分改造。
  • 茶室;龍淵窟(りゅうえんくつ)。柿葺入母屋造。御殿風。七畳の広間。やや高い天井、床脇、火灯窓の付いた出書院。岡田永斎作。
  • 亀山法皇倚像:重文。木造彩色玉眼。鎌倉時代。
  • 南禅寺・天授庵 :京都市左京区南禅寺福地町:TEL 075-771-0744
  • 8:30-17:00(12月-2月は8:30-16:30):300円、高校生200円、中学生100円
  • 市バス法勝寺町下車歩5分。地下鉄東西線で蹴上駅下車徒歩5分。
  • 南禅寺の開山大明国師の塔所。当時庵を天授といい、塔を霊光と称した。その後荒廃が甚だしく細川幽斎が慶長7年に方丈その他を再建した。
  • 茶室:松関の席。待庵の写し。1899年(明治32)福本超雲居士の邸内に古くからあったものを移築。二畳隅炉。炉は一尺四寸角で壁際に一寸七分の小板がある。待庵では一尺三寸四分角で小板はない。
  • 方丈:長谷川等伯作「禅宗祖師(南泉斬猫)図」襖絵。
  • 庭園:もとは南北朝時代の初め頃に作庭されており、明治時代住職の虎山恭宗師が自ら大修理(大改悪)した。池庭の地割に面影が残っている。(京の庭を巡る;重森三玲;白川書院;1975/02/01)
  • 新緑、紅葉。
  • 禅林寺(永観堂) :京都市左京区永観堂町48:TEL 075-761-0007:Zip 606-8445
  • 9:00-17:00:大人、中・高生 500円:小学生400円。
    11月のみ:8:30-17:00:大人、中・高生 1000円:小中高生600円。
  • 市バス5,27永観堂前下車徒歩3分、93,204東天王町下車徒歩5分、地下鉄東西線蹴上駅下車徒歩10分。

  • 正式には聖衆来迎山禅林寺。浄土宗西山禅林寺派総本山。永観堂は通称。
  • もともとこの地は9世紀前半の書家藤原関雄の山荘があった所といわれ、平安前期の853年(仁寿3)に空海の弟子の真紹が五仏像を造って安置し、寺に改め無量寿院と号し、密教道場とした。
    平安後期に永観(ようかん)が中興して永観堂とも呼ばれた。鎌倉時代初期に浄土宗に転じた。第13世の証空は浄土宗西山派の派祖。
  • 山越阿弥陀図(やまごしあみだず):国宝。印を結んだ両手の親指と人差指の間に穴があいていて、かってはそこから五色の糸が垂れ下がっていた。もともと三折れ屏風であったようで、囲まれるようにたてられた。臨終の際、これを握って浄土にいけると信じた。東京の国立博物館で保管されている。
    金戒光明寺にも同構図の山越阿弥陀図がある。
  • 阿弥陀堂(本堂):桃山時代。江戸前期の1607年(慶長12)に大阪四天王寺の曼荼羅堂を移築改修したもの。現在修復中。
  • 本尊阿弥陀如来立像:みかえり阿弥陀仏。木造、鎌倉初期。頭部のみ横を向いている珍しい姿。
  • 方丈(1627年)、勅使門(1830年)、鐘楼(1707年)、中門(1713年):いずれも京都府指定登録文化財。
  • 長谷川等伯作「波涛図」:重文。12幅からなり、それぞれ縦1.9m、横1.4m(4幅は0.9m)。もともと襖絵だったが軸装に改められている。京都国立博物館に寄託されている。
  • 本堂内陣天井には円文形の中に種々の花木草花の絵が描かれている。
  • 庭園:放生池(鴬池)を中心とする池泉回遊式庭園。池の中島には弁財天社があり、池辺には岩垣紅葉として知られるカエデが新緑、紅葉時に美しい。
  • 紅葉(11月中旬)、百日紅(8月)
  • 法然院 :京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30:TEL 075-771-2420:Zip 606-8422
  • 境内散策自由:9:00-16:00
  • 毎年4月1日-7日、11月1日-7日に秘仏法然自刻像(木造。法然作)などの一般公開をする(有料)。
  • 市バス5,11,17,32,93,203で浄土寺又は南田町下車歩15分。

  • 善気山法然院。1953年に単宗宗教法人になる(もと浄土宗捨世派総本山)。
  • 知恩院第38世萬無和尚が法然上人ゆかりの地の鹿ヶ谷に念仏道場の建立を発願、弟子の忍澂和尚によって江戸時代の1680年(延宝8)に創建。
  • 方丈:伏見にあった1595年(文禄4)建築の御西天皇の皇女の御殿を1687年(貞享4)に移建したもの。
  • 表庭:創設時(江戸時代初期)の庭園を大正時代に小川治兵衛が今の形に整えた。
  • 襖絵:狩野光信作(重文)。安土桃山時代。
  • 秘仏阿弥陀如来像(木造)、秘仏法然自刻像(木造。法然作)。
  • 法然上人の念仏道場の地。内藤湖南、九鬼周造、河上肇、谷崎潤一郎など学者文化人の墓がある。早朝にいくと鬱蒼とした静かな雰囲気の中に淡い靄がかかって美しい。
  • 紅葉(11月中旬)、椿(3月下旬から)
  • 安楽寺 :京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町21:TEL 075-771-5360
  • 市バス203,11,93,17,特17で錦林車庫前下車
  • 後鳥羽上皇の寵姫の松虫と鈴虫が、法然上人の弟子の住蓮と安楽の説法を受け尼になったが、上皇がこれに怒って法然上人を流刑、住蓮と安楽を死罪にした。住蓮と安楽の供養のために江戸初期にお堂が建てられた。
  • 江戸前期の迎門(ごうもん)が修復再現された。
    迎門は本尊後方の壁に埋め込まれた柱上部や虹梁(こうりょう)に巾3m,高さ1m極彩色に装飾されている。
  • 桜の季節(4月1日-7日)、ツツジの季節(4月下旬-5月上旬の土・日曜、祝日)、紅葉の季節(11月の1日-7日と土・日曜、祝日)以外は非公開。ただしカボチャ供養が毎年7月25日におこなわれ、カボチャの振る舞いがあると同時に寺宝も公開される。
  • 聖護院(しょうごいん) :京都市左京区聖護院中町15:TEL 075-771-1880:Zip 606-8324
  • 聖護院節分会:毎年2月3日:9:00-16:00。節分追儺式。山伏の豆まき。古札焚き。本尊不動明王(重文)の開張がある(当日限り)。
  • 市バス31,201,203,206で熊野神社前下車3分。

  • 本山修験宗の総本山。聖護院門跡ともいう。
  • 役小角が開いたという岩倉の常光院を円珍(智証大師)が引き継ぎ、平安前期に創建した。平安後期の寛治年間(1087-94)に白川上皇が園城寺の僧の増誉を熊野三山の検校別当職に任じ、修験道の統括を命じ、聖護院と寺名を改めて中興する。 江戸前期の1675年(延宝3)に火災で堂舎のほとんどを失うがすぐに再建する。
    白川上皇の皇子静恵法親王が入寺し門跡寺院となり、以来皇族25人、摂関家の出身者12人が住職をつとめた。
  • 宸殿:江戸初期の1676年(延宝4)の建立。役行者を祀る。1782年(天明8)の皇居炎上の際、光格天皇が当宸殿に避難して約8年間仮皇居となった。狩野派の襖絵約130枚がある。書院(重文)。
    棟続きの「使者の間」「大玄関」などの、はじめての本格的解体修理が2000年5月に終了。
  • 一夜づくりの茶室:光格天皇た避難していた折、一夜にして作られたと言う。
  • 神殿東の庭園:美しい苔で覆われている。
  • 不動明王立像:本堂、大仏間、積善院準提堂それぞれに平安末の寄木造(重文)の像がある。
  • 智証大師坐像:一木造。平安時代(1145年)。
  • 梅(2月下旬)
  • 若王子神社 :京都市左京区若王寺町2:TEL 075-771-7420 FAX 075-771-7420
  • 境内参拝自由(社務所は9:00-17:00)
  • 市バス 5,57番で南禅寺永観堂道下車徒歩10分、5,100番で東天王町下車。

  • 正式には熊野若王子神社。
  • 熊野神社、新熊野(いまくまの)神社とならぶ京都三熊野のひとつ。
  • 金戒光明寺:京都市左京区黒谷町121:TEL 075-771-2204:Zip606-8331
  • 一般拝観時:9:00-16:00:境内無料
  • 市バス5,100番で東天王町下車徒歩10分。市バス32,203,204番で岡崎道下車徒歩5分。地下鉄東西線蹴上駅から徒歩30分。

  • 紫雲山金戒光明寺。黒谷浄土宗鎮西派大本山。浄土宗最初の道場。叡山黒谷の里坊白川本坊の旧跡。塔頭が20ほどある。
  • 法然が比叡山西塔の黒谷から出て初めてこの地に草庵を結び、平安後期の1175年(承安5)に念仏道場としたのがはじまりとされている。 法然没後、ここに住んだ門弟の信空は、諸宗からの迫害に耐え鎌倉時代の1228年(安貞2)に法然の遺骨を抱きながら死んだという。
    もとは紫雲山光明寺と称したが、南北朝時代に御光厳天皇より金戒の二字を賜わり金戒光明寺となった。応仁の乱以後焼失再興を繰返した。
  • 阿弥陀堂:約15m四方、高さ約13m。寺伝では応仁の乱で消失後、1512年(永正9)に再建、現在の建物は1605年(慶長10)に豊臣秀頼が方広寺大仏殿の余財で建設されたと言う。金戒光明寺で現存最古の建物。現存の鬼瓦(縦横約42cm)が室町時代の製造(天文6=1605年の銘文)であることがわかり2007年1月に発表された。現在修復中。2007年12月完了予定。
  • 三門:1860年(万延1)の建立。高さ23m、幅15m。楼上の天井に龍図が描かれている。天気次第で二層楼上から大阪淀川まで一望できる。
  • 大方丈、御影堂、観音堂、襖絵、三門、重文寺宝他。時に特別公開がある。
  • 山越阿弥陀図(やまごしあみだず):印を結んだ両手の親指と人差指の間から4cmほどの糸が垂れ下がっている。臨終の際、これを握って浄土にいけると信じた。
    永観堂禅林寺にも同構図の山越阿弥陀図がある。
  • 塔頭の西翁院には澱看席という藤村庸軒好みの茶席がある。
  • 千手観音立像(重文。木造9c-10c)、秘仏文殊菩薩像(木造。伝運慶作)
  • 近隣の人々の日常の広場となっている境内は抜群の憩いの場。
  • 梅(3月上旬)
  • 真如堂(真正極楽寺) :京都市左京区浄土寺真如町82:TEL 075-771-0915
  • 一般拝観:9:00-16:00:500円、高校生400円、中学生300円、小学生無料:(3月1日-31日は600円であられ付き)
  • 市バス 5,27,203,93,204で真如堂前下車。

  • 本堂の名前が真如堂。984年比叡山の常行堂の、慈覚大師円仁作の阿弥陀如来を遷座して建立。
  • 大涅槃図は江戸時代宝永年間、海北友賢作。1709年(宝永6)に三井家から寄進された。縦10m、横6mの紙本着色(極彩色)。
    釈迦の涅槃図の周囲に弟子、寅、牛、申、猫などが描かれ、猫は釈迦の入滅に間にあわなかったから十二支からはずされたと言われ涅槃図に描かれることは珍しい。
  • 兆殿司(ちょうでんす:東福寺の画僧。明兆。1352-1431)作の涅槃図。縦約2.3m、横約1.5m。
  • 馬酔木(3月上旬-4月上旬)、紅葉(11月中旬)
  • 鷺森神社 :京都市左京区修学院宮ノ脇町16:TEL 075-781-6391
  • 一般拝観:境内散策自由
  • 毎年5月5日に例祭の七里祭(さんやれ祭)が行なわれる。
  • 市バス5番で修学院離宮道下車。

  • 平安前期の貞観年間(859-877年)の創建と伝え、比叡山麓七里(修学院一帯)の産土神(うぶすながみ)であり、かっては修学寺の天王と称されたという。
    応仁の乱や修学院離宮造営により場所を移動し、江戸時代初期に現在地に移ったといわれる。
  • 本殿、拝殿。
  • 八大神社 :京都市左京区一乗寺松原町:TEL 075-781-9076
  • 一般拝観:境内散策自由
  • 市バス5,北5,65、京都バスで一乗寺下り松町下車。

  • 宮本武蔵と吉岡一門の前に訪れた一乗寺の氏神神社。
  • 一乗寺下り松:決闘の地の松。本殿の西側に残っている。
  • 詩仙堂 :京都市左京区一乗寺門口町:TEL 075-781-2954
  • 一般拝観:9:00-17:00:500円、子供400円:(5月23日は丈山忌のため参拝不可)
  • 市バス5,北5,65、京都バスで一乗寺下り松町下車徒歩5分。

  • 江戸前期の1641年(寛永18)、石川丈山の建立。四畳半の詩仙の間に中国の36詩仙の肖像を飾ってある。
  • 三階の嘯月楼(しょうげつろう)と詩仙の間は丈山当時のものが残っている。
    ししおどし(僧都(そうず)、添水(そうず)ともいう)の本歌。
  • 元徳川家康の家臣であった石川丈山が関わったものに桂宮別邸、枳殻邸がある。
  • 藤(4月下旬)、ツツジ(5月中旬)、皐(サツキ;6月上旬)、紫陽花(6月中旬)、京鹿子(7月下旬)、紫苑(9月中旬から)、蛍袋(5月下旬-6月中旬)
  • 圓光寺 :京都市左京区一乗寺小谷町13:TEL 075-781-8025
  • 一般拝観:9:00-16:30(16:00受付終了):400円、中高生200円、小学生100円
  • 市バス一乗寺下り松下車徒歩15分。叡山電鉄一乗寺駅下車徒歩15分。

  • もとは徳川家康が設立した学校。1601年創建。最近まで日本で唯一の尼僧の禅修行道場であった。臨済宗南禅寺派の尼寺。開山は三要元佶。当初は伏見に建立。
  • 家康は関東にあった足利学校を京都の伏見に移し、朝鮮から輸入した書籍、印刷活字などを管理させた。のち、相国寺に移し、1667(寛文7)年現在地に移した。現在もその当時の木製活字などが残っている。
  • 運慶作による鎌倉時代(1185-1333)の観音像がある。
  • 禅庭園十牛の庭。紅葉が京都洛北一古い栖龍池の水面に映って美しい。
  • 曼殊院 :京都市左京区一乗寺竹ノ内町42:TEL 075-781-5010:Zip 606-8134
  • 一般拝観:9:00-17:00(16:30受付終了):500円、高校生400円、中学生300円
  • 市バス5,北5,31,35,65で一乗寺清水町下車徒歩15分。

  • 天台宗の門跡寺院で「竹内門跡」として名高い。
  • 平安時代の延暦年間(782-806)に最澄(伝教大師)が比叡山西塔北谷に草創し、東尾坊(とうびぼう)と称した。
    京都御所の北近くに移転後、江戸時代の1656年(明暦2)良尚親王(1622-93; 桂離宮の初期造営者である八条宮二代智忠親王の弟)により現在地に移された。
  • 大書院、小書院、茶室など当時の建物がよく保存されている。桂離宮第二次造営、修学院離宮造営と同時期。
  • 八窓軒;1656年(明暦2年)。方流れ一重柿葺き、三畳台目下座床。壁面に下地窓・連子窓・突き上げ窓を含めて八個の窓を持つ。八窓の席とも言う。
  • 鎖の間(無窓席)、小書院の曼殊院棚。
  • 上之台所:特別な来客の接待時のみ使用される厨房。
  • 庭園:書院南部、東部に広がる庭園は、江戸初期の書院式蓬来枯山水式庭園でいわゆる遠州好みの庭とされるが、遠州は庭が築造される9年前に亡くなっている。
  • 黄不動尊像:平安初期。国宝。
  • 慈恵大師坐像:重文。木造古色玉眼。鎌倉時代(1268年)。
  • 二世池坊専好の立花図:江戸時代初期。重文。曼殊院に約300点伝わる。
  • 紅葉の名所。百日紅(さるすべり:8月中旬-10月中旬)
  • 蓮華寺 :京都市左京区上高野八幡町1:TEL 075-781-3494
  • 一般拝観:9:00-17:00:400円
  • 叡山電鉄三宅八幡駅下車徒歩5分。市バス「三宅八幡」下車徒歩5分。

  • 帰命山蓮華寺。天台宗。
  • もと東塩小路(現下京区)にあった時宗の寺であったが、1662年(寛文2)に加賀藩家老今枝民部近義(桂宮別荘の完成に尽力した)が祖父の今枝内記重直の菩提を弔うためにこの地に寺を再興し、比叡山の末寺とした。
    蓮華寺再興にあたって、木下順庵、石川丈山、狩野探幽などが助力をし、黄檗宗の隠元禅師や木庵禅師も関わった。
  • 江戸時代初期の池泉回遊式庭園。鶴亀の2島、蓬来石組み。小堀遠州や石川丈山作などと伝えるが信憑性がない
  • 本堂前に蓮華寺型石灯籠。
  • 桂離宮、曼殊院、詩仙堂と比較すべし。
  • 紅葉の隠れたる名所。
  • 赤山禅院(せきざんぜんいん) :京都市左京区修学院開根坊町18:TEL 075-701-5181
  • 参拝自由:無料
  • 市バス5番で修学院離宮道下車。市バス北8番で修学院道下車徒歩15分。

  • 平安末期の888年(仁和4)に慈覚大師円仁の遺命により、高弟の安慧僧都が鎮護国家の守護寺として創建した、比叡山延暦寺の別院。
  • 慈覚大師の高弟の建立大師相応和尚が始めた、比叡山一千日回峰行の中に、赤山明神へ供華を奉ずる「赤山苦行」と称する練行がある。
    また赤山禅院は京都市内を廻る大廻りや切廻りなどの「回峰行門」の要にあたる。
  • 御所からの表鬼門に当たり、「表鬼門の赤山さん」と呼ばれる。赤山明神は鎮宅霊符神として、各地で信仰されている方位の神。
  • 参道と境内は紅葉で埋めつくされる(11月中旬-下旬)。
  • 修学院離宮 :京都市左京区修学院薮添:TEL 宮内庁京都事務所 075-211-1215
  • 拝観:許可制。宮内庁京都事務所参拝係(TEL 075-211-1215)にて申し込み、または URL:<http://sankan.kunaicho.go.jp/>に参観願いを提出。無料。
  • 市バス5番で修学院離宮道下車。

  • 江戸前期の1655年(明暦1)に後水尾上皇みずから造作一切を取り仕切って徳川幕府の叡山三千坊の一つ、修学寺(修学院)跡の地に着工。1659年(万治2)下御茶屋、1661年(寛文1)上御茶屋の池ができる。
  • 約54万平米に及ぶ広大な敷地に上・中・下の3つの庭園と3つの御茶屋からなる。
  • 上御茶屋:隣雲亭(数寄屋造)、浴龍池(よくりゅうち)、窮邃軒(きゅうすいけん;中島にある)。
  • 中御茶屋:主要建物は聖明山林丘寺門跡の遺構。書院の楽只軒(らくしけん)、書院庭園、客殿。
  • 下御茶屋;上皇御座所にあたる寿月観。蔵六庵。
  • 客殿一の間:霞棚。桂離宮の桂棚、醍醐三宝院の醍醐棚とならんで日本三飾り棚の一つ。
  • 高樹院(萩の寺) :京都市左京区岩倉三宅386:TEL 075-781-8246
  • バスで八幡前下車5分。
  • すすき(9月上旬)、萩(9月中旬)
  • 慶長十七年(1612)に開山。
  • 石座(いわくら)神社 :京都市左京区岩倉上蔵町
  • 自由参拝
  • 京都バス24,28番で岩倉実相院前(終点)下車すぐ。叡山電鉄岩倉駅徒歩15分。
  • 2つにわかれた本殿、旧社地の山住神社の巨石の石座。
  • 現在の神社の所在地より5,60m離れた所に旧社地があり、山住(やまずみ)神社といい、神体である巨大な自然石が1個あるだけで、その前に小さな拝所がある。
  • 実相院 :京都市左京区岩倉上蔵町121:TEL 075-781-5464
  • 9:00-17:00(12月-2月は9:00-16:00):500円
  • 京都バス24,28番で岩倉実相院前(終点)下車すぐ。叡山電鉄岩倉駅徒歩15分。
  • 紅葉の名刹.
  • 一仏八僧の枯山水庭園と借景。回遊式庭園。
  • 寺宝には全国で6,7点しか確認されていない中国清朝の星図屏風、1862年(文久2)に出現した大流星群の記述がある門主の日記などもあり、適宜所蔵品特別展が行なわれる。
  • 岩倉門跡と呼ばれる。
  • 賀茂御祖(かもみおや)神社(下鴨神社) :京都市左京区下鴨泉川町:TEL 075-781-0010
  • 境内参拝自由・無料。社殿:10:00-16:00:500円、小学生250円
  • 京阪本線「出町柳」駅、又は叡山電鉄「出町柳」駅下車、徒歩10分。市バス4,205番「下賀茂神社前」下車すぐ。
  • 神社の建築形式の原型、流れ造りの代表例
  • 時代:本殿二棟;1863年(文久三年)、他の主要社殿は1628年(寛永五年)の造替。 特徴:舞殿、神服殿、橋殿、細殿、供御所、楼門、翼廊。楼門、翼廊の他は素木造り、屋根は桧皮葺き、入母屋造り、床は板敷きで回縁をもつ。
  • 玉依姫命(たまよりひめのみこと)、賀茂建角身命(かもたけつのみのみこと)の二神を祭る。
  • 平安神宮 :京都市左京区岡崎西天王町97:TEL 075-761-0221
  • 一般拝観:8:30-17:00(受付は16:30まで):境内無料。
  • 神苑:8:30-17:30(3/1-14,9月10月8:30-17:00、11-2月8:30-16:30):600円、小・中学生300円
    神苑の無料公開は例年6月5日、9月19日に行なわれる(日時は確認して下さい)。
  • 市バス5,27,32,46で動物園前下車徒歩5分、京都会館美術館前下車徒歩5分

  • 明治28年(1895)、平安遷都1100年を記念して創建された。
  • 神苑は約3万平米の池泉回遊式庭園。南の神苑のほか、西神苑(白虎池)、中神苑(蒼龍池)、東神苑(栖鳳池)がある。植治7代目小川治兵衛作。
  • 社殿は平安京の正庁朝堂院を5/8に縮小して復元、模したもの。
  • 花菖蒲(6月上旬)、睡蓮(6月上旬)、萩(9月中旬)
  • 百万遍 知恩寺 :京都市左京区田中門前町103:TEL 075-781-9171,FAX 075-781-0157
  • 境内散策自由
  • 宝物館の特別公開時:10:00-16-00:600円
  • 市バス 3,17,31,201,202,203,206で百万遍下車すぐ。
  • 正式名称:長徳山功徳院百万遍知恩寺。浄土宗大本山。後醍醐天皇に百万遍の号をもらう。浄土宗七大本山の内の一つ。
  • 元は賀茂の河原屋と称し相国寺の北辺りにあり、丈六の釈迦像を安置して今出川釈迦堂として信仰を集めていた。法然の弟子勢観房源智上人が法然上人の御影堂を造営して知恩寺とした。
    応仁の乱などでたびたび焼失後、1662年(寛文2)に現在地に移転された。
  • 境内に賀茂明神の分社(鎮守堂)がある。往古には賀茂神宮寺とも称された。
  • 御影堂:1661年(寛文元年)起工、1667年(寛文7年)完成。間口15間(28m)奥行13間(24m)総欅造り。
  • 光琳、雪舟、探幽らの筆による寺宝がある。
  • 願輝作の中国絵画史に残る仙人図の傑作「蝦蟇鉄拐図」(14c、重文)は必見。
  • 夾竹桃(8月から)
  • 古本市、手作り市などがときどき催される。
  • 常林寺 :京都市左京区田中下柳町:33:TEL 075-791-1788
  • バスで加茂大橋下車すぐ。
  • 萩(9月上旬)
  • 町なかにあるが、見頃は美しい。
  • 三千院 :京都市左京区大原来迎院町540:TEL 075-744-2531:FAX 075-744-2480:Zip 601-1241
  • 8:30-16:00(12月-2月)、8:30-16:30(3月-11月):600円、中高生300円、小学生150円
  • 毎年4月28日-5月5日に秘仏不動明王立像が開張される。
  • 大原行き市バス、京都バス17,18番 終点大原下車徒歩15分。

  • 天台宗。延暦寺別院。天台五門跡の一つ(他は妙法院、青蓮院、聖護院、曼殊院)。京都三阿弥陀堂の一つ。
  • 平安時代の延暦年間(782-806)に最澄が比叡山の東塔南谷に円融房を建てたのが始まりとされる。
  • 往生極楽院(本堂);重文。平安末期の1148年(久安4)の建物。高松中納言実衡(さねひら)の未亡人の真如尼が建てたといわれている。
    桁行4間、梁間3間、の一間四面堂。一重入母屋造柿葺。正面に1間の向拝をつけ、珍しく妻入となっている。勾欄つきの廻り縁がある外回りは、1668年(寛文8)の江戸初期の修理。
    一間四面堂は一間四方の母屋に庇をめぐらす平安時代後期(12c初頭)に流行した仏堂建築様式で三千院本堂他6棟現存。
  • 往生極楽院:阿弥陀如来坐像、観音菩薩正坐像(1148年)、勢至菩薩正坐像(1148年):木造漆箔。平安時代。
  • 救世観音半跏思惟像:重文。寄木造漆箔、玉眼。鎌倉初期。胎内に中臣行範の五箇条の願文が納められていた。
  • 不動明王像:重文。木造古色。平安時代。胎内に円仁作の不動明王像の頭が納められていた。
  • 薬師瑠璃光如来:本尊。秘仏。木造。
  • 不動明王立像:秘仏。木造金色。平安時代。
  • 写経は8時〜15時:納経料 1,000円
  • 紫陽花(6月下旬-7月上旬)3000株以上、紅葉の名刹。
  • 勝林院 :京都市左京区大原勝林院町187:TEL 075-744-2409:Zip 601-1241
  • 一般拝観:9:00-17:00:300円、子供200円
  • 大原行き京都バス大原バスターミナル下車、京都バス17,18番大原下車徒歩25分。三千院の近く。

  • 魚山大原寺。天台宗。延暦寺別院の声明根本道場。
  • 慈覚大師円仁(794-864; 叡山の第二祖)が唐から声明音律学をもち帰り、比叡山で伝承されていた道場を、門弟の寂源が1013年(長和2)にこの地に移し、寺院を建立したという。
  • 本堂:1736年(享保21)に焼失、1778年(安永7)に再建。桁行7間、梁間6間、入母屋造。
  • 鐘楼・梵鐘:平安時代。重文。創建当初のものといわれる。総高143cm、口径76cm。
  • 石造宝篋印塔:鎌倉時代の正和五季(1316)の造立。重文。高さ約3m。 鎌倉以後関西における一般形となる古式の塔の代表作の一つ。
  • 阿弥陀如来座像:丈六の本尊。木造。康尚作。平安中期。脇侍に不動明王立像、毘沙門天立像。
  • 法然上人像(重文。木造)、踏出阿弥陀如来(重文)、普賢菩薩像(重文)、十一面観音菩薩(重文、木造。江戸時代まで北野寺の本尊)
  • 大原講義、大原問答で高名。
  • 紅葉(11月中旬)
  • 浄蓮華院 :京都市左京区大原大原来迎院町
  • 9:00-17:00:500円
  • 大原行き市バス、京都バス17,18番 終点大原下車徒歩25分。
  • 1109年声明梵唄念仏の根本道場として建てられた融通念仏の本堂。1969年に庫裡、鐘楼堂を再建。融通念仏開立の遺蹟。
  • 三千院境内に建立された子院の一つ。もとは聖応大師良忍上人の住房であった。
  • 宝泉院 :左京区大原勝林院町187:TEL 075-744-2409
  • 拝観:9:00-17:00:600円、子供500円
  • 大原行き京都バス大原バスターミナル下車、京都バス17,18番大原下車徒歩10分。三千院の近く。
  • 魚山勝林院の子院。
  • 書院:1502年(文亀2)に再建されたもの。廊下の天井は伏見城遺構の血天井。
  • 盤桓園(ばんかんえん):借景庭園。池泉回遊式庭園。江戸後期の作庭。
  • 宝楽園:2005年作の回遊式庭園。
  • 樹齢500年の富士山型の五葉松と背景の竹林。
  • 大原御陵 :京都市左京区大原来迎院町
  • 拝観:自由参拝。法華堂は非公開。
  • 大原行き市バス、京都バス17,18番 終点大原下車徒歩15分。
  • 後鳥羽天皇、順徳天皇および三千院歴代の法親王の御陵。
  • 実光院 :京都市左京区大原:TEL 075-744-2537
  • 9:00-17:00(12月-2月は 9:00-16:30):600円、子供500円
  • 大原行き市バス、京都バス17,18番 終点大原下車徒歩20分。
  • 魚山勝林院の子院。
  • 契心園;律川の流れを取り入れた池泉回遊式庭園。心字池、蓬来石組。江戸後期の作庭。
  • 石楠花(シャクナゲ)、楓。
  • 寂光院 :京都市左京区大原草生町17:TEL 075-744-2545
  • 9:00-17:00(12月-2月は 9:00-16:30):500円、中学生350円、小学生以下無料
  • 大原行き市バス、京都バス17,18番 終点大原下車徒歩20分。
  • 秋海棠(9月初旬)、紅葉(11月中旬)
  • 推古二年(594)聖徳太子の創建と伝えられる。後に、建礼門院徳子が隠棲。建礼門院の庵跡は現在立ち入り禁止。
  • 来迎院 :京都市左京区大原来迎院町537:TEL 075-744-2161:Zip 601-1242
  • 一般拝観:9:00-17:00:500円
  • 国宝、重文の寺宝は毎年5月1日-5日、11月1日-5日に公開される。
  • 大原行き市バス、京都バス17,18番 終点大原下車徒歩25分。三千院の近く。

  • 魚山来迎院。天台宗。
  • 慈覚大師円仁が唐から帰朝後、声明音律(梵唄)の道場として中国天台山に模して堂塔を建立したという。後に衰退し、平安時代後期の1109年(天仁2)に、融通念仏寺開祖である聖応大師良忍上人によって再興した。
  • 薬師如来三尊形式の像:中央に薬師如来像、左に阿弥陀如来像、右に釈迦如来像。いずれも藤原時代の寄木造漆箔。重要文化財。
  • 阿弥陀寺 :京都市左京区大原古知平町古知谷阿弥陀寺83:TEL 075-744-2048:Zip 601-1235
  • 一般拝観:9:00-16:30:300円
  • 京都バスで古知谷(こちだに)下車徒歩20分。

  • 一心帰命決定光明山阿弥陀寺。浄土宗。
  • 江戸時代の1609年(慶長14)に全国行脚の末、弾誓(たんぜい)上人が開創。
  • 三千院の2km北の山中にあり、長い参道の新緑、紅葉は絶品。
  • 開祖弾誓上人の即身仏が岩窟に安置されている。
  • 本尊:開山の弾誓上人自作の自髪を植えた尊像。
  • 阿弥陀如来坐像:重文。木造漆箔。
  • 峰定寺(ぶじょうじ) :京都市左京区花背原地町772:TEL 075-746-0036:Zip 601-1102
  • 拝観:9:00-15:30(午後閉門の時あり):500円(小学生以下は入山不可):冬12-3月と雨の日は閉門。
  • 京都バス大悲山口下車徒歩30分。

  • 大悲山峰定寺。修験系の単立寺院。本寺は聖護院。
  • 花背で最も奥深い山中、清流に面した急斜面に立つ日本最古の舞台造建築として知られる本堂や、供水所などがある。
  • 観空西念という修行者が諸国の名山大岳を遍歴ののち、平安後期の1154年(久寿1)2月、3間の御堂一宇を建立、白檀の二尺の十一面千手観音像を安置、鳥羽法皇の帰依を受けて峰定寺を創始した。
  • 本堂:重文。方五間、寄棟造、柿葺。懸崖造。南北朝時代。蟇股、破風の懸魚、鰭(ひれ)、格狭間など古建築の趣を残している。特に鰭は現存最古のもの。
  • 仁王門:重文。2躰の良元作木造彩色金剛力士立像(平安時代1163年)が安置されている。
  • 阿伽井:重文。日本現存最古の供水所。1間4方のすっきりした軽快な建物。これだけでも見る価値あり。
  • 十一面千手観音坐像:桜造素地切金。平安時代(1154年)。
  • 釈迦如来立像:木造金泥玉眼。推定快慶作。平安時代(1199年)。
  • 毘沙門天立像、不動明王立像、衿羯羅童子立像、制[口+它]迦童子立像:いずれも重文。木造彩色切金玉眼、平安時代(1154年)。
  • 山内には行場が多く、奈良の大峰山に対して北大峰と呼ばれ、修験道場となっている。
  • 石楠花(シャクナゲ)の名所(4月20日-)、桜。新緑。秋(11月3日-)。
  • 妙円寺(松ヶ崎大黒天) :京都市左京区松ヶ崎東町:TEL 075-781-5067
  • 9:00-17:00ごろまで開門
  • 京福電鉄修学院駅下車西へ徒歩約8分。地下鉄松ヶ崎駅下車東へ徒歩約10分。市バス北8番松ヶ崎大黒天前下車すぐ。
  • 宝が池公園の北。五山の送り火「妙法」の法の字の火床のふもと。京都の丑(うし)の方向にあるため表鬼門を守護する福の神ともされる。
  • 別名松ヶ崎大黒天。創建は江戸初期の1616年(元和2)といわれる。 2004年7月に本殿遷座950年を記念して約140年ぶりに立て替える。2005年7月に完成予定。本殿は同期間に解体修理。
  • 大黒堂:伝教大師作と伝える大黒天像を安置する。
  • 心光院 :京都市左京区岩倉下在地町42:TEL 075-781-7978:Zip 606-0013
  • 拝観不可。
  • 叡山電鉄鞍馬線岩倉駅下車徒歩7分。

  • 紫雲山心光院。浄土宗鎮西派。
  • 江戸時代の1645年(正保2)に唯称房知空大徳を開基として創建。
  • 阿弥陀如来像:重文。秘仏。寄木造漆箔。藤原時代。像高153cm。岩倉木野町の塞耳庵(廃寺)の遺仏。
  • 勢至菩薩跪像、観音菩薩跪像:阿弥陀如来の両脇侍像。重文。秘仏。木造漆箔玉眼。康知作。室町時代。像高107cm。
  • 妙満寺 :京都市左京区岩倉幡枝町91:TEL 075-791-7171
  • 一般拝観:9:00-16:00:300円
  • 叡山電鉄鞍馬線木野駅下車徒歩5分。京都バス45,47番で幡枝下車徒歩2分。地下鉄烏丸線国際会議場下車徒歩20分。

  • 14c後半の南北朝時代(永徳3年)に日什上人によって創建された。顕本法華宗の総本山。1968年(昭和43)に二条寺町から移建。
  • 本坊庭園:近世初頭の俳人である松永貞徳作といわれ、比叡山を借景にした枯山水庭園「雪の庭」。
  • 寺宝に安珍・清姫ゆかりの鐘がある。
  • ツツジ(4月下旬-5月上旬)
  • 円通寺 :京都市左京区岩倉幡枝町:TEL 075-781-1875
  • 拝観:10:00-16:00:500円:小学生以下はお断り。
  • 市バス4,66番で深泥ヶ池下車徒歩20分。京都バス岩倉木野行きバスで円通寺道下車徒歩10分。

  • 後水尾上皇が経営した山荘の一つ。江戸前期の正保から慶安(1644-1650)にかけて、長谷、岩倉、幡枝に御山荘を作られ、円通寺はその幡枝離宮の跡。1678年(延宝6)に文英尼公を開基として大悲山円通寺を開創した。
  • 枯山水庭園:17世紀中葉,御水尾天皇によって幡枝茶屋の一部として築造。苔の生えた平地に露頭した岩盤二個を含めて45ほどの石を配置する借景式庭園。
  • 比叡山を借景とする庭園は自然と光陰が刻々と変化し、長時間見ていてもあきない。借景式庭園の中では随一だろう。
  • 以前はカメラの持ち込みは厳禁だった。しかし、借景となる風景の中にビルなどが建つ可能性が大となってきたので、その千変万化の見事な風景を記録するために、2002年10月12日より借景庭園のみ撮影可となった。詳しくは案内時に流されるテープをお聞き下さい。
  • 小町寺(如意山補陀落寺) :京都市左京区静市市原町1140:TEL 075-741-3285, 075-741-3662:
  • バスで小町寺下車すぐ。
  • 実南天(12月上旬)
  • 平安時代建立。小野小町の墓がある。
  • 鞍馬寺 :京都市左京区鞍馬本町1074:TEL 075-741-2003:Zip 601-1111
  • 一般拝観:9:00-16:30(6月-8月は9:00-17:00):200円、小学生以下無料。
    霊宝殿は12月12日-2月末、および月曜休館。
  • 叡山電鉄鞍馬線鞍馬駅下車。仁王門まですぐ。仁王門から由岐神社の横を通り約1kmの参道本堂金堂、霊宝殿、僧正ヶ谷不動堂、義経堂を経て奥の院へ続く。
    鞍馬山ケーブルが山内の「鞍馬山門駅」と「多宝塔駅」を結ぶ(料金100円)。

  • 正式名は松尾山金剛寿院。現在鞍馬弘教総本山。1947年(昭和22)に鞍馬弘教立宗として独立。
  • 奈良時代の770年(宝亀1)に鞍馬山中で毘沙門天像を感得した奈良唐招提寺の鑑禎(がんてい)上人が小堂を建て毘沙門天を祀り創建、平安時代の796年(延暦15)に造東寺長官の藤原伊勢人(いせんど)が本堂などを建てて鞍馬寺とした。
  • 仁王門:12c創建とされ、現在の門は1911年再建。2躰の仁王像(重文。木造、伝湛慶作)を安置する。
  • 本尊毘沙門天三尊像:国宝。檜一木造素地。毘沙門天立像(藤原中期)、善膩童子立像(藤原中期)、吉祥天立像(平安・1127年)。
  • 金剛三尊像:国宝。銅造素地。平安後期。如来坐像と2躰の菩薩立像。経塚から出土した。
  • 鞍馬寺経塚遺物:国宝。兜跋(とばつ)毘沙門天立像(木造彩色。平安後期)、聖観音立像(木造彩色切金玉眼。定慶作。鎌倉時代・1226年)、鞍馬寺文書など重文。
  • 1月1日:0:00-17:00:本殿内に参拝できる。
    毎月7,18日、10:40分-昼に写経がある。写経・抹茶付き1,000円
  • 由岐神社 :京都市左京区鞍馬本町1073:TEL 075-741-1670:
  • 参拝自由:無料
  • 叡山電鉄鞍馬線鞍馬駅下車。
  • 940年(天慶3)平安京の頃王城の北方鎮護の目的で創建された一帯の氏神社。
  • 拝殿:重文。1610年(慶長15)豊臣秀頼が建築。幅14m、高さ15m入母屋造り檜皮葺の割拝殿。山の斜面を利用した懸崖造り。工事奉行は片桐且元だろうと考えられている。
    1998年10月の台風10号で屋根の損壊を受け、修復が1999年7月に完了した。
  • 鞍馬の火祭(10月22日)で有名。
  • ・右京区

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    [東山区] [西京区] [南 区] [伏見区] [山科区] [郊 外] *戻る*


  • 天龍寺 :京都市京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68:TEL 075-881-1235:Zip 616-8385
  • 8:30-17:30(12月-3月は17時まで):500円、小・中学生300円。本堂は +100円。
  • JR山陰本線 嵯峨嵐山駅から徒歩10分。京福電鉄嵐山線 嵐山駅下車すぐ。阪急嵐山線 嵐山駅徒歩10分。市バス No.11,28 京福嵐山駅前下車すぐ。京都バス No.61,62,63,71,72,80,87 京福嵐山駅前下車すぐ。

  • 京都五山の筆頭、霊亀山天龍寺。臨済宗天龍寺派総本山。
  • 南北朝時代の1339年(暦応2)に足利尊氏が、かって離宮亀山殿の跡に後醍醐天皇の菩提のために創建。夢窓国師を開山とする。
    室町期には150あまりの塔頭をもつが、応仁の乱などの8回もの火災にあい、当時の建物は残っていない。 現在の建物は、1900年頃(明治30年代)に再建されたもの。
  • 庭園;1340-44年頃亀山殿跡に創築された回遊式庭園。夢窓疎石の造庭と伝える。
    曹源池と亀山なる丘とからなる。対岸に北宋画風の石組みを見る。日本初の特別史跡名勝。今なおすばらしい石組みを保持している。
  • 釈迦如来坐像:重文。木造漆箔。藤原時代。
  • 法堂天井の雲龍図は四条派の鈴木松年の代表作。
  • 枝垂桜(4月中旬)、蓮(7月中旬)
  • 龍安寺(りょうあんじ) :京都市京都市右京区竜安寺御陵ノ下町:TEL 075-463-2216
  • 8:00-17:00(12月-2月8日は8:30-16:30):500円、小中学生 200円
  • 市バス59番で龍安寺前下車すぐ。市バス50,55番で立命館大学前下車徒歩7分。
  • 臨済宗妙心寺派。大雲山龍安寺。
  • 庭園:いわずと知れた枯山水の名庭。12間x5間の白砂の平地に15の石を配置する典型的な石庭。
  • 侘び助椿(3月初旬から)、椿(2月中旬〜3月中旬)、藤(4月下旬)、睡蓮(5月下旬-7月下旬)、蓮(7月下旬)
  • 妙心寺(本坊) :京都市右京区花園妙心寺町1:TEL 075-461-5226:Zip 616-8035
  • 10:00-16:00:400円、中学生250円
  • 毎年曝涼展が11月の3,4日に催される:9:00-15:30:1000円、小中学生 500円
  • 市バス10,26番で妙心寺北門前下車すぐ。市バス51番、京都バスで妙心寺前下車。JR山陰本線花園駅下車徒歩10分。京福電鉄妙心寺駅下車徒歩10分。

  • 臨済宗妙心寺派大本山。臨済宗諸派のうち最大。伽藍と塔頭地区からなる。
  • 南北朝時代の1337年(建武4)に花園天皇が退位ののち離宮萩厚殿を寺に改め、関山慧玄を開山として開創した。
    応仁の乱(1399)の時に寺院・寺領没収され、永享年間(1229-40)日峰宗舜が再建。戦国大名の援助を受けて発展し、1650年頃現在の寺観ほぼ整う。
  • 大方丈、大庫裡、寝堂:現存建物は江戸時代の1654年(承応3)に建立。浴室は1656年(明暦2)に建立。
  • 法堂:重文。現存建物は江戸時代の1656年(明暦2)に建立。天井に狩野探幽筆の蟠龍図が描かれている。
  • 山門:重文。安土桃山時代の1599年(慶長4)に建立。高さ15.7m。1999年に130年ぶりに屋根の葺き替えや丹色の塗装修復が行なわれた。
  • 黄鐘調鐘(おうじきちょうのかね)は698年(白鳳時代)の作で、年代の記された鐘では日本最古。口径86cm、高さ151cm、国宝。金属疲労のため1974年頃から展示のみになっている。
  • 阿弥陀如来像、観音菩薩像、勢至菩薩像:木造。鎌倉時代。もと石清水八幡宮の奥の院に祀られていたもの。鎌倉時代の仏像の傑作といわれる。
  • ツツジ(5月初)、百日紅(8月)l
  • 玉鳳院 :京都市右京区花園妙心寺町
  • 一般公開はしていない。
  • 市バス10,26番で妙心寺北門前下車すぐ、市バス51番、京都バスで妙心寺前下車、jr山陰本線花園駅下車、京福電鉄妙心寺駅下車。

  • 妙心寺における最初の塔頭。花園天皇の塔所。これについで開山関山慧玄の塔所(開山堂微笑庵)が設置される。 その2つの塔所の妙心寺における取扱いは塔頭ではなく諸堂伽藍としている。
  • 開山堂:微笑庵(みしょうあん)とも呼ぶ。重文。山内現存最古の堂。桁行(正面)3間、梁間(奥行)4間、一重入母屋造本瓦葺。
  • 四脚門:重文。微笑庵の前門となっている。一間平唐門、桧皮葺。室町初期。簡素繊細優美。
  • 経蔵:重文。桁行梁間とも1間、一重裳階付。二重屋根本瓦葺。1673年(寛文13)上棟。内部に輪蔵がある。
  • 庭園:蓬来式枯山水庭園。桃山時代初期。豪健な石組が残る。
  • 妙心寺・退蔵院 :京都市右京区花園妙心寺町:TEL 075-463-2855
  • 9:00-17:00:400円、子供300円
  • 市バス10,26番で妙心寺北門前下車すぐ、市バス51番、京都バスで妙心寺前下車、JR山陰本線花園駅下車徒歩5分。

  • 臨済宗妙心寺派の塔頭。室町時代に建立1404(応永11)建立。
  • 書院の床の間の裏に設けた水屋と三畳の茶室。
  • 如拙筆瓢鯰図(国宝)。
  • 狩野元信作と言われる枯山水式庭園元信の庭
  • 枝垂桜(4月上旬)、藤(5月)、皐月(6月上旬)
  • 妙心寺・養源院 :京都市右京区花園妙心寺町
  • 一般公開はしていない。
  • 市バス10,26番で妙心寺北門前下車すぐ、市バス51番、京都バスで妙心寺前下車、JR山陰本線花園駅下車、京福電鉄妙心寺駅下車。

  • 妙心寺霊雲派塔頭。
  • 室町時代中期の1448年(文安5)に、妙心寺第4世の日峰宗舜(にっぽうそうしゅん)が、細川持之の外護を得て創建した。
    応仁の乱の後、1478年(文明10)に雪江によって再興したが荒廃、剛宗宗紀(こうそうそうき)が再建をはかり中興祖となる。
  • 客殿:中興時の再建、安土桃山時代の1599年(慶長4)の棟札が現存する。妙心寺山内現存客殿中で、建立年次を明確にしている建物で最も古い。大工は妙心寺三門を建てた大工。
  • 妙心寺・東林院(沙羅双樹の寺) :京都市右京区花園妙心寺町59:TEL 075-463-1334
  • 妙心寺塔頭東林院「沙羅の花を愛でる会」の鑑賞期間のみ拝観可。
    2000年の場合、6月15日-7月5日:10:00-15:00(土、日は16:00迄):1,500円(抹茶付)。通常は拝観不可。
  • 市バス10,26番で妙心寺北門前下車すぐ、市バス51番、京都バスで妙心寺前下車、JR山陰本線花園駅下車、京福電鉄妙心寺駅下車。

  • 室町後期(戦国時代)の1531年(享禄4)に細川氏綱が父細川高国の菩提を弔うために上京区に三友院を建立、のち、山名豊国が1556年(弘治2)に現在地に移転して東林院と改名、中興開基し直指和尚を開山とした。それ以来山名家の菩提寺となる。
  • 唐門:国宝
  • 床の間付畳敷きの東司(便所)。
  • 宿泊が可能。1泊2食付き 5,500円(税、サービス料は不要)。冷暖房完備、禅風精進料理。電話、往復葉書にて予約必要。
  • 方丈庭の樹齢300年、二股に分かれた高さ15mの古木など4本の沙羅の木。
  • 妙心寺・養徳院 : 京都市右京区花園妙心寺町
  • 一般公開はしていない。
  • 市バス10,26番で妙心寺北門前下車すぐ、市バス51番、京都バスで妙心寺前下車、JR山陰本線花園駅下車、京福電鉄妙心寺駅下車。

  • 妙心寺の塔頭の一つ。
  • 安土桃山時代の1583年(天正11)に石川光重が、父光延の菩提を弔うために、開祖として功澤宗勲(こうたくそうくん)を開祖に招請して創建された。功澤は光重の兄にあたる。
    堂宇は幕末の1859年(安政6)の再建。1935年(昭和10)に現在地に移建された。
  • 第2世となった水庵宗掬(すいあんそうきく)も石川氏の出身であり、石川家一族で構成された菩提寺であった。
  • 妙心寺・大通院 : 京都市右京区花園妙心寺町:TEL 075-231-7015
  • 一般公開はしていない。
  • 市バス10,26番で妙心寺北門前下車すぐ、市バス51番、京都バスで妙心寺前下車、JR山陰本線花園駅下車、京福電鉄妙心寺駅下車。
  • 妙心寺の塔頭の一つ。
  • 1586年(天正14)一柳直末が南化玄興(なんかげんこう)を開祖として招請して創建。
    明治11年に取畳して本尊を智勝院に安置し、高巌院を合併して再建された。
  • 山内家の菩提寺。山内一豊とその妻画像が霊屋に安置されている。
  • 都林泉名勝図絵に「当院の林泉は奇樹奇石多くして此塔中第一の名庭なり」とされている。
  • 妙心寺・春光院 :京都市右京区花園妙心寺町42:TEL 075-462-5488
  • 一般公開はしていない。
  • 市バス10,26番で妙心寺北門前下車すぐ、市バス51番、京都バスで妙心寺前下車、JR山陰本線花園駅下車、京福電鉄妙心寺駅下車。

  • 江戸初期に創建された臨済宗妙心寺派の塔頭。
  • 安土桃山時代の1590年(天正18)に、もと俊厳院(しゅんがんいん)と称して猷山景嘉(ゆうざんけいか)により、堀尾山城守を檀主にその長子の菩提を弔うために創建された。
  • 庭園:方丈の南庭の枯山水式「さざれ石の庭」かつ蓬来式庭園。明治直前の1867年(慶応3)に改造された。伊勢両宮を抽象的に構成し、寺院の庭に神社式の庭という非常に珍しく変わった庭。
  • 茶室:来也軒。江戸時代後期。
  • 洋鐘:重文。安土桃山時代、京都四条の南蛮寺の銅鐘。
  • 張平山筆「東方塑奪桃図」(重文)、王若水筆「蘆花浅水図」(重文)
  • 妙心寺・寿聖院 : 京都市右京区花園妙心寺町
  • 一般公開はしていない。
  • 宿坊あり(女性のみ)。電話または葉書にて申込。予約金必要。
  • 市バス10,26番で妙心寺北門前下車すぐ、市バス51番、京都バスで妙心寺前下車、JR山陰本線花園駅下車、京福電鉄妙心寺駅下車。

  • 妙心寺の塔頭の一つ。
  • 安土桃山時代の1595年(文禄4)に石田三成が父の正継の菩提所として龍安寺第12世の伯蒲恵稜を招請、勧請開山として創建された。伯蒲(はくほ)の法嗣の雲屋祖泰(うんのくそたい)を開祖とする。
  • 石田三成は大徳寺塔頭の三玄院を創建し、開基であった。
  • 妙心寺・桂春院 :京都市右京区花園妙心寺町:TEL 075-463-6578
  • 一般拝観:8:00-17:00:400円
  • 市バス10,26番で妙心寺北門前下車すぐ、市バス51番、京都バスで妙心寺前下車、JR山陰本線花園駅下車、京福電鉄妙心寺駅下車。

  • 馬酔木(3月中旬)
  • 1598年(慶長3年)石河壱岐守貞政建立。
  • 枯山水庭園、茶室既白軒。方丈北の庭園は清浄の庭、東は思惟の庭、南は直如の庭、書院前の庭は侘びの庭と名付けられている。
  • 妙心寺・蟠桃院 : 京都市右京区花園妙心寺町
  • 一般公開はしていない。
  • 市バス10,26番で妙心寺北門前下車すぐ、市バス51番、京都バスで妙心寺前下車、JR山陰本線花園駅下車、京福電鉄妙心寺駅下車。

  • 妙心寺の塔頭の一つ。
  • 織田信長、後に豊臣秀吉に仕えた前田玄以(1539-1602)を開基とし、一宙東黙(1552-1621)を開祖として1601年(慶長6)に創建された。
  • 紅葉(11月)
  • 妙心寺・大龍院 : 京都市右京区花園妙心寺町
  • 一般公開はしていない。
  • 市バス10,26番で妙心寺北門前下車すぐ、市バス51番、京都バスで妙心寺前下車、JR山陰本線花園駅下車、京福電鉄妙心寺駅下車。
  • 妙心寺の塔頭の一つ。霊雲派。
  • 1606年(慶長11)に鉄山宗鈍(てつさんそうとん)を開祖とし、中村忠一の創建。
  • 妙心寺・天祥院 :京都市右京区花園妙心寺町43:TEL 075-463-6502
  • 非公開。
  • 妙心寺の塔頭の一つ。
  • 市バス10,26番で妙心寺北門前下車すぐ、市バス51番、京都バスで妙心寺前下車、JR山陰本線花園駅下車、京福電鉄妙心寺駅下車。
  • 江戸前期の1645年(正保2)に松平忠弘が、父忠明の菩提を弔うために大機東愚(だいきとうぐ)の法嗣乳峯義元(にゅうほうぎげん)を開祖に招請して開創した。
  • 本堂は1976年(昭和51)の再建。
  • 狩野山雪筆「「白衣大士像」、開基「奥平忠明像」など。
  • 妙心寺・隣華院:京都市右京区花園妙心寺町:TEL 075-462-9042
  • 随時特別拝観。
  • 特別拝観時:10:00-16:00:600円
  • 長谷川等伯の「水墨山水図」(重文)、狩野永岳の襖絵公開。
  • 市バス 26番 妙心寺北門前下車。
  • 豊臣秀吉の家来、脇坂安治の建立。
  • 見所:方丈室中襖絵長谷川等伯の「水墨山水図」(重文)、狩野永岳の襖絵。
  • 妙心寺・天球院:京都市右京区花園妙心寺町46:TEL 075-462-9041
  • 随時特別拝観。
  • 特別拝観時:10:00-16:00:600円
  • 狩野山楽、山雪父子の襖絵公開。
  • 市バス 26番 妙心寺北門前下車。
  • 岡山藩池田家の菩提寺。
  • 見所:方丈(重文)。江戸時代の狩野山楽、山雪父子の襖絵(竹に虎、梅に鳥)。
  • 妙心寺・慈雲院 : 京都市右京区花園妙心寺町
  • 一般公開はしていない。
  • 市バス10,26番で妙心寺北門前下車すぐ、市バス51番、京都バスで妙心寺前下車、JR山陰本線花園駅下車、京福電鉄妙心寺駅下車。
  • 妙心寺の塔頭の一つ。
  • 江戸前期の1653年(承応2)に大阪の橘屋新兵衛が、湛月紹円(たんげつしょうえん=大虚霊光禅師)を開祖として創建。
  • 1878年(明治11)に、妙心寺総門入ってすぐ西の現在地に移建、その際松涛庵と大森にあった寿仙寺を合併した。
  • 法金剛院(蓮の寺) :右京区花園扇野町49:TEL 075-461-9428
  • 9:00-16:00:400円、子供300円:7月ごろ観蓮会・蓮の花の鑑賞会がある。
  • 市バス 26番 妙心寺北門前下車、91,92番花園扇野町下車。JR 花園駅下車。
  • 五位山法金剛院。律宗唐招提寺に属する。双ヶ丘三の丘東に位置する。平安時代天長の頃(830)、右大臣清原夏野の山荘を死後双丘寺となり、 858年(天安2)文徳天皇が天安寺として大伽藍を建て、定額寺に列した。1130年(大治5)待賢門院が復興、法金剛院とした。
  • 庭園は、待賢門院が極楽浄土を造園させた池泉回遊式の庭園。「青女の滝」は仁和寺の石立の僧林賢と静意の作。
  • 本尊の阿弥陀如来(重文)は院覚作の藤原仏で、平等院、法界寺とともに定朝の三阿弥陀と呼ばれた。
  • 関西花の寺第13番霊場:蓮(7月中旬〜8月中旬:午前中が見頃)、花菖蒲・菩提樹・紫陽花(6月上〜中旬)、紅葉(11月中〜下旬)
  • 清凉寺 :京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46:TEL 075-861-0343:Zip616-8447
  • 9:00-16:00:一般 300円:中高生 200円:小学生以下無料
  • 毎月8日に本尊釈迦如来立像の開張:1000円、4、5、10、11月は無料。
  • 京福電鉄で嵐山駅下車。市バス28で嵯峨釈迦堂前下車,市バス11で嵯峨小学校前下車。京都バスで釈迦堂前下車すぐ

  • 五台山清凉寺。浄土宗。通称、嵯峨釈迦堂。
  • 源融の山荘跡。寺となって棲霞寺(現、阿弥陀堂)となった。平安時代の1016年(長和5)に宋の五台山清凉寺に修学した東大寺[大の下に周]然の弟子盛算が釈迦堂を棲霞寺阿弥陀堂の西に建立し、勅許により清凉寺と号した。棲霞寺は近年合併された。
  • 釈迦如来立像:本尊。国宝。中国北宋時代のもの。魏氏桜桃造素地、切金。張延皎、張延襲作。平安時代(985年)。胎内納品に絹製の五臓や鏡像、経典があった。平等寺(京都市下京区)薬師如来立像、善光寺(長野市)阿弥陀如来立像とともに日本三大如来の一つ。
  • 阿弥陀如来坐像、観音菩薩坐像、勢至菩薩坐像:国宝。木造漆箔、平安時代。
  • 兜跋毘沙門天立像、十大弟子立像、文殊菩薩騎獅像、帝釈天騎象像:重文。木造彩色、藤原時代。
  • 四天王立像(4躯。重文。木造彩色、9c後期)、地蔵菩薩立像(重文。木造彩色、鎌倉)
  • 梅(3月上旬)、紅葉(11月中旬)。
  • 大覚寺 :京都市右京区嵯峨大沢町4:TEL 075-871-0071:Zip 616-8411
  • 一般拝観:9:00-16:30:500円(写経奉納料)、小・中・高生300円:桜の時期の大沢池散策のみは200円。
  • 市バス28,91,92系統で終点大覚寺下車すぐ。京都バス61,71,80,81系統で終点大覚寺下車すぐ。JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅下車徒歩15分。

  • 嵯峨山大覚寺。真言宗大覚寺派の大本山。
  • 旧嵯峨御所大覚寺門跡が正式名称。心経写経の根本道場、いけばな嵯峨御流の総司所。
  • 嵯峨天皇の離宮を淳和天皇皇后の正子が平安時代の876年(貞観18)に淳和天皇第二皇子恒寂法親王を開山とし、寺にして旧嵯峨御所として大覚寺となった。
    のちに後嵯峨、亀山、後宇多上皇がここで院政をしき、南北朝時代には南朝の拠点となった。
  • 宸殿:重文。延宝年間(1673-80)に後水尾天皇が宮中より紫宸殿を移築した。狩野山楽が描いた牡丹図、紅梅図など238面の障壁画(重文)がある。
  • 障壁画「松鷹図」(桃山時代、重文(13面)、渡辺始興作「野兎図」(重文)
    「松鷹図」は京都国立博物館に保存、普段は1975年作の模写絵を展示している。
  • 心経殿:1925年、鉄筋コンクリートで木造の八角円堂を模したもの。近代住宅建築で著名な藤井厚二の住宅以外の珍しい作品。
  • 大威徳明王像、軍荼利明王像:重文、秘仏。木造彩色。藤原時代。
  • 金剛夜叉立像、降三世明王立像、不動明王坐像、大威徳明王騎牛像、軍荼利明王立像:重文、秘仏。木造彩色切金。円明作、平安時代(1177年)
  • 大沢の池。嵯峨離宮の庭湖で日本最古の庭苑池。 奈良の興福寺猿沢の池、大津の石山寺とともに、平安時代より日本三大名月観賞の地として有名。
    毎年春、秋龍頭鷁首(りゅうとうげきす;龍の頭とあおさぎの首。鷁はよく水を切ることから船首につける)船による大沢池の周遊、観月が行なわれる。
  • 桜(4月上旬)、嵯峨菊(10月末-11月中旬)、紅葉、山茶花(11月中旬)
  • 仁和寺 :京都市右京区御室大内33:TEL 075-461-1155:Zip 616-8092
  • 9:00-16:30:一般 500円:中学生 300円:小学生以下無料
  • 京福電鉄北野線で御室駅下車徒歩5分。京都バスで御室仁和寺下車すぐ。市バス8,10,26で御室仁和寺下車。

  • 大内山仁和寺。真言宗御室派総本山。御室御所ともいわれる筆頭門跡寺院。世界文化遺産。
  • 平安時代の886年(仁和2)に光孝天皇の勅願により創建、完成前に崩御されたことで、888年(仁和4)に宇多天皇が開基となり完成を見た。
    宇多天皇は同寺で出家し、寺内に室と呼ばれる僧坊を設けて法務を行なったことから御室と呼ばれる。江戸末期まで皇族によって引き継がれた。
  • 金堂(本堂):慶長年間に建てられた京都御所の紫宸殿を移築した現存する最古の紫宸殿の遺構。
  • 観音堂:和様を中心とし、禅宗様を加える。
  • 見所:飛涛亭、遼廓亭(如庵の写し)、両茶室。残念ながら公開されていない。こちらは5人以上で仁和寺に申し込みが必要。
  • 孔雀明王像(国宝;中国北宋時代),阿弥陀三尊像(国宝。秘仏。檜一木造漆箔。平安・888頃)、薬師如来坐像(国宝。秘仏。白檀造。円勢、長円作。1103年)、他重文秘仏など多し。
  • 三十帖冊子:空海が唐に留学中に書写した。
  • 御室桜(遅咲きの里桜;4月下旬)、三つ葉ツツジ(4月下旬)、紅葉の名所。
  • 蓮華寺:京都市右京区御室大内20:TEL 075-462-5300
  • 一般拝観:9:00-17:00:境内参拝自由。
  • 市バス10,26,59番で御室仁和寺下車徒歩3分。

  • 五智山蓮華寺。
  • 後冷泉天皇勅願の寺。当初、広沢の池の近くに営まれ、その後再三寺地をかえたのち、1958年(昭和33)当地に移転。
  • 境内に五智如来(薬師如来、宝生如来、大日如来、阿弥陀如来、釈迦如来)や地蔵菩薩など11体の石仏が並ぶ。
  • 染井吉野、枝垂桜(4月上旬)。御衣黄(ぎょいこう)という緑色の桜(4月上旬)。
  • 西光寺:京都市右京区太秦多薮町30:TEL 075-861-0985:Zip 616-8167
  • 京福電鉄嵐山線で太秦駅下車徒歩10分。バスで太秦開町下車徒歩5分。

  • 来迎山西光寺。浄土宗。
  • 鎌倉中期の1227年(嘉禄3)に円空を開山として開創。
  • 浄土宗の開祖法然の遺骨を弟子の円空がかくまった。
  • 阿弥陀如来坐像:本尊。重文。木造漆箔。藤原時代。脇侍として善通、法然の立像が安置されている。
  • 広隆寺・桂宮院(八角円堂) :京都市右京区太秦峰岡町32:TEL 075-861-1461:Zip 616-8162
  • 霊宝館:9:00-17:00(12-2月は9:00-16/30):600円、高校生350円、中学生以下300円
  • 桂宮院は 4,5,10,11月の日曜、祝日に公開。
  • 木造薬師如来立像(重文、秘仏、平安初期)、聖徳太子坐像(重文、秘仏、鎌倉)が11月22日に開張される。
  • 京福電鉄嵐山線で太秦駅下車徒歩15分。京都バス 71,72,73,75 で太秦広隆寺前下車すぐ。市バス75で常盤仲之町下車。市バス11で右京区総合庁舎前下車

  • 峰岡山広隆寺。真言宗御室派大本山。京都最古の寺。
  • 飛鳥時代の603年(推古11)に秦川勝が聖徳太子より仏像を賜わり、622年(推古30)に峰岡寺を建立した。
  • 弥勒菩薩半跏思惟像:国宝。赤松一木造漆箔。7c前後。宝冠弥勒と呼ぶ、百済伝来の国宝第1号。
  • 弥勒菩薩半跏思惟像:国宝。楠一木造漆箔。7c後期。宝髻(ほうけい)弥勒と呼ぶ。愛称泣き弥勒。
  • 薬師如来立像:重文。秘仏。木造彩色切金。平安初期。11月22日に開張される。
  • 聖徳太子坐像:重文。秘仏。頼範作。鎌倉(1120)。11月22日に開張される。
  • 国宝、30躰におよぶ重文の像など藤原、平安期の仏像が多数ある。北円堂、南円堂には運慶作の像が計5躰ある。
  • 桂宮院:法隆寺夢殿に似た単層の八角円堂。鎌倉時代。1251年再建。如意輪観音半跏像(重文。木造漆箔。平安初期)。
  • 西寿寺 :京都市右京区鳴滝泉谷町:TEL 075-462-4805: FAX 075-462-4851
  • 10:00-16:00:無料
  • 市バス福王子下車。嵐山電鉄鳴滝下車。

  • 袋中(たいちゅう)上人の開基の尼寺。
  • 2006年に境内に500平米ほどの散骨場を造り、納骨を嫌う人たちに提供している。一角には水琴窟も設け、お経の代わりに24時間水の音が聞こえるようになっている。
  • 鳴滝の里:庭師の里。平安期に創建された御室仁和寺とともに歴史を刻んできた。
  • 大涅槃図:縦約4m、横約3.8m。江戸初期に奉納された。2007年2月修復を終えた。
    2006年以降、セキュリティー上の問題により本堂内での拝観から本堂の外側からの拝見に変更。本堂外側からはかなり遠いので、本堂で拝観できる機会に見ると良い。
  • 車折神社:京都市右京区嵯峨朝日町23:TEL 075-861-0039
  • 常時参拝自由。8:00-17:30:無料
  • 京福電鉄車折下車すぐ。市バス 11車折神社前下車、京都バス 71,72,73,75車折神社下車すぐ。

  • 平安時代の儒者で経学に秀でる清原頼業を祀る。桜の宮とも呼ばれ、桜の名所。境内に芸能神社がある。
  • 富岡鉄斎が1888年から93年まで宮司をしていた。車折神社の鉄斎関係の品物を監理する財団法人車折文庫は、鉄斎が60才以後にかいた書画など100点あまり所蔵している。

  • 梅宮大社 :京都市右京区梅津フケノ町30:TEL 075-861-2730
  • 境内参拝自由:6:30-18:00:(神苑:9:00-17:00:500円)
  • 市バス 3,28,29,67,71で梅宮神社前下車すぐ。阪急電車嵐山線松尾駅下車徒歩15分。

  • 楼門:京都府登録有形文化財。1829年(文政12)の再建。入母屋造り本瓦葺き、2階建て。幅7.25m、奥行4.06m、高さ10.6m。
    老朽化が激しく、2005年7月から修復にかかり、2007年1月に終わる。
  • 安産の神。「またげ石」を跨ぐと子宝に恵まれるという。
  • 東神苑の咲那(さくや)池
  • 紅葉の庭園。梅(2月中旬-3月中旬)、杜若(5月上旬)、花菖蒲(6月上旬)、紫陽花(60種類500本;6月上旬-中旬)

  • 愛宕念仏寺(おたぎねんぶつでら) :京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町:TEL 075-882-5192:Zip 616-8439
  • 8:00-17:00:300円
  • 山陰本線嵯峨嵐山駅。

  • 等覚山念仏寺。天台宗の古刹。化野念仏寺と清滝の間にある。
  • 平安中期の911年(延喜11)に東山にあった念仏の寺を六波羅蜜寺の近くに再興、大正時代に現在地に移転した。
  • 地蔵堂に火除地蔵菩薩。本尊は厄除け千手観音。
  • 境内に一般参詣者の手で彫られた1200躰あまりの羅漢像が並ぶ。
  • 化野念仏寺(あだしのねんぶつでら) :京都市右京区嵯峨鳥居本化野町:TEL 075-861-2221
  • 9:00-16:30(受付終了。12,1,2月は15:30受付終了):500円
  • 京福嵐山駅前からバスで鳥居本下車5分。

  • 浄土宗。化野(あだしの)念仏寺。
  • 空海が五智山如来寺と称して開基し、法然が念仏道場に改めて念仏寺と改名したと伝える。
  • 千燈供養(8月23,24日の地蔵盆)。葬送した場所に標石をおいて、仏菩薩の姿を刻んだ墓石を立てた。往生者を「釈」の何某と戒名することを案出した。(中村直勝)
  • 東山の鳥辺野にたいし、西の化野として、古くから風葬地として知られる。洛北には蓮台野がある。
  • すすき(9月中旬から)、紅葉(11月上旬)
  • 落柿舎 :京都市右京区嵯峨小倉山緋明神町:TEL 075-881-1953
  • 9:00-17:00:150円:小学生お断り。
  • 京福嵐山駅前からバスで鳥居本下車5分。

  • 向井去来の閑居跡。去来は京都に来て聖護院の辺りに住んでいたが1684年頃、古家屋を求めて時々の閑暇を惜しみ楽しんだ。屋敷内の40本の柿木の実を売る契約を商人と交わした所、一夜の嵐ですべて落ちてしまった。そこで「落柿舎」と名づけた。1770年に再興される。
  • 芭蕉は1691年(元禄4)4月18日から17日間滞在し、嵯峨日記を遺す。「嵐山薮の茂りや風の筋」
  • 笠と蓑が懸けてあれば在宅の徴。
  • 宝筐院 :京都市右京区嵯峨中院町:TEL 075-861-0610
  • 京都バス 71,72で嵯峨釈迦堂前下車すぐ。

  • 紅葉(11月中旬)
  • 白河天皇の開創と伝えられる。
  • 鹿王院(ろくおういん) :京都市右京区嵯峨北堀町24:TEL 075-861-1645:Zip 616-8367
  • 10:00-16:00:300円、高校生200円、中学生100円
  • 毎年10月15日に秘仏足利義満像が開張される。
  • 京都バス 71,72で下嵯峨下車。

  • 覚雄山鹿王院。臨済宗系の単立寺院。
  • 南北朝時代の1379年(康暦1)に足利義満が春屋妙葩を開山として宝幢寺を創建、応仁の乱で焼失後、開山堂だった鹿王院を再興して寺号にした。
  • 枯山水庭園。茶室芥室:大河内伝次郎寄進の隠居所。
  • 釈迦如来像、十大弟子像:木造。秘仏。伝運慶作。
  • 普明国師像、足利義満像:木造、秘仏。
  • 遍照寺 :京都市右京区嵯峨広沢西裏町14:TEL 075-861-0413:Zip 616-8306
  • 9:00-16:00:300円
  • 市バスで広沢御所ノ内町下車。

  • 廣澤山遍照寺。真言宗御室派準別格本山。
  • 平安時代の989年(永祚1)に寛朝が開創。もとは広沢の池畔にあったが、その後月の名勝地である現在地に移転。
  • 十一面観音立像:本尊。重文。一木造漆箔。10c末。
  • 不動明王坐像:重文。一木造彩色。10c末。厄除けの赤不動と呼ばれる。
  • 常寂光寺 :京都市右京区嵯峨小倉山町3:TEL 075-861-0435
  • 9:00-16:30:300円、子供200円
  • 市バス28番 嵯峨野小学校前下車。

  • 天龍寺の一塔頭であったところを、江戸時代初期、日蓮宗本圀寺(ほんこくじ)の住職であった日禎(にってい)上人が隠棲地として譲り受け、寺とした。
  • 仁王門:本圀寺客殿の南門を移築。
  • 多宝塔:重文。
  • 藤原定家の「そのばれむ物ともなしにをくら山のきばの松ぞなれてひさしき」(拾遺愚草)に因んで、軒端寺の異名を持つ。
  • 紅葉。2月には盆梅がのべ100鉢近くギャラリーに陳列される(2月下旬-3月上旬)。
  • 二尊院 :京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27:TEL 075-861-0687:Zip 616-8425
  • 9:00-16:30:500円
  • 京都バス 71,72で嵯峨釈迦堂前下車徒歩10分。

  • 小倉山二尊院。天台宗。釈迦如来と阿弥陀如来が一つの堂にまつられていることから二尊院と呼ばれる。
  • 平安時代の承知年間(834-847)に嵯峨天皇の勅願により慈覚大師が華台寺(かだいじ)として開山した。
    鎌倉時代初期に法然上人の高弟湛空(たんくう)が再興した。次の叡空(えいくう)も、天台、真言、律、浄土の四宗兼学の寺として発展したが、応仁の乱で堂宇伽藍を全焼し荒廃。後、三条西実隆らの尽力で再興した。
  • 総門:角倉了以が伏見城にあった薬医師の門を寄進したと伝えられる。
  • 山中に藤原定家が百人一首を選定した時雨亭があったという。
  • 釈迦如来立像、阿弥陀如来立像:重文。木造漆箔、春日作。鎌倉時代。
  • 伊藤仁斎、角倉了以などの墓がある。
  • 梅(3月上旬)、紅葉(11月中旬):
  • 檀林寺 :京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町:TEL 075-871-3924:Zip 616-8425
  • 京都バス 71,72で嵯峨釈迦堂前下車。

  • 宝物館:夢違観音像(木造)、円空仏(木造)
  • 厭離庵 :京都市右京区嵯峨二尊院門前善光寺山町
  • 京都バス 71,72で嵯峨釈迦堂前下車徒歩10分
  • 紅葉(11月中旬)、椿(3月)
  • 天竜寺派の尼寺。平安時代、藤原定家が小倉百人一首を編んだ小倉山荘跡と伝えられる。
  • 茶室時雨亭:四畳向う切り、広縁、三畳水屋。茅葺き。
  • 祇王寺 :京都市右京区嵯峨鳥居本小坂:TEL 075-861-3574
  • 9:00-17:00:300円:三脚での撮影禁止
  • 京都バス 28,91番で嵯峨釈迦堂前下車徒歩15分。
  • 祇王尊尾の開基。真言宗大覚寺派。
  • 平清盛の寵を失った祇王が、妹の祇女(ぎにょ)と母の刀自とともに尼となって庵を結んで念仏三昧の生活をおくった。
    この地はもと、法然上人の弟子が創立した往生院の跡といわれ、明治中頃復興した。
  • 紅葉(11月下旬-12月上旬)
  • 滝口寺 :京都市右京区嵯峨鳥居本:TEL 075-871-3929
  • 9:00-17:00:300円、中高生200円
  • 京都バス 71,72で嵯峨釈迦堂前下車徒歩15分
  • 平家物語に登場する、平清盛の家来滝口入道と建礼門院の侍女横笛の悲恋の物語の舞台となった古刹。
  • 神護寺 :京都市右京区梅ヶ畑高雄町5:TEL 075-861-1769:Zip616-8292
  • 9:00-16:00:400円、小学生150円
  • 毎年虫干しをかねて寺宝公開される。5月1日-5月5日:9:00-16:00:700円
  • 京都バス高雄終点下車徒歩20分。JRバス山城高雄下車すぐ。

  • 高雄山神護寺。高野山真言宗別格本山。
  • 824年(天長1)に高雄山寺と和気清麻呂の建立と伝えられる河内の神願寺と、平安時代の824年(天長1)に合併し、鎌倉初期に文覚上人が再興。
  • 唐から帰朝した空海が14年間住持した。愛宕五坊の一つで真言宗の古刹。
  • 建物は応仁の乱で焼失、江戸時代以降に再建。
  • 本尊薬師如来、五大虚空蔵像、現存日本最古の両界曼荼羅、平重盛像、源頼朝像、藤原光能像(いずれも国宝)
  • 了々軒:奴葺(やっこぶき)の大屋根に銅板葺の深い庇の八畳広間の茶席。1934年(昭和9)山口玄洞の寄進。
  • 高雄山腹にあり、錦雲峡と呼ばれる千仞の渓谷、清滝川の眺めがすばらしい。
  • 桜、石楠花(4月)、紅葉(11月上-中旬)
  • 高山寺 :京都市右京区梅ヶ畑栂尾町8:TEL 075-861-4204:Zip616-8295
  • 9:00-17:00:600円、小学生400円:10,11月は別に入山料300円、小中高校生200円が必要。
  • JRバスで栂ノ尾下車徒歩5分

  • 栂尾山高山寺。単立寺院。(もと古義真言宗別格本山)
  • 9c後半、天台宗の道場として度賀尾寺(とがのおじ)あるいは神護寺都賀尾房、後に栂尾十無尽院と呼ばれていたが、荒廃していたのを神護寺の文覚の努力で堂宇が建てられ、神護寺の別所となったが、文覚の佐渡配流によりふたたび廃れた。
    鎌倉時代の1206年(建永1)に、文覚に師事した明恵上人(高弁)が華厳宗興隆のための道場として再興、高山寺と称した。 その後、明恵上人が1206年(建永1)後鳥羽上皇より勅額「日出先照(ひいでてまずてる)高山之寺」を賜わり華厳宗興隆の道場として創立した
  • 応仁の乱で伽藍の多くは焼失、明治期にも火災があって、残っている建物は鎌倉時代の石水院(せきすいいん)、室町時代の金堂、寛永年間の開山堂と法鼓台宝庫のみ。
  • 鎌倉時代を中心とした国宝、重文級の経典、寺宝をおびただしく所蔵する。
  • 石水院:国宝。1215年に明恵の住房として建立、明治期に現在地に移築された。1930年に解体修理が行なわれた。
    単層入母屋造柿葺き。桁行5間、梁間右側3間。正面に1間の向拝。透彫の格子や蟇股は精巧を極めている。2008年-2009年1月まで屋根の葺き替えが39年ぶりに行なわれる。
  • 鳥獣戯画絵巻4巻;鳥羽僧正覚猷の筆に帰せられているが、この伝承は不確か。
  • 薬師如来坐像(重文。木心乾漆造漆箔、天平)、百光神立像(重文。木造彩色玉眼、湛慶作と推定、鎌倉)、善妙神立像(重文。木造彩色切金玉眼、湛慶作と推定、鎌倉)、明恵上人坐像(重文。木造彩色玉眼、鎌倉)
  • 西明寺 :京都市右京区梅ヶ畑槙尾町:TEL 075-861-1770:Zip616-8291
  • JRバスで栂ノ尾下車徒歩5分
  • 9:00-17:00:400円

  • 槙尾山西明寺。真言宗大覚寺派。
  • 9c前半(天長年間(824-834))に空海の弟子の智泉法師が神護寺の別院として創建したと伝える。
  • 鎌倉時代中期に自性上人がここに住み、後宇多天皇から平等心王院(びょうどうしんのういん)という寺号を賜わった。
    徳川時代の初期に明忍律師が出て戒律を説き、多くの名僧がその門下から輩出した。現在の堂宇は5代将軍徳川綱吉の生母桂昌院の寄進による。
  • 愛宕山のふもと、高尾、槙尾、栂尾とならび、尾とは山の尾=山裾のことであろう。明恵上人がこの寺に住んでいたこともある。
  • 釈迦如来立像:重文。木造素地、鎌倉時代。明恵作と伝える。
  • 千手観音立像:木造彩色。鎌倉時代。
  • 紅葉の名勝。
  • ・上京区

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  • 北野天満宮 : 京都市上京区馬喰町:TEL 075-461-0005
  • 5:30-17:30:境内拝観自由:宝物殿200円
  • 市バス 8,10,50,特51,52,203番 北野天満宮前下車すぐ。
  • 本殿と拝殿の間に石の間がある権現造り。拝殿、楽之間、石之間、本殿を合わせており、いわゆる八棟造りとも言われる。桧皮葺。1607年(慶長12)再建。
  • 藤原氏時平との争いに破れて失脚し、太宰府で死去した菅原道真の怨念を沈めるために947(天暦元年)に建立。
  • のちに道真を学問の神としてご利益を求めたことにより受験生などが絵馬を捧げる。毎月25日は天神市(7:00-21:00)。
  • 梅(1月下旬-3月中旬):梅苑が公開される。入苑料500円、小学生以下250円(梅茶、菓子付き)
  • 大将軍八神社 :京都市上京区一条通御前西入:TEL 075-461-0694:Zip 602-8374
  • 9:00-17:00:境内散策自由
  • 大将軍神像の特別公開:5月1-5日, 11月1-5日:10:00-16:00:方徳殿500円:その他の日は要予約。
  • 市バス8,50,52,203番で北野白梅町下車。46番で千本中立売下車徒歩15分。

  • 平安時代794年(延暦13)に桓武天皇が平安遷都した際、勅願により方位守護の星神である大将軍を内裏の北西角に祀ったことが始まりとする。
    江戸時代にスサノオノ命とその御子八神、暦神八神を習合し大将軍八神社と呼ばれるようになった。
  • 大将軍神像100体あまりあるうち79体が重文。木造彩色。藤原〜鎌倉時代。
  • 京都御所 : 京都市上京区烏丸丸太町:TEL 075-211-1211:予約問い合わせ:宮内庁京都事務所:TEL 075-211-1215(参拝係)
  • 春,秋一般公開(その他予約制):9:00-15:00:無料
  • 拝観:許可制。宮内庁京都事務所参拝係(TEL 075-211-1215)にて申し込み、または URL:<http://sankan.kunaicho.go.jp/>に参観願いを提出。無料。18才以上の年齢制限。12月28日-1月4日までは参観休止。
  • 問い合わせは 宮内庁京都事務所:TEL 075-211-1215(参拝係)
  • 地下鉄今出川下車すぐ。市バス 1,3,4,17,特17,24,37,54,59,205府立医大病院前下車すぐ。市バス 51,特51,烏丸丸太町、烏丸今出川下車徒歩7分。市バス 10烏丸丸太町下車徒歩7分。
  • 1331年(元弘1)光厳天皇が里内裏であった土御門東洞院殿を皇居と定めた。1885年(安政2)再建。
  • 紫宸殿、清涼殿、小御所、御学問所などが築地塀に囲まれた庭園の中に配置されている。
  • 護王神社 :京都市上京区烏丸出水上ル:TEL 075-441-5458
  • 6:00-21:00:境内散策自由
  • 地下鉄烏丸今出川下車徒歩8分。市バス 51で烏丸丸太町、烏丸今出川下車徒歩8分。市バス 10で烏丸丸太町下車徒歩8分。御所の向かい、烏丸通に面する。

  • 鎮守として神護寺に祀られていたのを明治19年に現在地に移したもの。
  • 猪が祭神である和気清麻呂を守ったと言う伝説から、狛犬(こまいぬ)のかわりに狛猪(こまいのしし)が拝殿前にたてられている。
  • 足腰の病に御利益があるところから、駅伝やサッカーの選手もお参りに来る。
  • 三千以上の猪の彫り物、土鈴、絵馬などでひしめく。
  • 相国寺(しょうこくじ) :京都市上京区相国寺門前町701:TEL 075-231-0301:Zip 602-0898
  • 500円、子供300円。境内拝観自由。
  • 市バス 59,201,203番で同志社前下車すぐ。地下鉄今出川駅下車徒歩約5分。

  • 万年山相国寺。臨済宗相国寺派大本山。現在敷地は10万余坪。塔頭は12院。
  • 足利義満が南北朝時代の1382年(永徳2)に建立。夢窓国師を追請開山とし、普明国師(春屋妙葩)を第二世とする。1386年(至徳3)京都五山の第二位となる。再建焼失を繰り返した後、法堂と浴室および慈照院など九院を残し全部焼失した。
  • 古来、梵唄(ぼんばい)すなわち声明に名がある。夢窓国師、普明国師ともに梵唄に妙を得ていた。
  • 方丈、庫裡、開山堂は1807年(文化4)、鐘楼は1843年(天保14)、宝塔は1860年(万延1)の建築。
    方丈襖絵:老梅図は維明周奎の筆とされる。
  • 法堂:重文。豊臣秀頼の寄進で1605年(慶長10)に建立。現存日本最古。禅宗様式の仏堂としては日本最大。入母屋造。間口約28m、奥行約22m。
    高さ11mの天井には狩野光信筆の蟠竜図が描かれ(円相外形11m)、鳴き龍として知られる。本尊釈迦如来像と脇仏は伝運慶作と伝わる。
  • 浴室:1605年(慶長10)の建築。宣明(せんみょう)と呼ばれる。
  • 釈迦如来像、夢窓国師像:いずれも木造、秘仏。
  • 藤原定家の墓がある。
  • 梨木神社 :京都市上京区寺町広小路:TEL 075-211-0885
  • 境内拝観自由。
  • 市バス 1,3,4,17,特17,24,37,54,59,205京都府立医大前下車すぐ。
  • 1885年(明治18)三條家の旧邸に創建。
  • 萩の名所。上田俊成の歌碑がある。京都御所に接している。
  • 京都三名水の一つで染井の水と呼ばれ、唯一現存して湧き出ている。他の二つは御香宮神社、松尾大社
  • 盧山寺 :京都市上京区寺町広小路上ル1丁目北ノ辺町397:TEL 075-231-0355:Zip 602-0852
  • 一般拝観:9:00-12:00,13:00-16:00:400円、中学生300円。
  • 毎年2月3日に追儺式鬼法楽:鬼踊り(於大師堂):15:00-16:00
  • 市バス 1,3,4,17,特17,24,37,54,59,205京都府立医大前下車すぐ。

  • 円浄宗本山。日本廬山。正式名称は廬山天台講寺。
  • 平安中期の938年(天慶1)に慈恵大師良源が船岡山麓に与願金剛院を創始する。一方良源の没後、事相伝承した住心が出雲路に草庵を結び盧山寺と称し、その後与願金剛院が盧山寺に統合された。
    安土桃山時代の天正年中(1573-92)に紫式部の邸宅跡に移転して現在に至る。
  • 薬師如来坐像:木造。伝聖徳太子作。通称小屋の薬師。
  • 如意輪観音半跏像:重文。木造漆箔古色。鎌倉時代。大坂四天王寺の観世音菩薩半跏像(救世観音)の模刻と考えられる。
  • 桔梗(6月上旬-9月上旬)、紫式部(9月下旬)
  • 千本釈迦堂(大報恩寺) :京都市上京区五辻通六件町西入ル溝前町1305(七本松東入ル):TEL 075-461-5973:Zip 602-8319
  • 9:00-17:00:本堂、霊宝館 500円、大学・高校生400円、中学生300円
  • 市バス 8,10,50,特51,52,203上七軒下車すぐ。206 千本上立売下車徒歩3分。

  • 瑞応山大報恩寺。真言宗知山派の釈迦念仏の道場。
  • 鎌倉時代の1221年(承久3)に義空上人が小堂を建て創建、釈迦像と十大弟子像を安置した。 応仁の乱(1467-77年)で塔などが消失するが、本堂などは残る。
  • 本堂(釈迦堂):創建当時のもので国宝。京都市内最古の仏堂建築といわれる。正面24.3m、側面28m、高さ約12.9mの入母屋造り桧皮葺。
    四天柱のある方三間の内陣の正面に三間×一間の庇をつけ、その四周に庇をめぐらしている。四天柱を中心とする一間四面堂が原型であったように見える。
    1951年-54年に全面解体修理され、1227年(安貞1)の棟札が見つかった。
    屋根の桧皮が1998年-2001年に44年ぶりに葺き替えられた。葺き替えには縦75cm横15cmの桧皮が52万8千枚ほど必要で、平均1.2cmほどの厚さに葺かれた。
  • 釈迦如来坐像:重文。木造漆箔。行快作。鎌倉時代(1214-20頃)
  • 十大弟子立像:十郡。木造彩色切金玉眼。快慶、行快作。鎌倉時代(1218-20頃)
  • 六観音菩薩像(聖観音、准胝観音、千手観音、馬頭観音、十一面観音、如意林観音):重文。木造素地玉眼。定慶一派作。鎌倉時代(1224年)。
  • 千手観音立像(重文。木造。藤原時代)、誕生釈迦仏立像(重文)。霊宝館の鎌倉時代の彫刻、絵画等も貴重。
  • 宝鏡寺 :京都市上京区百々町(堀川寺ノ内東入):TEL 075-451-1550
  • 寺院の公開は春,秋二回。
  • 市バス 9,12で堀川寺ノ内下車歩3分。
  • 応安年間、皇女恵厳禅尼の開山。人形の寺として名高い。光格天皇遺愛の人形を始はじめ数百体におよぶ人形がある。百々(どど)御所とも呼ばれる門跡尼寺。
  • 本堂の観世音菩薩像が手に宝鏡を持つところから寺名となる。
  • 狩野探幽、円山応挙一門による襖絵。庭園。
  • 梅(3月上-中旬)、椿(3月下旬)
  • 宝慈院 :京都市上京区衣棚通寺ノ内上ル下木下町170:Zip 602-0017
  • 市バス烏丸鞍馬口下車7分。市バスで堀川寺ノ内下車。

  • 臨済宗系単立寺院。開創年など不明。
  • 無外如大禅尼(むがいじょたいぜんに;?-1298)が創建した旧景愛寺の支院の一つ。当初は樹下山資樹院と号していた。
  • 千代野御所という門跡寺尼院。千代野は無外如大禅尼の幼名。
  • 本尊:丈六の阿弥陀如来座像。平安時代。重文。
  • 本法寺 :京都市上京区寺ノ内上ル本法寺前町617:TEL 075-441-7997
  • 一般拝観:10:00-16:00:拝観料:庭園、宝物館500円。庭園のみに限り志納。
  • 市バス 9,12番で堀川寺ノ内下車。

  • 叡昌山本法寺。日蓮宗本山。本阿弥家の歴代の墓がある。
  • 1436年(永享8)日親上人が東洞院綾小路に一宇を創建、著書「立正治国論」により将軍足利義教によって投獄され寺院も焼却された。
    後、後花園天皇が叡覧し、四条高倉の地に一宇の建立を許され、叡昌山本法寺と称したがその後度重なる法難で転々とし、秀吉の帰依を受けてようやく現地に確立した。(参考:京の庭を巡る;重森三玲;白川書院;1975)
  • 長谷川等伯による日本最大級の仏涅槃図(重文)。等伯の後継者として育ちつつあった息子の死をいたんで描いた。
  • 三巴の庭:本阿弥光悦作と伝える枯山水庭園。安土桃山時代の1589,90年(天正17,8)頃に諸建築とともに築造された。
  • 雨宝院(うほういん)(西陣聖天) :京都市上京区智恵光院通上立売上ル聖天町9-3:TEL 075-441-8678:Zip 602-8208
  • 拝観は事前に予約。だいたい9:00-17:00くらい:500円
  • バスで今出川浄福寺下車歩5分。

  • 北向山雨宝院。高野山真言宗。
  • 平安時代の821年(弘仁12)に智積院を本寺として空海が開創。
  • 千手観音立像:重文。木造漆箔。推定9c後期。
  • 本尊の秘仏は非公開。染殿ノ井。
  • 桜(4月上旬)、白木蓮(3月下旬)
  • 西法寺 :京都市上京区千本通鞍馬口下ル東入:TEL 075-441-3426:Zip 602-0000
  • バスで千本鞍馬口下車。

  • 浄土真宗本願寺派。安居院。
  • もとは千本通り上立売の北にあったが、安土桃山時代の1593年(文禄2)に現地に移転した。
  • 阿弥陀如来立像:鉄造。室町時代。
  • 仏陀寺(ぶつだじ) :京都市上京区寺町今出川上ル鶴山町12:TEL 075-231-5686:Zip 602-0802
  • 市バス17,205番で河原町今出川下車。葵橋西詰下車徒歩10分。

  • 西山浄土宗。
  • 平安時代の朱雀上皇の崩御の際、952年(天暦6)に村上天皇が仙洞御所を改め寺にしたのが始まり。安土桃山時代の天正年間(1573-91)に現在地に移転した。
  • 阿弥陀如来坐像:木造古色。藤原時代。
  • 阿弥陀寺 :京都市上京区寺町今出川上ル鶴山町14:TEL 075-231-3538:Zip 602-0802
  • 普段、寺の都合の良い時は拝観可能。
  • 12月1日午後から24日までの土日曜,休日、1月5日-3月18日:10:00-16:00:600円
  • 市バス17,205番で河原町今出川下車。葵橋西詰下車徒歩10分。

  • 蓮台山阿弥陀寺。浄土宗。
  • 織田信長に仕えた清玉が天文年間(1532-55)に近江坂本に創建、信長の帰依を得て京都西陣に移り、1587年(天正15)に現在地に移る。
  • 織田信長父子の菩提寺。信長父子と森蘭丸の墓もある。
  • 石像寺(しゃくぞうじ) :京都市上京区花車町503(千本通上立売上ル):TEL 075-414-2233:Zip 602-8305
  • 8:00-16:30:参拝自由
  • 市バス 51番で千本今出川下車徒歩6分。バスで千本上立売下車。

  • 家隆山石像寺。浄土宗。
  • 平安時代の819年(弘仁10)に空海が開く。のちに俊乗坊重源が真言宗から浄土宗に改めたと伝える。
  • 阿弥陀如来坐像、観音菩薩立像、勢至菩薩立像:重文。石造。鎌倉時代(1224年)
  • 地蔵菩薩立像:石造。釘抜地蔵と呼ばれる。もとは苦抜地蔵。
  • 藤原定家、為家の塔がある。毎月24日が縁日。
  • 般舟院(はんじゅういん)(般舟三昧院) :京都市上京区今出川通千本東入般舟院前町151:TEL 075-441-1433:Zip 602-8473
  • 8:00-16:30:参拝自由
  • 市バス 51番で千本今出川下車。

  • 指月山般舟院。天台宗。
  • 室町中期の応仁の乱の後、禁裏内道場を模した勅願寺として後土御門天皇により伏見指月の里に開創された。安土桃山時代の1595年(文禄4)に豊臣秀吉により現在地に移転された。
  • 阿弥陀如来坐像:重文。木造彩色。藤原時代。
  • 不動明王坐像:重文。木造古色。藤原時代。
  • 三時知恩寺 :京都市上京区新町通上立売下ル:TEL 075-451-2211
  • 京都・三時知恩寺の文化財を守る会事務局(三時知恩寺内):TEL 075-461-7550
  • 地下鉄今出川駅下車。市バス烏丸上立売下車徒歩5分。

  • 開山は光厳天皇の皇女俔(ちか)子内親王。陽徳門院(後深草天皇の皇女)の入江御所が前身の門跡尼寺。 のちに足利義満の娘性仙禅尼が寺に改め、知恩寺と号した。浄土系の単立寺院。
  • 善導大師像が本尊。宮中で三時に限って行なわれていた善導大師の勤行を同寺で行なうことになり、三時知恩寺と号した。
  • 現在の堂宇は1788年(天明8)の大火により焼失後の再建。
  • 書院:桃園天皇皇女の恭礼門院の小御所を移建したもの。
  • 狩野永納画「花鳥図」屏風、丸山応挙筆書院襖絵。
  • 酒飯論絵詞(伝一条兼良作)、狩野永納画花鳥図屏風、蒔絵御道具類、後西天皇宸翰(しんかん)古歌色紙手鑑
  • 御霊神社(かみごりょう) :京都市上京区上御霊前烏丸東入ル上御霊竪町:TEL 075-441-2260 FAX 075-441-6066
  • 地下鉄鞍馬口駅下車。市バス烏丸鞍馬口、京都バス烏丸鞍馬口、市バス37番出雲路俵町下車。

  • 古代出雲郷ゆかりの鎮魂の社
  • 観音寺 :京都市上京区今小路上ル観音寺門前町(上京区七本松出水下):TEL 075-841-7096
  • 地下鉄鞍馬口駅下車。市バス烏丸鞍馬口、京都バス烏丸鞍馬口、市バス37番出雲路俵町下車。北野天満宮の参道西側に位置する。

  • 本堂・礼堂:中陣でつながる複合形式の建物。本堂は17c前期の建築と見られる。礼堂は1694年(元禄7)の銘が瓦に見られる。京都市文化財。
  • 光照院 :京都市上京区新町通上立売上ル
  • 地下鉄今出川駅下車。

  • 常盤御所であった門跡尼寺。
  • 本堂:折上格天井に田能村直外筆の「四君子」が描かれている。
  • 書院:1919年(大正8)に京都御苑内にあった旧桂宮御殿の一部を移建。
  • 庭園:枯山水式庭園。五葉の松は樹齢500年に及ぶ。
  • 光照院 :京都市上京区新町通上立売上ル
  • 地下鉄今出川駅下車。

  • 常盤御所であった門跡尼寺。
  • 本堂:折上格天井に田能村直外筆の「四君子」が描かれている。
  • 書院:1919年(大正8)に京都御苑内にあった旧桂宮御殿の一部を移建。
  • 庭園:枯山水式庭園。五葉の松は樹齢500年に及ぶ。
  • 順興寺 :京都市上京区丸太町通堀川西入:Zip 602-0000
  • バスで堀川丸太町下車。

  • 浄土真宗本願寺派。
  • 室町時代の1559年(永禄2)に河内茨田郡枚方に蓮如の第27子実従が開創した。江戸時代の1625年(寛永2)に現在地に移る。
  • 阿弥陀如来像:木造。伝蓮如作。
  • 蓮如像:木造。伝蓮如作。
  • ・中京区

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    [東山区] [西京区] [南 区] [伏見区] [山科区] [郊 外] *戻る*


  • 二条城 :京都市中京区二条通り堀川西入二条城町:TEL 075-841-0096
  • JR山陰線二条駅下車。市バス 9,快9,12,50,52二条城前下車すぐ。市バス 15堀川御池下車すぐ。京都バス 61,62,63,65堀川御池下車すぐ。
  • 通常時拝観:8:45-17:00(二の丸御殿は9:00から):500円、小学生190円。12月26日から1月4日まで休城日。
  • 特別公開時:10:00-15:00: 無料
  • 1602年徳川家康によって京都二条堀川の地に営まれた城館。 1884年宮内省に移され二条離宮となり、1939年京都市へ下賜。
  • 白書院、黒書院、遠侍(とおざむらい)
  • 二の丸庭園:1625年築造の築山泉水庭.元来は小堀遠州作であるが改造を受けている。
  • 頂法寺(六角堂) :京都市中京区六角通り烏丸東入ル堂ノ前町248:TEL 075-221-2686:Zip 604-8134
  • 地下鉄烏丸線御池駅下車徒歩5分。

  • 通常拝観:6:00-17:00(納経8:00-)(茶所9:00-):境内参拝自由
  • 紫雲山頂法寺。天台宗。西国巡礼18番札所。通称六角堂。
  • 聖徳太子が四天王寺建立の用材を求めてこの地を訪れた時、霊夢により六角堂を建立したのにはじまるとされるという伝わる。
  • 浄土真宗の開祖親鸞(1173-1262)がこもって聖徳太子の夢告を受け、一宗を開くきっかけを得た聖地といわれている。
    親鸞は20年間比叡山延暦寺で修行し、根本のところで天台宗は民衆の救済につながらないなどという悩みに、六角堂に95日参籠し、聖徳太子の夢告の後、法然上人に教えを請うた。
    六角堂参籠の6年後の1207年(承元1)に危険思想として法然らは流罪となり、親鸞も越後国国府(現在の新潟県上越市)に流された。
  • 本堂前の六角形の石は、京都の中心にあるとして「へそ石」と呼ばれている。
  • 室町時代の文明年間(1469-86)に12代専慶より立花が始まり、生け花発祥の地とされる。
  • 如意林観音坐像:秘仏。銅造。聖徳太子の念持仏とされる。像高約5.5cm。
  • 毘沙門天立像:重文。木造彩色。藤原時代。
  • 芽柳(4月上旬)
  • 行願寺(革堂) :京都市中京区寺町通竹屋町上ル行願寺門前町17:TEL 075-211-2770:Zip 604-0991
  • 1月17,18日に行円作の秘仏千手観音像が公開される。
  • 地下鉄烏丸線丸太町駅下車徒歩10分。バスで河原町丸太町下車。

  • 霊ゆう([鹿]の下に[匕]の字。牝鹿])山行願寺。天台宗。通称革堂。西国三十三所観音霊場の第19番札所。
  • もとは一条天皇の勅願で建立され一条北辺堂と称した。平安中期の1004年(寛弘1)に皮聖(かわひじり)と呼ばれた行円により行願寺としてされる。江戸中期の1708年(宝永5)に焼失後、現在地に移転し現存の堂が1816年(文化13)に再建(1363年(貞治2)ともいわれる)された。
  • 寺伝によると、行円は山中で射止めたシカの腹から子ジカが生まれたのを見て、殺傷を悔い仏門に入った。布教のときにシカの革衣を着ていたことから革堂と呼ばれるようになった。
  • 千手観音像:秘仏。欅造。行円作。平安時代。像高約2.5cm。
  • 本尊十一面観音立像、四天王立像、元地蔵堂の本尊の地蔵菩薩立像など、藤原時代の造像が多く伝わっている。
  • 泰山木(6月中旬)
  • 壬生寺:京都市中京区壬生椰ノ宮町31:TEL 075-841-3381:Zip 604-8821
  • 8:30-16:30:境内自由拝観。壬生塚は100円。本堂は予約必要(志納)
  • 4月と10月に壬生狂言(大念仏講)が狂言堂で演じられる。
  • 市バス 25,28,203番壬生寺道下車。JR丹波口駅下車徒歩20分。

  • 律宗別格本山。新選組ゆかりの寺。
  • 奈良時代の鑑真の創建説、平安時代の991年(正暦2)に三井寺快賢の開基説がある。いずれにせよ、鎌倉時代の1213年(建保1)に現在地に移転した。
  • 地蔵菩薩立像:重文。木造漆箔切金。藤原時代。
  • 節分祭:1時間おきに厄除け鬼払い狂言「節分」(重要無形文化財、無料)を上演。
  • 八木家住宅(新選組壬生屯所旧跡):京都市中京区:TEL 075-841-0751
  • 9:00-17:00:1000円(抹茶、屯所餅つき納)
  • 市バス 25,28,203番壬生寺道下車。JR丹波口駅下車徒歩20分。
  • 新選組最初の屯所。京都市指定有形文化財。
  • 新選組が結成された家。芹澤鴨、近藤勇、土方歳三、沖田総司他計13名が宿所としていた。
  • 奥座敷は新選組三大内部抗争のひとつ、文久3年9月18日芹澤鴨暗殺の場。
  • 壬生村きっての旧家。長屋門(1804年文化元年)が東に開き、その奥に主屋(1809年文化6)が南面して建つ。
  • 主屋:西端に土間を奥まで通し、土間にそって居室を三室ずつ二列に配する。入口は土間部分に開くほか、東南隅に式台を備えた本玄関を配した北に仏間奥座敷を一列に並べて格式ある構成をとっている。
  • 長屋門の外観は腰に下見板を張り、与力窓や出格子窓を開くなど昔の面影をよく残している。
  • 神泉苑 :京都市中京区:TEL 075-821-1466

  • 二条陣屋(小川家住宅):京都市中京区:TEL 075-841-0972
  • 一般拝観:境内参拝自由:9:00-20:00
  • 市バス 9,12,50,52堀川御池下車徒歩4分。市バス 15神泉苑前下車すぐ。京都バス 61,62,63,65神泉苑下車すぐ。

  • 真言宗。平安京造営当時のもので現存する寺院。
  • 弘法大師が雨乞いを行なって以来、祈雨の霊場とされた。
  • 嵯峨天皇が行幸されたという日本最古の花見の記録がある。
  • 事前に予約必要:10:00-,11:00-,14:00-,15:00-:1000円、高校生800円(中学生以下入場不可)
  • 市バス 9,快9,12,50,52堀川御池下車徒歩3分。市バス 15神泉苑前下車すぐ。京都バス 61,62,63,65神泉苑下車すぐ。
  • 現在も個人住宅として使われている京町屋。江戸時代初期の大名の宿舎。
  • さまざまな仕掛けが作られている。
  • 重要文化財民家として他に瀧沢家住宅(左京区)、角屋(下京区)などがある。
  • 旧 神先家住宅 :京都市中京区壬生(みぶ):TEL 075-842-9859
  • 旧 神先(かんざき)家住宅の一般公開。常設展示施設(喫茶店)として公開された。
  • 月曜、冬期休業:11:00-19:00:1,000円
  • 市バス四条坊城下車。
  • 現存の江戸時代の民家。
  • 武家屋敷と町家の特徴を合わせ持つ上級農家。木造約300平米。江戸中期の築造と思われる。
  • 武家屋敷風の冠木門、式台玄関、書院造りの座敷、民家風の土間、台所。
  • 誓願寺:京都市中京区新京極桜之町453:TEL 075-221-0958:Zip 604-8035
  • 市バスで河原町三条下車徒歩3分。地下鉄東西線京都市役所前駅下車徒歩10分。

  • 深草山誓願寺。浄土宗西山深草派総本山。
  • 飛鳥時代の668年(天智天皇7)に勅願により奈良に開創、三輪宗恵隠を開山とする。
    平安遷都にともない京都の一条西洞院に移転、安土桃山時代の1591年(天正19)に現在地に移された。明治時代の新京極通りの開通のために境内の大半を失った。
  • 清少納言、和泉式部が帰依した。
  • 毘沙門天立像:重文。木造素地。藤原時代。常慶作と伝わる。京都国立博物館に寄託。
  • 丈六阿弥陀如来坐像:寄木造。天智天皇の勅命により賢問子、芥子国と名乗る親子仏師の作と伝わる。
  • 仏涅槃図:縦177cm、横110cm。絹本著色。鎌倉期の13c後半-14c前半の作と見られる。2001年に修復された。
  • 矢田寺:京都市中京区天性寺前町523:TEL 075-241-3608:Zip 604-8081
  • 市バスで河原町三条下車。

  • 金剛山矢田寺。西山浄土宗
  • 奈良県大和郡山の金剛山寺の別院として綾小路西洞院に建立され、安土桃山時代の1590年(天正18)に現在地に移転された。
  • 地蔵菩薩立像:木造。通称、代受苦地蔵。金剛山寺の本尊の模刻。
  • 安養寺:京都市中京区新京極蛸薬師東側町511:TEL 075-221-4850:Zip 600-8324
  • 市バスで四条河原町下車。

  • 八葉山安養寺。浄土宗西山禅林派。通称、倒蓮華寺。
  • 平安時代の寛和年中(985-986)に源信を開山とし大和の国当麻で開創。平安後期の天永年中(1110-02)に京都に移転。
  • 阿弥陀如来像:木造。台座の蓮華が逆さになっている。
  • 旧 堀野家(キンシ正宗堀野記念館) :京都市中京区堺町通二条上ル:TEL 075-223-2072
  • 江戸後期の商家である切妻造りの住居、酒蔵、井戸と酒造り道具の展示
  • 一般拝観:11:00-17:00(月曜、年末年始、盆休館):300円、学生200円
  • 地下鉄烏丸線で丸太町下車徒歩10分、市バス烏丸丸太町下車徒歩10分
  • 江戸期の造り酒屋。1820年(文政3)築造の文庫蔵、江戸後期の酒蔵
  • ・下京区

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  • 東本願寺 :京都市下京区烏丸七条上ル常葉町:TEL:075-371-9181:Zip 600-8167
  • 一般拝観:5:50-17:30(5-8月は5:30-18:00、11-2月は6:00-17:00):無料
  • 枳穀邸(きこくてい:渉成園):拝観無料 9:00-15:30
  • 京都駅烏丸口から歩5分。市バス 4,5,特5,臨5 烏丸七条下車すぐ。

  • 真宗大谷(東本願寺)派の大本山。正式名は真宗本廟。境内は東本願寺の飛び地。
  • 江戸時代の1602年(慶長7)に徳川家康が本願寺の勢力を二分するために、それまでの本願寺を西本願寺とし、第12世法主教如を開基として現寺地を与えて新しく東本願寺を建立させ、西本願寺には教如の弟の准如をすえた。
  • 御影堂は世界最大級の木造建築。幅76m,奥行58m,高さ38m。1895年(明治28)に再建。
    現在修復中。親鸞の750遠忌が営まれる2011年までに修復工事を行なう。続いて阿弥陀堂、御影堂門にとりかかる。
  • 阿弥陀堂:1895年(明治28)に再建。御影堂門:1911年(明治44)に再建。
  • 大師堂門:京都三大門の一つ(他は南禅寺,知恩院)。
  • 渉成園:池泉舟游式庭園。平安時代。もと河原院の別業。河原左大臣源融が872年(貞観14)頃作庭したと伝えている。1602年(慶長7)に石川丈山が改造。
    周囲に枳穀(からたち)の木が植えられている。平安時代初期の9c末に、嵯峨天皇の第8皇子源融(みなもとのとおる)が、奥州塩釜の景色を移して、難波から海水を運ばせた六条河原院苑池の遺蹟と伝えられている。
    1641年(寛永)徳川家光によって遺蹟の一部を含む現在の地が寄進され、1653年(承応2)本願寺13代宣如上人の願いにより石川丈山が一部改修作庭した。
    庭園には頼山陽が選んだ十三景がくりひろげられ、九層の石塔、塩釜の手水鉢などがある。
  • 江戸時代4度にわたって焼失する前の伽藍配置を示した絵図(18c半ばの明和年間の記)が、2000年に見つかった。縦約160cm、横約80cm。
  • 睡蓮(7月初旬から)
  • 西本願寺 :京都市下京区堀川通花屋町下ル本願寺門前町:TEL 075-371-5180,5181:Zip 600-8185
  • 一般拝観:5:50-17:30(5-8月は5:30-18:00、11-2月は6:00-17:00):境内自由散策、無料:書院、虎渓の庭拝観は(日祝休)往復はがきでの予約必要
  • 京都駅烏丸口から歩15分。市バス 9,快9,75で西本願寺前下車すぐ。市バス 18,207で島原口下車徒歩5分。

  • 竜谷山本願寺。浄土真宗本願寺派。
  • 親鸞上人と恵信尼の三女、覚信尼が亡き父の遺骨を東山大谷(現崇泰院境内、元大谷)に納め建てた大谷廟堂がはじまり。第3代覚如のときに大谷廟堂を本願寺と称した。 その後、各地を転々とし、安土桃山時代の1591年(天正19)に豊臣秀吉が土地を寄進して現在地に移る。
    第8代蓮如の時代に栄えたが、叡山衆徒に破却され、山科に再建した。室町時代の1532年(天文1)に法華宗徒により焼失、大坂石山に移転。安土桃山時代の1591年(天正19)に豊臣秀吉から現寺地を寄進され再興した。
  • 御影堂:重文。1636年(寛永13)建造、境内最大の建物。現在平成の大修理が行なわれている。
  • 書院「鴻の間」:国宝。対面所=鴻の間、狭屋の間、上々段、上段。
  • 虎渓の庭(本願寺大書院庭園):桃山時代の様式を伝える。広さ760m2の枯山水平庭。江戸時代初期とされる。賢庭作、桃山的。枯山水でありながら池庭的。(京の庭を巡る;重森三玲;白川書院;1975)
  • 阿弥陀堂(重文)、黒書院(国宝)。
  • 滴翠園(てきすいえん):適、摘とも諸本にあるが、滴翠園が正しい。 京都市下京区堀川通花屋町下ル。
  • 飛雲閣:国宝。桃山時代の三重楼閣。滴翠園内に存在する。 寺伝では豊臣秀吉造営の聚楽第が1595年(文禄4)に豊臣秀次が自刃した後取り壊し、元和年間(1619-24)に西本願寺に移築したと言われているが、 取り壊し後移築されるまでどこにあったかも判らず、確証はない。金閣、銀閣と並ぶ京都三名閣の一。 第1階は招賢殿,八景の間,舟入の間,憶昔(いくじゃく、茶室)、第2階は歌仙の間、第3階は床の間付八畳の摘星楼からなる。 招賢殿は28畳敷き。池に面して1間半の付書院付きの3畳の上段の間、2間半の床間付きの7畳半の中段と言う特徴のある意匠をしている。
  • 銀杏(11月上-下旬)
  • 佛光寺(仏光寺) :京都市下京区高倉通仏光寺下ル新開町397:TEL 075-341-3321:Zip 600-8084
  • 京都駅からバスで四条高倉下車徒歩5分。

  • 渋谷山仏光寺。真宗仏光寺派本山。
  • 鎌倉前期の1211年(建暦1)に親鸞を開山として開創という。別説に覚如に帰依した了源が鎌倉後期の1330年(正中1)に寺基を築いたという説もある。
    安土桃山時代の1586年(天正14)に現在地に移転、江戸時代の1788年(天明8)の大火と、1864年(元治1)の蛤御門の戦で堂宇を焼失し、のちに再建された。
  • 聖徳太子立像:重文。木造彩色玉眼。湛幸作。鎌倉時代(1320年)
  • 阿弥陀如来立像:重文。木造漆箔玉眼。鎌倉時代(1219年)
  • 十界図:大津市の来迎寺に残る「十界図」(国宝)を明治初期に肉筆模写した軸。15幅の地獄図。
  • 平等寺 :京都市下京区烏丸松原上ル東入ル:TEL 075-351-7724:Zip 600-8415
  • 京都駅からバス。

  • 別称因幡薬師、京都七仏薬師に挙げられる。
  • 薬師如来立像:重文。秘仏。一木造漆箔。藤原時代。日本三如来のひとつ。他は京都清凉寺の釈迦如来、長野善光寺の阿弥陀如来。
  • 如意輪観音坐像:重文。秘仏。木造古色玉眼。鎌倉時代。
  • 釈迦如来立像:重文。秘仏。木造粉溜彩色玉眼。鎌倉時代(1213年)
  • 正行院 :京都市下京区東塩小路高倉町:(東洞院塩小路下):TEL 075-351-7885
  • 境内拝観自由:10:00-16:00
  • 京都駅烏丸口すぐ。市バス 4,5,特5,臨5,14,特17,100,205 京都駅前下車すぐ。

  • 猿寺とも呼ばれる。
  • 上徳寺(世継地蔵) :京都市下京区本塩町(富小路五条下):TEL 075-351-4360
  • 境内拝観自由:6:00-17:00
  • 市バス 17,特17,205 河原町五条下車徒歩3分。

  • 江戸初期の1603年(慶長8)徳川家康によって建立。
  • 阿弥陀如来像:本尊。快慶作。徳川家康が寄進したという。
  • 世継地蔵:世継の子供が授かるといい、寺の通称となっている。
  • 角屋 :京都市下京区西新屋敷揚屋町32 「角屋もてなしの文化美術館」:TEL:075-351-0024(財)角屋保存会 FAX:075-351-0026
  • 1998年4月14日から「角屋もてなしの文化美術館」として再生し、一般公開された。
  • 2月1日-7月31日, 9月1日-12月15日(月曜休館。月曜祝日の場合はその翌日休館)
  • 10:00-16:00
  • 1000円、中・高生 800円、小学生 500円
  • 島原の揚屋建築(重文)。母屋1階部分、松の間、網代の間、50畳の台所他の公開。往事を彩った美術工芸品約1万千点が伝わる。
    2階の座敷(緞子の間、翠廉の間、扇の間、草花の間、馬の間、檜垣の間、青貝の間)は予約申込制。別料金 一般 800円、中・高生 600円。
  • JR京都駅烏丸口から徒歩15分、丹波口駅から徒歩7分。市バス 6,18,206,207で島原口下車徒歩10分、市バス 205で七条壬生通り下車徒歩10分。
  • 京都最古の花街である島原にある江戸時代の置屋。建物中心部分は1641年(寛永18)に建てられた現存唯一の揚屋の遺構。
  • 紅白梅図屏風:与謝蕪村筆。重文。
  • 杉本家住宅 :京都市下京区綾小路通新町西入ル
  • 元治の大火後の1870年(明治3)再建。京格子、坪庭。
  • 杉本家は1743年(寛保3)呉服商「奈良屋」として開業、1767年(明和4)現在地に移る。
  • 表屋造り(表通りに面する店舗部と裏の居室部を取合部でつなぐ)
  • 京都市指定有形文化財
  • 地下鉄四条駅から徒歩7分、阪急烏丸駅から徒歩7分
  • 一般時は保存会会員のみ見学可能。
  • 財団法人 奈良屋記念杉本家保存会:京都市下京区綾小路通新町西入ル矢田町116番地:TEL 075-344-5724
  • ・東山区

    [北 区] [左京区] [右京区] [上京区] [中京区] [下京区]
    [東山区] [西京区] [南 区] [伏見区] [山科区] [郊 外] *戻る*


  • 東福寺 :京都市東山区本町15丁目778:TEL 075-561-0087:Zip 605-0981
  • 一般拝観:境内拝観自由:9:00(11月は8:30)-16:00:方丈庭園、通天橋拝観料各400円(小中学生300円)。
  • 京阪電鉄奈良線東福寺駅下車歩15分。市バス 208,202で東福寺下車。

  • 慧日山東福寺。臨済宗東福寺派大本山。京都五山の一つ。25の塔頭が点在する。
  • 鎌倉中期の1236年(嘉禎2)に関白の九条道家が京都最大の寺を願って、円爾弁円(聖一国師)を開山とし建立、奈良の東大寺と興福寺から一字ずつ取って命名された。
    当初は円・密・禅(天台・真言・禅宗)の三宗の道場としていた。 諸堂は鎌倉時代の1271年(文永8)に完成した。
  • 本堂:天井に鳴き龍が描かれている。
  • 山門:国宝。1385年頃建設。天竺様(大仏様)と和様を混用している唐様(禅宗様)。日本現存最古。二層内部は妙雲閣と呼ぶ。
  • 禅堂:14世紀造立。座禅するためのもの.唐様(禅宗様)内部の改造は著しい。
  • 浴室:1459年造立。禅宗浴室としては現存最古。
  • 正覚庵:筆供養 11月23日
  • 木造仁王立像(山門:2躰)、木造宝冠釈迦如来坐像(秘仏:妙雲閣内)、十六羅漢像(秘仏:妙雲閣内)
  • 地蔵菩薩坐像、僧形坐像:重文。木造古色玉眼。鎌倉時代。
  • 二天王立像(2躰):重文。木造彩色。室町時代。
  • 大涅槃会図:室町時代の明兆の作。縦15m、横8m。
  • 宋版太平御覧(国宝):1,690種類の書物を引用した千巻からなる1199年刊行の百科全書。中国には残っておらず、東福寺と宮内庁だけに伝わる。禅僧が宋や元の時代の中国から持ち帰った典籍のひとつで、他に、元の皇帝に日本遠征の無価値と困難さを趙良が力説した「趙良弼尺牘(ちょうりょうひつせきとく)」、宋代の寺の建築様式や法要を説明した「支那禅刹図式(しなぜんさつずしき)」がある。
  • 紅葉(11月中-下旬)は絶景。
  • 東福寺:常楽庵 :京都市東山区本町15丁目778:TEL 075-561-0087:Zip 605-0981
  • 京阪電鉄奈良線東福寺駅下車歩15分。市バス 208,202で東福寺下車。

  • 東福寺の開山塔院。
  • 中心伽藍の北方に位置し、開山堂、昭堂、客殿(普門院)、塔司寮(書院)、庫裏、楼門、鐘楼、裏門の七棟からなる。
    1268年(文永5)の造営で、東福寺開山の円爾没後にその祖塔に成ったと伝えられる。
    現在の伽藍は1819年(文政2)焼失後に再建、1826年に全域が竣工。
  • 開山堂・昭堂:典型的な禅宗様建築。上部に楼閣風の伝衣閣(でんねかく)を持つのが珍しい。付属施設も保存状態が良く、禅宗寺院における開山塔院の様子をよく保持している。
  • 伝衣閣の修復工事が1997年に行なわれ、再建時の江戸後期と同じ柿葺きになった。
  • 普門院庭:約250m2。東部に築山、下部に池庭。池庭の西に鶴亀の石組の蓬来式枯山水がある。やや古いと思われる。
    池庭は二ヶ所の枯滝の石組と細長い池、下部(南部)に石橋があり、延宝期作庭の典型的な様式となっている。
    同様の様式は智積院庭園、妙法院御座ノ間の庭、静岡県の滝澤寺庭園があるり、いずれも江戸初期の寛文から延宝期の作庭。
  • 東福寺:龍吟庵 :京都市東山区本町15丁目778:TEL 075-561-0087
  • 龍吟庵は通常非公開。東福寺通常時一般拝観:9:00-16:00:300円
  • 京阪東福寺駅下車歩15分。市バス 208,202で東福寺下車。

  • 東福寺塔頭の一。東福寺の建物の中で最も重要。
  • 竜吟庵方丈:国宝。日本最古の方丈。南北朝時代の1387年(嘉慶1)建造。
  • 中央の室中の間の双折桟唐戸には一本溝に4枚の障子が立てられて、いわゆる子持障子となっている。
  • 大明国師坐像:重文。秘仏。木造彩色玉眼。鎌倉時代。11月のみ公開される。
  • 紅葉(11月中-下旬)
  • 東福寺:天得院 :京都市東山区本町15丁目802:TEL 075-561-5242,5239
  • 一般拝観:予約必要:9:00-16:30:300円
  • 京阪東福寺駅下車徒歩10分。市バス 208,202で東福寺下車徒歩7分。

  • 東福寺の塔頭。
  • 桃山時代の様式をとどめる枯山水庭園。杉苔に覆われた中に青や白の桔梗の花が咲く。
  • 萩原井泉水(種田山頭火の師)が1924-26年に仮住いをしていた。
  • 桔梗(6月中旬-8月中旬)200株、紅葉(11月中-下旬)
  • 東福寺:芬陀院(ふんだいん)(雪舟寺) :京都市東山区本町15丁目803:TEL 075-541-1761
  • 一般拝観:9:00-17:00(冬期は9:00-16:00):300円、小中学生200円
  • 京阪東福寺駅下車歩15分。市バス 202,207,208で東福寺下車。

  • 東福寺の塔頭の一つ。雪舟寺と呼ばれる。
  • 鎌倉後期の元亨年間(1321-24)に関白一条内経が定山祖禅を開山として一条家の菩提寺を開創した。
  • 雪舟による鶴亀の庭と襖絵。
  • 図南亭(となんでい):一条恵観ゆかりの茶室を復元したもの。曲玉の手水鉢、屑屋形石灯籠。
  • 東福寺:光明院 :京都市東山区本町15丁目:TEL 075-561-7317
  • 9:00-16:00:志納
  • 京阪東福寺駅下車歩15分。市バス 208,202で東福寺下車。
  • 東福寺の塔頭の一つ。
  • 虹の苔寺と呼ばれる。
  • 波心の庭:1939年重森三玲作。州浜型の枯池に三尊石組を配した枯山水庭園。
  • 東福寺:同聚院(どうじゅいん) :京都市東山区本町15丁目799:TEL 075-561-8821
  • 一般拝観:9:00-17:00:200円
  • 京阪東福寺駅下車歩15分。市バス 208,202で東福寺下車。

  • 東福寺の塔頭の一つ。
  • 鎌倉中期の1255年(建長7)に創建。
  • 本堂:法性寺の五大堂を移築したもの。現在の京都市東山区にあった法性寺五大堂は、藤原道長が40歳の祝いに造られたもの。
  • 不動明王坐像:重文。木造彩色。康尚作。平安時代(1006年)。康尚唯一の現存作例。もと法性寺五大堂の本尊。火除けの像として古来より知られる。
  • 東福寺:霊雲院 :京都市東山区本町15丁目:TEL 075-561-4080
  • 9:00-17:00:300円
  • 京阪東福寺駅下車歩15分。市バス 208,202で東福寺下車。

  • 東福寺の塔頭の一つ。1471年(文明3)に霊雲院と改称。 岐陽和尚は天龍寺64世、南禅寺96世、東福寺80世を歴任した。日本の漢字訓點法の創始者。足利義持が帰依し世阿弥が影響を受けたといわれる。
  • 方丈書院は1648年(正保5)に黒田如水が不二菴を再建したもの。
  • 九山八海の庭。九山八海の名石は湘雪和尚の遺愛石。雪舟の作庭とする伝承もある。なお、書院東部の一角の鶴亀の枯山水庭園は重森三玲の作。
  • 岐陽(ぎよう)和尚像:1420年(応永27)、重文。
  • 安井金比羅宮 :京都市東山区東大路松原上ル下弁天町:TEL 075-561-5127
  • 拝観自由:金比羅絵馬館 10:00-16:00(月曜休館):500円、高校生以下400円。
  • 市バス 100,206,207,特207番 東山安井下車。

  • 光明院勧勝寺の寺域に蓮華光院が建てられたが後に讃岐金比羅宮を勧請、鎮守社としたのがおこり。
  • たくさんの絵馬が奉納されている。
  • 法観寺 :京都市東山区八坂通下河原:TEL 075-551-2417
  • 10:00-16:00:400円:休みあり。事前に確認必要。
  • 市バス 206,207番で清水道下車。

  • 飛鳥時代の建立で、八坂造(やさかのみやつこ)と呼ばれた高句麗系の渡来人である一族の氏寺。
    589年(崇峻天皇2)の創建と伝えられる。度重なる焼失で五重の塔以外は失われた。
  • 八坂の塔:重文。高さ46m。内部に本尊五智如来像を安置する。以前は最上部まで昇れて京都を見渡せた。 飛鳥時代の礎石に建つ重要文化財の建物。室町中期の1440年(永享12)に足利義教が再建。
  • 法観寺参詣曼荼羅:重文。普段は京都国立博物館に展示。
  • 茶室:聴鐸庵。二畳台目中板
  • 長楽寺 :京都市東山区八坂鳥居前東入円山町626:TEL 075-561-0589:Zip 605-0071
  • 9:00-17:00(毎週木曜・1月1日ー3日休み):500円、小人200円。
  • 特別公開(4月1日-5月10日:10月1日-11月30日):一般 650円:中高生 300円
  • 市バス46,201,203で祇園下車徒歩10分。市バス206,207で東山安井下車徒歩10分。京阪電車四条駅から徒歩20分。阪急電車河原町駅から徒歩25分。円山公園東南奥。

  • URL:<http://www.age.ne.jp/x/chouraku/>
  • 黄台山長楽寺。時宗。建礼門院ゆかりの寺。頼山陽など文人墨客の墓がある。
  • 平安時代の805年(延暦24)に桓武天皇の勅命により延暦寺の別院として最澄が創建。天台宗寺院から浄土宗へ、南北朝時代に国阿が住し時宗へと変わる。1906年(明治39)に時宗総本山七条道場金光寺を合併した。
  • 鎌倉時代法然の弟子隆寛(りゅうかん;1148-1227)が長楽寺に住して、多念義(臨終の念仏が大事であるから臨終まで念仏を唱え続けなければならないと説く)を唱えたゆえ、隆寛の門流を長楽寺流という。
  • 仏殿(本堂):西賀茂の正伝寺にあった法堂を明治期に移築したもの。正方形平面、周囲に裳階を巡らせた禅宗様の仏殿。
  • 本尊の准胝(じゅんてい)観音像は天皇即位の時にしか開張されない勅封の秘仏。重文。像高約50cm。かっては十一面千手観音像といわれていたが、1990年の開張時に、古文献の記載通りに准胝観音像と同定した。
    最澄が唐から帰国する際に荒れ狂う海を鎮めたという観音菩薩の像を最澄自ら彫ったといわれる。
  • 一遍上人像、他時宗祖師像:一遍、真教ほか七条道場歴代住持の像7躰。いずれも重文。木造、鎌倉〜室町時代。運慶の三男康弁以降七条慶派の仏師が七条道場に住みながら制作したという。
  • 布袋尊像:泥像。弁円作。東福寺の開山聖一国師が帰朝の際に三国の泥で自作したと伝わる。泥を乾燥させただけで焼成していない。豪放に笑っている味わいのある布袋像。
  • 庭園:銀閣寺の庭園作庭時に試作としてつくられた相阿弥作の庭といわれるがその可能性は少ない。
  • 紅葉祭り(11月23日)。
  • 仲源寺(ちゅうげんじ) :京都市東山区祇園町南側585:TEL 075-561-1273:Zip 605-0074
  • バスで四条京阪前下車。京阪電鉄四条駅下車徒歩東へ1分。大和大路東入ル。

  • 寿福山仲源寺。浄土宗。
  • 平安中期の仏師定朝を開山とする。鎌倉時代の1228年(安貞2)の洪水の際に、防鴨河使の中原為兼がこの寺の地蔵に祈願した所、おさまったことから、中・原の字に人偏と水偏を付けて仲源寺とした。寺の唐門に「雨奇晴好(うきせいこう)」の額がかかる。
  • 千手観音坐像:重文。木造漆箔。藤原時代。
  • 地蔵菩薩像:木造。室町時代の作とされる。雨止(あめやみ)、転じて目疾(めやみ)となり、通称目疾地蔵と呼ばれている。
  • 知恩院 :京都市東山区林下町400(新橋通):TEL 075-531-2111:Zip 605-0062
  • 一般拝観:9:00-16:30(12月-2月は9:00-16:00):400円、小・中学生200円
  • 市バス 12,31,46,201,203,206 知恩院前下車徒歩すぐ。

  • 華頂山知恩院。浄土宗総本山。
  • URL:<http://www.chion-in.or.jp/>
  • 鎌倉時代に法然上人が草庵を結んだのが起こり。のち比叡山衆徒の弾圧で堂宇は破却されるが鎌倉時代の1234年(文暦1)に源智により復興した。その後徳川家康の外護を受けて発展した。
  • 大方丈:重要文化財。1641年(寛永18)家光の創建による。狩野派による障壁画。
  • 小方丈:重要文化財。大方丈と同時期。
  • 三門;重層入母屋造本瓦葺。1619年(元和5)建立。重文。現存最大。釈迦如来像、十六羅漢像。楼上の仏堂で天井に描かれた竜の絵も見られる。
  • 御影堂:単層入母屋造本瓦葺。1639年(寛永16)徳川家光によって建立される。
  • 阿弥陀如来立像(重文。木造粉溜。鎌倉)、善導大師立像(重文。木造彩色玉眼。鎌倉)、銅板押出三尊仏(重文。白鳳・天平)
  • 方丈庭園:大、小方丈の間にある。東山山麓を利用し、2つの池泉を配する浄土庭園を意図した池泉観賞式庭園。
    小堀遠州配下の関与、1641(寛永18)年に片桐石見守が作庭した、などの伝承がある。
  • 経蔵:重文
  • 御廟堂・拝殿:宗祖法然の遺骨を祀る。5.8m四方、高さ8.5m。江戸前期に再建。2008年に修理、本尊の法然の座像を納めた黄金色の多宝塔(高さ1.1m)を納める。座像は2007年11月の御影堂の修理にともない多宝塔を開張したところ、存在が始めて確認された。2008年の3月に公開された。
  • 友禅苑;4000坪の庭園、宮崎友禅像がある。茶室真葛庵、華麗庵。
  • 除夜の鐘も有名。
  • 清水寺 :京都市東山区清水一丁目294:TEL 075-551-1234:Zip 605-0862
  • 一般拝観:6:00-18:00(夏は6:00-18:30):300円、小中学生200円。
  • 市バス204,206,207,特207 清水道五条坂下車歩10分。

  • 音羽山清水寺。北法相宗本山。西国三十三カ所巡礼第16番札所。
    東山三十六峰の第29峰音羽山(清水山)の中腹にある。元は山岳宗教の修行の場。
  • 奈良時代の780年(宝亀11)に延鎮が山城国木津川の川上に草庵を結んで観音を安置したのに始まる。延暦年間中(782-805)に将軍坂上田村麻呂がこの観音を清水にあった自邸を寺として迎え、当時これを北観音といった。
  • 本堂:江戸前期の1633年(寛永10)再建。懸崖造りの清水の舞台として有名。
  • 本尊:十一面千手観音立像:重文。秘仏。通常の42臂に加え2本の手が頭上高く伸びて化仏を戴く独特の形式。
    普段は本堂内の厨子(国宝)に収められ、33年に1度しか開張されない。2000年に33年ぶりに開張された。
  • 三面千手観音座像:秘仏。鎌倉時代。快慶の流れを組む作風。2001年5月に、奥の院で厨子の中で発見。
  • 伝観音菩薩立像、伝勢至菩薩立像:重文。鎌倉時代。京都国立博物館に寄託。
  • 秘仏二十七面千手観音坐像、大日如来坐像(重文。秘仏)など仏像多し。
  • 桜(4月上旬)、紅葉(11月中-下旬)。
  • 成就院(清水寺本坊) :京都市東山区清水一丁目:TEL 075-551-1234(清水寺)
  • 非公開(特別公開有り。春、秋には多くの場合公開される)
  • 特別公開時:9:00-16:00:500円、中・高生300円

  • 書院,名勝庭園
  • 市バス204,207 清水道五条坂下車歩10分。
  • 室町時代中期創立。現建築:江戸初期(1639年)。
  • サツキ(初夏)、碧緑(夏)、紅葉(秋)。
  • 庭園:江戸初期、相阿弥作・小堀遠州補修とも松永貞徳の作とも伝えられ、月の成就院庭園と賞される。
  • 地主神社 :京都市東山区清水一丁目:TEL 075-541-2097
  • 境内拝観自由:9:00-17:30
  • 市バス204,206,207,特207 清水道五条坂下車歩10分。清水寺からすぐ。

  • 奈良時代創建、現在の社殿は1633年(寛永10)徳川家光の建立。
  • 極彩色の本殿、拝殿、総門はいずれも重文。
  • <宵不動>と呼ばれる不動明王画像は日本三不動の一つで国宝。
  • 高台寺 :京都市東山区下河原町526:TEL 075-561-9966:Zip 605-0825
  • 一般拝観:9:00-16:30(12月-3月は9:00-16:00):500円、中高生300円、小学生無料。
  • 市バス 100,206,207,特207番 東山安井下車歩5分。

  • 鷲峰山(じゅぶざん)高台寺。臨済宗建仁寺派。正式名称は高台聖寿禅寺。
  • 江戸時代の1605年(慶長10)に豊臣秀吉の菩提を弔うために、秀吉の正室北政所ねねが建立した。1624年(寛永1)建仁寺の三江和尚を開山として迎え、高台寺と号した。
  • 開山堂(重文)、霊屋(おたまや:重文)、絹本著色十六羅漢像(重文)
  • 茶席;傘亭、時雨亭、鬼瓦席、遺芳庵。
  • 傘亭:方形造茅葺平家建。亭内の木額に安閑窟とある。
  • 時雨亭:入母屋造茅葺二階達。
  • 鬼瓦席:平屋建て書院風の四畳半、平瓦葺の切妻屋根、軒先杉皮葺。廂の上妻壁面に鬼瓦が飾られている。 慶長年間(1596-1614年)に灰屋紹益(はいやじょうえき)の好みで建てられた茶室といわれ、1897年(明治30)に高台寺境内に移築され、1998年5月に改修された。
  • 遺芳庵:一畳台目向板、向切逆勝手、西側客畳の長辺いっぱいに大きな丸窓を開けており、吉野窓と呼ばれている。 鬼瓦席と空泉水を隔てて向かい合っている。紹益と名妓吉野太夫のロマンスに因んでいる。
  • 史跡・名勝庭園:重文。小堀遠州配下の作庭といわれる。開山堂前は臥龍池(がりょうち)、西の偃月池(えんげつち)の庭園。
  • 阿弥陀如来像:木造。快慶作。12c末ごろ。
  • 梅(3月上旬)、萩(9月中旬-下旬)。
  • 霊山観音(りょうぜんかんのん) :京都市東山区:TEL 075-561-2205
  • 8:40-16:20:200円(線香付)
  • 市バス;100,206,207番東山安井下車徒歩5分。

  • 観音像:高さ約24m
  • 萩(9月中旬-下旬)
  • 9月18日に萩観賞会(2000円)
  • 青蓮院 :京都市東山区粟田口三条坊町9:TEL 075-561-2345
  • 9:00-16:30:500円、小中高校生400円。:毎月28日に青不動明王護摩供養。
  • 市バス 5,27番で神宮道下車 徒歩2分。京阪電車東山三条駅下車 徒歩5分

  • 延暦寺の三門跡の一つで平安末期に創建された。天台宗。一時は上皇の仮内裏となり粟田御所とも呼ばれる。京極関白藤原師実の男行玄大僧正が初祖。
  • もとは比叡山南谷にあったものを1144年(天養1)に移したものといわれる。1467年の応仁の乱でことごとく焼失し、ながらく荒廃していたが1632年(寛永9)現在地に復興された。1893年(明治26)の火災で建物の大部分を焼失したが、好文亭、御幸門、長屋門は残った。
  • 親鸞は青蓮院で得度した。本堂の熾盛光(しじょうこう)堂には門主以外には他見を許さな極秘の曼陀羅が納められている。
  • 相阿弥作といわれる池泉回遊式庭園。小堀遠州作といわれる霧島の庭。
  • 好文亭:書院式茶席。四畳半二間と四畳半台目一間、仏間、水屋で構成。江戸時代明和年間(1764-72)に建てられ、1993年(平成5)焼失後1995年再建。
  • <宵不動>と呼ばれる不動明王画像は日本三不動の一つで国宝。
  • 建仁寺 :京都市東山区大和大路通四条下ル四丁目小松町584:TEL 075-561-6363(代),0190:FAX 561-5777:Zip 605-0811
  • 10:00-16:00(16:30閉門):500円。小学生以下無料:境内拝観は自由。
    毎年4月20日の開山降誕法要の時に屏風、障壁画の一部が展観される。
  • 市バス;100,206,207番東山安井から西へ200m、四条京阪から南へ300m、阪急電鉄四条河原町から歩10分、京阪電鉄四条駅から歩7分。

  • 東山建仁寺。臨済宗建仁寺派大本山。
  • URL:<http://www.kenninji.jp/>
  • 明庵栄西(1141-1215)が、円(止観)・密(真言)・禅の三宗兼学の寺として鎌倉前期の1202年(建仁2)に創建。。開基は源頼家(1182-1204)。後に純粋の宋風禅の道場となる。
    南北朝の建武年間に京都五山のひとつとなり、第三位としてかっては多くの塔頭を従え、学僧を輩出した。応仁、文明の兵火で荒れ、大部分は江戸時代の復興。祇園花街の中に、豪壮に存在している。
  • 諸堂は中国の百丈山を模したもの。法堂、勅使門、三門、方丈、東陽坊(草庵式二畳台目の茶席)、開山堂、浴室など。
  • 茶室東陽坊;利休の門弟東陽坊長盛の好みといわれ、もとは秀吉の北野の大茶会のときに北野の土手の上に建てられた茶室と伝えられる。
  • 俵屋宗達作「風神雷神図」の二曲屏風一双(国宝:江戸初期)
    海北友松による桃山時代の障壁画
    良詮による「十六羅漢図」十六幅(重文)。
    2年前に発見された狩野山楽の桃山時代の屏風「桜花図」「秋草図」
  • 桜(4月上旬)。建仁寺垣。

  • 織田有楽斎好みの名茶室<如庵>(1615年,国宝)をそっくり再現した茶室が建仁寺境内にある正伝永源院に、1996年10月24日90年ぶりに完成披露された。如庵はもともと永源院の近くにあったものだが、東京の三井家に、戦後は愛知県犬山市有楽苑(有楽斎の出生地)に移築されている。
  • 建仁寺・正伝永源院 :京都市東山区大和大路通四条下ル四丁目小松町586:TEL 075-531-0200
  • 四条京阪前から歩10分。市バス 100,206,207 で東山安井下車。

  • 建仁寺塔頭の一。
  • 南北朝時代の創建である永源庵と、江戸初期に織田有楽斎(織田信長の弟、1547-1621)が再興した正伝院が合併した。
  • 本堂の室中の間に狩野山楽による<蓮の図>が保存されている。
  • 織田有楽斎好みの名茶室<如庵>(1615年,国宝)をそっくり再現した茶室が建仁寺境内にある正伝永源院に、1996年10月24日90年ぶりに完成披露された。如庵はもともと永源院の近くにあったものだが、東京の三井家に、戦後は愛知県犬山市有楽苑(有楽斎の出生地)に移築されている。
  • 建仁寺・久昌院 :京都市東山区大和大路通四条下ル四丁目小松町597:TEL 075-561-7074
  • 四条京阪前から歩10分。市バス 100,206,207 で東山安井下車。

  • 建仁寺塔頭の一。
  • 方丈室中の間の裏の六畳の茶室は低い棹縁天井に磨き丸太を使い、方丈に隣接する書院には二畳の上段の間と付け書院があり、炉が切られ、奥に三畳台目の<遠州別好ノ席>という茶室がある。
  • 方丈前庭園は池泉鑑賞式の庭園。
  • 建仁寺・禅居庵(ぜんこあん):東山区大和大路通四条下ル四丁目小松町146
  • 四条京阪前から歩10分。市バス 100,206,207 で東山安井下車。

  • 建仁寺塔頭の一。
  • 茶室:龕破(かんわり)席。明治末年に書院改造の際に書院の西部に作られた。
    閉雲の額が掲げられて閉雲席と呼ばれていたが、閉雲と龕破と語呂が似ているので、伝わる「龕破の文」(開山の大鑑禅師が暝目して棺に入った後、棺を破って現れ遺誡の文を書いたといわれる)に因んで棺割の席と呼ばれるようになった。
    二畳台目中柱向切向板。入側を改造して西側に浅い踏み込みの洞床を付加している。貴人口。
  • 海北友松「松竹梅図」:傑作(岩波新書451 京都;林屋辰三郎;岩波書店;1962)。
  • 建仁寺・霊洞院 :京都市東山区大和大路通四条下ル四丁目小松町592
  • 四条京阪前から歩10分。市バス 100,206,207 で東山安井下車。

  • 建仁寺塔頭の一。
  • 栄西禅師の開山、建仁寺第二十六世慈照高山和尚の開基。天文21年に本山とともに焼失、天文23年再建。現在では僧堂となっている。
  • 庭園:江戸中期頃の様式を持つ。書院の南から東側にかけて池庭とし、東部には亀島が作られている。全庭の地割が江戸中期の典型的な馬蹄形風に作られているが、鑑賞式の池庭でありながら回遊風に見せている。(京の庭を巡る;重森三玲;白川書院;1975)
  • 建仁寺・両足院 :京都市東山区大和大路通四条下ル四丁目小松町591
  • 市バス;100,206,207番東山安井から西へ200m、四条京阪から南へ300m、阪急電鉄四条河原町から歩10分、京阪電鉄四条駅から歩7分。

  • 建仁寺塔頭の一。
  • 建仁寺第35世徳見竜山和尚の開基。もと知足院といっていたが天文の大火で焼失。
  • 庭園:江戸中期初頭の頃と思われる。本院の方丈東部から北部の書院東部にかけて作庭された池泉鑑賞式庭園。寺伝によると薮内家五代竹心紹智の作庭といわれる。
  • 茶室:暦の席(水月亭)。如庵の写し。如庵が東京に移された翌年建立。
    洞庫がなく有楽窓の所は小さい下地窓になっている。床柱はナグリではなく力が弱い。腰紙も低く、しまりがない。
    如庵の写しとしては同じ建仁寺塔頭の清住院、正伝永源院にもあるが、高名なのは仁和寺にある遼廓亭で本歌に迫る。
  • 臨池亭:大正末、大村彦太郎の高台寺の別邸から移築。六畳の広間の席。
  • 長谷川等伯「童子図」「草山山水図」傑作。
  • 建仁寺・常光院 :京都市東山区大和大路通四条下ル四丁目小松町588
  • 四条京阪前から歩10分。市バス 100,206,207 で東山安井下車。

  • 建仁寺塔頭の一。
  • 建仁寺第24世温仲宗純禅師の開山。1552年(天文21)焼失、1604年(慶長9)再建。現存する慶長の建物は折玄関と庫裡だけ。
  • 道安囲の席;四畳半の北側に一畳と丸窓のある付書院が付き、一畳を向切にしている。四畳半との取り合いに中柱が立ち、その左に壁に火灯口ではなく二枚襖が入り上部は板欄間の上を吹き通しにしている。道安囲は台目切、もしくは四畳半切であるから、正しくは宗貞囲である。
    明治初年の図に載っているのでおそらく梧庵和尚の好みだと考えられる。 宗貞囲の席は、西行庵の皆如庵、西翁院の淀看席があり、中柱の左に仕切り壁と火灯口に片引きの襖が入り上部は板欄間の上を吹き通しにする。
  • この後ろに三畳半洞床の席がある。
  • 六道珍皇寺 :京都市東山区大和大路通四条下ル四丁目小松町595:TEL 075-561-4129:Zip 605-0811
  • 毎年8月7日-10日に六道まいり。同時に秘仏薬師如来坐像(重文)の開張がある。
  • 市バス 206,207番で清水道下車徒歩5分。

  • 大椿山六道珍皇寺。臨済宗建仁寺派。
  • 奈良時代の天平勝宝年間(749-756)に慶俊を開基として開創。東寺の末寺とした。南北朝時代に衰退し、建仁寺45世聞渓良聴が再興して臨済宗に改宗した。
  • 本堂、重文薬師如来像、閻魔堂(篁堂)、鐘楼の特別公開
  • 六道さんとして親しまれる。本堂の前を六堂ノ辻といい、冥土の通い路と考えた。また、小野篁(おののたかむら)が冥界へ通ったという伝説の井戸があり、近くに埋葬地、鳥辺野がある。
    六道とは、源信の往生要集によれば、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上を言う。
  • 薬師如来坐像:重文。秘仏。木造漆箔。伝最澄作。藤原時代。
  • 木造毘沙門天立像(伝空海作)、木造地蔵菩薩(伝定朝作)、木造閻魔大王坐像(伝小野篁作)、木造小野篁立像(元禄2年頃)、木造善・悪童子像(伝小野篁作)
  • 双林寺 :京都市東山区河原鷲尾町526:TEL 075-561-5553:Zip 605-0862
  • 市バス206番で祇園下車徒歩5分。京阪電鉄四条駅下車、阪急京都線河原町駅下車徒歩15分。

  • 金玉山双林寺。天台宗。
  • 平安初期に桓武天皇の勅願により開創。開基は最澄。南北朝時代の1384年(至徳1)に国阿が中興する。
  • 薬師如来坐像:重文。木造彩色漆箔。平安初期。
  • 八坂神社 :京都市東山区祇園町北側625:TEL 075-561-6155
  • 一般拝観:境内自由参拝:無料
  • 市バス206番で祇園下車徒歩5分。京阪電鉄四条駅下車、阪急京都線河原町駅下車徒歩15分。

  • 7世紀ごろ八坂氏の氏神社として創建。全国3000箇所以上の祇園社の総本社。祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)。
  • 本殿:重文。もとは別棟であった本殿と拝殿を一つの屋根で覆った祇園造。935年(承平5)から986年(寛和2)のあいだに祇園造に改築されたといわれる。
  • 西楼門:重文。
  • 法住寺 :京都市東山区:TEL 075-561-4137
  • 9:00-16:00:500円:四十七士討ち入り日の12月14日には法要が行なわれる。
  • 市バス 100,206,207,208番で博物館・三十三間堂前あるいは東山七条下車徒歩3分。京阪電車七条下車。
  • 天台宗。
  • 後白河法皇の法住寺殿の遺跡を守る。
  • 不動堂:安置されている不動明王は身代り不動といわれる。
  • 大石良雄が仇討ちを祈願した身代り不動尊像、四十七士の小木像がある。
  • 妙法院 :京都市東山区妙法院前側町447:TEL 075-561-0467:Zip 605-0932
  • 公開は特別拝観時のみ。しばしば公開される。
  • 市バス207,特207番で東山七条下車徒歩1分。市バス206,208番で三十三間堂前下車徒歩3分。京阪電車東山七条駅下車徒歩5分。

  • 南叡山妙法院。天台宗。天台五門跡の一つ(他は三千院、青蓮院、聖護院、曼殊院)。対して真言門跡は仁和寺、大覚寺。
  • もとは最澄が開基とする比叡山の一坊。 平安時代前期に後白河上皇が法住寺に院御所として築造するため、比叡山妙法院の法印昌雲を別当に任じ、新日吉(いまひえ)の社を勧請して妙法院を洛中に移し南叡山妙法院と称した。
    のち尊性法親王が入寺して門跡寺院となる。皇居炎上の際には仮皇居となった。のち祇園石段下に移り、江戸時代の1614年(慶長19)に現在地に移った。
  • 三十三間堂(蓮華王院本堂)は、院御所法住寺殿の西側に後白河上皇が平清盛に命じて建立したもの。江戸時代の1614年(慶長18)に徳川家康が蓮華王院の管轄権を妙法院に定めて以来現在に至る。
  • 庫裡:正面幅約24m、奥行約22m。桃山時代の建立。国宝。豊臣秀吉が方広寺大仏の千僧供養を行なったときの遺構と伝えられる。
  • 大玄関:重文。大書院(重文)とともに1619年(元和5)東福門院入内の折の旧殿を下賜されたものといわれる。檜皮葺。狩野永徳筆と伝わる障壁画がある。
  • ポルトガル国インド福王信書:国宝。
  • 普賢菩薩騎象像:本尊秘仏。重文。木造漆箔彩色。12c後期。院政期から鎌倉時代へ移る時期をとらえている造形。
  • 不動明王立像:護摩堂の本尊。秘仏。重文。木造彩色。平安前期。天台密教としては最古級。9世紀頃の作であろうと京都国立博物館が1997年10月に発表した。同時期の木造不動明王像としては、東寺講堂内の不動明王像(国宝)が最古とされ、天台密教系では園城寺(三井寺)のものが古い。
  • 狩野派の障壁画、庫裡(桃山時代創建。国宝)
  • 三十三間堂(蓮華王院本堂) :京都市東山区三十三間堂廻町657:TEL 075-561-3334:Zip 605-0941
  • 8:00-16:30(4月1日-11月15日),9:00-15:30(11月16日-3月31日):600円、高校・中学生300円、子供250円。
  • 市バス 206,208番で三十三間堂前下車。市バス 207,特207番で東山七条下車徒歩3分。

  • 天台宗。妙法院の所管。蓮華王院本堂が三十三間堂。
  • 後白河上皇が法住寺を院御所として住まい、平安時代の1164年(長寛2)にその敷地の一角に、平清盛に命じて一千一体の千手観音を納めるために、内陣三十三間の柱間の観音堂を建立し蓮華王院とした。後白河法皇はここで梁塵秘抄を編纂した。その後不動堂、八幡社、五重塔、北斗堂などが建立されたが、度重なる震災などで失った。
    鎌倉時代の1266年(文永3)に堂宇が再建され、奈良仏師の湛慶など慶派、円派、院派の仏師が本尊の千手観音座像(国宝)を挟んで左右に500体ずつ、合計1001体の十一面千手千眼観音像を彫刻、両端に風神雷神像、背後には二十八部衆の立像を刻んだ。
    江戸時代の1614年(慶長18)に徳川家康が蓮華王院の管轄権を妙法院に定めて以来現在に至る。
  • 世界一長いお堂。実際は桁行き35間、梁行き5間、南北118m、東西16.4m。
    南大門や築地塀(太閤塀と呼ばれる)は秀吉の造営。
  • 千手観音坐像:国宝。檜寄木造漆箔玉眼。湛慶作(82歳)。鎌倉時代(1254年)。像高3.35m。
  • 二十八部衆立像:国宝。寄木造漆箔彩色玉眼切金。13c中頃。
  • 風神・雷神像:国宝。檜寄木造漆箔彩色玉眼。13c中頃。像高・風神123cm、雷神105cm。
  • 十一面千手千眼観音立像(1001躰):重文。木造漆箔。藤原-鎌倉時代(うち124体は創建時のもの)。像高165-167cm。
  • 通し矢:桃山時代に始まり、江戸時代の弓道の行事で本堂背面の縁側の南端から北端の的に向け、一昼夜弓を射続けた。
    その行事は毎年1月15日ごろに行われる。内陣の無料開放・弓引き初め:9:00-16:00
  • 豊国神社 :京都市東山区大和大路正面:TEL 075-561-3802(事務所)
  • 境内拝観自由
  • 宝物館:9:00-16:30:300円、大学・高校生200円、中学・小学生100円。
  • 市バス 206,208 三十三間堂前下車。市バス 207,特207 東山七条下車徒歩3分。
  • 豊臣秀吉没後に阿弥陀ケ峰に葬り、社殿を建てたのが始まり。
  • 参道の唐門は伏見城の城門の一つを移築したもので国宝。その他の建物は1880年(明治13)再建。
  • 秀吉着用の胴服(重文)等、秀吉ゆかりの宝物。
  • 隣接して方広寺の梵鐘(重文)も見れる。
  • 方広寺 :京都市東山区正面通大和大路東入茶屋町:TEL 075-561-1720
  • 境内拝観自由。本堂:9:00-16:00:200円、中学生以下100円。
  • 市バス 206,208 三十三間堂前下車。市バス 207,特207 東山七条下車徒歩3分。
  • 大仏殿:1586(天正14)豊臣秀吉が東大寺大仏殿を模して建立。1596年倒壊後家康の指示により淀君、豊臣秀頼が再建した時の梵鐘の銘文中に「国家安泰、君臣豊楽」とあり、「家康」の2文字が分割されていることに家康が立腹したという。
  • 隣接して豊国神社がある。
  • 養源院 :京都市東山区三十三間堂廻り町:TEL 075-561-3887
  • 9:00-16:00:500円(12月28日〜1月2,21日は拝観不可)
  • 市バス 206,208 三十三間堂前下車。市バス 207,特207 東山七条下車徒歩3分。三十三間堂の東むかい。
  • 秀吉の側室淀殿が父浅井長政の追善に1594年(文禄3)に建立。のち消失し、妹の崇源院が再建し徳川家の菩提所となる。
  • 本堂の障壁画:重文。俵屋宗達による江戸初期のもの。金地に松の「松図」、杉戸に描かれた「唐獅子に白象」、「波に麒麟」など。
  • 庭園:小堀遠州の作庭という。『都林泉名勝図会』(1799年(寛政11))に描かれた図により現存状況調査で再発見、1993年(平成5)に復元整備された。
  • 伏見城落城の際に自刃した鳥居元忠たちの血痕がついた廊下の板を使用した「血天井」がある。
  • 智積院 :京都市東山区塩小路大和大路東入ル東瓦町:TEL 075-541-5361
  • 一般拝観:9:00-16:00:350円
  • バス 206番で東山七条下車すぐ。京都駅から徒歩でも行ける。
  • 皐、つつじ(5月初旬-6月上旬)
  • 真言宗智山派総本山。豊臣秀吉が建立した祥雲寺の跡地。
  • 庭園、長谷川等伯の襖絵(国宝)
  • 書院、方丈の東庭は江戸初期の築造当初の姿をよく保存している。回遊式にして鑑賞的傾向が強く、池泉庭園にして滝組は枯山水様式である。
  • 鉄筋コンクリート打ち放しの智積院会館は近代建築の典型。シェル状の屋根がコンクリートの特質を良く現している。旧京都大学増田研究室の設計。
  • 泉涌寺 :京都市東山区泉涌寺山内町27:TEL 075-561-1551:Zip 605-0977
  • 一般拝観:9:00-16:30(12月1日-2月末は 16:00まで):500円、中学生以下300円(宝物館入場も含む)
    ;特別拝観(御座所、庭園、海会堂)は+300円
    ;心照殿(宝物館)では常時企画展が催されている。第4月曜は休館。
  • 塔頭のうち来迎院、雲龍院は拝観可。拝観料別途必要。
  • 京阪東福寺駅から歩20分。市バス 208,207泉涌寺道下車。

  • 真言宗泉涌寺派総本山。東山三十六峰のうち月輪山麓にある。
  • URL:<http://www.mitera.org/>
  • 平安時代の天長年間(824-833)にこの地に空海が草庵を結び法輪寺と名付け、後に仙遊寺と改称したという。 荒廃の後、鎌倉中期の1226年(嘉禄2)に月輪大師(俊ギョウ[クサカンムリに仍]律師)が宋から帰り、再建開山した。その時に境内に新しい清泉が湧出したのにちなみ泉涌寺と寺号を改めた。
    鎌倉時代の1242年(仁和3)に四条天皇が当寺に葬られてからは歴代天皇の葬場となりその後、皇室の香華院(菩提所)となった。応仁の乱などでの幾度かの焼失、再建(江戸時代)を経て復興する。
  • 月蓋長者像、偉駄天像:重文。秘仏。木造。
  • 楊貴妃観音坐像:重文。もと秘仏。白檀寄木造彩色。湛海が入宋した時に入手したと伝える。
  • 釈迦如来像、阿弥陀如来像、弥勒如来像:木造。伝運慶作
  • 大涅槃図は江戸中期、明誉上人作。縦16m、横8mの日本最大。紙本極彩色。毎年3月14-16日の涅槃会の際に御開張される。
  • 百日紅(8月下旬)、紅葉(11月中-下)
  • 雲龍院 :京都市東山区泉涌寺山内町
  • 京阪東福寺駅から歩20分。市バス 207,208泉涌寺道下車徒歩10分。

  • 泉涌寺の別院。別格本山。
  • 南北朝時代の1372年(応安5;文中1)に竹巌聖皐の開祖、後光厳天皇の創建と伝わる。
  • 宝塔、庭園。
  • 薬師如来坐像、日光・月光菩薩立像、後光厳天皇坐像、後円融天皇坐像。いずれも木造。
  • 来迎院 :京都市東山区泉涌寺山内町33:TEL 075-561-8813
  • 9:00-17:00:300円、子供200円
  • 京阪東福寺駅から歩20分。市バス 207,208泉涌寺道下車徒歩10分。

  • 泉涌寺の塔頭、明応山来迎院。大石良雄ゆかりの寺。
  • 鎌倉時代の1218年(建保6)に月翁律師が開創、1597年(慶長2)前田利家再建。
    空海が日本最初の荒神坐像を奉安したのがはじまりという。また、建長寺の開山となった渡来僧である蘭渓道隆(1213-1278)が宋から渡来した際、来迎院に留まっていたことで知られる。
  • 含翠の庭園:池泉回遊式庭園。含翠軒(大石良雄が寄進した茶室)がある。
  • 三宝荒神坐像(重文。木造彩色、玉眼。鎌倉)、木造阿弥陀三尊像(伝運慶作)、赤穂浪士遺品。
  • 護法神立像(5躯);重文。木造彩色、切金玉眼。鎌倉時代。京都国立博物館に寄託。
  • 即成院 :東山区泉涌寺山内町:TEL 075-561-3443
  • 境内参拝自由:無料。本堂に入り阿弥陀如来、二十五菩薩座像の拝観は予約制。志納。
  • 京阪東福寺駅から歩20分。市バス 208,207泉涌寺道下車150m。

  • 泉涌寺塔頭の一つ。光明山即成院。
  • 平安後期の寛治年間(1087-94)に藤原頼通の子橘俊綱が、伏見山荘内に阿弥陀如来と二十五菩薩を安置し、即成就院としたのが始まり。
    秀吉が伏見城を造る際大亀谷に移転させられるが、その大亀谷の即成院も廃仏棄釈で破壊される。1902年(明治35)に現在地に移転した。
  • 本堂(重文)、庭園、薬師三尊像。
  • 阿弥陀如来坐像:重文。木造漆箔彩色。平安時代(1094頃)。
  • 二十五菩薩坐像:重文。木造漆箔彩色。平安時代(1094頃)。
    菩薩が阿弥陀如来と一緒に臨終の人の魂を極楽浄土に導く様を表現した浄土教美術の典型。楽器を持つ白象王(びゃくぞうおう)菩薩像、獅子吼(ししく)菩薩像など。
  • 二十五菩薩お練り供養:平安時代末期に盛んになった来迎思想を表現した行列。現世にあらわれた25の菩薩が民衆を極楽浄土に導く様子を再現する。
    本堂を極楽浄土に、地蔵堂を現世になぞらえ、二つの堂を長さ約60mほどの架け橋で結び、菩薩や稚児、修験者などに仮面や装束を付けて扮し、横笛や笙などを携えた行列が、本堂から地蔵堂へ行き、ふたたび本堂に戻る。
    迎講(むかえこう)とも言う。迎講とは来迎会、すなわち生きたまま死の体験をし、再生する「擬死再生儀礼」。
    毎年10月の第3日曜に行なわれる。正式名は「聖衆来迎練供養会式」
  • 今熊野観音寺 :京都市東山区泉涌寺山内町32:TEL 075-561-5511
  • 一般拝観:自由参拝。8:00-17:00
  • 京阪東福寺駅から歩20分。市バス 208,207泉涌寺道下車。

  • 泉涌寺の塔頭。西国霊場第15番札所。
  • 清閑寺 :京都市東山区清閑寺山ノ内町:TEL 075-561-7292
  • 参拝自由:無料
  • バスで清閑寺前下車歩5分。
  • 延暦二十一年(802)に創建された。
  • 紅葉(11月中旬)
  • 六波羅蜜寺(ろくはらみつじ) :京都市東山区松原大和大路東:TEL 075-561-6980:Zip 605-0813
  • 一般拝観:8:00-16:30:宝物館 500円、高校生400円、中学生300円。
  • 京阪五条駅から歩10分。市バス 206,207,特207 清水道下車徒歩5分。

  • 補陀洛山六波羅蜜寺。真言宗智山派。
    西国三十三カ所巡礼第17番札所。鎌倉時代には幕府の探題が置かれた。
  • 平安時代に平家一門の大邸宅があったところに、空也上人にが963年(応和3)に西光寺として開創した。
  • 本堂:1363年(貞治2)再建、室町期の重文。朱塗りの社殿。
  • 本尊十一面観世音菩薩像:秘仏、国宝。檜の一木造り。像高2.59m、10c半ばの作。
    寺を守るとされる龍にちなんで辰年に3日間のみ公開される。
  • 空也上人立像:重文。木造彩色玉眼。康勝作。鎌倉時代。空也上人の念仏時に口から出た6躰の阿弥陀が表現されている。
  • 地蔵菩薩坐像:重文。木造彩色切金玉眼。伝運慶作。平安時代。運慶が建立した地蔵十輪院の本尊の「夢見地蔵」だったと伝えられる。
  • 地蔵菩薩立像:重文。木造彩色切金。定朝作。藤原時代。元六波羅地蔵堂の本尊。鬘掛地蔵と呼ばれている。
  • 薬師如来坐像など宝物館には多くの重文の仏像がある。
  • かくれ念仏(空也踊躍念仏):京に疫病が流行した時、救済を願って空也上人がはじめた踊り。現在でも12月半ばから31日に夕暮れ時約30分間踊りが行なわれる。
  • 安祥院 :京都市東山区五条通東大路東入遊行前町560:TEL 075-561-0655:Zip 605-0864
  • 市バス 206,207,特207 清水道下車。

  • 浄土宗。通称東山木食寺。
  • 平安時代の942年(天慶5)に尊意を開山として乙訓郡大薮に開創し、山仁王護院と称したが廃絶した。蓮寂が再興し、江戸時代の1725年(享保10)に木食養阿が現在地に再建した。
  • 木造阿弥陀如来像(木食養阿作)、地蔵菩薩像(日限り地蔵)。
  • ・西京区

    [北 区] [左京区] [右京区] [上京区] [中京区] [下京区]
    [東山区] [西京区] [南 区] [伏見区] [山科区] [郊 外] *戻る*


  • 地蔵院(竹の寺) :京都市西京区山田北ノ町23:TEL 075-381-3417
  • 一般拝観:9:00-17:00:400円、子供200円
  • 阪急東向日駅から阪急バス

  • 14c中期の創建。臨済系。
  • 藤原定家の別荘跡を室町期細川頼之が宗鏡禅師に帰依し、藤原家良のかっての山荘跡に建立。宗鏡は師の夢窓国師を開山とし、自らは二世となった。
  • 応仁の乱で焼失、現在は再建された本堂と庫裡があるのみ。
  • 勝持寺(しょうじじ) :京都市西京区大原野南春日町1194:TEL 075-331-0601:Zip 610-1153
  • 一般拝観:9:00-17:00:400円、中高生300円、小学生200円
  • 阪急東向日駅から阪急バス 南春日町行きで終点南春日町下車徒歩8分。(バスは土日は1時間に2本、平日は1時間に1本)

  • 小塩山勝持寺。天台宗。別名花の寺。
  • 飛鳥時代の680年(白鳳8)に天武天皇の勅願により役小角(えんのおづぬ)が創建したと伝えられる。後に伝教大師(最澄)によって再興。
  • 佐藤兵衛義清は23才の時この寺で出家し西行と名乗り、桜の木を植え山中に庵を結んだ。鐘楼のそばに三代目となる西行桜がある。
  • 瑠璃光殿に本尊の薬師如来像と、日光・月光両菩薩像(寄木造彩色。推定鎌倉)、十二神将(寄木造彩色。推定鎌倉)、仁王像など多数の仏像がある。
  • 薬師如来坐像:重文。寄木造漆箔。推定鎌倉時代。胎内に薬師如来坐像(重文。檜造。推定弘仁。像高約10cm)が発見された。
  • 桜(4月上旬)、紅葉(11月中旬)。長い参道から境内、裏山にかけて500本近い桜がある。
  • 十輪寺(なりひら寺) :京都市西京区大原野小塩町481:TEL 075-331-0154:Zip 610-1133
  • 一般拝観:9:00-17:00:300円
  • 8月23日に延命地蔵菩薩坐像の開張がある。
  • 阪急バス43番で小塩(終点)下車徒歩3分。本数少なし。

  • 小塩山十輪寺。天台宗系の単立寺院。通称なりひら寺。
  • 恵亮を開祖とする。平安時代の850年(嘉祥3)に文徳天皇の勅願寺となる。
  • 六歌仙の一人、在原業平朝臣は晩年この地に住み、風流をたしなんだ日々を送るかたわら、二条宮こと藤原高子への思いを胸に秘めて、塩を焼いたと伝えられる。
  • 本堂:鳳輦(ほうれん)形の屋根をはじめ(輦とは車、手車のこと)、曲面を生かした造りが面白い。
  • 延命地蔵菩薩坐像:秘仏。木造。傅教作。復帯地蔵尊とも呼ばれ、子授、安産の利益がある。
  • 大原野神社 :京都市西京区大原野南春日町:TEL 075-331-0014
  • 境内参拝自由。
  • 阪急東向日駅から阪急バス 南春日町行きで終点南春日町下車徒歩8分。(バスは土日は1時間に2本、平日は1時間に1本)

  • 長岡京遷都(784年)にあたり、奈良の春日大社の分霊を祀った藤原氏の氏神社。
  • 本殿:檜皮葺、丹塗の春日造。
  • 鯉沢の池一面に睡蓮の花が広がる。
  • 正法寺(しょうぼうじ) :京都市西京区大原野南春日町1102:TEL 075-331-0105:Zip 610-1153
  • 一般拝観:9:00-17:00:300円
  • 阪急東向日駅から阪急バス 南春日町行きで終点南春日町下車徒歩7分。(バスは土日は1時間に2本、平日は1時間に1本)。大原野神社の筋向かい。
  • 年に1回特別公開で寺宝を公開する。

  • 法寿山正法寺。真言宗東寺派別格本山。境内各所に自然石が配されており、通称石の寺と呼ばれる。
  • 奈良時代の天平勝宝年間(749-757)に唐から渡来し鑑真和上の高弟になっていたといわれる智威という僧が隠棲した地と伝える。 応仁の乱で消失後、江戸初期に再興。その後桂昌院らの力添えで寺勢を拡大した。
  • 江戸時代初期といわれる両界曼荼羅(まんだら)、畳一畳大ほどの涅槃図、経文をを地中に埋めるための経筒(複製でなければ平安時代のもの、日本最古)などの寺宝。
  • 枯山水石庭。東山を借景にした「鳥獣の石庭」。
  • 千手観音立像:本尊。重文。寄木造漆箔玉眼。鎌倉初期。化仏を左右につけた珍しい三面形式の像。京都の九品寺からの請来像とも伝わる。像高約260cm。
  • 善峯寺(善峰寺)(よしみねでら) :京都市西京区大原野小塩町1372:TEL 075-331-0020
  • 一般拝観:8:00-17:00(受付16:30まで):500円、高校生300円、小中学生200円
    御開張:毎月第2日曜日。(それ以外に、2008年は10月中毎日開張、2009年は9月中毎日開張、2010年は5月中毎日開張)
  • JR向日町駅、阪急東向日駅から善峯寺行き(または手前の小塩行き)阪急バス66号系統で善峯寺下車徒歩10分。バスの本数が少ないので注意。

  • 天台宗。西山善峯寺。西国三十三ヶ所第20番札所。西山宮、西山御坊とも呼ばれる門跡寺院。
  • 平安時代の1029年(長元2)に開創。恵心僧都の弟子、源算上人を開基とする。応仁の乱で荒れていたが、徳川五代将軍徳川綱吉(1646-1709)の生母、桂昌院が再興する。
  • 善峯山の山腹にあり、京都市内を見渡す眺望が素晴らしい。
  • 六角堂の桂昌殿がある。
  • 多宝塔:1621年(元和7)の再建。重文。
  • 山門:1692年(元禄5)桂昌院により再建。楼上には運慶作の本尊文殊菩薩像、両脇に金剛力士像を安置されている。源頼朝公が寄進された、と伝わる。
  • 寺宝館:桂昌院とその子、徳川綱吉ゆかりの品々を展示公開(2000年完成)。
  • 庭園:境内約3000坪、善峯山の斜面を生かした回遊式の庭園。標高350-400mの高さにあり、自然の中から見る京都盆地の眺望が素晴らしい。薬師堂からは京都の町並みが一望できる。
  • 遊龍の松:樹齢600年以上で日本一の松とされる(国の天然記念物)。高さ2mの低い松が横枝が北へ22m、西へ24mも広がる。
  • 桜(4月上-中旬)、平戸ツツジ・ぼたん・しゃくやく(5月上-下旬)、サツキ(6月上-下旬)、あじさい(6月中-7月初旬)、たかさごゆり(8月)、秋明菊(9-10月)、紅葉(11月上-12月初旬)、南天・山茶花・椿(12月-1月)、梅(3月上旬)。
  • 金蔵寺 :京都市西京区大原野石作町1639-11:TEL 075-331-0023
  • 阪急東向日駅からバスで大原野下車30分。

  • 胡蝶花(5月初旬)
  • 隆豊禅師の創立。
  • 松尾大社 :京都市西京区嵐山宮町:TEL 075-871-5016:Zip 616-0024
  • 境内参拝自由:5:00-18:00:庭園拝観:9:00-16:00(休日は17:00まで):500円、学生400円、子供300円。
  • 市バス 28,29番で松尾大社前下車すぐ。阪急電鉄嵐山線松尾下車すぐ。

  • 飛鳥時代の701年(大宝1)に朝鮮から渡来の秦氏が先住民の神、松尾の神を総氏神として社殿を造営した。
  • 本殿:重文。室町時代で、松尾造りと呼ばれる。
  • 庭園:上古時代風の磐座(いわくら)、平安時代風の曲水の庭、鎌倉時代風の蓬莱の庭があり、徳島の吉野川から運ばれた青石が100あまり配されている。
  • 岩磐:松尾大社本殿の西側にある松尾山(標高223m)の奥深く、頂上付近に高さ約5m幅20m以上にわたり斜面からせり出しており、701年(大宝1)まで一帯の住民から信仰を集めて岩磐の前で祭事が営まれたと伝えられる。神職以外立ち入り禁止だった登山道が、2004年7月から一般の登拝が可能となった。
  • 男神女神坐像三体(重文)は平安初期の作で、日本最古の神像。
  • 祭神は大山咋神で水の神。酒造りの神。霊泉「亀の井」。
  • 境外摂社として付近にかなり立派な社地を持つ月読神社があり、安産祈願で賑わう。
  • 山吹(4月上〜中旬):八重、一重、シロヤマブキなど約3000株。
  • 法輪寺(虚空蔵法輪寺) :京都市西京区嵐山虚空蔵山町16:TEL 075-861-0069:Zip 616-0006
  • 参拝自由:無料
  • 市バス11番で嵐山下車。市バス28番で嵐山公園・中の島公園下車。京都バスで嵐山下車。

  • 智福山法輪寺。真言宗五智教団。
  • 奈良時代の713年(和銅6)に元明天皇の勅願で開創、行基の開山。9世紀の後半に僧道昌(どうしょう)が中興して法輪寺の名称となる。
  • 本尊:虚空蔵菩薩座像。木造。伝、道昌作。平安時代(824-833)。日本三虚空菩薩蔵のひとつ。他二つは伊勢市の金剛証寺、大垣市の明星輪寺。
    智慧を授ける霊験があるとして、4月13日に13才になった女の児がお参りする十三詣りが有名。
  • 持国天立像、多聞天立像:重文。木造彩色玉眼。鎌倉時代。
  • 歌人としても有名な道命阿闇梨(どうみょうあじゃり)が住寺していた。
  • 華厳寺(鈴虫寺) :京都市西京区松室地家町31:TEL 075-381-3830
  • 9:00-17:00(受付終了は16:30):拝観料 500円(茶菓子付き)、小中学生300円。
  • 京都バス63,73番苔寺・鈴虫寺下車。市バス 28,29番で松尾大社前下車徒歩15分。阪急電鉄嵐山線松尾下車徒歩15分。

  • 臨済宗永源寺派妙徳山華厳寺。別名鈴虫寺。松尾大社の近く。
  • 1722年(享保7)鳳潭上人が華厳宗再興のため創建。もとは最福寺谷ガ堂の跡地。
  • 一年中鈴虫の鳴いている寺。
  • 山門脇のわらじを履いた幸福地蔵にお参りをすると、お地蔵さんがわらじを履いて杖をつきながら一軒ず願いを聞いて訪ねてきてくれるという。
  • 本尊:大日如来
  • 西芳寺(苔寺) :京都市西京区松尾神ケ谷町56:TEL 075-391-3631:Zip 615-8286
    拝観は事前申込。冥加料:
  • 一般拝観:申込制。拝観料:志納(3,000円〜)時間指定。西芳寺参拝係へ往復ハガキに希望日、人員、代表者を明記して申し込む。
  • 京都バス63,73番苔寺下車。市バス苔寺道下車。阪急嵐山線松尾駅下車。

  • 単立寺院(臨済宗系)。洪隠山西芳寺。別名苔寺。
  • 創建は、奈良時代の天平年間(729-748)に行基を開基として開創したという説や聖徳太子に遡るという説がある。
    鎌倉時代に西方寺と号した浄土宗の寺院であったのを、南北朝時代の1339年(暦応2)に夢窓疎石を招請し臨済宗の禅寺に改め、西芳寺と改めた。
  • 庭園:1339年(暦応2)の夢窓疎石の造庭による池泉回遊式の名庭園。金閣・銀閣のモデルといえる。浄土の七宝池を表す黄金池を含む平坦地域と修行の場としての洪隠山麓部とからなる。
    1469年の応仁の大乱で消亡荒廃。1534年戦火で焼失。子建が再興、明治維新に寺院の財政的困窮によって荒廃し苔が繁茂し、以後これがこの庭園の特色の一つとなる。面積約16,880平米。
  • 湘南亭:重文。室町時代。現在の湘南亭は利休の子少庵が隠棲し、その住まいとして建てたと言われる。
    柿葺の屋根、土間庇の広縁、四畳半台目の茶室と一体の入母屋造、茶室に続く六畳の勝手の部分は四注(寄棟)造、待合の屋根は切妻造となっている。
    四畳半台目の席は中柱付き出床の亭主座の横が床、客座に付書院という珍しい形式。床には墨蹟窓、亭主座には風炉先窓が付いている。小縁を経て貴人口にて入る。
  • ・南区


  • 東寺(教王護国寺) :京都市南区九条1:TEL 075-671-9612(拝観受付):TEL 075-691-3325(代):zip 601-8473
  • 一般拝観:9:00-16:30:500円、高校生400円、中、小学生300円
  • 春・秋に宝物館の特別展が公開される。期間は例年次の通り(確認して下さい)。
    春:3月20日-5月25日:9:00-16:30(受付16:00まで)/ 秋:9月20日-11月25日:9:00-16:30(受付16:00まで)
  • 近鉄で東寺駅下車徒歩5分。市バス 17,18,207番で九条大宮、東寺東門前下車すぐ。京都駅南口(八条口)から徒歩15分。

  • 真言宗東寺派総本山。
  • 794年(延暦13)の長岡京から平安京への遷都の際に、羅生門の東西に建立された大官寺のひとつ。平安時代の823年(弘仁14)に唐から帰国した空海に勅賜され、真言密教の根本道場となる。
  • 五重塔:国宝。京都駅から見えるシンボル、高さ57mの現存日本最高の塔。
  • 金堂:国宝。和・唐・天竺様を混用した桃山時代の代表作。
  • 大師堂(西院御影堂):国宝。室町時代。
  • 講堂:重文。室町後期の1491年(延徳3)再建。21躰の仏像による立体曼荼羅。
  • 本尊:金剛界大日如来座像(講堂内):高さ約2.8m。1497年の再建。
    国宝15体、重文5体の計20体にわたる仏像とともに、1997年から始まった修理は2000年春に完成した。光背部分を飾る阿弥陀如来、釈迦如来など37体の化仏は、平安期から室町期の作で、金剛界マンダラ世界を立体的にあらわしている。高さ約30cmの木像。
    また、修理にともない大日如来座像の頭部の額から、仏舎利を納めた高さ2cm、直径4cmの筒状の金属容器が見つかった。
  • 講堂の26躰の国宝仏像の他に、宝物館に国宝24件を含む数万点の寺宝。
  • 大師堂内の釈迦如来像(鎌倉時代初期)の胎内に人髪らしきものが発見された(1996/9/19日京都新聞)。
  • 著名な四天王像のうち<多聞天>と<広目天>はいままで逆に取り違えられて紹介されてきた。
  • 十二天屏風:平安末期の1191年(建久2)の作。国宝。縦1.3m、横42cm×12面。帝釈天、毘沙門天など十二天が1面ずつ計12体描かれている。
  • 五大尊絹本:1127年(大治2)の作。截金(きりがね)の装飾を駆使した院政期の傑作とされる。
  • 山吹(4月中-下旬)、銀杏(11月上旬)
  • ・伏見区

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  • 醍醐寺 :京都市伏見区醍醐伽藍町1:TEL 075-571-0002:Zip 601-1324
  • 一般拝観:9:00-17:00(11-2月は 9:00-16:00)受付は閉門30分前に終了。
    拝観料:伽藍(金堂内部、五重塔など)、霊宝館、三宝院 各600円、小・中学生300円:2枚綴り券1000円、3枚綴り券1500円。
    春期(3月19日-5月8日)、秋期(10月1日-12月4日)以外は境内参拝自由。
  • 准胝堂の秘仏准胝観世音菩薩像(重文)の開張が5月18日に行なわれる。
  • 地下鉄東西線醍醐駅下車すぐ。バス東9で醍醐三宝院前下車すぐ。

  • 深雪山醍醐寺。天台宗系の仏堂もあるが、真言宗醍醐派本山。醍醐山全体の寺域に80余りの堂塔伽藍がいらかを連ねる。
  • 平安時代の874年(貞観16)に空海の法孫聖宝が上醍醐に草庵を結び、准胝、如意輪の観音像を安置して開創した。
    平安時代の907年(延喜7)に醍醐天皇の勅願寺となり、以後皇室貴族の保護のもとに栄えた。応仁の乱などで焼失後、豊臣秀吉の援護で復興した。
  • 五重塔は平安中期の951年(天暦5)完成。内部に描かれている両界曼陀羅や真言八祖像は美術史上重要。京都府内で最古の木造建築。
  • 法華三昧堂は949年建立後、1470年の応仁の乱に焼失、1997年9月11日に復元。
  • 1996年に鎌倉後期の「仏涅槃図」が発見された。同時期の涅槃図には見られない両手を伸ばして横たわる釈迦の姿(通例は右手を枕に右下に横たわる)や、宗の画風を受けた釈迦の弟子らがペルシア人系の容姿で描かれる(鷲鼻で描かれている。高野山金剛峯寺所蔵の1086年の国宝「仏涅槃図」などにも見られる)など、極めて珍しい図柄。縦140cm、横113cm。
  • 薬師堂:上醍醐にあり1124年(保安5)に再建。入母屋造桧皮葺。薬師三尊像は907年(延喜7)会理作で2001年秋に完成する霊宝館平成館に移されて公開される予定。
  • 訶梨帝母(かりていも)像:絹本彩色の像。縦128cm、横78cm。国宝。平安から鎌倉期の作とされる。
    訶梨帝母は安産は子供の成長をもたらす神として平安期から信仰を集める。
  • 悉曇字母(じったんじぼ):日本最古の梵字の学習書。重文。平安後期の座主だった勝覚(1958-1129)が書いた仏教経典の梵語(サンスクリット語)を学ぶためのテキスト。
  • 仏像:薬師堂の薬師如来坐像、日光・月光菩薩立像:いずれも国宝。檜一木造漆箔。伝会理作。平安時代(907年)。その他重文の仏像多し。醍醐寺のページ参照。
  • 1598年(慶長3)3月15日の秀吉の花見でも有名。
  • 白木蓮(3月下旬-4月上旬)、枝垂桜(4月上旬)、染井吉野(4月上-中旬)
  • 醍醐寺・三宝院 :京都市伏見区醍醐東大路町:TEL 075-571-0002(醍醐寺内)
  • 一般拝観:9:00-17:00(11-2月は 9:00-16:00)受付は閉門30分前に終了。
    600円(醍醐寺伽藍、霊宝館との2枚綴り券1000円、3枚綴り券1500円)
  • 地下鉄東西線醍醐駅下車すぐ。バス東9で醍醐三宝院前下車すぐ。

  • 醍醐寺の六門跡のうちのひとつ。
  • 1115年(永久3)勝覚権僧正の創建。
  • 表書院;国宝。桃山時代の1598年(慶長3)。
  • 三宝院唐門;国宝。桃山時代。伝伏見城遺構。
  • 茶室枕流亭(ちんりゅうてい);桃山時代の建物と言われるが、江戸時代中期以後のものと思われる。
  • 庭園内の茶室「枕流亭」があるが特別公開時のみ見れる。
  • 弥勒菩薩坐像:重文。木造金泥切金玉眼。快慶作。平安時代(1192年)。
  • 伏見稲荷大社 :伏見区深草薮之内町:TEL 075-641-7331
  • 参拝自由:無料
  • 市バス 南5 稲荷大社前下車。
  • 稲荷神社の総本社。
  • 本殿は 1494年造の桧皮葺、五間社流造。
  • 本殿南にある御茶屋(重文)は後水尾天皇から下賜された茶席で、もとは仙洞御所の庭に設けられていた、床、付書院、違棚のそろった七畳の書院風の茶室である。
  • 回遊式庭園は<松の下屋庭園>と呼ばれ、茶室<瑞芳軒>がある。
  • 本殿奥には千本鳥居という、鳥居がトンネルのように連なった参道が奥の院に続いている。
  • 城南宮・楽水苑 :京都市伏見区中島宮ノ前町:TEL 075-623-0846
  • 9:00-16:30:境内自由(神苑400円)
  • 近鉄京都線竹田駅下車徒歩15分、または市バス・京阪バス城南宮下車すぐ。

  • 1086年(応徳3)白川上皇が洛南で営んだ鳥羽離宮跡の一部が城南の森として残っているが、その中心にあるのが城南宮。
  • 社伝では平安朝以前からある古い社。
  • 楽水苑:中根金作作庭(昭和)。「春の山」「平安の庭」「室町の庭」「桃山の庭」があり、源氏物語に登場する草花が多数植えられている。
    秋に神苑楽水苑の無料公開があり、平安の庭にて曲水の宴が催される。
  • 安楽寿院 :京都市伏見区竹田内畑町118:TEL 075-601-4168:Zip 612-8423
  • 仏像拝観:事前に申し込むこと。
  • 近鉄京都線竹田駅下車徒歩10分。

  • 真言宗智山派
  • 平安時代の1137年(保延3)に鳥羽上皇の離宮を寺にして開創した。 五重の宝塔をたてて本御塔といい、ついで皇后美福門院のための多宝塔もたてられた。今は本御塔の跡に鳥羽天皇の陵、豊臣秀頼の再建になる新御塔は近衛天皇の陵となっている。
  • 絹本著色孔雀明王像:重文。
  • 阿弥陀如来坐像:重文。秘仏。木造漆箔。藤原時代。
  • 三如来像:平安時代。
  • 大橋家住宅 :京都市伏見区
  • 特別公開あり。
  • 苔涼庭:明治末期の作庭。庭内に2ヵ所の水琴窟がある。
  • 伏見稲荷大社の北にあり、大橋仁兵衛が建てた別荘。
  • 苔涼庭は造園家小川治兵衛の監修で趣味で集めた庭石、石灯籠で構成された露地風の庭。
  • 御香宮(ごこうのみや)神社 :伏見区御香宮門前町:TEL 075-611-0559
  • (石庭)9:00-16:00:境内自由:石庭200円、中高大生150円、小学生100円
  • 近鉄電車桃山御陵前駅下車、京阪電車伏見桃山駅下車。

  • 本殿:重文。1605年(慶長10)徳川家康により再建。
    三間の向拝をもつ大型の五間社流造、檜皮葺。極彩色がほどこされた蟇股などの彫刻には桃山時代の華やかな装飾性が認められる。
  • 表門:重文。1622年(元和8)水戸藩祖徳川頼房が伏見城の大手門を移築して寄進したものと伝える。
  • 京都三名水の一つがあったところ。他の二つは梨木神社、松尾大社。
  • 法界寺(日野法界寺) :京都市伏見区日野西大道町19:TEL 075-571-0024:Zip 601-1417
  • 一般拝観:8:30-17:00:400円、中学生200円
  • JR奈良線六地蔵駅からバスで石田下車徒歩15分。

  • 東光山法界寺。真言宗醍醐派。
  • 平安時代の1051年(永承6)に藤原一族の日野資業が別荘の地にあった寺趾を再興し、開山を最澄として開創した。
    薬師如来像の胎内に、祖先藤原家宗より相伝した最澄自刻の薬師如来小像を納め本尊とした。
  • 阿弥陀堂:国宝。三千院とともに京都三阿弥陀堂のうちの一つ。
    現在の阿弥陀堂は1221年(承久3)から1235年(嘉禎1)の間に再建された。 その際本尊の阿弥陀如来坐像(国宝)の上部を囲む漆喰壁の内外に計23面の浄土思想を表現した壁画が描かれた。法隆寺金堂壁画の焼失後、建造物に描かれた壁画としては国内最古(鎌倉初期)の漆喰壁画(重文)となる。
  • 薬師堂:重文。奈良県竜田の伝燈寺の本堂を1904年(明治37)に移築したもの。
  • 阿弥陀如来坐像:本尊。国宝。木造漆箔。11c末。平等院、法金剛院とともに定朝の三阿弥陀と呼ばれた(定朝作は平等院のもののみ)。
    平等院の定朝作の像より優美華麗。光背は中心部分のみ当初のもの。台座は古いもので蓮弁は寄せ葺の古い葺き方。
  • 薬師如来立像:重文。秘仏。白木の檀像、素地切金。資業作。平安時代(1051年)。像高約80cm。
    薬師如来像:上記の薬師如来立像の胎内仏。重文。秘仏。木造。最澄作。平安時代。
  • 十二神将立像:木造彩色切金玉眼。伝運慶作。鎌倉時代。
  • 宝塔寺 :京都市伏見区深草宝塔寺山町:TEL 075-641-1859
  • 参拝自由:無料
  • 市バス南5番で龍谷大学前下車徒歩10分。

  • 日蓮宗。前身は源氏物語のも登場する極楽寺。
  • 仁王門:1705年(宝永2)起工。 京都府教委文化財保護課の調査により、天井一面の18cm四方の天井板約250枚に胡粉が塗られ、それぞれの上に朱や緑青でボタンの絵が描かれていたことがわかった。(2000年8月5日京都新聞)
  • 本堂(重文):1806年建立。2001年に解体修理が行なわれ、建立400年目の2006年内部が始めて公開された。
  • 多宝塔(重文):1438年(永亨10)建立。1937年解体修理、2001年7月に部分修理された。京都市内現存最古の多宝塔。行基葺(ぎょうきぶき)。高台にある。
  • 藤森神社 :京都市伏見区深草鳥居崎町:TEL 075-641-1045
  • 参拝自由:無料:宝物館9:30-16:00
  • 京阪電車墨染下車徒歩7分、市バス藤森神社前下車、JR藤森下車徒歩5分、地下鉄藤森神社下車。
  • 6月上旬からあじさい園の公開(約1ヶ月間)あり:18:00-16:00:入苑料;300円、抹茶菓子付き 500円
  • あじさい苑約1,500坪に紫陽花約3,500株。
  • 寺田屋 :京都市伏見区:TEL 075-622-0243
  • 10:00-15:40(受付終了)月曜不定休業:400円、中高大学生300円、小学生200円
  • 近鉄桃山御陵前下車。京阪電鉄伏見桃山駅下車徒歩20分。JR桃山駅下車徒歩20分。
  • 坂本龍馬の常宿として有名な旅籠。1862年(文久2)4月の寺田屋騒動で有名。
  • 伏見桃山城 :京都市伏見区:TEL 075-611-5121
  • 一般拝観:9:30-17:30:1,000円

  • 第1次伏見城(指月城):1593年(文禄2)に一応の完成をみる。関白職を甥の秀次に譲ったあと秀吉が隠居所として築き始めた城。現伏見区桃山町泰長老(たいちょうろう)の付近と推定。1596年(慶長1)の慶長の大地震で完全に崩壊。
  • 第2次伏見城(木幡山城):第1次伏見城の東北の丘陵(現明治天皇陵城内)に再建。秀吉はここで1598年(慶長3)に死んだ。1600年(慶長5)関ヶ原の闘いで東軍の鳥居元忠が守るが完全に焼失。
  • 第3次伏見城(徳川期伏見城):第2次伏見城の縄張りをそのまま利用して徳川家康が2年後に再建。江戸幕府の上方における拠点だったが、大阪夏の陣で豊臣が滅亡して役目が終り、廃城となる。1623年(元和9)一国一城の法度により建物や石垣は取り壊される。
  • 現在の桃山丘陵の上に聳えるものは1964年(昭和39)に再建された「伏見桃山城キャッスルランド」の模擬天守閣。もともとの天守とは位置がことなる。

  • 伏見城の遺構といわれるもの:
    • 園城寺仁王門(重文):門とともに豊臣秀吉が石部町の常楽寺から京都の伏見城に移設し、1602年(慶長7)に徳川家康の寄進で三井寺に移された。
    • 西教寺:伏見城遺構の客殿と秀吉像(重文)。
    • 源光庵:天井は伏見城の血天井。
    • 宝泉院:書院廊下の天井は伏見城遺構の血天井。
    • 天龍寺:勅使門は伏見城のものと伝えられる。
    • 西本願寺:国宝の唐門は伏見城の遺構とされ、「日暮らし門」と呼ばれる四脚門。
    • 養源院:伏見城落城の際に自刃した鳥居元忠たちの血痕がついた廊下の板を使用した「血天井」がある。
    • 円徳院:伏見城から移築されたと言われる化粧御殿
    • 豊国神社:参道の唐門は伏見城の城門の一つを移築したもので国宝。
    • 三宝院唐門;国宝。桃山時代。伝伏見城遺構。
    • 本教寺:慶長牡丹:当時伏見城にあった牡丹を秀吉から譲り受けて植えたという。
    • 御香宮神社(ごこうのみや):表門:重文。1622年(元和8)水戸藩祖徳川頼房が伏見城の大手門を移築して寄進したものと伝える。
  • 大善寺 :京都市伏見区桃山町西町:TEL 075-611-4966:Zip 612-8013
  • 一般拝観:随時:無料
  • JR奈良線・京阪電車六地蔵下車徒歩5分。

  • 法雲山。浄土宗。
  • 奈良時代の705年(慶雲2)に開創。定恵を開山とする。のちに衰退するが、平安時代の852年(仁寿2)に円珍が勅命により6躰の地蔵尊像を安置して再興した。
  • 六地蔵尊発祥の地。
    京都の六地蔵は、伏見六地蔵(大善寺)、鳥羽地蔵(浄善寺)、桂地蔵(地蔵寺)、常盤地蔵(源光寺)、鞍馬口地蔵(上善寺)、山科地蔵(徳林庵)。
    六地蔵とは、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六道に迷い苦しむ衆生を区座緯線と発願せられた仏のこと。
  • 木造地蔵菩薩立像:重文。六地蔵の根本像。等身大、一木造彩色。平安時代初期の特徴が認められるが、10cに入ってからの制作と考えられる。
  • 8月22,23日の地蔵盆には、上記京の六地蔵を巡り参拝する、六地蔵巡りが行なわれる。
  • 石峰寺(せきほうじ) :京都市伏見区深草石峰寺山町26:TEL 075-641-0792:Zip 612-0883
  • 一般拝観:9:00-17:00:300円。
  • 京阪本線深草駅下車徒歩5分。市バス南5番で警察学校前下車徒歩10分。

  • 百丈山石峰寺。黄檗宗。
  • 江戸中期の1713年(正徳3)に禅の道場として開創。千呆が開基。
  • 江戸時代の寛政年間(1789-1801)に画家伊藤若冲(じゃくちゅう)が草庵を結び、石で五百羅漢像を作った。
  • 石造五百羅漢像。若冲の墓もある。
  • 瑞光寺 :京都市伏見区深草坊町4:TEL 075-641-1704:Zip 612-0871
  • 毎年3月18日:寺宝の公開:10:00-16:00:500円(お茶込)
  • 市バス 南5で龍谷大学前下車,京阪電車深草下車徒歩5分。

  • 深草山瑞光寺。日蓮宗。
  • 江戸時代の寛文年間(1661-73)、太政大臣藤原基経建立の極楽寺薬師堂跡地に、もと彦根藩士の僧元政を開基として開創。
  • 本堂は茅葺。
  • 木造釈迦如来坐像、木造日蓮上人像(運勢作)。
  • 元政上人(石井吉兵衛)は詩歌に長じ博学であった。
  • 3月18日は開山元政上人の命日。
  • ・山科区


  • 勧修寺 :京都市山科区勧修寺仁王堂町27-6:TEL 075-571-0048
  • 一般拝観:9:00-16:30(16:00受付終了):400円、中学生200円
  • バスで勧修寺下車すぐ。地下鉄東西線小野駅下車徒歩5分。

  • 真言宗山階派大本山。
  • 平安中期の900(昌泰3)年に醍醐天皇が母の藤原胤子(いんし)の菩提を弔うために創建した。応仁の乱で焼失、江戸時代に復興した。
  • 書院:重文。江戸初期の書院造の典型。土佐光起作とされる襖絵。
  • 宸殿:ここで明治維新直後に京都府郡部最初の小学校が開校された。
  • 庭園:池泉廻遊式。平安時代そのままの氷室池(ひむろのいけ)一面の睡蓮。 もと宇治郡大領の宮道弥益(みやじのいやます)の邸第。900年(昌泰3)に宇多天皇の妃、弥益の娘太后胤子が承俊律師をして伽藍を創建させた。池泉の北部に寝殿があったと考えられる。
    書院前庭園には樹齢700年以上の這いビャクシン、水戸黄門ゆかりの灯篭がある。
  • 臥龍の老梅は江戸時代に京都御所から移植されたもの。
  • 杜若(5月中旬)、睡蓮(5月上旬-8月上旬)
  • 毘沙門堂 :京都市山科区安朱稲荷山町1:TEL 075-581-0328
  • 一般拝観:8:30-17:00:500円:高校生 300円:中学生以下 200円
  • JR山科駅、京阪京津線四宮下車。

  • 天台宗門跡。霊廟様式の唐門(京都の寺院建築では唯一)。
  • 本堂、霊殿、宸殿の中の襖絵。立つ位置によって絵柄が動いて見える。特別公開時には近寄って見れる。
  • 本尊は伝教大師作と伝えられる毘沙門天像。約7cmの小さな木像。普段は秘仏。
  • 江戸初期の回遊式庭園。
  • 樹齢150年を超える枝垂桜。庭の楓の紅葉も美しい。
  • 瑞光院 :京都市山科区安朱堂ノ後町19-2:TEL 075-581-3803
  • 一般公開:10:00-17:00(受付16:00まで):無料、境内参拝自由
  • JR山科駅下車徒歩15分。京阪山科駅下車徒歩15分。

  • 臨済宗大徳寺派。赤穂浅野家の祈願寺。
  • 1613年(慶長18)創建。1962年(昭和37)京都市上京区堀川通り鞍馬口下ルから移転された。
  • 赤穂浪士の遺髪塔、浅野内匠頭の供養塔。
  • 松の廊下での刃傷事件で浅野内匠頭が切腹した後、赤穂浪士がここでたびたび密会していたといわれる。
  • 岩屋寺 :京都市山科区西野山桜ノ場場町96:TEL 075-581-4052
  • 一般公開:9:00-16:30:400円
  • 京阪バス 29,84 で大石神社前下車徒歩10分。

  • 茶室 可笑庵
  • 本尊の不動明王は大石良雄の念持仏といわれる。
  • 山科盆地の雄大な風景画見渡せる。
  • 随心院 :京都市山科区小野御霊町35:TEL 075-571-0025:Zip 607-8257
  • 一般公開:9:00-16:30:本坊・庭園 400円、子供200円
  • 市バス東9で小野下車。地下鉄東西線小野駅下車徒歩5分。

  • 真言宗善通寺派大本山。小野小町の住居跡と伝える。
  • 平安時代の991年(正暦2)に一条天皇より寺地を下賜され、牛皮山曼荼羅寺を建立した。第5世僧俊阿闇梨の時に子房随心院を建立、鎌倉時代の1229年(寛喜1)に後堀河天皇により門跡寺院となる。開基は仁海。
  • 本堂:江戸時代の1596年(慶長4)の再建。
  • 如意輪観世音菩薩坐像:本尊。寄木造漆箔玉眼。鎌倉時代。像高97.4cm。
  • 阿弥陀如来坐像:重文。寄木造漆箔。定朝作。藤原時代。像高87.4cm。
  • 金剛薩[土へんに垂の字](こんごうさった)像:重文。寄木造漆箔。快慶作。鎌倉時代。像高103.1cm。
  • はねず踊り:小野小町を忍んで小町と深草少将の百夜通いをもとにした芸能。「はねず」とは薄紅色を意味する。
  • 石楠花(4月中旬)、梅:薄紅色のぽってりとした厚物の梅で遅咲きで知られる。梅園:400円(2月末-四月初)
  • 元慶寺(がんけいじ):京都市山科区北花山河原町49:Zip 607-8476
  • 一般拝観:境内散策自由:無料
  • 京阪電鉄京津線日ノ岡駅下車徒歩15分。

  • 華頂山元慶寺。天台宗。
  • 平安初期の869年(貞観11)、あるいは877年(元慶1)に開創した。平安中期の986年(寛和2)に花山天皇が入山し出家した。
  • 梵天像、帝釈天像:一木造。平安前期。
  • 木造薬師如来像、木造十二神将立像。
  • 大乗寺(酔芙蓉(すいふよう)の寺) :京都市山科区北花山:TEL 075-591-5488
  • 一般拝観:境内散策自由:無料
  • 地下鉄東西線御陵駅下車大石街道方向へ徒歩15分。

  • 法華宗大乗寺。
  • 酔芙蓉(すいふよう):参道、庫裡、供養塔など境内各所に約1300株数千本の酔芙蓉。9月中旬から10月上旬。早朝に咲いた大輪八重の純白の花は、ピンクから紅色に、夕方には赤みをおびでいく。
  • 安祥寺 :京都市山科区御陵平林町22:TEL 075-581-0853:Zip 607-8406
  • JR東海道本線山科駅下車徒歩5分。

  • 吉祥山安祥寺。高野山真言宗。通称高野堂。
  • 仁明天皇の女御藤原順子(文徳天皇の母)を開基とし、恵運を開山として、平安時代の848年(嘉祥1)、もしくは仁寿年中(851-853)に開創された。
  • 阿しゅく(門かまえの中に人が3つの字)如来坐像、宝生如来坐像、金剛界大日如来坐像、阿弥陀如来坐像、不空成就如来坐像:重文。木造漆箔。9c中頃。
  • ・郊外

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    [東山区] [西京区] [南 区] [伏見区] [山科区] [郊 外] *戻る*


  • 酬恩庵(一休寺) :京都府京田辺市薪里ノ内102:TEL 0774-62-0193:Zip 610-0341
  • 9:00-17:00:400円
  • 近鉄新田辺駅下車 1.5km。JR片町線田辺駅下車 1km。両駅下車後バス一休寺道下車500m。

  • 臨済宗。空海が根本道場とした寺。
  • 鎌倉時代に大応国師(南浦紹明)が霊瑞山妙勝寺を建立、禅の道場を開いたのが始まり。
    室町中期の永享年中(1429-1435)に、大応の第6代法孫一休禅師が足利尊氏の援助を得て、酬恩庵(大応国師の恩に酬いる意味)として再建した。
  • 一休は大徳寺の住持となった後もここから通った。
  • 枯山水庭園:江戸時代初期。
  • 開山堂:室町時代の再建時の建物。本堂、方丈は江戸時代。
  • 一休禅師木像:重文。寄木造漆箔彩色。室町時代(1480年)
  • 大王国師木像:寄木造漆箔彩色。室町時代(1460年)
  • 観音寺 :京都府京田辺市普賢寺:TEL 0774-62-0668:Zip 610-0322
  • 一般拝観:9:00-17:00:300円
  • 近鉄京都線三山木駅からバスで普賢寺下車。

  • 息長山観音寺。真言宗智山派。
  • もとは普賢教法寺と称する。天武天皇の勅願により、義淵が開基した。奈良時代の744年(天平16)に良弁が伽藍を増築し、興福寺別院として藤原氏の外護を受けて栄えた。
    後に衰退し、室町時代の1437年(永享9)の火事でほとんど焼失した。
  • 十一面観音立像:国宝。木心乾漆造漆箔。8c後期。普賢教法寺の本尊で744年(天平16)に安置されたとの記録が残る。奈良聖林寺の像と共通しており同じ頃の作と見られる。
  • 十一面観音坐像:木造。秀弁作。南北朝時代(1355年)
  • 寿宝寺(じゅほうじ) :京都府京田辺市田辺町三山木:TEL 0774-65-3422:Zip 610-0321
  • 近鉄京都線三山木駅下車。

  • 開運山寿宝寺。高野山真言宗。
  • 奈良時代の704年(慶雲1)の創建と伝わる。往時は七堂伽藍を備え、山本の大寺と称された。
  • 十一面千手観音立像:重文。木造素地。藤原時代中期。
  • 禅定寺 :京都府綴喜郡宇治田原町大字禅定寺小字庄地100:TEL 0774-88-4450:Zip 610-0201
  • 一般拝観:9:00-17:00;境内無料:本堂・宝物館 500円、中学生以下200円
  • 京阪宇治線宇治駅よりバスで禅定寺前、または維中前下車徒歩20分。

  • 補陀落山禅定寺。曹洞宗。
  • 寺伝では平安時代の991年(正暦2)に東大寺別当の平崇上人が私領の山野に堂を建てて十一面観音像を安置したのが始まりとされる。平等院の末寺となり、摂関家の庇護の下に栄えるが鎌倉、室町時代の衰退し、江戸時代の1680年(延宝8)に月舟が入寺し中興した。
  • 十一面観音立像:本尊。重文。寄木造漆箔。平安時代(991-995頃)創建寺のものと考えられる。像高286cm。
  • 日光・月光菩薩立像、四天王立像(4躰):重文。一木造彩色。藤原時代。
  • 文殊菩薩騎獅像、地蔵菩薩半跏像:重文。一木造古色。藤原時代。
  • 平等院 :京都府宇治市宇治蓮華116:TEL 0774-21-2861:Zip 611-0021
  • 一般拝観:庭園8:30-17:15:鳳翔館9:00-16:45:鳳凰堂9:00-16:10:600円、中高生400円、小学生300円:(鳳凰堂内拝観は別途300円)
  • 京阪宇治線宇治駅から徒歩5分。JR奈良線宇治駅下車徒歩15分。

  • 朝日山平等院。単立寺院。天台・浄土両宗。
  • URL:<http://www.byodoin.or.jp/>
  • 元来は平安前期に左大臣源融(みなもとのとおる)の別業(宇治院)だったのを藤原道長が譲り受け、その子頼通が相続して平安中期の1052年(永承7)に寺とした。開山を明尊とする。
    平安後期以降兵火でしばしば焼失、阿弥陀堂(鳳凰堂)、観音堂、鐘楼だけとなった。
  • 阿弥陀堂(鳳凰堂):1053年完成供養。3間x2間の中堂、8間x1間の両翼廊、7間x1間の尾廊からなる。本瓦葺き。中堂は高さ12.7mの入母屋造りの楼造り、丈六阿弥陀像を安置し、平安時代の絵画、彫刻、工芸の粋を尽くす。
  • 板絵著色阿弥陀聖衆来迎図壁画十六面:国宝。鳳凰堂扉絵。
  • 観音堂(釣殿):鎌倉時代の再建。平安末期の様式を示す。
  • 阿弥陀如来坐像:国宝。木造漆箔。法眼定朝作。平安時代(1053年)。高さ約3m。
  • 雲中供養菩薩像(52躰):国宝(1躰を除く)。浮彫漆箔彩色切金。平安時代(1053年)。阿弥陀如来坐像を囲み、鳳凰堂壁面にかけられた天人像。
  • 十一面観音立像:本尊。重文。木造彩色切金。藤原時代。
  • 梵鐘:国宝。日本三名鐘の一つ。
  • 桜(4月上旬)、藤(4月下旬)、木瓜、睡蓮(6月)他
  • 宇治上神社 :京都府宇治市宇治山田1:TEL 0774-21-4634:Zip 611-0021
  • 境内拝観自由:9:00-17:00(11月-3月は8:00-16:30):無料
  • 京阪宇治線宇治駅下車徒歩5分。JR奈良線宇治駅下車徒歩10分。

  • 世界文化遺産。応神天皇、その皇子菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)、兄の仁徳天皇を祀る。
  • 本殿;平安末期;三棟の一間社流れ造り。神社建築としては最古の遺構。鎌倉時代の覆い屋を架ける。
    2004年に奈良文化財研究所が年輪年代測定法で調査したところ、本殿の主要構造部分が1058-60年の伐採と判明、造営年代が1060年(康平3)とされた。
    平等院鳳凰堂(1053年建立)とほぼ同時期の建立。
  • 拝殿:鎌倉時代;祭員着座の施設で住宅風に造られている。
  • 宇治神社 :京都府宇治市宇治山田:TEL 075-0774-21-3041:Zip 611-0021
  • 随時:無料
  • 京阪宇治線宇治駅下車徒歩5分。JR奈良線宇治駅下車徒歩10分。

  • 近くに宇治上神社があり、古来宇治上神社を本宮もしくは上社、宇治神社を若宮もしくは下社と呼んだ。江戸時代には二社をあわせて離宮八幡として知られていた。
  • 本殿:三間社流造。鎌倉時代。
  • 菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)坐像:重文。木造。藤原時代。
  • 興聖寺(こうしょうじ) :京都府宇治市宇治山田27-1:TEL 075-0774-21-2040
  • 一般拝観:境内参拝自由:9:00-17:00:境内自由参拝:本堂拝観志納300円以上。但し法要時には拝観不可。団体は事前申込が必要。
  • 京阪宇治線宇治駅下車徒歩10分。JR奈良線宇治駅下車徒歩20分。

  • 曹洞宗の修行道場。
  • 曹洞宗の開祖道元が宋から帰国後建仁寺を経て、深草に現在の欣浄寺(興聖寺)を建てた。
    17c半ばの江戸前期に淀藩主永井尚政(ひさまさ)により再建。
  • 宇治十二景の「興聖の晩鐘」として有名。
  • 中国の禅寺でかって行なわれていた「四頭(よつがしら)茶会」に使う茶道具一式が残っていることがわかった。
    四頭茶会は中国から茶を伝えた栄西を宗祖とする臨済宗に現在も建仁寺の四頭茶会に伝わる。 曹洞宗では道元の「永平清規」に「四頭茶会」と同様の茶礼の記述があるが途絶えていた。
  • 山吹(4月中旬)
  • 橋寺放生院(はしでらほうじょういん):京都府宇治市宇治東内11:TEL 0774-21-2662:Zip 611-0021
  • 京阪宇治線宇治駅下車。JR奈良線宇治駅下車。

  • 真言律宗。雨宝院、常光寺ともいう。
  • 603年(推古天皇11)、聖徳太子の本願により秦河勝が宇治橋の架橋を完成した時に開創されたという。
  • 地蔵菩薩立像:重文。木造。
  • 地蔵院:京都府宇治市白川川上り谷73:TEL 0774-21-2270:Zip 611-0022
  • 京阪宇治線、JR奈良線宇治駅下車徒歩30分。

  • 浄土宗。江戸時代の寛永年間(1624-44)に天台宗から浄土宗に改められた。
  • 安土桃山時代の弘治年間(1555-58)に長柱法印を開基として開創、道阿万福が中興した。
  • かって藤原頼通の娘、四条宮寛子(後冷泉皇后)が建立した白河金色院があった。 現在総門と地蔵院の小庵が残すのみ、旧仏を保存している(現在京都国立博物館に宝物は全部寄託されている)。
  • 白川金色院創建(1102年(康和4))と同時期と見られる建物跡(南北4.4m以上、東西5.6m以上)が見つかったと1999年3月10日宇治市教委から発表。文殊堂跡から南に150m。
  • 白河金色院文殊堂(跡):中尊寺金色堂と同様式で、一間四面堂の最古級の具体例。東西7.8m、南北10.2m。(中尊寺金色堂は9m四方。南側に幅2.4m、長さ7.8mの孫庇付)
    延暦寺根本中堂など天台宗の仏堂に多く見られる南半分だけの縁が建物外側にあることから、母屋の周りの庇の下で密教関係の儀式が行なわれた可能性がある。 平等院から南南東に 1.5km。
  • 阿弥陀如来像、その脇侍2躰、釈迦如来坐像、阿しゅく(門かまえの中に人が3つの字)如来立像:重文。銅造鍍金。藤原時代。金色院創建以前の仏像。
  • 大威徳明王像:重文。銅造鍍金。藤原時代。
  • 阿弥陀如来立像、観世音菩薩坐像:重文。木造漆箔。藤原時代。
  • 十一面観音立像、伊邪那美尊坐像:重文。木造。白山神社蔵。
  • 三室戸寺(みむろとじ) :京都府宇治市菟道滋賀谷21:TEL 0774-21-2067:Zip 611-0013
  • 一般拝観:8:30-16:30(11月-3月は16:00まで):500円、高校生以下200円
    宝物殿:毎月17日のみ公開:300円
  • 京阪電車三室戸駅下車徒歩15分。京阪宇治交通バス104号系統三室戸寺下車すぐ。JR宇治駅から徒歩30分。

  • 明星山三室戸寺。本山修験宗。
  • 奈良時代の770年(宝亀1)に光仁天皇が宇治の離宮に行幸したとき、宇治川上流の滝壷から千手観音像を得、離宮に安置して御室戸寺とし行表を回帰として開創した。のち、光仁、花山、白川三天皇の離宮となり「御」を「三」にかえて三室戸寺とする。室町後期の1479年(文明11)に焼失ののち再建。
  • 本堂:1479年(文明11)焼失。1814年(文化11)再建。阿弥陀堂。
  • 三重塔:山中鹿之介ゆかりの三日月寺より移築。
  • 十八神社本殿:重文。当寺の鎮守。室町時代建立。
  • 阿弥陀如来坐像、観音菩薩座像、勢至菩薩坐像:阿弥陀如来像と両脇侍像、いずれも重文。秘仏。11c頃の作品。
    観音菩薩坐像は背面に足の裏が彫刻された珍しい正座像(大和座り)。正面からの姿は毎月17日に公開している。
  • 釈迦如来立像、毘沙門天立像:重文。秘仏。木造彩色。藤原時代。釈迦如来象は清凉寺式。
  • 庭園:与楽苑。名称は菩薩の本願「抜苦与楽」に由来する。1989年中根金作作。枯山水の「十六羅漢の庭」と池も設ける。
  • 1998年1月26日宇治市教育委員会発表;室町時代後期の塔頭とみられる建物跡が見つかった。柱を置くための礎石が2.1-2.5m間隔で碁盤の目状に11個並んでいた。
  • 西国観音霊場十番札所。芭蕉の句碑がある。
  • 2万株の躑躅(ツツジ)(4月末)、石楠花1000株(4月末)、紫陽花1万株(6月)、250鉢100種の蓮(7-8月)。
  • 萬福寺(まんぷくじ) :京都府宇治市五ケ荘三番割34:TEL 0774-32-3900:Zip 611-0011
  • 一般拝観:9:00-16:30:500円
  • 京阪電車で黄檗駅下車。JR奈良線で黄檗駅下車徒歩5分。

  • 黄檗山萬福寺黄檗宗大本山。黄檗宗は日本3禅宗のうちの一派で臨済宗の一分派。
  • 中国明の黄檗山萬福寺の僧、隠元は度重なる招きに応じて江戸時代前期の1654年(承応3)に長崎に渡来し、宇治にあったもと後水尾天皇の生母中和門院の別邸の地を、1659年(万治2)に江戸幕府家綱から寄進され萬福寺を開山した。
    故郷の福建省の万福寺を模し、中国から建築、絵画、彫刻などさまざまな分野の技術者、芸術家を呼び寄せ、1661年(寛文1)に起工し半世紀ほど費やして完成した。
    第13代竺庵浄印までの歴代住職は中国僧であり、開山当初の法式はすべて中国流だった。
  • 中国の建築様式は6-8世紀に唐様、12-3世紀に禅宗様、黄檗宗と共に黄檗様と3度影響を日本に与えた。
    黄檗様は中国の明、清時代の様式を伝えたもので床を張らず土間とし、窓や高欄に中国風の組子を用いるなど独特の異国情緒の姿を見せている。配置も完全に左右対称と中国の特徴を示している。
    蚩吻(しふん)・円窓・細桟扉・礎盤など明制を伝えるが、細部には日本的手法も見られる。
  • 大雄宝殿:仏殿。江戸前期の1646年(正保3)に建立。当初は一重、元禄年間に上重を加えられる。
  • 第一峰門、竜宮造りの三門など見所は多い。
  • 釈迦如来像、弥勒菩薩像、観音菩薩像、阿難像、迦葉像、財善童子像、童女像、十八羅漢像、隠元像:いずれも木造、范道生作。その他仏像多し。
  • 乙訓寺(おとくにでら) :京都府長岡京市今里3-14-7:TEL 075-951-5759:Zip 617-0814
  • 拝観随時:無料(牡丹開花期のみ8:00-17:00:300円)
  • 阪急長岡天神駅から徒歩30分。京阪京都線長岡天神駅より阪急バスにて約5分「薬師堂」下車徒歩10分。

  • 大慈山乙訓寺。真言宗豊山派。
  • 聖徳太子の建立と伝え、永禄年間の兵火の後は、五代将軍綱吉により再建。
    1966年(昭和41)の調査結果から、奈良時代末に建立され、広大な寺地を持っていたと推測される。
  • 奈良末期の791年(延暦10)早良(さわら)親王が幽閉された寺。その後一時期宇多天皇の行宮とされたことから法皇寺とも呼ばれる。
  • 毘沙門天立像:重文。木造彩色。藤原時代。
  • 木瓜、ライラック(4月上旬)、山吹(4月中-下旬)、石楠花(4月中旬)、牡丹(4月末-5月上旬)、山茶花(12月)
  • 勝龍寺 :京都府長岡京市勝竜寺19-25:TEL 075-951-6906:Zip 617-0836
  • 毎年8月18日、11月第2日曜に秘仏十一面観音立像(重文)の開張。
  • 長岡京駅下車徒歩7分。

  • 真言三宝宗。
  • 平安時代の804年(延暦23)に空海を開基として開創。
  • 十一面観音立像:重文。秘仏。木造素地。鎌倉時代。
  • 聖観音像、十一面観音像、持国天像、多聞天像:いずれも木造。鎌倉時代。
  • 光明寺 :京都府長岡京市粟生西条ノ内26:TEL 075-955-0002:Zip 617-0811
  • 長岡京駅、長岡天神駅からバスで光明寺下車徒歩5分。

  • 報恩山光明寺。浄土宗西山派の総本山。粟生(あお)の光明寺として知られる。
  • 光明寺ホームページ:<http://www.komyo-ji.or.jp/>
  • 平家物語の一の谷の合戦で名の知られる熊谷次郎直実が、京都新黒谷の源空(法然)の門を叩き、剃髪して蓮生坊と名を改めた。そして法然が叡山で修学したのち粟生広谷(あおひろたに)に小庵を結んだ地に、熊谷直美(熊谷蓮生坊)が鎌倉時代の1198年(建久9)念仏三昧院を建立し、師の源空法然を開山として開創した。
    のち四条天皇から光明寺の寺額を賜わり、光明寺と称した。
  • 法然は西山を去って東山大谷に移り、念仏専修することこそ仏教の真理であって、叡山や高野山のような教学仏教は本来にあらざるものであることを唱えたため、 1212年(建暦2)帰寂した後、いわゆる嘉録の法難といわれる、鎌倉中期の1227年(嘉禄3)、叡山三千衆徒が大谷を攻め、法然上人の墓をあばき、遺骸を鴨川に流さんとした。
    遺弟たちは遺骸を嵯峨太秦の来迎院に運び難を逃れ、翌年の1228年(安貞2)西山の念仏三昧院にあった法弟幸阿弥陀仏の許に移し、遺骸を荼毘に附し、遺骨をここに納めた。入口に「浄土根源地」と大石標があるのはこれに由来する。
  • 広い境内に本堂、阿弥陀堂、開山廟などが並び建つ。
  • 千手観音立像:重文。木造伝恵心作。10c頃。京都国立博物館寄託。
  • 法然像:木造。伝法然作。鎌倉時代(1207年)。建永の法難で四国へ遠流される途中の、法然75歳の時の作。法然の母からの手紙で乾漆像のように造られ「張子の御影」と呼ばれる。
  • 四十九体化仏阿弥陀仏来迎図:重文、絹製金泥。鎌倉時代後期。
  • 桜、紅葉の名所。:2003年に拝観期間(11月1日-12月7日)、拝観時間(9:30-16:30)に入山が制限され、有料化(大人500円、小・中学生300円)された。
  • 寂照院 :京都府長岡京市奥海印寺明神前31:TEL 075-954-8100:Zip 617-0853
  • 長岡京駅、長岡天神駅からバスで明神前下車すぐ。

  • 本上山寂照院。単立寺院。
  • 平安時代の819年(弘仁10)に東大寺六祖道雄の開基、海印寺の塔頭の一つとして開創。応仁の乱で海印寺は焼失、塔頭10院のうち寂照院のみ残った。
  • 千手観音像(平安、一部鎌倉)、四天王像(うち、増長天像は伝院能作)、木造妙見菩薩坐像(平安)、不動明王像(鎌倉)、他仏像多数。
  • 宝積寺(ほうしゃくじ) :京都府乙訓郡大山崎町大山崎銭原1:TEL 075-956-0047:Zip 618-0071
  • JR東海道本線山崎駅下車徒歩10分。

  • 天王山宝積寺。真言宗智山派。木津川、宇治川、桂川の3合流を望む。
  • 奈良時代の神亀年間(724-728)に聖武天皇の勅命により行基を開基として開創といわれる。
  • 龍神が伝えたという打出の小槌を寺宝とするところから、宝寺と俗称される。
  • 山門:木造金剛力士立像(2躰)。
  • 閻魔堂:閻魔大王を中心として、その眷族の泰山王、五道輪転王、司命司禄の判官五体像という珍しい構成。
  • 三重塔:重文。桃山時代の姿を残す。1968年(承和43)解体修理。秀吉が一夜にして建てたとの言い伝えがある。
  • 石造九重塔:もと五重であったのを九重に後補したらしい。第4重目の軸部に仁治二年(1241年)の文字がある。
  • 十一面観音立像:本尊。重文。木造漆箔玉眼。院範、院雲作。鎌倉時代(1233年)。 胎内に十一面観音摺仏4840枚などが納入されていた。
  • 毘沙門天立像、千手観音立像:重文。木造彩色。鎌倉時代。
  • 倶生神半跏像(木造彩色、鎌倉)、闇黒童子坐像(木造彩色玉眼、鎌倉):重文。京都国立博物館寄託。
  • 閻魔王坐像、司録坐像、司命坐像:重文。閻魔堂内に安置。木造彩色玉眼。鎌倉時代。
  • 伽藍絵図:江戸時代元禄年間の作品。
  • 大念寺 :京都府乙訓郡大山崎町字大山崎上ノ田69:TEL 075-956-0762:Zip 618-0071
  • JR東海道本線山崎駅下車。

  • 見仏山大念寺。浄土宗。
  • 室町時代の1555年(弘治1)に知恩院第27世徳誉光然を開山、檀那秦長助を開基として開創したと伝える。
  • 阿弥陀如来立像:重文。木造。鎌倉時代(1243年)。西山派祖証空自筆の京門など胎内納入されていた。
  • 石清水八幡宮 :京都府八幡市八幡高坊30:TEL 075-981-3001
  • 一般拝観:境内参拝自由:5:30-18:30(3月は6:30-18:00):無料
    御本殿昇殿拝観料 500円(小学生以下無料)。書院でのお茶一服 500円。
  • 京阪電車八幡駅下車男山ケーブルで5分(片道200円):当日は22:00まで運行。
  • 石清水八幡宮のホームページ:<http://www.iwashimizu.or.jp/>

  • 石清水八幡宮に伝わる縁起によれば、859年(貞観1)大安寺の僧行教が、宇佐八幡宮より勧請し、860年に三所の御体を鎮祭したのが始まりといわれる。
    現在の社殿は1634年(寛永11)に第3代将軍徳川家光により再建。
  • 本殿:八幡造。二棟の切妻造平入の建物を前後に並べ内殿、外殿とし、間を「相の間」とする。内殿には3棟の本殿が横一列に並ぶ。
    古くは相の間は土間だったが板の間となっている。八幡造の代表例は宇佐八幡宮。北野天満宮を参照のこと。
    檜皮葺、内殿内部、外殿天井以外の軸部は丹塗。
  • 楼門:一間一戸、向唐破風の向拝(元は前流れの庇だった)。総延長約180mの回廊とともに重文。
  • 舞殿、幣殿:重文。
  • 楠木正成が1334年(建武1)に植えたと伝わる高さ30m、根回り18mのくすのき(府天然記念物)、山椿(2月)
  • 松花堂庭園 :京都府八幡市八幡女郎花79:TEL 075-981-0010
  • 9:00-16:00(毎月第1月,火曜休園):350円、中・高校生180円
  • 京阪電車八幡駅下車、大芝バス停下車すぐ。

  • 松花堂昭乗ゆかりの庭園と伝え、資料館に昭乗自筆の書画が展示されている。
  • 男山にあった茶室「松隠」が復元され、露地庭、各種の竹などがみられる。
  • 神応寺(じんのうじ) :京都府八幡市八幡荘高坊:TEL 075-981-2109:Zip 614-8005
  • 京阪電車八幡駅下車徒歩5分。

  • 糸杉山神応寺。曹洞宗。
  • 平安時代の貞観年中(859-876)に行教を開山に開創。正眼寺の末寺として栄えた。
  • 行教律師坐像:重文。木造彩色。9c。
  • 円福寺(えんぷくじ) :京都府八幡市八幡福禄谷153:TEL 075-981-0142:Zip 614-8056
  • 京阪電車八幡駅下車4km。京阪電車楠葉駅からバスで枚方ハイツ下車徒歩5分。

  • 臨済宗。達磨堂ともいわれる。
  • 江戸時代の1783年(天明3)に妙心寺塔頭海福院第6世斯經が、石清水八幡宮別当田中家より寺号、達磨大師像、御朱印などを譲り受けて臨済宗初の専門道場を建立し、大応国師を開山としたのが始まり。
  • 達磨大師坐像:重文。木造彩色玉眼。室町時代。大和達磨寺に安置されていたと伝わる。
  • 阿弥陀如来立像:重文。木造漆箔粉留玉眼。鎌倉時代。
  • 法園寺(ほうおんじ):京都府八幡市八幡源氏垣外55:TEL 075-981-2841:Zip 614-8025
  • 京阪電車八幡駅からバスで源氏垣外下車。

  • 雄徳山法園寺。律宗。
  • 鎌倉時代の1217年(建保5)に石清水八幡宮34代別当の田中宗清を開基として開創。鎌倉時代の1264年(文永1)に唐招提寺の聖守を招いて中興開山とする。
  • 1934年の台風により本堂が倒壊する。
  • 釈迦如来坐像:重文。木造彩色玉眼。院全作。南北朝時代(1361年)。台風で本堂倒壊した折りに胎内納入物が見つかった。
  • 薬薗寺(やくおんじ):京都府八幡市八幡森垣内2:Zip 614-8026
  • 京阪電車八幡駅下車。

  • 浄土宗。行基を開基とする。
  • 江戸時代には石清水八幡宮領内浄土宗三十六箇寺のひとつだった。
  • 薬師如来立像:重文。木造彩色。10c前期。天部の姿をしている。
  • 浄瑠璃寺 :京都府相楽郡加茂町大字西小礼場40:TEL 0774-76-2390:Zip 619-1135
  • 一般拝観:9:00-17:00(3/1-11/30),10:00-16:00(12/1-2/28):300円、小学生150円
  • 吉祥天女立像の開扉は、毎年 1/1-15,3/21-5/20,10/1-11/30に行なわれる。
    三重塔内の薬師如来坐像は毎月8日の好天の日、1月1日-3日、春分・秋分の日のみ開扉。
  • JR加茂駅、近鉄・JR奈良駅から浄瑠璃寺経由加茂行バス浄瑠璃寺下車、徒歩5分。

  • 小田原山浄瑠璃寺。真言律宗。九体寺、九品寺とも呼ばれる。
  • 平安時代の1047年(永承2)に義明が薬師如来を本尊として創建。
  • 本堂(阿弥陀堂):国宝。平安後期の1107年(嘉祥2)の建立。11x4間、寄棟造り、本瓦葺き。本堂内陣に九体の丈六阿弥陀如来像を一列にまつる、九躰堂の唯一の遺構。
    これが発展して内陣が33間におよぶ三十三間堂(蓮華王院本堂;鎌倉中期の再建の千躰観音堂)もできる。
  • 三重塔:国宝。藤原時代といわれる。1178年(治承2)に京都の一条大宮から移築したもの。
  • 庭園:阿字池を真中に、西に九体阿弥陀堂、東に三重塔を配する浄土庭園。
  • 阿弥陀如来坐像(9躰):国宝。寄木造漆箔。平安時代(1107年頃)。九躰は下品下生から上品上生までの往生の9段階を表す。
  • 四天王立像(4躰):国宝。寄木造彩色切金。藤原時代。多聞天は京都国立博物館、広目天は東京国立博物館へ寄託。
  • 吉祥天女立像:重文。秘仏。木造彩色。鎌倉(1212年頃)。像高90.0cm。弧を描いて長く引かれた眉、切れ長の目尻など宋の影響を強く受けている。
  • 薬師如来坐像:重文。秘仏。一木造彩色。像高86.4cm。平安(1047年)。
  • 地蔵菩薩像、不動明王像など、その他重文の仏像を多く所蔵。
  • 馬酔木・うめ(3月中旬)、桜・木蓮(3月下旬-4月上旬)、あやめ・杜若・花菖蒲(5月)、紫陽花(6月下旬)、さるすべり(7,8月)、桔梗()8,9月、萩(9月中旬)、紅葉(11月上-中旬)
  • 岩船寺(がんせんじ) :京都府相楽郡加茂町大字岩船上ノ門43:TEL 0774-76-3390:zip 619-1133
  • 一般拝観:8:30-17:00:300円
  • JR関西本線加茂駅からバスで岩船寺前下車、近鉄奈良駅からバスで岩船寺口下車歩25分。

  • 高雄山岩船寺。真言律宗。
  • 奈良時代の729年(天平元年)に聖武天皇の勅願により行基が創建したといわれる。その後、嵯峨天皇が皇孫の誕生を祈願してかなえられたことで、平安時代の813年(弘仁4)に堂宇伽藍が整備、寺号を岩船寺とした。
  • 三重塔:1442年築造と伝えられる。高さ18.3m。桧造。初層中央の来迎壁には五大明王、十六羅漢が描かれている。重文。2001年3月に補修工事が完成。
  • 十三重石塔(鎌倉時代):重文。
  • 阿弥陀如来坐像:重文。檜一木造漆箔彩色。伝行基作。平安時代(946年)。像高284.5cm。。定印を結ぶ阿弥陀如来座像では紀年銘を持つ最古の例。
  • 普賢菩薩騎象像:重文。木造彩色切金。藤原時代。厨子内部に法華曼荼羅図の板絵がある。
  • 石室不動明王像(重文。鎌倉時代)他、仏像多数。
  • 紫陽花(6月下旬)、睡蓮(6月下旬)
  • 海住山寺(かいじゅうせんじ) :京都府相楽郡加茂町大字例幣子字海住山20:TEL 0774-76-2256:Zip 619-1106
  • 一般拝観:9:00-16:00:300円
  • 毎年10月の最終土曜日から9日間ほど五重塔(国宝)の公開がされる。
  • JR奈良線木津乗換え終点加茂下車 4km。バスはあるが、和束方面行きに乗り3つめ岡崎下車 徒歩2km なので加茂駅からタクシーに乗った方がよい。

  • 補陀洛山海住山寺。真言宗智山派。補陀洛山とは南海の観音浄土の世界。
  • 奈良時代の735年(天平7)に聖武天皇の勅願により良弁が創建。後に衰退した。
    海住山寺の前身は十一面観音を安置した、735年(天平7)建立の藤尾山観音寺。海住山寺を2km下ったところにある恭仁宮跡がある恭仁京(3年あまりで終る)造営よりも6年前と伝えられる。
    鎌倉前期の1208年(承元2)に貞慶が移り住んで再興、慈心が跡を継いで栄えた。
  • 五重塔:国宝。鎌倉前期の1210年建立。第一重に裳階付き。内部に彩色文様が残る。心柱が第一層の天井の上に立っている構造は五重塔としては珍しい。屋根の低減率(上層へ次第に小さくなっていくこと)が大きい。
  • 文殊堂:本堂。重文。
  • 二十五菩薩来迎図:室町時代。奈良国立博物館蔵。
  • 十一面観音立像:重文。木造素地。平安初期。奈良国立博物館寄託。毎年10月の最終土曜日から当寺で9日間ほど公開される。
  • 十一面観音立像:榧一木造素地。推定天平時代。像高167.6cm。
  • 現光寺 :京都府相楽郡賀茂町大字北小字山ノ上9:
  • 無住のため拝観などは海住山寺へ連絡する。
  • JR関西本線加茂駅下車徒歩15分。

  • 真言宗智山派。開基、開創など不明。
  • 江戸時代の延宝年間(1673-81)に重松実道律師が再建した。
  • 住一面観音坐像:重文。寄木造漆箔玉眼。鎌倉時代。像高74.0cm。慶派仏師の作と伝えられる。
  • 西明寺(さいみょうじ) :京都府相楽郡加茂町大野27:TEL 0774-76-3834:Zip 619-1142
  • 4月8日-21日、10月8日-21日に秘仏薬師如来坐像の開張がある。
  • JR関西本線加茂駅下車徒歩5分。

  • 真言宗。
  • 飛鳥時代の701年(大宝1)に行基を開山として開創。
  • 笠卒塔婆:鎌倉後期、1295年(永仁3)。
  • 薬師如来坐像:重文。秘仏。欅一木造彩色。平安時代の1047年(永承2)。像高86.1cm。奈良興福寺の薬師如来像の影響が見られる。
  • 常念寺 :京都府相楽郡加茂町大字里小字小田22:TEL 0774-76-2324:Zip 619-1152
  • 4月8日-21日、10月8日-21日に秘仏薬師如来坐像の開張がある。
  • JR関西本線加茂駅下車徒歩10分。

  • 多聞山常念寺。天台真盛宗。
  • 室町時代に東大寺の大勧進盛憲が天台真盛宗の開祖真盛に帰依し、念仏道場を建立、常念寺と名づけて開創した。
  • 十大王像(10躰)、奪衣婆像、倶生神像:いずれも木造。珍慶作。室町時代(1474-76年)
  • 阿弥陀如来立像(南北朝)、釈迦三尊像(室町)、地蔵菩薩立像(鎌倉)、地蔵菩薩半跏像(藤原)など。
  • 金胎寺(こんたいじ):京都府相楽郡和束町大字原山小字鷲峰山9:Zip 619-1202
  • 4月8日-21日、10月8日-21日に秘仏薬師如来坐像の開張がある。
  • JR関西本線加茂駅下車徒歩70分。

  • 鷲峰山金胎寺。真言宗醍醐派。鷲峰山の山岳寺院。標高686.7mの山頂付近にある。
  • 飛鳥時代の676年(白鳳4)に役小角を開基として開創したという伝えがある。また、奈良時代の722年(養老6)に泰澄大師が再建したという伝承がある。
    奈良時代から江戸時代にかけて南北の修験道の接点となる山岳寺院として栄えた。
  • 現在は本堂と石塔類を残すのみ。室町時代の絵図には宝珠院など56ヶ所の僧坊があったようだ。
  • 弥勒菩薩坐像:重文。木造漆箔。鎌倉時代。
  • 薬師寺:京都府相楽郡和束町大字原山小字広垣内:TEL 0774-78-4193:Zip 619-1202
  • JR関西本線加茂駅からバスで原山下車徒歩7分。

  • 融通念仏宗。
  • 奈良時代の創建と伝えられる。江戸時代の1806年(文化3)の火災後、現在地に移転。
  • 薬師如来坐像:重文。寄木造漆箔。9c。像高約60cm。もとは金箔を施していたようだ。
  • 蟹満寺(かにまんじ) :京都府相楽郡山城町大字綺田小字浜36:TEL 0774-86-2577:Zip 619-0201
  • 一般拝観:8:30-17:00:300円
  • JR奈良線棚倉駅下車歩20分。

  • 普門山蟹満寺。真言宗智山派。
  • 白鳳時代に秦和賀を開基として開創、後に行基により信仰を集めたという。
  • 本堂:2010年に立て替えられた。
  • 釈迦如来坐像:国宝。銅造鍍金。白鳳期の7c後期。もとは近くの山上にあった光明山寺の本尊だったが、戦火で焼失、蟹満寺に移した。薬師寺薬師如来像と共に奈良時代の逸品。2007-10年に修理された。5月8日以外は拝観可。
  • 木造厄除聖観世音菩薩坐像:今昔物語集などに登場する「蟹満寺縁起」の本尊。
  • 木造聖観音像、木造弘法大師像。
  • 紫陽花(6月下旬)、睡蓮(6月下旬)
  • 神童寺(じんどうじ) :京都府相楽郡山城町大字神童子小字不晴谷112:TEL 0774-86-2161:Zip 619-0203
  • 一般拝観:9:00-17:00(夏)、9:00-16:00(冬):400円
  • JR奈良線棚倉駅下車歩30分。

  • 北吉野山神童寺。真言宗智山派。修験道の道場。
  • 飛鳥時代の596年(推古天皇4)聖徳太子の開創。平安時代に奈良興福寺の僧願安の再興とも伝わる。
  • 飛鳥時代の676年(白鳳4)に役小角が修行していた折り、子守、勝手、金精の三神が童子姿で現れ、その助けを得て蔵王権現を刻んだと言われる。
  • 阿弥陀如来坐像:重文。銅造鍍金。藤原時代。
  • 日光・月光菩薩立像、愛染明王坐像、毘沙門天立像:木造彩色。藤原時代。
  • 不動明王立像:木造彩色。藤原時代。三井寺の黄不動画像(秘画)の模刻像。同様の像が三井寺にもある。
  • 大智寺 :京都府相楽郡木津町大字木津町小字雪村42-1:TEL 0774-72-2500:Zip 619-0217
  • JR奈良線木津駅下車。

  • 橋住山大智寺。真言律宗。
  • 慈心を開山とする。奈良時代の僧行基が泉川に橋をかけ、後に流され橋柱だけが残った。その橋柱に仏師の安阿弥が文殊菩薩を刻み、本尊として一宇を建立したのが始まり。
  • 十一面観音立像:重文。木造彩色。藤原時代。
  • 文殊菩薩坐像:木造彩色玉眼。鎌倉時代。
  • 安養寺 :京都府久世郡久御山町東一口112:Zip 613-0021
  • 3月18日、盆施餓鬼の時期と33年毎に秘仏十一面観音像の開張。
  • 京阪電鉄淀駅下車。

  • 紫金山安養寺。浄土宗。
  • 平安時代の1124年(天治1)に源誓を開山として開創。当初は淀魚の市(京都市伏見区)にあったという。空誉の中興。
  • 十一面観音像:木造。秘仏。鎌倉時代の1192年(建久3)に弥陀次郎が淀川神の木の淵から引き揚げ、本堂に安置したと伝わる。
  • 常照皇寺 :京都市北桑田郡京北町大字井戸子字丸山14-6:TEL 0771-53-0005,0003
  • 一般拝観:9:00-16:00:志納(300円以上)
  • 京都駅からJRバス途中乗り換えて約2時間。周山街道山中にある。

  • 大雄山常照皇寺。臨済宗天龍寺派。
  • 南北朝時代の1362年(貞治1)光厳法皇が禅刹に改め、開山となり常照萬寿皇禅寺とされた。
    安土桃山時代の1579年(天正7)明智光秀が周山城を築くにあたり諸堂伽藍を焼却された。
    火災後の復興には後水尾法皇の尽力、徳川秀忠の外護があり、禅界の宗匠が相次いで祖塔を守って今日に至る。
  • 九重桜(4月中旬)、御車返し桜(4月下旬)、紅葉(11月中旬)
  • 元弘3年(1333)、光厳天皇がこの山里に入り、ここに九重桜を手植えしたと伝えられる。この桜を見るためだけに遠出する人も多い。
  • 福徳寺 :京都市北桑田郡:TEL 0771-54-0971
  • 一般拝観:参拝自由:無料
  • 京都駅からバス途中乗り換えて約2時間。
  • 枝垂桜:4月。樹齢約370年。
  • 穴太寺(あのうじ) :京都府亀岡市曽我部町穴太東辻46:TEL 0771-24-0809:Zip 621-0027
  • 一般公開:300円(庭園)。
  • JR亀岡駅からバスで穴太口下車徒歩10分。

  • 菩提山穴太寺。天台宗。西国観音巡礼第21番札所。
  • 飛鳥時代の705年(慶雲2)に創建。平安時代とも言われる。開基は大伴古麿。
  • 庭園:室町時代様式の池泉式庭園。多宝塔を背景に石組みがされている。
  • 聖観音像:秘仏。木造。佐川定慶作。33年ごとに開張され、次回は2013年。
  • 聖観音立像:重文。木造漆箔。感世作。平安時代(962年)。1968年に盗難、行方不明。
  • 釈迦大涅槃像:木造。伝鎌倉後期。1954年の発見。なで仏と呼ばれる。
  • 神蔵寺(しんぞうじ) :京都府亀岡市稗田野町佐伯岩谷の内院の芝60:Zip 621-0033
  • 1月1日-3日, 9月12日に日光・月光菩薩立像の開張がある。
  • JR亀岡駅からバスで佐伯下車徒歩15分。

  • 薬師如来坐像:重文。秘仏。木造漆箔。藤原末期。
  • 日光・月光菩薩立像:木造
  • 観音菩薩像、勢至菩薩像、七福神像、釈迦涅槃像:木造漆箔。
  • 徳雲寺 :京都府船井郡園部町小山東町:TEL 0771-62-0503
  • JR山陰線園部駅から徒歩約15分。

  • 藩内曹洞宗の本山。園部藩主小出家の菩提寺。
  • 南北朝時代の1385年(元中2)に、この地に勢力を張っていた豪族の荘林(しょうばやし)氏が道元禅師9世の法孫、希曇(きどん)和尚を招き創建したと伝わる。
  • 唐門:龍宮造。
  • 庭園:江戸期の禅式庭園。四隅に梟の彫刻を施した手水鉢。
  • 狩野派の絵師が描いた歴代園部藩主の肖像がある。初代小出吉親公夫妻画像は狩野探幽筆。園部文化博物館で保管。(問い合わせ;園部文化博物館;0771-63-2982)
  • 写経本:梵清本正法眼蔵。室町時代。
  • 普済寺(ふさいじ) :京都府船井郡園部町若森庄気谷76:TEL 0771-65-0686:Zip 621-0058
  • JR山陰線園部駅からバスで普済寺観音前、または農芸高校前下車。

  • 大慈山普済寺。曹洞宗。
  • 南北朝時代の1346年(貞和2)または1357年(延文2)に、光孝天皇第7皇子定省親王(宇多天皇)が寺院を開創、足利尊氏が妹の千種姫を開基、夢窓国師を開山として再興した。
  • 鐘楼門、本堂、鎮守堂、宝篋印塔。
  • 観音堂(仏殿):周壁に千体仏を安置し、中世の禅宗様仏殿として妙心寺玉鳳院(開山堂)、酬恩庵(本堂)とならぶ貴重な遺構。
  • 木造延命地蔵像、木造十一面観音像、木造千種姫像(50年毎に開張される)。
  • 新宮寺 :京都府船井郡丹波町字豊田小字新宮谷67:TEL 0771-82-0758:Zip 622-0231
  • JR山陰線園部駅からバスで九手神社前下車徒歩15分。

  • 馬眼山新宮寺。曹洞宗。子安権現ともいわれる。
  • 平安時代の1090年(寛治4)に白河法皇が熊野参籠の際、紅の雲のたたびくところに分身を祀れとの夢告により開創したといわれる。
    かって一帯は紅(くれない)村と呼ばれ、歌の名所であった。
  • 不動堂:五大明王、藤原時代の破損仏約15躰、鎌倉時代の木造五輪塔などが祀られている。
    付近の廃寺の仏像を集めたのか、丹波でこれほど多くの仏像がある寺はないという。
  • 地蔵菩薩立像、十一面千手観音菩薩立像、如意輪観世音菩薩坐像、天部形立像:木造、藤原時代。京都府登録文化財。
  • 光明寺 :京都府綾部市睦寄町君尾1ノ1:TEL 0773-55-0550:Zip 623-1131
  • JR山陰線綾部駅からバスで君尾山口下車徒歩30分。

  • 君尾山光明寺。真言宗醍醐派。君尾(きみのお)山中にある。
  • 寺伝では6c半ばに推古天皇の勅願で聖徳太子が創建したという。
    平安時代の延喜年中(901-922)に理源大師が真言道場を開いて寺領が拡大され再興、坊舎の数が70を越す隆盛を見る。 16cの大火で堂舎のほとんどを焼失、仁王門だけが残った。
  • 仁王門:国宝(1954年)。宝治2年(1248年)の墨書がある三門一戸の二重門。とち板葺。木造仁王門立像2躰は藤原時代。
  • 本堂:江戸時代末期の天保年間(1830-43)の再建。本堂からの景色は絶景。
  • 木造千手洗顔観音像。
  • 正暦寺(しょうれきじ):京都府綾部市寺町45:TEL 0773-42-0980:Zip 623-0033
  • JR山陰線綾部駅下車徒歩20分。

  • 那智山正暦寺。高野山真言宗。
  • 平安時代の942年(天慶5)に空也が自ら刻んだ観音像を祀ったのが始まりとされる。 平安時代の991年(正暦2)に一条天皇より雨乞祈願の効献により正暦寺の寺号を賜わった。
    江戸時代の1671年(寛文12)より鳥羽藩主の祈願寺となる。
  • 木造千手観音立像(秘仏。2026年に開張予定)、聖観音像(平安時代)。
  • 木造不動明王像、木造毘沙門天像など。
  • 楞厳寺(りょうごんじ):京都府綾部市館町楞厳寺6
  • 真言宗金剛峯寺派。
  • 寺伝によると奈良時代の創建。15c終の戦乱期に衰微、江戸時代に再興。
  • 現本堂は元禄年間(1688-1704)の再興時の再建。
  • 1511年(永正8)の銘を持つ宝篋印塔。
  • 桜、蓮、つつじ
  • 照福寺:京都府綾部市鷹栖町小丸山33
  • 臨済宗で現在は妙心寺派。
  • 寺伝では室町時代の開創。
  • 含勝庭(がんしょうてい)と称する江戸末期の枯山水庭園。本堂から火燈窓を通して庭が眺められる。
  • 鐘つき堂。
  • 岩王寺(しゃくおうじ):京都府綾部市七百石町寺の段1
  • 真言宗高野山派。丹波きっての名刹。
  • 寺伝では、平安中期の949年(天暦3)に空也が建立したと伝えられる。本堂、門とも茅葺き。
  • 仁王門;江戸中期の1745年(延享2)に、それまであった大門を改修して、入母屋造りの現在の様式に整えたとされる。
  • 茅葺き屋根が1998年5月に葺き替えられた。二体の仁王像を安置する。
  • 本堂:周柱堂式茅葺の珍しい本堂。江戸後期の建造。本尊薬師如来。
  • 茅葺きの山寺として親しまれている。
  • 安国寺 :京都府綾部市安国寺寺ノ段1:TEL 0773-44-1565:Zip 623-0104
  • JR舞鶴線梅迫駅から徒歩15分。
  • 写経は8時〜15時:納経料 1,000円
  • (問い合わせは綾部市観光協会:TEL 0773-42-8514)

  • 景徳山安国寺。臨済宗東福寺派。上杉家、足利家の氏寺。
  • 平安時代の993年(正暦4)頃、源信作の子安地蔵を祀り光福寺を開創したのに始まる。
    南北朝時代の1339年(暦応2,延元4)に足利尊氏が国土安穏祈願のため全国2島66ヶ所に安国寺を建立した際、天庵妙受(南禅寺全班職)を開山とし安国寺となった。
  • 足利尊氏生誕の地。尊氏は安国寺一帯を治めていた上杉氏の娘、清子の子。
  • 足利尊氏直筆の書状:重文。
  • 地蔵菩薩半跏像:重文。木造彩色。伝恵心僧都作。平安初期。
  • 釈迦如来坐像、文殊菩薩坐像、普賢菩薩坐像:重文。木造。円派仏師の豪円作とされる。鎌倉時代(1339年)。2005年に修復を終えて創作当時の姿にほぼ戻った。
  • 境内に約500本の紅葉の名刹。毎年11月中頃に紅葉まつりが催される。
  • 長安寺:京都府福知山市奥野部577:TEL 0773-22-8768:Zip 620-0928
  • JR福知山駅からバスで半田下車徒歩40分。

  • 医王山長安寺。臨済宗南禅寺派。
  • 寺伝では用明天皇の第3皇子であり、聖徳太子の弟である麻呂子親王が薬師如来像を奉祠したのに始まるという。
    当初は金剛山善光寺と称する真言宗の鎮護道場で、中世にかけて発展。15cの初頭の火災で伽藍の多くを失い、再建後もたびたびの兵火で焼失。16c終にこれを嘆いた当時の福知山城主の杉原家次が、臨済宗南禅寺派の眼光恵透禅師を開山として再興した。
  • 開山堂:境内の中で一段と高いところにある。福知山の街が遠望できる。
  • 薬師堂(仏殿):薬師如来座像(像高約103cm)の胎内の中に、秘仏となっている立像(像高約41.5cm)が納められていたと伝える。
    秘仏薬師如来立像は藤原初期の作品で、丹波地方では最古の仏像。33年に1回開張される。
  • 本堂、庫裡:18c終から19c初頭の再建。
  • 丹波の紅葉寺。綾部、福知山で最も美しい伽藍を持つ寺の一つ。自然に抱かれた寺院。
  • 天寧寺(てんねいじ):京都府福知山市大呂1474:TEL 0773-33-3448:Zip 620-0077
  • 拝観自由。年中公開。
  • JR福知山駅からバスで下天津駅下車徒歩70分。JR福知山駅から車で20分。

  • 紫金山天寧寺。臨済宗妙心寺派。
  • 南北朝時代の1365年(貞治4)に、この地を支配していた領主金山(本名は大中臣)宗泰は、夢窓国師の弟子で元に渡って禅を修行した(柴金山、金山寺)名僧、愚中周及を招いて開山とし、金山氏の菩提寺として建立した。
    周及は幕府から僧侶に与えられる最高の栄誉ともいえる紫衣を室町前期の1409年(応永16)に与えられ、この時将軍足利義持はこの寺を将軍家祈願寺とした。その後、金山氏の没落などで衰退。江戸初期に再興。
  • 堂宇は18c後半の火災で焼失、すべてそれ以後の再建。
  • 開山堂:六角円堂の土蔵造という六角形の風変わりな建物。1793年(寛政5)の建築。
  • 薬師堂(仏殿):秘仏薬師如来坐像。木造彩色。
  • 直径24,5mの円形の池では毎年7月下旬から8月初めにかけて蓮が開花する。
  • 金剛院:京都府舞鶴市字鹿原595:TEL 0773-62-1180:Zip 625-0014
  • 一般拝観:9:00-16:00:入山料200円。宝物殿500円。
  • JR小浜線東舞鶴駅から京都交通バスで鹿原下車徒歩約10分。JR小浜線松尾寺駅から徒歩約20分。

  • 鹿原山金剛院。真言宗東寺派。
  • 平城天皇の皇子、嵯峨天皇の皇太子であった高岳(たかおか)親王が平安前期の829年(天長6)に創建した。
    高岳親王は810年(弘仁1)の薬子の乱で連座、地位を失って出家し、空海の元で真言密教を学び、十大弟子の一人となり真如法親王と呼ばれた。金剛院を創建したのち836年に入唐し、印度に向かう途中で死去した。
  • 三重塔:重文。平安時代に親王の供養等として建立。現在の塔は室町時代の再建。内部に親王の木造座像がある。
  • 庭園:安土桃山時代、細川幽斎作と伝わる。池泉に中島・亀島が浮く。築山に須弥山石を据え、枯れ滝石組を施す。
  • 金剛力士像(2躰。重文。木造彩色。鎌倉)、木造不動明王像(相応作)
  • 阿弥陀如来坐像:重文。木造漆箔。平安後期-鎌倉時代。
  • 執金剛神立像、深沙大将立像:重文。木造彩色玉眼。快慶作といわれる。鎌倉(13c前期)。前者は東大寺三月堂の執金剛神立像を模したものといわれる。
  • 増長天立像、多聞天立像:重文。木造彩色。藤原時代。
  • 紅葉の名所。
  • 多祢寺(たねじ):京都府舞鶴市多祢寺346:TEL 0773-68-0026:Zip 625-0152
  • JR小浜線東舞鶴駅からバスで西部農場下車徒歩20分。

  • 医王山多祢寺。真言宗東寺派。
  • 用明天皇の皇子麻呂子親王の勅命により、丹後の鬼を退治し、護神仏として薬師如来像を祀ったことに始まるという。後に山岳修験道場として発展した。
  • 金剛力士立像(2躰):重文。木造。鎌倉時代。
  • 木造薬師如来坐像:秘仏。
  • 松尾寺(まつのおでら、まつのおじ):京都府舞鶴市松尾532:TEL 0773-62-2900:Zip 625-0010
  • 秘仏である本尊馬頭観音が、開山1300年を祈念して2008年秋から2009年秋に77年ぶりに公開されている。
    また、新しく完成した宝物殿の一般公開もされ、絹本著色 普賢延命像(国宝)や木造 阿弥陀如来像(重文)が展示されている。
  • JR小浜線松尾寺駅下車徒歩約50分。JR小浜線東舞鶴駅からバスで松尾口下車徒歩40分、またはタクシーで20分。

  • 青葉山松尾寺。真言宗醍醐派。山岳信仰と海洋信仰が合体した寺。
  • 西国33ヶ所観音霊場の第29番札所。そのうち唯一馬頭観音を本尊としている。
  • 平安時代初め、唐僧威光(いこう)上人が、青葉山(標高699m、若狭富士。修験道の山)が中国の馬耳山に似ているとして馬頭観音を本尊として開山したという。
    平安末期には鳥羽天皇、皇后の美福門院が訪れて寺領4千石を与えられて栄え、末寺65を数えた。
    戦国時代織田信長の兵火により焼失後、1730年に復興して現在の姿になった。
  • 仁王門:木造仁王像。
  • 普賢延命像(国宝。絹本著色。平安後期)、孔雀明王像(重文。絹本著色。鎌倉時代)
  • 馬頭観音:本尊。秘仏。木造。鎌倉初期。2008年秋から2009年秋に77年ぶりに公開される。
  • 阿弥陀如来坐像:重文。木造漆箔玉眼。快慶作。鎌倉時代。京都国立博物館に寄託。
  • 若狭富士と呼ばれる青葉山の中腹にある。
  • 毎年5月8日に600年前から続く伝統行事「仏舞」が奉納される。金色の仏面をつけ、白い衣装をまとった6人の舞人が釈迦如来、大日如来、阿弥陀如来に扮し、雅楽にあわせて緩やかに舞う。
  • 円隆寺:京都府舞鶴市字引土72:TEL 0773-75-1193:Zip 624-0841
  • JR西舞鶴駅下車。

  • 慈恵山円隆寺。真言宗御室派。
  • 行基の開山とされる。平安時代の長徳年間(995-998)に皇慶が中興し、安土桃山時代の1581年(天正9)に田辺城主細川藤孝(幽斎)が復興した。
  • 阿弥陀如来坐像、薬師如来坐像、釈迦如来坐像、不動明王立像、毘沙門天立像:いずれも重文。木造漆箔。藤原時代。
  • 智恩寺(文殊堂):京都府宮津市字文殊466:TEL 0772-22-2553:Zip 616-0001
  • 北近畿タンゴ鉄道宮津線天橋立駅から徒歩3分。

  • 天橋山智恩寺。臨済宗妙心寺派。通称天橋立切戸の文殊堂、九世渡の文殊堂。
  • 平安初期の808年(大同3)の開創といわれる。寺に伝わる縁起では平安中期の延喜年間(901-923)に醍醐天皇から寺号を受けたとされている。
    鎌倉時代の嘉暦年間(1326-29)に嵩山居中が入山し禅寺となる。
  • 本堂(文殊堂):江戸初期の1657年の大改修以来の解体修理が1997年から行なわれた。鎌倉後期の建物がそのまま内陣に残っており、文殊菩薩像を囲む柱から鎌倉時代中期に記されたと見られる墨書が1999年5月に確認された。2008年府指定登録文化財。
    同時に文殊堂内の来迎壁から、室町時代に描かれたと推定される「両界曼荼羅」「釈迦三尊十六羅漢図」も発見された。
  • 三門:江戸中期の1746年の建立。3つの扉を持つ丹後最大の禅宗様三門。
  • 鐘楼門:江戸中期の1722年の建立。宮津の商人木村正英が二人の子女の菩提を弔うために建立したという。
  • 文殊菩薩像:重文。木造彩色。鎌倉時代。日本三文殊の一つ。他2つは、土倉文殊堂(長野県鬼無里村)、智恩寺(長野県丸子町)の文殊菩薩像。
  • 財前童子像、優間王像:重文。木造彩色。藤原時代。
  • 籠神社(このじんじゃ):京都府宮津市大垣430
  • 一般拝観:8:00-17:00
  • 北近畿タンゴ鉄道宮津線天橋立駅下車、汽船で12分、タクシーで15分。

  • 丹後一宮で、古くは「コモリジンシャ」ともいわれ、天橋立は籠神社の参道だった。
  • 海部の祖神彦火明命(ひこほあかりのみこと)を主神に、天照大神、豊受大神、天水分神(あめのみくまりのかみ)、海神(わたつみのかみ)などを祀っている。
    海部家(あまべけ)は、古代丹後与謝地方の海を支配した海人部(あまべ)の首長の後裔、代々同地方の海人を祭る籠神社の宮司家として現在に至る。
  • 雪舟作「天橋立図」(国宝)
  • 裏山の摂社真名井(まない)神社(天照大神御鎮座の跡と伝え、これにより伊勢外宮の元宮とも称している)の背後に「[宥に鳥][令に鳥]石」がある。そのそばで藤原時代の経塚が発見された。1188年(文治4)在銘。
  • 成相寺(なりあいじ):京都府宮津市字成相寺339:TEL 0772-27-0019:Zip 629-2241
  • 天橋立駅から観光船で一宮桟橋下車。またはバスでケーブル下下車、ケーブルで笠松下車。山門まで直通バスあり。

  • 成相山成相寺。高野山真言宗。成相山山頂にあり、天橋立を見下ろす景色は絶景。
  • 奈良時代の704年(慶雲1)に文武天皇の勅願所として開創。
  • 本堂:聖観世音菩薩像:秘仏。木造。推定平安時代。天橋立観音とも呼ばれる。33年毎に開張される。
    間人(たいざ)の里より宮中に召し出された聖徳太子の母間人(はしうど)皇后が、世屋山脈路傍に観世音を安置したと伝えられる。
  • 木造阿弥陀如来像、木造地蔵菩薩像。
  • 金剛心院:京都府宮津市字日置2268:TEL 0772-27-0339:Zip 626-0255
  • 北近畿タンゴ鉄道宮津線宮津駅・天橋立駅からバスで日置下車。

  • 秘密山(もと宝珠山)山金剛心院。高野山真言宗系の単立寺院。
  • 当初は宝光寿院と称して熊野権現を祀っていた。忍性が中興し、その弟子の順慶の代に後宇多院宮女千手姫の本願により、愛染明王蔵と金剛心院の号を賜わり再興した。
  • 愛染明王坐像:重文。木造彩色切金玉眼。鎌倉時代。
  • 如来立像:重文。木造素地。藤原時代。
  • 禅海寺:京都府宮津市日置4335:TEL 0772-27-1031:Zip 626-0225
  • 北近畿タンゴ鉄道宮津線宮津駅・天橋立駅からバスで日置下車。

  • 百丈山禅海寺。臨済宗妙心寺派。
  • 当初は寿福寺と称したが開創などは不明。南北朝時代の1340年(暦応3)に良心が再興した。
  • 阿弥陀如来立像、観音菩薩立像、勢至菩薩立像:いずれも重文。木造漆箔。藤原時代。
  • 縁城寺(えんじょうじ):京都府中郡峰山町字橋木小字山内873:TEL 0772-62-0957:Zip 627-0001
  • 北近畿タンゴ鉄道宮津線峰山駅下車。

  • 発信貴山縁城寺。高野山真言宗。
  • 奈良時代の宝亀年間(770-781)、弘仁天皇の代に開創した。のちに護法薩善神(天狗)として信仰された。
  • 千手観音立像:重文。木造古色。藤原時代。
  • 宗雲寺:京都府熊野郡久美浜町湊宮1817:TEL 0772-82-0274:Zip 629-3422
  • 北近畿タンゴ鉄道宮津線久美浜駅下車徒歩10分。

  • 常喜山宗雲寺。臨済宗南禅寺派。
  • 室町時代の1432年(永享4)に小字多茂ノ木にあった常喜庵を千畝周竹が現在地に移して中興した。安土桃山時代の天正年中(1573-91)に久美浜城主松井佐渡盛康之が玄圃霊三を将来し、再興した。
  • 庭園:京都府名勝庭園。
  • 釈迦如来像、文殊菩薩像、普賢菩薩像、千畝周竹禅師坐像:木造。伝安阿弥作。
  • 如意寺:京都府熊野郡久美浜町1845:TEL 0772-82-0163:Zip 629-3409
  • 北近畿タンゴ鉄道宮津線久美浜駅下車徒歩15分。

  • 宝珠山如意寺。高野山真言宗。門前より海が見える景勝地。
  • 寺伝によれば、行基が山上より火が出て海に入ったのを見て、網でさぐり如意宝珠の舎利塔を得たことにより、当所に伽藍を建立したのが始まりとされる。1962年(昭和37)に現在地に移転した。
  • 本堂、不動堂、持仏堂、仁王門(木造金剛力士像2躰;鎌倉後期)。
  • 十一面観世音菩薩像:秘仏。木造。伝行基作。33年毎に開張される。
  • 行基菩薩坐像、不動明王立像、歓喜天像、普賢延命観音像:いずれも木造。本堂に安置。
  • 日切不動明王像:石版線彫り。伝空海作。像高96cm。
  • 役行者坐像、薬師如来坐像、毘沙門天立像:いずれも木造。不動堂に安置。
  • 阿弥陀如来坐像(伝恵心僧都作。平安後期)、弘法大師坐像、御前仏観世音大師立像:いずれも木造。持仏堂に安置。
  • 円頓寺(えんとんじ):京都府熊野郡久美浜町字円頓寺727:TEL 0772-84-0478:Zip 629-3555
  • 北近畿タンゴ鉄道宮津線久美浜駅下車バスで野中下車徒歩40分。

  • 大治山円頓寺。高野山真言宗。開創年などは不明。
  • 用明天皇の皇子である金丸親王が、勅命により鬼神を退治して薬師如来を祀り建立したという説がある。
  • 薬師如来坐像、日光菩薩立像、月光菩薩立像:いずれも重文、木造漆箔、藤原時代。
  • 懸仏三面:山中の山神社の境内より、明治時代以前に発掘された。同時に平安後期の1170年(嘉応2)の銘がある経筒も発掘された。
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