滋賀の寺社:一般拝観情報

  • 市町村合併により住所表記が変更になり、対応がまだできていない記述があると思います。間違いなど気がつきましたらお知らせ下さい。
  • このページは次のスタイルで書かれています。(季節による変更、新らたな改正などはお確かめ下さい)
    last update : 2011,02,22

    一般拝観情報


    大津市坂本地区

    [大津市坂本地区] [志賀・大津・湖南] [  湖 西  ]
    [  湖 北  ] [ 湖東・東近江 ] [ 甲賀・信楽 ]

  • 比叡山延暦寺 :滋賀県大津市坂本本町4220:TEL 077-578-0001 Zip520-0116
  • 問い合わせは
    比叡山延暦寺参拝部(バスセンター内):TEL 077-578-0001
    比叡山振興会議事務局:TEL 075-561-7155
    比叡山延暦寺ホームページ:<http://www.hieizan.or.jp/>
  • 通常時の拝観は 8:30-16:30(12月1日-2月末日:9:00-16:00):一般550円、中高生350円、小学生無料。東塔、西塔、横川を含む。国宝殿は別料金。
  • 京阪バス「延暦寺」下車すぐ。京都バス51番延暦寺バスセンター下車
    京阪電車坂本駅下車(徒歩20分)+坂本ケーブル(約16分)、または叡山電車で八瀬遊園駅下車+ケーブル・ロープウェイ、比叡山頂から比叡山内シャトルバス「延暦寺バスセンター」下車。

  • 毎年秋に紅葉まつりが横川中堂(よかわちゅうどう)で行なわれる。
  • 毎年春には桜まつりが西塔地域にて行なわれる。2000本を越える八重桜の壮大な並木道。

  • 天台宗総本山。
  • 788年(延暦7)伝教大師(最澄上人)が創建した一乗止観院(現在の根本中堂)が起源。学業修行の地として法然、栄西、親鸞、道元、日蓮などの名僧を輩出した。
  • 比叡山には二百を越える諸堂があり、東塔、西塔、横川(よかわ)の三塔を総称して延暦寺という。
    一山の中心である東塔には総本堂である根本中堂(国宝)、大講堂などが、西塔には比叡山最古の建物である釈迦堂(転法輪堂)などが、横川には朱塗の横川中堂などがある。
  • 国宝級の各堂宇とその宝物のみならず、国宝殿にも63点の国宝、重要文化財など、見るべきものがたくさんある。
  • 瑞応院:滋賀県大津市坂本4丁目
  • 京阪電鉄京津線坂本駅下車。

  • 比叡山横川戒心谷に属し正明坊、顕寿院、元禄年間に瑞応院と名称が変わった。延暦寺の里坊。
  • 阿弥陀如来の来迎をイメージした枯山水庭園。
    昭和9年の台風水害の折りに権現川上流より流れ着いた巨石を中心に据えた、1956年重森三玲作の枯山水の石庭。
  • 求法寺(ぐほうじ):滋賀県大津市坂本5-2-33:TEL 077-578-0577 Zip520-0113
  • 毎年1月3日,9月2日に元三大師坐像(重文、秘仏)が開張される。
  • 京阪電鉄京津線坂本駅下車徒歩10分、JR湖西線比叡山坂本駅下車徒歩20分。

  • 天台宗、比叡山求法寺。延暦寺山内寺院の一つ。
  • 第4世天台座主安恵が里坊として創建、後に第18世座主慈恵(元三)大師良源がここで修行したことから求法寺と呼ばれるようになった。
  • 本堂:県重文。元三太子堂。室町(戦国)時代の1571年(元亀2)の焼き討ちで焼失後、再建。
  • 元三大師坐像:重文、秘仏。木造彩色、玉眼。院農・快円作。鎌倉時代(1267)。
  • 日吉大社 :滋賀県大津市坂本5丁目1-1:TEL 0775-78-0009
  • 常時公開:9:30-16:30:300円、小学生150円
  • 京阪電鉄京津線坂本駅下車徒歩10分。JR湖西線比叡山坂本駅から徒歩20分。

  • 全国3800余社の山王さんの総本宮。
  • 比叡山(日枝の山)から千百余年前に移る40万平米に広がる日本でもっとも古い神社。3000本に余る紅葉の名所としても知られる(11月中旬)。
    境内には百八社といわれる多くの神々が奉られ古事記神代巻に記される大山咋(おおやまくい)神を東本宮の主神、大巳貴(おおなむち)神を西本宮の主神とする。
  • 東西の両本宮本殿は国宝、その他社殿17棟、神輿7基、日本最古の石橋3基は重文と貴重な建物などが多い。
  • 西本宮楼門:入母屋造、檜皮葺。高さ約12m、西本宮と共に1571年織田信長の焼き打ちにより消失。1595年に再建。屋根の四隅に大社の神の使いの猿の彫刻がある。
    2006年に屋根の葺き替えが1962年以来の44年ぶりに行なわれた。
  • 秀吉寄進の三つの石橋(重文)
  • 山王神輿(重文)展示。
  • 樹下神社:重文。日吉大社東本宮の境内にある摂社の一つ。本殿は1595年(文禄4)の建立。前室と母屋から構成される流れ造本殿の典型。樹下宮の井戸がある。
  • 旧竹林院 :滋賀県大津市坂本5丁目2-13:TEL 0775-78-0955
  • 常時公開(12月26日-31日、祝日を除く月曜日、祝休日の翌日は休園):9:00-17:00(受付16:30まで)
  • 拝観料:310円、小学生150円、市内在住の65才以上の高齢者210円、市内在住の障害者無料(介護者1人共)
  • 京阪電鉄京津線坂本駅から徒歩約10分。JR湖西線で比叡山坂本駅下車徒歩約20分。

  • 旧、延暦寺の里坊の一つ。千坪におよぶ八王子山を借景とした築山滝組の庭園(国指定名勝)。 庭園内に天の川席を含む大正年間の2棟の茶室や四阿(あずまや)がある。
  • 天の川席:入母屋造茅葺(かやぶき)。二つの出入口、主人の両脇に客人が並ぶなど、他に類例のない特異な間取りをしている。その例は東京都文京区の旧久米邸にある武者小路千家東京道場があるのみ。
  • 慈光院 :滋賀県大津市坂本
  • 京阪電鉄京津線坂本駅からバス。

  • 琵琶湖を借景とした庭園
  • 西教寺:滋賀県大津市坂本5丁目13-1:TEL 077-578-0013:FAX 077-578-3418 Zip520-0113
  • 常時公開。9:00-16:30 : 400円、中学生300円、小学生200円
  • 2月3日の節分会には秘仏薬師如来像が御開張される。400円。
  • 京阪電鉄京津線坂本駅下車徒歩20分。JR湖西線比叡山坂本駅下車徒歩25分。江若バスで西教寺下車。

  • 天台眞盛宗総本山、戒光山兼法勝西教寺。
  • 聖徳太子が高麗僧の慧慈、慧総のために創建したと伝えられ、慈恵大師良源上人が復興し念仏道場として恵心僧都も念仏を修めた。
    室町時代の1486年(文明18)、天台眞盛宗をひらいた眞盛上人が堂塔、教法を再興。戦国時代の元亀の兵乱で焼失、明智光秀、豊臣秀吉等の掩護で復興した。
  • 本堂(重文):江戸時代の入母屋造りの総欅造り。本尊の阿弥陀如来像(藤原時代、定朝様式。重文)を安置する。
  • 客殿(桃山御殿・重文):1589年(天正17)に建てられた伏見桃山城内の殿舎を1598年(慶長3)に移築。一重南面入母屋造、北面切妻造、柿葺き。
    京都法勝寺の本尊であった薬師如来(重文)を安置する。狩野永徳と伝えられる襖、障壁画、豊臣秀吉の上座の間などがある。
  • 庭園:小堀遠州の作庭(江戸時代)といわれる客殿庭園(池泉回遊式)や枯山水の庭もある。
  • 元三大師(鬼大師、慈恵大師)像、聖徳太子像、善光寺如来像、恵心僧都最古の像。
  • 薬師如来坐像:重文。寄木造漆箔、鎌倉時代。もと京都の法勝寺のもの。
  • 阿弥陀如来坐像:重文。木造漆箔。藤原時代。甲南町の浄福寺から移されたと伝わる。
  • 聖観音立像;重文。木造彩色。平安時代。
  • 梵鐘:平安時代(重文)。坂本城の陣鐘で明智光秀の寄進。
  • 参道脇の塔頭:實成坊門、禅林坊門(以上江戸末期)、徳乗坊門、禅明坊門(以上明治初期)は2001年に国の登録有形文化財に指定された。
  • 紅葉(11月中旬)。ツツジ(5月上旬-下旬)。参道の両側にツツジ、桜、楓の並木。
  • 安養院:滋賀県大津市坂本5丁目
  • 京阪電鉄京津線坂本駅下車。JR湖西線比叡山坂本駅下車。

  • 西教寺の塔頭。西教寺の総門の外にある。
  • 聖天堂:江戸後期の木造建築。方形造と入母屋造の屋根で構成。2001年に国の登録有形文化財に指定された。
  • 阿弥陀堂、庫裡、書院、弁天堂:昭和初期。2001年に国の登録有形文化財に指定された。
  • 寿量院:滋賀県大津市坂本
  • 京阪電鉄京津線坂本駅下車。JR湖西線比叡山坂本駅下車。

  • 延暦寺里坊。江戸初期には東光院と称される山内寺院。
  • 穴太(あのう)衆積み石垣も門構えと玄関に至る構成は古式を良く保存している。
  • 江戸初期の手法を保存している蓬莱山水、石橋、枯滝石組など、池泉鑑賞式の庭である。
  • 生源寺:滋賀県大津市坂本
  • 京阪電鉄京津線坂本駅下車。JR湖西線比叡山坂本駅下車。

  • 伝教大師の生地と伝えられる。
  • 滋賀院門跡:滋賀県大津市坂本:TEL 0775-78-0130
  • 常時公開:9:00-16:30(受付16:00):450円、高中学生300円、小学生無料:特別公開が毎年ある。
  • 京阪電鉄京津線坂本駅下車徒歩20分。

  • 延暦寺本坊。1615年(元和1)慈眼大師天海僧正が京都北白川の法勝寺を移転再興。
  • 穴太(あのう)衆積み白壁の堂々たる偉容の外観。
    御殿は1880年(明治13)復旧、狩野光信、渡辺了慶の襖絵や小堀遠州作といわれる庭園がある。
  • 秘蔵の念持仏。里坊・老僧の居間。
  • 盛安寺:滋賀県大津市坂本1-17-1:TEL 077-578-2002 Zip520-0113
  • 毎年1月1-3日,4月29日-5月5日,および5,6,10月の土曜日。それ以外は事前に予約必要。特別公開が時にある。
  • JR湖西線唐崎駅下車徒歩20分。京阪電鉄京津線滋賀里駅下車。

  • 天台眞盛宗、瑞應山盛安寺。開山など不明。
  • 室町時代の1486年(文明18)に越前国主朝倉貞景の家臣杉若盛安が再建したと伝えられる。後に明智光秀、豊臣秀吉の外護を得た。
  • 客殿:重文。伏見桃山城から移築。狩野派による客殿障壁襖絵、江戸初期の枯山水石庭等がある。
  • 前庭:聖衆来迎曼荼羅庭園。県指定名勝。
  • 十一面観音像:重文、秘仏。木造漆箔。藤原初期。盛安寺前身の崇福寺の遺仏で最澄の師である行表の作と伝わる。
  • 観音堂のある場所には穴太(あのう)の里高穴穂宮趾がある。
  • 聖衆来迎寺(しょうじゅらいごうじ):滋賀県大津市下坂本比叡辻町2-4-17:TEL 077-578-0222 Zip520-0104
  • 境内散策自由。客殿などの拝観は事前に連絡をすれば可能:400円:特別公開が毎年ある。
    8月16日の虫干し会で寺宝の一般公開がある。
  • 京阪電鉄京津線坂本駅下車、東約2km。バスで来迎寺前下車すぐ。

  • 天台宗、紫雲山聖衆来迎寺。
  • 790年(延暦9)伝教大師最澄の草創、地蔵教院と称し、後、1001年(長保3)恵心僧都源信により紫雲山聖衆来迎寺と改められる。
    1527年(大永7)真玄上人によって中興、1589年(天正17)後醍醐天皇の勅願寺であった元応国清寺を合併して勅願寺となった。
  • 客殿:重文。江戸初期の1639年(寛永16)建立。一重、南面入母屋造り、北面切妻造り。柿葺き。 狩野探幽、尚信による障壁画、襖絵がある。書院の桃山初期の中国の洞庭湖を模した千菜寺宗心作のものと云われる。
  • 山門:明智光秀の居城であった坂本城の城門を移設したものといわれる。
  • 庭園:書院庭園は桃山期の千葉寺宗心の作庭。中国の洞庭湖を模したものといわれている。
  • 往生要集六道絵15幅:国宝。絹本著色。巨勢(こせの)弘高筆と伝えられ、来迎寺の十界図と云われる。
  • 仏像44体(そのうち釈迦如来、日光菩薩、月光菩薩、十一面観音、地蔵菩薩、金銅薬師如来の6体は重文)、絵画や古器物(うち重文13点)など寺宝が充実しており、天台浄土教の美術の宝庫、比叡山の正倉院などと言われる。
  • 日吉東照宮:滋賀県大津市坂本
  • 貞治公開の他に特別公開が毎年ある。
  • 京阪電鉄京津線坂本駅下車。

  • 日吉大社の末社。1634年(寛永11)日光東照宮造営に際し、その雛形として建てられたと云われる権現造りの壮麗な社殿(重文)。
    拝殿石の間の特別公開が時にある。
  • 他の東照宮には織田信長を祀るが、中央に徳川家康、左側に豊臣秀吉、右側に日吉の大神を祀っている。
  • 養老寿庵:滋賀県大津市坂本
  • 特別公開が毎年ある。
  • 京阪電鉄京津線坂本駅下車。

  • 合掌造り。越中(富山県)五箇山利賀谷大勘場にあった民家、藤井忠治家を移築復元したもの。
  • 雙厳院(そうごんいん):滋賀県大津市坂本
  • 一般時非公開。特別公開が年に1度ほどある。
  • 京阪電鉄京津線坂本駅下車。

  • 天台密教雙厳流の元祖である雙厳坊頼昭法印の旧跡。桃山時代創建。
  • 阿弥陀三尊に見立てた三尊石を配した回遊式庭園。
  • 律院の庭:滋賀県大津市坂本
  • 特別公開が時にある(9:30-16:00:400円)
  • 京阪電鉄京津線坂本駅下車。

  • 江戸期の曲流回遊式庭園。
  • 八重桜、牡丹、石楠花
  • 蓮華院の庭:滋賀県大津市坂本
  • 普段非公開。特別公開が時にある(9:30-16:00:400円)
  • 京阪電鉄京津線坂本駅下車。

  • 桃山期の曲流回遊式庭園
  • 里坊中もっとも古い。
  • 霊窟の石仏:滋賀県大津市。坂本ケーブルより
  • 特別公開が時にある(9:30-16:00:ケーブル代のみ。240円)
  • 京阪電鉄京津線坂本駅下車。坂本ケーブル。

  • 長さ日本一のケーブル経由。
  • 実蔵房の庭:滋賀県大津市坂本
  • 特別公開が時にある。
  • 京阪電鉄京津線坂本駅下車。

  • 江戸初期の流水鑑賞式庭園。
  • 佛乗院の庭:滋賀県大津市坂本
  • 特別公開が時にある。
  • 京阪電鉄京津線坂本駅下車。

  • 江戸末期の池泉築山式庭園。

  • 志賀・大津・湖南

    [大津市坂本地区] [志賀・大津・湖南] [  湖 西  ]
    [  湖 北  ] [ 湖東・東近江 ] [ 甲賀・信楽 ]

  • 園城寺(三井寺) :滋賀県大津市園城寺町246 : TEL 0775-22-2238 Zip520-0036
  • 一般拝観:8:00-16:30 : 450円、高校生200円、中学生150円、小学生50円
  • 京阪電鉄石山坂本線三井寺駅下車徒歩10分。京都バス三井寺下車。JR大津駅から徒歩20分

  • 天台寺門宗総本山。長等山園城寺。天智、天武、持統三天皇の産湯の水を汲んだ井戸があったことから三井寺ともいう。
  • 飛鳥時代の686年(天武天皇15)に大友王子の発願により建立といわれる。平安時代の859年(貞観1)に入唐僧の智証大師円珍が天台別院として再興、開祖となる。以後、円珍学派(寺門派)と比叡山延暦寺(山門派)と対立する。
  • 西国三十三ヶ所札所第14番。近江八景の内の三井の晩鐘として知られる。鐘は、音の三井寺といわれ、銘の神護寺、形の平等院とならび日本三名鐘の一つ。
  • 園城寺には初期の書院造の典型である光浄院客殿勧学院客殿がある。
  • 金堂(国宝)、観音堂本尊如意輪観世音菩薩像(秘仏:33年に1度開張される)。
  • 園城寺仁王門(重文):門とともに豊臣秀吉が石部町の常楽寺から京都の伏見城に移設し、1602年(慶長7)に徳川家康の寄進で三井寺に移された。
  • 不動明王像:重文。木造彩色。藤原時代初め。天台密教系では最も古いもののひとつ。
  • 智証大師座像:国宝。秘仏。檜一木造彩色。10c初め。大師の命日にあたる10月29日に開張。
  • 護法善神立像:重文。秘仏。檜一木造彩色。藤原時代。5月16-18日開張。他重文級の仏像多数あるが、ほとんど非公開。
  • 行者堂木造不動明王座像:平安時代初め(9c)の作と2008年に判明した。高さ約90cm、一木造と見られる。9cの不動明王像は2,3例しかなく日本最古の不動明王像とされる東寺の国宝不動明王像と共通した技法で作られている。
  • 紅葉(11月中旬)
  • 法明院:滋賀県大津市園城寺町:TEL 077-522-0680
  • 年中無休。拝観料100円;フェノロサの遺品は事前に申し込む。
  • JR西大津駅から徒歩15分、京阪電鉄皇子山駅下車徒歩15分

  • 江戸時代初めの創建。園城寺の北院の一つ。園城寺の最も北、約1km。
  • アーネスト・フェノロサは高台にある法明院からの紅葉の間から壮大な眺めをこよなく愛し、庭園内の茶室「時雨亭」に居を構えた。
    フェノロサは東京帝国大学の招聘で教授として来日、日本美術を世界に紹介したアメリカ人。
  • 庭園:江戸時代前期と伝えられる。庭園内に燈心池があり池泉回遊式。
  • 円満院:滋賀県大津市園城寺町:TEL 077-522-3690
  • 一般拝観:9:00-17:00:300円
  • JR大津駅、西大津駅下車徒歩20分。

  • 天台宗啓の門跡寺院(三浦道明門跡)。平安後期の創建。現在は単立寺院。
  • 宸殿(重文);1647年(正保4)に京都御所内にあった明正天皇の御殿(慶長年間の建造)を移築したといわれる。一重、入母屋造、柿葺き。
    太田博太郎氏によれば、この床の間はその前身の<押板>と呼ばれるものであり、同時代の園城寺光浄院客殿、勧学院客殿と同様だとされている。
  • 宸殿の狩野派の江戸時代の襖絵(重文。「唐武人図」「花鳥図」など8点35枚)は故あって売却された。
  • 宸殿、庭園を含む境内の土地、建物が8日大津地裁で約4億6千500万円で競売にだされた(1999年10月9日京都新聞)。売り出されたのは宸殿、付属の大津絵美術館、庫裡など9棟と、約1万4千平米の境内の土地。97年3月には易学団体に対する借金返済が滞ったため宸殿内の襖絵などが競売にかけられ、易学団体代表が約5千万円で落札している。
  • 安養寺:滋賀県大津市逢坂1-18-11:TEL 077-522-8734
  • 一般拝観:8:00-18:00:境内散策自由/時計博物館:9:00-16:00:300円、子供150円
  • JR西大津駅下車、または上栄駅下車徒歩10分。

  • 浄土真宗本願寺派。逢坂山安養寺。
  • 平安時代の862年(貞観4)、智証大師を開基とする。もとは天台宗で三井寺山内南別院と呼ばれ、円満院の宮が代々住職を兼務した。1872年(明治5)に真宗にかわる。
  • 阿弥陀尿来坐像:重文。木造彩色。行基作と伝わる。9世紀。
  • 木造聖観音立像(通称立聞観音)、蓮如上人像(木造、伝蓮如作)
  • 近江神宮:滋賀県大津市神宮町:TEL 077-522-3725
  • 一般拝観:8:00-18:00:境内散策自由/時計博物館:9:00-16:00:300円、子供150円
  • JR西大津駅下車徒歩20分。

  • 667年大津京を営んだ天智天皇を祀る。
  • 節分。紅葉。
  • 大津別院(大津御坊):滋賀県大津市中央2丁目:
  • JR大津駅から北東へ400m。京阪電車石坂線島の関駅からすぐ。

  • 真宗大谷派。
  • 1600年(慶長5)教如上人により創建された大津御坊が始まり。1876年(明治9)に大津別院と呼ぶようになった。
  • 1602年(慶長7)に徳川家康によって、それまでの本願寺を西本願寺とし、第12世法主教如を開基として新しく東本願寺を建立させた。大津別院は本山の東本願寺より2年早く同じ教如上人によってはじめられたことになる。
  • 本堂:重文。1600年(慶長5)の開創時のもの。9間×10間、一重、入母屋造、本瓦葺。向拝1間がつく。
  • 書院:重文。1670年(寛文10)。一重、入母屋造、本瓦葺。内部は8畳の上段の間に18畳の広間ほか、8畳5室が付設する。
  • 庭園:広間に面した庭園は小堀遠州作と伝わる。
  • 鐘楼:1774年(安永3)に改鋳されたもの。「本願寺大津御坊」の銘が記されている。
  • 天孫神社(四宮神社):滋賀県大津市京町3-3-36:TEL 077-522-3593
  • 問い合わせ:(TEL 077-528-2772 びわこ大津観光協会
  • JR琵琶湖線大津駅から徒歩3分。
  • 宇佐八幡宮(四宮神社):滋賀県大津市錦織577:TEL 077-524-0714
  • 夜まつり:9月14日:宇佐山の中腹にある社殿から二基の神輿が松明の火をたよりに急坂をお旅所まで下がる。
  • 小椋神社:滋賀県大津市仰木町4-38-55:TEL 077-572-1482

  • 居初氏庭園:滋賀県大津市本堅田2丁目:TEL 077-572-0708
  • 開園:9:00-11:30,13:00-16:30:500円、中学生200円:予約制
  • 問い合わせ:居初寅夫さん:TEL 077-572-0708
  • JR湖西線堅田駅下車徒歩20分

  • 琵琶湖を望む約690m2の庭。1681年頃19代当主の居初市兵衛により、親戚の北村幽安と幽安の茶の師匠であった藤村庸軒の設計で造られた。
  • 天然図画亭:藤村庸軒作。小林一茶がたびたび訪れ、「湖よ松それから寿々(すす)み始むべき」と詠んだ。
  • 満月寺:滋賀県大津市本堅田1丁目16-18:TEL 077-572-0455(浮御堂) Zip520-0242
  • 浮御堂一般拝観:8:00-17:30(冬期は17:00):300円、小学生100円
  • JR堅田駅からバスで10分堅田出町下車徒歩7分(土・日は浮御堂前下車すぐ)

  • 臨済宗大徳寺派、海門山満月寺。平安中期(986-1011)に源信を開基として創建と伝えられる。
  • 浮御堂:琵琶湖上に建つ。1934年の台風により倒壊後再建された。現存は三間仏堂、1937年建立。
    平安時代、湖上安全と衆生済度を願って恵心僧都が湖上に草堂を建立して千体阿弥陀仏を祀ったのが始まりといわれる。
  • 客殿:1754年(宝暦4)、山門:1812年(文化9)
  • 聖観音坐像:重文。木造彩色。藤原時代。
  • 近江八景の一、堅田の落雁で有名。葛飾北斎、安藤広重の浮世絵でも高名。
  • 祥瑞寺(しょうずいじ):滋賀県大津市本堅田:Zip520-0242
  • JR堅田駅からバスで10分堅田出町下車。

  • 開山堂:一休禅師像を安置する。
  • 西勝寺(さいしょうじ):滋賀県大津市真野谷口町:TEL 077-573-0912 Zip520-0233
  • JR堅田駅から徒歩20分。

  • 阿弥陀如来立像:重文。木造。鎌倉時代(1203年)
  • 小野神社:滋賀県大津市小野1961(旧志賀郡志賀町):
  • 問い合わせ:(旧)志賀町産業振興課 TEL 077-592-8077
  • JR湖西線和邇駅から徒歩20分。

  • 古代氏族の小野一族の始祖を祭り、飛鳥時代の創建とつたわる。小野篁(たかむら;歌人)、小野道風(書家)などののほか、小野妹子の出生地と考えられている。
  • 境内に篁神社(本殿:重文)がある。また近くの飛地境内に道風神社(本殿:重文)がある。
  • しとぎ祭:七代目米餅搗大使主命(たがねつきおおみのみこと)はもち作りの始祖とされ、毎年秋に全国の菓子製造業者が集まり、餅を形作った御輿を巡行する。
  • 慶専寺:滋賀県志賀郡志賀町南浜117:Zip520-0523
  • 問い合わせ:志賀町産業振興課 TEL 077-592-8077
  • JR湖西線和邇駅下車。

  • 浄土真宗本願寺派。一念山慶専寺。
  • 平安時代の寛弘年間(1004-11)に源信が開創した。延暦寺の坊舎の一つだったが、室町時代の応永年間(1394-1427)に本願寺の連如が法弟の空善に再興させ、天台宗から真宗となった。
  • 阿弥陀如来立像:木造。伝、恵心作。
  • 月心寺(げっしんじ):滋賀県大津市大谷町27-9:TEL 077-524-3421 Zip520-0062
  • 境内参拝自由。日出から日没まで。
  • 京阪電鉄京津線大谷駅下車。京都と近江の間の逢坂山にある。

  • 単立寺院。
  • 1914年(大正3)に走井茶屋の旧蹟を橋本関雪が購入して別荘としたものを、没後寺に改めた。
  • 薬師堂、百歳堂。松尾芭蕉の句碑「大津絵の筆のはじめは何仏」。
  • 相阿弥作といわれる池泉回遊式庭園。
  • 神田神社:滋賀県大津市真野4-7-2:TEL 077-572-1330
  • 真野さんやれまつり(1月)
  • 関蝉丸神社:滋賀県大津市逢坂1丁目
  • 問い合わせは大津市観光物産課:TEL 077-523-1234
  • ここには同名の神社が三社ある。下社、上社、上社の分社。
  • 旧琵琶湖ホテル:滋賀県大津市柳が崎
  • 大津市指定文化財。1934年政府が外国人観光客誘致のために国策として滋賀県、大津市、財界などに融資して建設した国際観光ホテルの一つ。
    経営は民間委託で、1957年から京阪グループが経営。1998年に老朽化で閉鎖。1999年に大津市へ譲渡された。
  • 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート)。銅板葺。。
  • 明王院:滋賀県大津市葛川坊村町155:TEL 077-599-2372 Zip520-0475
  • JR湖西線堅田駅からバスで葛川下車。
  • 問い合わせは大津市観光物産課:TEL 077-523-1234

  • 天台宗。正式には葛川息障明王院。
  • 平安時代の859年(貞観1)に相応が開創した。古くから修験の道場で不動信仰で知られた。戦国期の延暦寺焼き打ち以降衰退、江戸期に延暦寺が勢力を回復だすころに復興した。
  • 本堂、護摩堂、庵室:江戸中期の建立。
  • 政所表門(重文):室町後期の1526年(大永6)建立。解体の結果判明したと2008年発表された。2009年末までに修理が行なわれ、当初の姿に戻される。現在銅板葺だが、もとは柿(こけら)葺きだった。化粧垂木の曲線が強く、室町時代の特徴的な様式が各所に見られる。
  • 木造千手観音立像(重文)、木造不動明王立像、木造毘沙門天立像。
  • ここには同名の神社が三社ある。下社、上社、上社の分社。
  • 葛野常喜家住宅:滋賀県大津市葛川坊村町2
  • 主屋、蔵:登録有形文化財。1843年(天保14)建築。木造平屋建。 天台修験の道場として知られる葛川明王院の信徒総代を務める住宅。
  • 唐崎神社:滋賀県大津市唐崎1-7-1:TEL 077-579-8961

  • 雲住寺:滋賀県大津市:TEL 077-545-0234
  • 京阪電車唐橋前駅から徒歩10分。JR琵琶湖線石山駅下車バス6分橋本下車。

  • 瀬田川の水底龍宮乙姫から大ムカデ退治を頼まれた藤原秀郷(俵藤太)ゆかりの寺。
  • 夕照の間から眺める瀬田の夕照は絶景。特別公開される時がある。
  • 紅葉
  • 住友活機園:滋賀県大津市田辺町:
  • 毎年春と秋に一般公開する。
  • 問い合わせ:住友不動産大坂総務室:TEL 0749-48-2361


  • 1904年建造のアール・ヌーヴォ様式を取り入れた住宅。近江八幡市出身の伊庭貞剛の隠居所として作られた。重文。
  • 琵琶湖を望む瀬田川沿いの高台に6棟の洋館、和風住宅、茶室などと庭園。
  • 平野神社:滋賀県大津市松本1-8-25:TEL 077-522-4555
  • けまりの神とされる精大明神を祭神とする。
  • 不動寺:滋賀県大津市田上森町
  • JR東海道線石山駅からバスで田上枝下車、天神川に沿って山道約7km。

  • 太神山不動寺。天台宗寺門派。太神山(たなかみやま;標高600m)の頂上にある。
  • 円珍の開基。太神山の霊木で不動明王を刻み、山頂の岩窟に安置し、その前に本堂を建立したという。
  • 本堂:重文。鎌倉前期。3間×3間、一重寄棟造り檜皮葺。岩盤の上に高さ10m余りの太い柱の上に建てられた舞台造りとなっている。源頼朝の寄進といわれている。
  • 膳所神社:滋賀県大津市膳所2丁目
  • 本殿:1600年頃の膳所城建築にともない、当時の浜田町(現在の本丸町の一部)から移築されたといわれる。
    巾約3.6m、奥行き約5.5m、高さ約6.5m、桧皮葺。2000年に改修工事が400年ぶりに行なわれた。
  • 義仲寺:滋賀県大津市馬場1-5-12:TEL 077-523-2811
  • 一般拝観:9:00-17:00(11月-2月末は16:00):(祝日を除く月曜休み):200円、中学生150円、小学生100円
  • JR膳所駅下車徒歩5分

  • 木曽義仲公の墳墓の傍らに、巴御前が草庵を結んだのが始まり。
  • 松尾芭蕉の墓、翁堂、無名庵、朝日堂、巴地蔵堂、句碑などがある。
  • 翁堂:外気にさらされて痛んでいた、42cm四方の杉板15面に、芍薬(シャクヤク)や牡丹など四季の花々を描いた伊藤若冲(1716-1800)の天井画「四季花卉(かき)図」が精巧なデジタル複製画化された。
  • 紅葉
  • 幻住庵:滋賀県大津市:077-533-3701
  • 一般拝観:9:30-16:30:月曜日休み(月曜祝日の場合翌日休み)
  • JR石山駅下車バス10分国分町下車徒歩5分。

  • 松尾芭蕉が元禄3年4月から約3ヶ月半過ごした草庵。
  • 紅葉
  • 石山寺:滋賀県大津市石山寺1丁目1:TEL 077-537-0013 Zip520-0861
  • 一般拝観:8:00-16:30:500円、小学生250円
  • 近鉄石山駅、京阪石山駅より徒歩10分、バスで石山寺山門前下車すぐ。

  • 真言宗東寺派大本山。石光山石山寺。西国33ヶ所巡礼第13番札所。近江西国霊場33ヶ所巡礼第3番札所。
  • 762年(天平寶字6)聖武天皇の命を受けた東大寺の僧良弁が本堂を建立し開創したといわれる。
  • 本堂:国宝。天平時代の建物が雷火により半焼したものを1096年(永長1)に再建した。
    本尊をまつる正堂(内陣)、崖に面して建つ礼堂、その間をつなぐ相の間からなる複合建築。全体の面積は700m2。
    本堂の源氏の間は、紫式部が源氏物語の須磨と明石の巻を執筆したと伝えられるところ。
    ・正堂(内陣部分)は1096年(永長1)の再建、滋賀県内に残る最古の木造建築。寄棟造檜皮葺。
    ・礼堂(外陣部分)、相の間は1602年(慶長7)に淀君の寄進で建てられ、平安時代の正殿と桃山時代の建物が接続する貴重な建造物とされる。礼堂は斜面からつきだした舞台造となっており、寄棟造檜皮葺。
  • 東大門(仁王門):重文。頼朝の創建、淀君が大修理を施した。三間一戸の八脚門。入母屋造、本瓦葺。仁王像は運慶、湛慶の作といわれる。
  • 多宝塔:国宝。現存最古の多宝塔。源頼朝が建立した。
  • 月見亭、芭蕉堂、鐘楼(重文)。
  • 木造如意輪観世音菩薩半跏像:本尊、秘仏。重文。漆箔、11c末。33年毎(および天皇即位の翌年)に開張。次回は2024年。
  • 不動明王坐像(重文。檜一木造、彩色)、ほか重文クラスの仏像がたくさんある。
  • 最古の紫式部の肖像画(室町時代作とされる)。
  • 2001年に国宝級の経典類13巻が見つかった。 平安時代中期の第3世座主淳祐(しゅんにゅう)(890-953)が書写した国宝の経典類「淳祐内供物筆聖教」(薫聖教(においのしょうぎょう))60巻と1帖と同じ筆跡、装丁から、その一連のものと見られる。
  • 大覚寺大沢の池、奈良の興福寺猿沢の池とともに、平安時代より日本三大名月観賞の地として有名。
  • 紅葉(11月中旬)
  • 円福院:滋賀県大津市富士見台:TEL 077-537-2388(圓福院五百羅漢堂) Zip520-0846
  • JR石山駅下車バス。

  • 釈迦如来坐像:快慶作。鎌倉時代(1197)。木造、漆箔、玉眼。膝裏に墨書がある。
  • 岩間寺(正法寺):大津市石山内畑町82:TEL 077-534-2412 fax 077-534-6918 Zip520-0846
  • 一般拝観:8:00-17:00(事前に連絡のこと):境内拝観自由
  • 毎月17日の縁日があり、石山駅から岩間寺行きのバスがある。
  • JRおよび京阪電鉄石山駅からバスで約20分中千町(岩間口)下車、坂道2km徒歩約1時間。南郷行バス約15分赤川下車徒歩約1時間半。京滋バイパス石山i.c.より10分、名神瀬田i.c.より車で20分。

  • 岩間山正法寺。真言宗醍醐派。西国三十三ヶ所観音霊場12番札所。
  • 標高440mの岩間山頂上付近に建ち、琵琶湖越しに比良、比叡山を一望する。
  • 寺伝では、加賀白山を開いた泰澄大師が第44代女帝元正天皇の33歳の大病を法力で治した褒美として奈良時代の722年(養老6)に建立したことにはじまる。
  • 本堂、不動堂、納経所、本坊。不動堂の前にある蛙池は、芭蕉が「古池や…」の句をよんだ所と伝わる。
  • 本尊:元正天皇の念持仏であった三国伝来の千手観音立像(金銅製、像高14.5cm)。毎夜、136もの地獄を巡って人々を救い、朝に汗をかいて戻るという伝えから「汗かき観音」とも呼ばれ、また別名「雷よけ観音」「厄除け観音」とも呼ばれている。
    1990年に237年ぶりに開帳され、2009年、2010年にも開帳されたが、今後の予定はない。
  • 不動明王像(重文。木造彩色、鎌倉)、二童子像(二躯。重文。木造彩色、鎌倉)、地蔵菩薩立像(重文。木造彩色、藤原)。他多数。
  • 紅葉の名所
  • 建部(たてべ)大社:滋賀県大津市神領1丁目16-1:TEL 077-545-0038
  • 近江一の宮と呼ばれる。日本武尊が祭神。
  • 一般拝観:9:00-16:00:境内散策自由,宝物殿拝観200円(日曜休み)
  • JR石山駅下車バス7分建部大社前下車

  • 節分
  • 立木観音(立木山安養寺):滋賀県大津市南郷5丁目20-20:TEL 077-537-0008
  • 一般拝観:9:00-16:00:境内散策自由
  • JR石山駅下車、大石行きバス30分立木観音前下車徒歩30分。

  • 815年(弘仁6)空海が霊木に聖観音を等身大に刻み、御堂を建てて安置したことに始まるといわれる。
    その1年後に空海は金剛峰寺を嵯峨天皇より賜わり、開創したことから、立木山寺のことを元高野とも呼ぶ。
  • 瀬田川沿いに歩き670段の石段を登りきったところにある。弘法大師ゆかりの寺。
  • 節分。毎月17日は縁日。
  • 紅葉
  • 草津宿本陣:滋賀県草津市草津1丁目2-8:TEL 077-561-6636
  • 一般拝観:9:00-17:00(16:30まで入館可):200円、高校生・大学生150円、小中学生100円
    休館日:毎週月曜(月曜が祝日の場合はその翌日)、12月28日-1月4日、祝日の翌日。
  • JR草津駅から徒歩5分
  • 問い合わせ:草津市教育委員会文化財保護課:TEL 077-561-2429

  • 東海道と中山道が合流する草津の、東海道第52番目の宿場。かっては100を越える旅籠がならんでいたという。
  • 4,700m^2の屋敷地に表門、座敷、台所など当時の建物がほとんど残る。
  • 大福帳に浅野内匠頭や吉良上野介が泊まった記録が残る。
  • 芦浦観音寺:滋賀県草津市芦浦町455:Zip525-0002
  • 問い合わせ:草津市観光物産協会;TEL 077-566-3219
  • 一般公開:予約拝観制:9:30-16:00:600円、中学生以下無料。
  • JR草津駅からバスで芦浦下車。

  • 天台宗、大慈山観音寺。
  • 聖徳太子の創建といわれる。また、秦河勝の開基ともいわれる。室町時代1408年(応永15)に観興が再興した。
  • 坂本に住む叡山の僧兵であった西川氏が舟奉行を命ぜられ、戦国武将の織田信長や豊臣秀吉、徳川家康に仕え、室町時代から江戸初期にかけて琵琶湖の水上交通を支配した。西川氏は同時に観音寺の住職も兼ねた。
  • 阿弥陀堂:重文。室町時代(1333-1572)。3間×3間、一重、入母屋造。
  • 書院:重文。江戸時代初期(1615-1660)に徳川家康の永原殿舎として建てられ、1685年(貞享2)に当地に移築したという。
  • 阿弥陀如来立像(重文。木造、粉溜、漆箔、玉眼、鎌倉)、地蔵菩薩立像(重文。木造彩色、鎌倉)、薬師如来坐像(重文。木造彩色、玉眼、藤原後期頃)など、重文の寺宝多し。
  • 秀吉自筆しろかね目録、金屏風「紙本金地著色王会図」(しほんこんちちゃくしょくおえず)、「観音寺詮舜像」の復元模写。。
  • 宝光寺:滋賀県草津市大萱町594:TEL 077-568-1520 Zip525-0016
  • JR草津駅からバスで北大萱下車。

  • 天台宗、瑠璃光山宝光寺。
  • 飛鳥時代の676年(白鳳4)に天武天皇の勅願により、藤原鎌足の二男定恵が建立。かっては七堂伽藍の大寺院だった。
  • 薬師如来立像:重文。木造彩色。藤原時代。
  • 常善寺:滋賀県草津市草津3-9-7:TEL 077-562-1656
  • 一般公開はしていない。
  • JR草津駅下車。

  • 浄土宗、布薩山常善寺。
  • 奈良時代735年(天平7)に良弁を開山として開創。皇室の祈願所として栄える。1219年の承久の乱で焼失、鎌倉時代1276年(健治2)に西大寺の叡尊が再興した。
  • 本尊木造阿弥陀如来座像:重文。粉溜、切金、鎌倉時代(1256)。
  • 両脇士像(重文。木造)
  • 総社神社:滋賀県草津市
  • JR草津線貴生川駅からはーとバスで牛飼下車徒歩5分

  • 日本のビールの元祖。室町時代初期、本殿修復の竣工祭に新麦で麦酒をつくって祈願した。
  • 石津寺(せきしんじ):滋賀県草津市矢橋町:
  • JR草津駅下車南西へ約4km。

  • 真言宗智山派。
  • 伝教大師(最澄)が1本の木で2体の薬師如来像を彫り、1体は比叡山根本中堂に、もう1体を矢橋の浦に堂を建てて安置したという。
  • 本堂:重文。室町時代の1359年(延文4)の建立。5間×4間、一重、寄棟造、本瓦葺。
  • 薬師如来像、十二神将像(12体、運慶・湛慶作と伝えられる)
  • 大宝神社:滋賀県栗東市綣(へそ)7丁目5番5号:TEL 077-552-2093:FAX 077-552-1215
  • 境内拝観自由
  • JR栗東駅から徒歩10分。中山道に面する。

  • ホームページ:http://www5.ocn.ne.jp/~daihou
  • 祭神:素盞鳴尊(スサノヲノミコト)
  • 701年(大宝1)疫病流行の時、現在の栗東市小平井に降臨された素盞鳴尊(スサノヲノミコト)と稲田姫命を、現栗東市綣の地先、追来神社境内にご鎮座して以来、疫病は鎮まったと伝わる。
    その年社名を大宝天王宮と勅定され、翌年今宮応天大神宮の神号が勅定される。貞観(858〜867)以降、密教天台宗融合の両部神道となる。
    1713年(正徳3)の資料では、境内社34社や神宮寺の様相にて本殿、三重搭大日、護摩堂、薬師堂、神楽堂、鐘桜堂、経堂等が建ち並び荘厳なる境内が伺い知れる。
    1716年(享保1)、宝鏡寺宮の親王の病気平癒祈願により、全快の礼として四脚門両築地付のご寄進を受ける。
    1863年(慶応4)王政復古により神仏分離令と共に佛眼寺(京都四条道場時宗金蓮寺末寺大宝山)との分離、神應院の院号破棄により、社名を大宝神社と改める。
  • 追来(おふき)神社本殿:滋賀県内最古の神社本殿建築。重要文化財。鎌倉期、1283年(弘安6)建立。棟札(重文)が現存する。
    一間社流造としては日本最古の遺講。桧皮葺。屋根の桧皮葺が2000年8月から葺き替えられた。
  • 拝殿:室町時代。市指定文化財。
  • 木造狛犬一対:重要文化財。12c後期。京都国立博物館に寄託。他に14cの木造狛犬一対もある(祐賢作。県指定文化財)。
  • 紋章付提燈:紋章付提燈(桜の二引)一対。1788年(天明8)に御室御所(現仁和寺)より寄進された。現在も使用している。
  • 追来(おふき)神社(若宮権現):滋賀県栗東市綣(へそ)7丁目5番5号:TEL 077-552-2093
  • 大宝神社内にある:境内拝観自由
  • JR栗東駅から徒歩10分。

  • 飛鳥時代以前に土地の守り神として祀られたとされる。中世に若宮権現とも呼ばれ、現在も通称となっている。
  • 祭神:多々美彦命。伊吹山に座していた。古くは意布伎(伊不伎)神社と記され、社内にあった狛犬の台座裏にも「伊布伎里惣中」と記されている。
  • 本殿:滋賀県内最古の神社本殿建築。重要文化財。鎌倉期、1283年(弘安6)建立。棟札(重文)が現存する。
    一間社流造としては日本最古の遺講。桧皮葺。屋根の桧皮葺が2000年8月から葺き替えられた。
  • 金胎寺(こんたいじ):滋賀県栗東市荒張398:TEL 077-558-1568 Zip520-3003
  • 一般拝観:事前に電話連絡で拝観可。無料。
  • JR琵琶湖線栗東駅からバスで成谷下車徒歩5分。

  • 浄土宗。開祖、開創年など不明。
  • 阿弥陀如来立像(重文)、聖観音像、勢至菩薩像、増長天立像、持国天立像
  • 正徳寺(しょうとくじ):滋賀県栗東市荒張:TEL 077-558-1568(金胎寺) Zip520-3003
  • 拝観:金胎寺に連絡のこと。
  • JR琵琶湖線栗東駅からバスで目相下車徒歩2分。

  • 浄土宗。開祖、開創年など不明。
  • 阿弥陀如来立像:木造、粉溜、漆箔、玉眼。鎌倉時代。
  • 金勝寺(こんしょうじ、こんぜじ):滋賀県栗東市荒張670:TEL 077-558-0058 Zip520-3003
  • 仏像拝観は事前の許可が必要。月曜、降雪期は休み。
  • JR琵琶湖線草津駅からバスで片山下車徒歩100分(里坊は徒歩5分)。JR琵琶湖線栗東駅から車で30分。名神栗東ic.から15分。

  • 天台宗、金勝山金勝寺。湖南市(旧甲賀郡石部町)に別院として常楽寺(西寺)、長寿寺(東寺)がある。
  • 奈良時代の733年(天平5)に良弁を開山として、別院の常楽寺(西寺)、長寿寺(東寺)とともに、信楽宮の鬼門を護るため建立、聖武天皇の勅願寺。
  • 室町時代の1549年(天文18)の火災で全堂宇を焼失ののち、後奈良天皇の勅命により復興された。
  • 釈迦如来座像(重文。木造漆箔、藤原)、虚空蔵菩薩半跏像(重文。檜一木造、彩色、11c)、軍荼利明王立像(重文。檜一木造、彩色、10c、像高360cm)、毘沙門天立像(重文。木造、彩色、藤原)
  • 紅葉(11月中旬)
  • 狛坂寺跡:滋賀県栗東市荒張狛坂:Zip520-3003
  • JR草津駅からバスで片山下車徒歩2時間。金勝山中。

  • 平安時代815年(弘仁6)に源安を開基として開創。
  • 現在は廃寺として礎石を残すのみ。
  • 磨崖仏:如来形三尊仏(重文、平安初め)を含む12躯の磨崖仏。高さ6.2m、幅4.3mの巨岩に彫られている。
  • 新善光寺:滋賀県栗東市林256:TEL 007-552-0075 Zip520-3043
  • JR草津駅からバスで高野善光寺下車徒歩2分。

  • 浄土宗、九品山新善光寺。
  • 鎌倉時代の仁治年間(1240-42)に、平清盛の子孫高野宗定を開山として、平家一門の菩提を弔うために開創。
  • 本堂:江戸時代の1661年(寛文1)に膳所藩主本田俊次公が改築。
  • 木造阿弥陀如来像:南北朝時代。円仁作。
  • 安養寺:滋賀県栗東市安養寺88:TEL 077-552-0082 Zip520-3015
  • JR草津駅からバスで千原駅下車徒歩20分。

  • 真言宗泉涌寺派、東方山安養寺。
  • 奈良時代の718年(養老2)に良弁が元正天皇の勅願により開創。織田氏と佐々木氏の戦い出焼失、慧堅戒山により再建された。
  • 九重石塔:重文。
  • 薬師如来像:木造漆箔、玉眼。鎌倉時代。
  • 兵主神社・兵主大社:滋賀県野洲市(旧野洲郡中主町)五条:TEL 077-589-2072
  • 拝観料:参拝のみは無料:(庭園)300円、学生200円/(庭園・収蔵庫)500円、学生300円
  • JR東海道線野洲駅北口から約5km、近江バスで兵主大社前下車すぐ。

  • 718年にこの地に氏主大明神が鎮座したと伝わる。「氏主」を「つわものぬし」と詠むことにより、中世には武将の信仰が厚かったという。
  • 神社境内の庭園跡の発掘調査で、12c(平安時代後期)の玉石を敷きつめた参道や導水溝、橋の遺構と庭園遺構が見つかった。
  • 流れる水が本殿、拝殿などを取り囲み、聖域を形作っている。これまで豪族の庭園とされてきたが、宗教的な意味合いが強いように考えられている。
  • 紅葉(11月中旬)
  • 錦織寺(きんしょくじ):滋賀県野洲市(旧野洲郡中主町)木部826:TEL 0775-89-2648 Zip520-2431
  • JR琵琶湖線野洲駅からバスで木部下車徒歩15分。

  • 真宗木辺派の本山。遍照山錦織寺。
  • 平安時代の858年(天安2)に比叡山三代座主の円仁が一堂を建立、毘沙門天像を安置したのが始まりとされる。その後親鸞が逗留したことにより、湖東における浄土真宗の中心的な存在となった。
    鎌倉時代の1238年(歴仁1)に錦織寺を寺号とし、南北朝時代の1350年頃、本願寺在覚とその子慈観が入寺して真宗木部派を創立した。
  • 毘沙門天立像(平安)、阿弥陀如来像(親鸞が安置したと伝わる)
  • 蓮乗寺(れんじょうじ):滋賀県野洲市(旧野洲郡中主町)比江1191:TEL 077-587-1335 Zip520-2431
  • JR琵琶湖線野洲駅からバスで松林下車。

  • 天台真盛宗、清流山蓮乗寺。
  • 平安時代の824年(天長1)に禅源を開山として開創、室町時代の1502年(文亀2)に盛全が再興した。
  • 毘沙門天立像:木造彩色、藤原時代。
  • 毘沙門水、多聞水。
  • 蓮長寺(れんちょうじ):滋賀県野洲市(旧野洲郡中主町)比留田934:TEL 0775-89-2865 Zip520-2422
  • 拝観は事前に許可が必要。
  • JR琵琶湖線野洲駅からバスで比留田豊積センター前下車徒歩10分。

  • 浄土真宗本願寺派、法苗山蓮長寺。
  • 開創年は不明。聖徳太子の開基と伝わる。
  • かって蓮長寺の飛地境内に観音堂があり、そこに本尊が安置されていた。
  • 十一面観音立像:檜一木造、平安時代。像高166cm。左手に花瓶を持ち、右手は垂下して中品印を結び、腰を左に大きく捻る。
  • 仏性寺:滋賀県野洲市(旧野洲郡中主町)乙窪191:Zip520-2435
  • JR琵琶湖線野洲駅からバスで乙窪口下車。

  • 天台真盛宗、霊応山仏性寺。
  • 平安時代延暦年間(782-805)に開創。源頼朝の発願により建立されたとも言われるが不明。
  • 阿弥陀如来座像:木造漆箔、藤原時代。
  • 円光寺:滋賀県野洲市(旧野洲郡野洲町)久野部266:TEL 077-587-0172 Zip520-2353
  • JR琵琶湖線野洲駅からバスで久野部下車徒歩2分。野洲駅から東北へ1kmあまり。

  • 天台真盛宗、歓喜山円光寺。
  • 平安時代の790年(延暦9)に最澄の開創と伝わるが不詳。もと大行事神社の神宮寺で長福寺と合弁したといわれる。
  • 本堂:重文。5間×5間、一重切妻造、銅板葺、向拝1間。鎌倉時代。1257年(康元2)の棟木の銘がある。
  • 石造九重塔:重文、鎌倉時代。康元の銘がある。
  • 大行事神社本殿:重文。上屋の中にある。一間社流造、檜皮葺。高さ1m半ほど。室町時代中期(1467-1572年)。
  • 阿弥陀如来座像:重文、木造漆箔、藤原時代。長福寺の本尊だった。
  • 聖観音立像:重文、木造、平安時代。もとの円光寺の本尊。
  • 常念寺:滋賀県野洲市(旧野洲郡野洲町)永源690:TEL 077-588-1791 Zip520-2304
  • JR琵琶湖線野洲駅からバスで永源下車。

  • 浄土宗、明鏡山常念寺。
  • 比叡山三代座主円仁を開山とするが時期は不明。室町時代の1396年(応永3)に常誉真厳が再興、浄土宗に改めた。のちに浄厳院の末寺となった。
  • 阿弥陀如来立像:木造金泥彩色、室町時代。
  • 野洲神社:滋賀県野洲市(旧野洲郡野洲町):TEL 077-587-0383(=御上神社)
  • JR琵琶湖線野洲駅からバスで御上神社前下車徒歩5分。
  • 三上山(近江富士)
  • 上神社前:滋賀県野洲市(旧野洲郡野洲町):TEL 077-587-0383
  • JR琵琶湖線野洲駅からバスで御上神社前下車徒歩5分
  • 子安地蔵堂:滋賀県野洲野洲町:TEL 077-587-0733
  • 時に子安地蔵の御開張がある:志納

  • 子安地蔵
  • 来迎寺(らいこうじ):滋賀県野洲市(旧野洲郡野洲町)小南1912:TEL 077-587-1680
  • 予約公開(随時)

  • 光明山来迎寺。浄土宗。
  • 寺伝によれば995年(長徳1)に源信が比叡山横川に住んでいた時、夢告によりこの地に恵心院を建立したのが始まり。
    応永年間(1394-1428)に兵火で焼失、江戸時代の1653年(承応2)に宝珍が再興し、天台宗を浄土宗に改めた。(全集日本の古寺5 石山寺と近江の古寺;集英社;1985/07)
  • 聖観音立像:重文。木造。
  • 福林寺:滋賀県守山市木浜町2011:TEL 077-585-1205 Zip524-0104
  • JR琵琶湖線守山駅からバスで木の浜下車。

  • 天台宗、大慈山福林寺。湖国十一面観音十一霊場のひとつ。
  • 最澄を開山とし、桓武天皇が伽藍を建立して勅願寺としたと伝わる。
  • 十一面観音立像:木造彩色、藤原時代。33年毎の開張。
  • 観音寺:滋賀県守山市水保:TEL 077-585-1226 Zip524-0102
  • JR琵琶湖線守山駅からバスで木の浜下車。

  • 涅槃像:木造、室町時代の1569年(永禄12)
  • 東光寺:滋賀県守山市幸津川町1189:TEL 077-585-2222 Zip524-0215
  • JR琵琶湖線守山駅からバスで幸津川南下車。

  • 天台真盛宗、日陽山東光寺。円仁を開山とする。
  • 開創年など不明。かっては100あまりの塔頭があったと伝わる。
  • 十一面観音立像:木造、鎌倉時代。
  • 下新川神社(しもにいかわじんじゃ) : 滋賀県守山市幸津川町1365:TEL 077-585-3380
  • 拝観:境内自由拝観
  • JR琵琶湖線守山駅から近江バス(小浜行)で幸津川下車すぐ。
  • 毎年5月4日-5日に近江のケンケト祭(すし切りのまつり)が行なわれ、5日正午頃にすし切りの神事が行なわれる。
  • 問い合わせ:守山市観光協会:TEL 077-582-1131

  • 715年(霊亀1)小さな祠が作られたのが始まりとされる。
  • 祭神:豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)、新川小楯姫命(にいかわこたてのみこと):崇神(すじん)天皇の第1王子である豊城入彦命がこの地を平定したとされる。新川小楯姫命は近江の国神で地の司水神。
  • 本殿:檜皮葺平入。
  • 銅鐘:重文。室町時代前期の1419年(応永6)製造。高さ40.6cm、最大幅23.9cm、重さ11.2kg。仏堂内に吊り下げらて法会などのときに用いる「喚鐘」と考えられる。
    鐘の頭頂部に双頭龍の飾りが日本伝統の意匠をとどめる一方、上下にあしらわれた草花の文様などは装飾性に富んだ朝鮮鐘特有の特徴が随所にあり、日本様式と朝鮮様式をともに取り入れた「和韓混合鐘」と呼ばれる。
    2007年5月に神輿(みこし)蔵から発見され、それまでに国内の九州、中国地方に5例あった「和韓混合鐘」のうち、それまで最古とされた1469年(応仁3)製造の長崎県対馬の鐘より古く、今回近江で発見された「和韓混合鐘」は、あらたに最古とされた。鐘の側面に銘文が彫られ、同神社を運営していた3人の僧が発注したことが判明しているが、生産地、鋳物師(いもじ)は不明だが、近江の鋳物師が製造した可能性もある。(京都新聞朝刊2008年3月1日、その他)
  • 近江のケンケト祭(すし切りのまつり):豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)を、村人がふなずしを献じて慰めたことに始まるという。
  • 勝部神社:滋賀県守山市勝部町:TEL 077-583-4085
  • 拝観:境内自由拝観
  • JR守山駅から徒歩10分。

  • 649年(大化5)物部郷の総社として創建されたと伝わる。
  • 本殿:重要文化財
  • 火まつり:毎年1月8日。大蛇に見立てた大たいまつを燃やし、一年の無病息を祈る。滋賀県無形民族文化財。
    天皇の病気の原因だった大蛇を焼き払って退治したという、鎌倉時代の言い伝えに由来する。
  • 馬路石邊神社:滋賀県守山市:TEL 077-582-2993
  • JR琵琶湖線守山駅からバスで吉身下車徒歩5分。
  • 草木千燈祭

  • 湖西

    [大津市坂本地区] [志賀・大津・湖南] [  湖 西  ]
    [  湖 北  ] [ 湖東・東近江 ] [ 甲賀・信楽 ]

  • 福井三四郎家住宅:高島市高島町
  • 現在は喫茶店などに活用されている。
  • 白鬚神社:高島市高島町:TEL 0740-36-1555
  • JR湖西線近江高島駅から車で5分

  • 白鬚祭:9月。「なるこ参り」の神事。
  • 興聖寺(こうしょうじ):滋賀県高島市朽木岩瀬374:TEL 0740-38-2103 Zip520-1421
  • 通常拝観時:時間:日の出から日没まで。料金300円
  • 時にライトアップがある。:問い合わせ:朽木観光協会:TEL 0740-38-2398
  • JR安曇川(あどがわ)駅から江若バスで細川行「下岩瀬」下車徒歩3すぐ。車庫止まり朽木学校前下車徒歩10分。ただし、バスは1-2時間に1本くらいしかない。

  • 曹洞宗、高厳山興聖寺。
  • 鎌倉時代の1237年(嘉禎3)に懐弉が開創した。1243年(寛元1)に道元が宇治の興聖寺と地勢が似ていることから同じ寺号とした。
  • 足利庭園(旧秀隣院庭園):国の名勝。772平米。兵乱で身を寄せた足利義治を慰めるために領主朽木植綱が造園した。
  • 釈迦如来坐像:重文。木造古色。藤原時代。
  • 紅葉(11月上旬-中旬)
  • 大清寺(だいせいじ):滋賀県高島市新旭町武曾横山:TEL 0740-37-0049 Zip520-1500
  • JR安曇川(あどがわ)駅から江若バスで横山下車。

  • 千手観音像:重文。木造。鎌倉時代。
  • 二十八部衆像:重文。木造。鎌倉時代。
  • 正伝寺:滋賀県高島市新旭町旭:TEL 0740-25-2241 Zip520-1501
  • JR新旭駅下車徒歩20分。

  • 薬師如来坐像:木造。伝教大師作、平安時代(1172)。
  • 洞照寺(どうしょうじ):滋賀県高島市朽木雲洞谷:Zip520-1453
  • JR新旭駅下車。

  • 阿弥陀如来坐像:重文。木造漆箔古色。藤原時代。
  • 大善寺:滋賀県高島市真旭町新庄:TEL 0740-25-3208 Zip520-1522
  • JR新旭駅下車徒歩20分。

  • 大日如来坐像:本尊。重文。木造漆箔。藤原時代。
  • 観音菩薩立像:木造。藤原時代。
  • 大崎寺:滋賀県高島市マキノ町海津128:TEL 0740-28-1215 Zip520-1811
  • JRマキノ駅からバスで大崎観音下車。

  • 真言宗智山派、石立山大崎寺。
  • 飛鳥時代の702年(大宝2)に泰澄が開創した。平安前期の学者、小野篁(おののたかむら)が中興する。室町時代の応永の頃に堂舎を焼失、豊臣秀吉築城の折に本堂を修復した。
  • 十一面千手観音立像:木造。
  • 宗正寺:滋賀県高島市マキノ町海津1326:Zip520-1811
  • JRマキノ駅からバスで海津下車。

  • 真言宗智山派、弓光山宗正寺。開創年不詳。
  • 響庭局を開基とする。往古はこの地に比丘尼御所があったという。
  • 十一面観音坐像:重文。木造粉留彩色、切金。南北朝時代。
  • 上開田薬師堂(かみかいでやくしどう):滋賀県高島市マキノ町上開田
  • 上開田薬師堂はマキノ町北部の山間集落に、阿弥陀堂と共にある。
  • 秘仏、薬師如来像(重文):藤原時代後期の逸品。高さ2.16mの桧の一木造り。
    天台宗西明寺(場所は不明)の本尊だったが、戦国時代に焼き打ちされた際、奇跡的に災難を免れたと伝えられている。
    像の中に「延久六年(1074)八月二十五日仏師僧源増の作」との墨書がある。
    1909年に国宝に指定、1950年の文化財保護法の改正のときに改めて国の重要文化財に指定された。33年後とに開張され、最近では1999年8月16-18日に公開された。
  • 阿弥陀堂に平安時代の阿弥陀如来座像(県指定文化財)がある。

  • 湖北

    [大津市坂本地区] [志賀・大津・湖南] [  湖 西  ]
    [  湖 北  ] [ 湖東・東近江 ] [ 甲賀・信楽 ]

  • 神照寺(じんしょうじ):滋賀県長浜市新庄寺町323:TEL 0749-62-1629 Zip526-0013
  • 拝観は事前に連絡のこと。
  • JR琵琶湖線長浜駅からバスで神照下車。

  • 真言宗智山派。日出山神照寺。宇多天皇の勅願寺。
  • 895年(寛平7)宇多天皇の勅願をうけて本覚大師(益信)が創建。
    当初は300坊を超えたというが、相次ぐ兵火や天災出荒廃、室町時代に8代将軍足利義政の保護をうけて僧実雄が再興し中興の開山となる。
    新義真言宗の学問所として栄え堂宇300あまりを数えたが戦国の世に荒廃、再建再興をかさねた。
  • 本尊:毘盧舎那仏。
  • 千手観音立像(重文。一木造、半肉彫漆箔。藤原時代)、毘沙門天立像(重文。木造古色。藤原時代)、
  • 華籠(けこ)、16枚:国宝。鎌倉時代初期。銅製鍛造。金銀鍍透彫。華籠とは散華---仏に花をまき散らすためのもの---を盛るための器。
  • 萩まつり:例年おおよそ9月7日-22日。1500株、2万本の萩の花。400円(特別展)。
  • 長浜八幡宮:滋賀県長浜市宮前町
  • 節分
  • 多田幸寺(ただこうじ):滋賀県長浜市田村町338:TEL 0749-62-1577 gip526-0829
  • 拝観は事前許可が必要。
  • JR長浜駅からバスで田村下車。

  • 臨済宗妙心寺派。一簀山多田幸寺。
  • 平安時代の1018年(寛仁2)に源賢を開山として開創。
  • 織田信長と浅井長政の兵火で焼失。
  • 薬師如来坐像:木造彩色、藤原時代。
  • 舎那院(しゃないん):滋賀県長浜市宮前町13-45:TEL0749-62-3298 Zip526-0053
  • 拝観は事前許可が必要。
  • JR長浜駅からバスで高田下車。

  • 真言宗豊山派、勝軍山舎那院。
  • 平安時代の814年(弘仁5)に空海を開山として開創。
  • 戦国時代から安土桃山時代にかけての元亀、天正の兵火で焼失ののち、豊臣秀吉が再興した。明治時代に八幡宮と分離。
  • もとあった小堀遠州好みの忘筌(ぼうせん)と呼ばれる二畳台目の茶室は、札幌に移築され、八窓庵と呼ばれている。二畳台目中柱出炉下座床。蒲天井竹縁、赤色塗壁、色竹垂木。
  • 愛染明王坐像(重文。木造彩色、玉眼。鎌倉)、阿弥陀如来坐像(重文。木造漆箔。藤原)
  • 知善院:滋賀県長浜市元浜町29-10:TEL 0749-62-5358 Zip526-0059
  • JR長浜駅下車徒歩12分。

  • 天台真盛宗、宝生山知善院。
  • 開祖、開創年は不明。当初は東浅井郡小谷城下にあったという。長浜城の鬼門を護寺として再建された。
  • 十一面観音坐像:重文。木造、粉溜、漆箔、玉眼。鎌倉時代。
  • 安藤家 古翠園:滋賀県長浜市元浜町8-24:TEL 0749-62-0747(安藤家)
  • 一般拝観:9:00-18:00(受付17:30まで):200円、子供100円:年末年始休み、臨時休館あり
  • JR長浜駅から徒歩約5分

  • 問い合わせ:長浜市観光振興課:TEL 0749-62-4111
  • 豊臣秀吉が長浜城主であった頃から明治維新まで、長浜十人衆の一人として長浜の自治を司ってきた。
  • つつじ(5月上旬-下旬)
  • 大通寺:滋賀県長浜市本浜町:
  • JR長浜駅下車東へ約1km。

  • 長浜別院、真宗大谷派。
  • 本願寺と織田信長の抗争が1590年(天正8)に和睦して後、第12世教如上人に帰依したこの地の人々が、十四日講を営み当時廃城となっていた旧長浜城を会所として長浜御堂と呼んだのが始まりといわれる。1606年(慶長11)に長浜城に内藤氏が入場した際に会所は現在地に移って大通寺と呼ばれた。
  • 狩野探幽筆「松竹梅図」、狩野山雪筆「達磨龍虎図」、狩野常信筆「観音文殊普賢図」
  • 総持寺(ぼたん寺):滋賀県長浜市宮司町708:TEL 0749-62-2543 Zip526-0831
  • JR長浜駅からバスで宮司北総持寺前下車。

  • 真言宗豊山派、医王山総持寺。ぼたん寺と呼ばれる。
  • 奈良時代の天平年間(729-748)に行基を開山として開創。室町時代の1430年(永享2)に神照寺の僧実済が総持院と号する寺を建てたのが前身とされる。
  • 聖観音立像(重文。木造彩色、藤原)、薬師如来坐像(木造漆箔)、日光・月光菩薩立像(木造漆箔)、千手観音立像(木造漆箔)
  • 大吉寺:滋賀県東浅井郡浅井町野瀬:TEL 0749-76-1051 Zip526-0203
  • JR長浜駅からバスで野瀬下車。

  • 聖観音立像:木造
  • 孤篷庵(近江孤篷庵):滋賀県東浅井郡浅井町上野135:TEL 0749-74-2116 Zip526-0264
  • 一般拝観:9:00-17:00:300円
  • JR長浜駅から湖国バスに乗り浅井町役場で乗り換え、町循環バス上野孤篷庵前下車徒歩5分。北陸自動車道長浜icから15分。

  • 臨済宗大徳寺派。
  • 小堀遠州(1579-1647)の没後、江戸時代の1653年(承応2)に円恵霊通を開山とし、小堀家の菩提寺として建立。のちに、京都市北区大徳寺塔頭の孤篷庵の所管に入る。
    明治以後は無住となり朽ちはてたが、1965年京都の孤篷庵の命を受けた住職小堀定泰さんが本堂を再建、庭も補修した。
  • 庭園:18c始めの作。本堂の東には、琵琶湖の形を模した錦渓池(きんけいち)を山の起伏を利用した庭内に配した遠州流の池泉回遊式、南に枯山水式庭園。県名勝史跡。
  • 木造釈迦如来像(江戸中期)、木造観世音菩薩像、木造地蔵菩薩像
  • 紅葉の名所(11月)。
  • 光信寺(こうしんじ):滋賀県東浅井郡浅井町太田143:TEL 0749-76-0384 Zip526-0207
  • JR琵琶湖線長浜駅からバスで太田下車徒歩1分。

  • 浄土真宗本願寺派。般若山光信寺。開祖、開創年は不明。
  • 古来山岳仏教の修行場として栄えた天吉寺の末寺のひとつと伝えられる。室町時代の1504年(永西2)に天台宗から浄土真宗本願寺派に改宗。
  • 大日如来坐像:木造漆箔、藤原時代。
  • 醍醐寺:滋賀県東浅井郡浅井町醍醐205:TEL 0749-74-1776 Zip526-0213
  • JR琵琶湖線長浜駅からバスで東野下車。

  • 真言宗豊山派。神護山醍醐寺。役小角(えんのおづぬ)を開山とする。
  • 南北朝時代から応仁の乱の頃までは七堂伽藍の大寺院だったと伝わる。
  • 毘沙門天立像:木造彩色、玉眼。鎌倉時代。
  • 玉泉寺:滋賀県東浅井郡虎姫町三川945:Zip529-0111
  • JR虎姫駅からバスで三川下車。

  • 天台宗。栄光山玉泉寺。良源(比叡山中興の祖)誕生の地。
  • 平安時代の981年(天元4)に開創。室町時代末に兵火で焼失、江戸時代の1780年(安永9)に彦根藩主井伊により再建。
  • 慈恵大師坐像:木造彩色、玉眼。鎌倉時代。
  • 小谷寺(おだにじ):滋賀県東浅井郡湖北町伊部329:TEL 0749-78-0257 Zip529-0313
  • 一般拝観:200円
  • JR北陸本線河毛駅から湖北町タウンバスで10分。姫虎駅からバスで伊部南下車。北陸自動車道長浜i.c.から車で20分。

  • 真言宗豊山派、如意輪残小谷寺。
  • 奈良時代聖武天皇の代728年(神亀5)に僧泰澄を開山として創建、常勝寺と称した。室町時代の1514年(永正11)に再建され浅井家の祈願寺となり小谷寺と改称した。
    浅井長政の小谷城が落城した折に焼失。のち羽柴秀吉により再建。
  • 孔雀文馨(重文。鎌倉時代)。如意輪観音半跏思惟像(金銅造)。木造愛染明王像、浅井長政像。
  • 安楽寺:滋賀県琵琶町:TEL 0749-72-2381
  • JR琵琶湖線長浜駅からバスで曽根口下車徒歩5分。北陸自動車道長浜ic.から15分。

  • 涅槃図:時に特別公開される:300円
  • 日撫神社:滋賀県近江町:TEL 0749-52-1792
  • 問い合わせ:近江町観光協会:TEL 0749-52-3111
  • JR琵琶湖線坂田駅からレンタサイクルで10分。
  • 山津照神社:滋賀県近江町
  • 問い合わせ:近江町観光協会:TEL 0749-52-3111
  • JR琵琶湖線米原駅からバスで能登瀬下車徒歩3分。北陸自動車道米原ic.から5分。
  • 福田寺(長沢御坊):滋賀県坂田郡近江町長沢1049:TEL 0749-52-1181
  • およそ4月1日-7月31日,9月1日-1031日くらい拝観可能:9:00-16:00:庭園拝観料金 500円、大高中小学生200円:
  • jJR琵琶湖線米原駅・長浜駅からバスで長沢御坊前下車徒歩2分。北陸自動車道米原ic.から10分。

  • 浅井御殿(書院):県文化財指定。
  • 枯山水庭園:桃山時代
  • 春照八幡神社:滋賀県伊吹町
  • JR東海道本線近江長岡駅からバスで伊吹町役場前下車すぐ。
  • 八幡神社:滋賀県山東町:
  • 問い合わせ:山東町観光協会 TEL 0749-55-8105
  • JR東海道本線近江長岡駅からバスで朝日下車。
  • 清滝寺徳源院:滋賀県米原市(旧坂田郡山東町):TEL 0749-55-2040(土日夜間:0749-57-0047)
  • 京極氏宝物・古文書。時に予約制の特別公開が行なわれる。
  • JR東海道本線柏原駅から徒歩20分。名神関ヶ原ic.から15分。北陸自動車道米原ic.から15分。

  • 庭園:紅葉(11月中旬-下旬)。萩(9月上旬)
  • 成菩提院:滋賀県米原市(旧坂田郡山東町):TEL 4749-57-1109
  • 2月3日に節分会。宝物、不動明王絵像公開:志納
  • 時に寺宝の特別公開がある。
  • JR東海道本線柏原駅から徒歩8分。

  • 不動明王絵像
  • 観音寺:滋賀県米原市(旧坂田郡山東町)朝日1347:TEL 4749-55-1340 Zip521-0226
  • JR長浜駅からバスで観音寺前下車徒歩3分。

  • 天台宗、伊冨貴山観音寺。
  • 平安時代の仁寿年間(851-853)に三修を開山として開創。鎌倉、室町時代に佐々木氏より庇護を受けた。
  • 本堂(重文)、鐘楼(重文)
  • 600あまりにもなる中世の古文書。
  • 伝教大師坐像:重文。一木造。鎌倉初め。
  • 住一面千手観音立像(一木造、素地。平安後期)、阿弥陀如来立像(寄木造漆箔、平安後期)
  • 青岸寺:滋賀県米原市(旧坂田郡米原町)米原669:TEL 0749-52-0463
  • 一般公開:9:00-17:00:300円、中小学生100円:(火曜日休み)

  • 本尊:聖観音像。お腹籠観音として有名。
  • 枯山水式庭園
  • 真廣寺(真広寺):滋賀県米原市上多良309(旧坂田郡米原町):Zip 521-0002:TEL 0749-52-4145
  • 真廣寺ホームページ:<http://shinko-ji.com/>
  • 拝観:木造薬師如来座像(重文)は、問い合わせに応じ、随時公開されます。電話もしくはホームページから申し込めます。
  • 料金:志納(拝観料は無料ですが、文化財保護の観点から寄付を承ることはあります。)
  • JR琵琶湖線米原駅からバスで中多良下車徒歩3分。

  • 紫寶山真廣寺。浄土真宗大谷派。
  • もともとは天台宗の寺院として1259年(正元1)太田太夫廣政の子、太田牛若丸・釋眞蓮の開基とされるようだが(近江国坂田郡史)、阿弥陀如来像の裏書にある1523年(大永)の頃に浄土真宗に転宗したと思われる(真廣寺ホームページ参照)。
    1570年(元亀1)に織田信長の兵火により堂宇を焼失したが、仏像物具は難を免れた。
  • 東光庵薬師堂(上多良薬師堂):木造薬師如来座像(重文)が安置されている。
  • 木造薬師如来座像:重文。一木割矧造漆箔(金箔)、身の丈4尺。平安時代末期(12c末)と思われる。伝教大師作と伝わる。
  • 松尾寺:滋賀県米原市(旧坂田郡米原町)上丹生:TEL 0749-54-0120
  • 時に秘仏本尊「空中飛行観世音菩薩」御縁授与・寺宝の特別公開がある:志納
  • JR東海道線醒井駅下車バスで醒井養鶏場下車すぐ。JR醒井駅から徒歩60分。

  • 普門山松尾寺。天台宗。近江西国霊場33ヶ所巡礼第13番札所。
  • 伊吹山の観音寺を建立した沙門三修安祥上人の高弟、松尾童子が、役行者の霊地に、十一面観音を本尊として建立したといわれている。
  • 本尊:十一面観世音菩薩像。醒井駅前にある松尾寺政所に安置されている。
  • 九重石塔:重文
  • 惣持寺(そうじじ):滋賀県米原市(旧坂田郡伊吹町)大久保1138 TEL 0749-58-1141 Zip521-0307
  • JR東海道本線近江長岡駅からバスで伊吹登山口乗り換え、大久保下車徒歩5分。
  • 真言宗。飛鳥時代651年(白雉2)慈照上人を開山として開創。
  • 平安時代の任寿年間(851-853)に三修が弥高寺、観音寺、太平寺、長尾寺をまとめて伊吹山四大護国寺を創建。安土桃山時代に織田軍の兵火で全焼。現在の惣持寺はもと長尾護国寺の一坊。
  • 毘沙門堂:本尊天部形立像、毘沙門天立像。ともに木造、平安時代とされる。
  • 長尾寺跡に続く小道に七福神などの石仏があり散策に良い。
  • 悉地院(しっちいん):滋賀県米原市(旧坂田郡伊吹町)上野1:TEL 0749-58-0531 Zip521-0312
  • JR東海道本線近江長岡駅からバスで上野下車すぐ。
  • 真言宗豊山派、伊吹山。
  • 役小角を開山とし、飛鳥時代の白鳳年間(672-685)に開創。
  • 室町時代の明応、永正(1492-1520)の火災で堂宇を焼失、伊吹山に移転する。
  • 十一面千手観音立像:木造
  • 湯谷神社:滋賀県米原市(旧坂田郡米原町):TEL 0749-62-1629
  • JR琵琶湖線米原駅東口から徒歩5分
  • 向源寺:滋賀県伊香郡高月町渡岸寺88:TEL 0749-85-2904(観音堂:0749-85-2632) Zip529-0233
  • 一般拝観:9:00-16:00:300円
  • JR北陸本線高月駅から徒歩10分。

  • 浄土真宗大谷派。慈雲山向源寺。別名渡岸寺;(観音堂はすぐ近くの別地にて祀る)
  • 飛鳥時代の白雉年間(650-655)に恵隠を開基として開創。
    寺伝によれば、奈良時代の736年(天平8)に、疱瘡の流行を憂いた聖武天皇が下勅し、僧泰澄が十一面観音像を彫り、渡岸寺(どうがんじ)観音堂を建立したという。
    後に最澄が再興し、天台宗に属して栄えたがやがて衰退し観音堂を残すのみとなった。鎌倉時代以後に真宗の寺が境内に建立された。信長軍の兵火により焼失。
  • 十一面観音像(観音堂):国宝。檜一木造、素地。泰澄作、9c前半。像高196cm。
    国宝の十一面観音像は全国に7体ある。そのうちでも1、2を争う。井上靖の小説「星と祭」に出てくる。
    頭・体の根幹部、蓮華座、天衣を含め大部分を檜の一材から彫り出し、頭上の各面などは檜の別材で彫って取り付けられている。 またかっては別材製の装身具が全身を飾っていた。
    一般的な十一面の配置と図像に比べきわめて異色な特徴として、頭上の正面に菩薩面2面、右側と右耳の後ろに牙を出した狗牙上出(くげじょうしゅつ)面3面、左側と左耳の後ろに怒った顔の瞋怒(しんぬ)面3面を配し、頭頂は如来相でなく、五体の化仏を頂く菩薩相となっている。(五味充子「古寺スケッチ帖」;京都新聞2008/12/27夕刊;による)
  • 胎蔵界大日如来座像(観音堂):重文。檜寄木造、彩色。平安後期。
  • 十一面観音立像(榧一木造)、阿弥陀如来坐像(寄木造、藤原)、金剛力士像(寄木造、平安初め)、不動明王像(寄木造)など観音堂に多く安置する。
  • 唐川赤後寺(しゃくごじ):滋賀県伊香郡高月町唐川:Zip529-0205
  • 団体拝観の場合は予約必要。
  • JR北陸本線木ノ本駅からバスで千田下車徒歩8分。

  • 唐喜山赤後寺。
  • 奈良時代の720年(養老4)頃、行基が開創。南北朝時代の1353年(文和2)に沙門恵秀が再建、唐喜山赤後寺とした。1968年(昭和43)より日吉神社所蔵。
  • 千手観音:本尊。檜一木造、平安初め。像高173.6cm
  • 聖観音:重文。厄を転じて利となすコロリ(転利)観音。像高182.8cm。
  • 充満寺:滋賀県伊香郡高月町:
  • 西野薬師堂:十一面観音、薬師如来(重文)
  • 西野正妙寺:滋賀県伊香郡高月町:
  • 十一面千手千足観音:千の足を持つ全国唯一の観音。
  • 西阿閉竹蓮寺:滋賀県伊香郡高月町:
  • 聖観音
  • 宇根冷水寺:滋賀県伊香郡高月町:
  • 十一面観音座像:台座内に戦火に焼かれた胎内仏をもつ鞘仏。
  • 冷水寺の寺名ははかってこの地に清らかな冷水が脇出たことに由来する。
  • 井口円満寺(日吉神社):滋賀県伊香郡高月町:
  • 阿弥陀如来:厨子の中に安置されている。
  • 十一面観音、地蔵菩薩。
  • 銅鐘:重文。県内最古。
  • 正応寺:滋賀県伊香郡西浅井町余:
  • JR湖西線近江塩津駅下車

  • 聖観音像:平安後期。像高90cm。頭上に螺髷を結い、天冠台をつけ白毫相をあらわす。
  • 神照寺:滋賀県伊香郡西浅井町塩津中:
  • JR湖西線近江塩津駅下車

  • 十一面観音像:平安時代後期。香取神社神宮寺に伝来したと伝えられる。像高25cm
  • 徳円寺:滋賀県伊香郡西浅井町庄:
  • JR湖西線長原駅下車

  • 馬頭観音像:本尊。鎌倉時代(13c)。頭上に馬頭を配し、三面六臂、炎髪、三ッ目、瞋目閉口で、上歯列を見せて牙が上出する。爪先を上げ、足の裏を見せて踵だけで立っている。国内に類例がない姿。大谷山の宿坊の本尊であったと伝えられる。
  • 善隆寺(和蔵堂):滋賀県伊香郡西浅井町山門:
  • 十一面観音立像:重文。平安時代後期。桧の一木造り。頭上に頂上仏面と十の化仏を配し、天冠台をつける。
  • 阿弥陀寺:滋賀県伊香郡西浅井町菅浦(つづらお半島)
  • 阿弥陀如来立像:木造、行快作。鎌倉時代。
  • 聖観音:頭上に垂髷を結い、天冠台をつける。
  • 都久布須麻神社:滋賀県東浅井郡びわ町早崎1665(竹生島):TEL 0749-72-2073
  • 竹生島入島の間:10:00-16:00:竹生島入島料:400円
  • 定期観光遊覧船(12月〜3月上旬運休)
  • 都久布須麻神社:滋賀県東浅井郡びわ町早崎1665(竹生島):TEL 0749-72-2073
  • 竹生島入島の間:10:00-16:00:境内散策自由(入島料400円、小学生200円)
  • 定期観光遊覧船(12月〜3月上旬運休)

  • 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、浅井姫命、宇賀御魂命(うがみたまのみこと)を祭る。
  • 本殿:室町時代の母屋の部分に、桃山時代の建物(伏見城の遺構とも、豊国廟の一部ともいわれる)を移築して改造。桁行3間、梁間3間、一重、入母屋造、前後軒唐破風付、周囲庇および正面向拝1間付、総檜皮葺。
    1558年(永禄1)消失。1567年再建、1602年(慶長7豊臣秀頼が片桐且元(かつもと))を普請奉行として伏見桃山城の遺構(豊国廟との説もあり)を移築して改修。主屋に慶長7の棟札、向拝と庇には永禄10年の棟札あり。
  • 主屋:格天井の鍍金の金具、柱の金蒔絵、桟唐戸の精緻な彫刻。草花が描かれる格天井の間は狩野永徳の筆といわれる金押しの襖絵。また、天井画、襖絵は狩野光信(1564-1608)の筆とも伝える。
  • 明治維新の神仏分離令により、弁財天社を都久布須麻神社として、弁財天を国宝の本殿から出し、新しく弁財天本堂を建立してそこに移設する。
  • 海に面した突端に石の鳥居。
  • 宝厳寺(ほうごんじ):滋賀県東浅井郡びわ町早崎1664(竹生島):TEL 0749-63-4410 Zip526-0124
  • 竹生島入島の間:10:00-16:00:境内散策自由(入島料400円、小学生200円)。宝物館:10:40-16:10(3月中旬〜11月):
  • 定期観光遊覧船(12月〜3月上旬運休)にて竹生島へ。

  • 真言宗豊山派。厳金山宝厳寺。竹生島観音ともいわれる。三十三観音霊場の唯一船旅を含んだ第三十番霊場となっている。
  • 寺伝では奈良時代の738年(天平10)に聖武天皇の勅命により行基の開基と伝える。大弁才天女を本尊とする。西国三十三ヶ所観音霊場第30番札所。もと、市杵島姫を祀ったものが弁財天にすりかわった。
  • 平安時代最澄により比叡山延暦寺が開かれると、788年(延暦7)に東塔禅林院の末寺となり、天台宗に転ずる。のちに空海が真言宗豊山(ぶざん)派に転ずる。
    役小角の渡島により修験道練行の道場が開かれる。
    860年(貞観2)に円仁が宝殿を改築、自ら造立した弁才天像を安置したと伝える。
    鎌倉時代1232年(貞永1)坊舎30余院が全焼、室町時代1453年(亨徳2)および1558年(永禄1)に大火で焼失した。
    豊臣秀頼が秀吉の命により修理を行ない再建した。桃山時代の建物を多く残している。
  • 唐門;(国宝)。一間一戸向唐門。檜皮葺。もと京都の豊国廟の極楽門を移築。1603年(慶長8)完成。豪壮な浮き彫り、透かし彫りなどに桃山時代の特徴がでている。
  • 観音堂;重文。桃山時代。本尊は秘仏千手千眼観音立像(木造、伝、行基作。33年毎に開張)。
    都久布須麻神社の本殿(通称日暮御殿)とともに、1603年(慶長8)伏見城の遺構を移したとされる。
  • 渡廊:重文。桃山時代。観音堂と都久夫須麻神社をつなぐ。急斜面ゆえ、床下は舞台造となっている。
  • 近江の竹生島、安芸の宮島、相模の江ノ島(以上で日本三弁才天の島)、大和の天の川、陸前の金華山を五弁天と称した。
  • 法華経序品(国宝; 竹生島経 11c末?)。釈迦三尊像(重文)絹本著色。空海請来目録(重文)。
  • 都久布須麻神社(つくぶすまじんじゃ):滋賀県東浅井郡びわ町早崎1665(竹生島):TEL 0749-72-2073 Zip526-0124
  • 竹生島入島の間:10:00-16:00:境内散策自由(入島料400円、小学生200円)。宝物館:10:40-16:10(3月中旬〜11月):
  • 定期観光遊覧船(12月〜3月上旬運休)にて竹生島へ。

  • 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、浅井姫命、宇賀御魂命(うがみたまのみこと)を祭る。
    平安時代の記録には島守権現、小島の神とよばれ、やがて都久夫須麻の神として延喜式の神名帳にも登録されるに至ったという。
    竹生島縁起によれば、738年(天平10)に行基が渡島したと伝える。
    明治維新の神仏分離令により、弁財天社を都久布須麻神社として、弁財天を国宝の本殿から出し、新しく弁財天本堂を建立してそこに移設する。
  • 本殿:室町時代の母屋の部分に、桃山時代の建物(伏見城の遺構とも、豊国廟の一部ともいわれる)を移築して改造。3間×3間、一重入母屋造、前後軒唐破風付、周囲庇および正面向拝1間付、総檜皮葺。
    1558年(永禄1)消失。1567年再建、1602年(慶長7)豊臣秀頼が片桐且元(かつもと)を普請奉行として伏見桃山城の遺構(豊国廟との説もあり)を移築して改修。主屋に慶長7の棟札、向拝と庇には永禄10年の棟札あり。
  • 主屋:格天井の鍍金の金具、柱の金蒔絵、桟唐戸の精緻な彫刻。
    草花が描かれる格天井の間は狩野永徳の筆といわれる金押しの襖絵。また、天井画、襖絵は狩野光信(1564-1608)の筆とも伝える。
  • 海に面した突端に石の鳥居。
  • 田上山観音寺:滋賀県伊香郡木之本町:
  • 本尊:聖観音菩薩立像。伝教大師作と伝わる。等身大。
  • 北布施伝塔寺:滋賀県伊香郡木之本町:
  • 伝教大師の建立とされ、伊香具坂神社の神宮寺出あったと伝わる。
  • 本尊:聖観音立像。
  • 西黒田安念寺:滋賀県伊香郡木之本町:
  • 聖観音像。現存する仏像が10数体ある。
  • 黒田保崎谷観音寺:滋賀県伊香郡木之本町:
  • 准胝観音立像:重文。等身大を超える。18本の腕。優雅高尚で衣褶は下半身に集中、煩雑な装飾はなく裳の中央に渦文が見られる。
  • 黒田大澤寺:滋賀県伊香郡木之本町:
  • 千手観音像:行基作と伝わり、小振りで均整がとれている。
  • 古橋戸岩寺(世代閣):滋賀県伊香郡木之本町:
  • 魚籃観音像:県指定文化財。上半身裸像で下半身に裳をまとい、左手に魚篭を下げる。(籃はかごという意味)。
  • 鶏足寺(けいそくじ):己高閣・世代閣:滋賀県伊香郡木之本町古橋56:TEL 0749-82-2784 Zip529-0411
  • 一般拝観:500円(己高閣・世代閣)
  • JR北陸本線木ノ本駅からバスで古橋下車徒歩5分。北陸自動車道木之本ic.から15分。

  • 真言宗豊山派。己高山鶏足寺。
  • 奈良時代の724年(神亀1)頃に己高山(こだかみやま)山頂に行基によって創建された観音寺の別院でその里坊であったらしい。
    天台勢力が栄えた己高山に多数の寺院が存在していたが、鶏足寺を含め次第に無住、廃寺になった。最澄が荒廃した寺院を発見し、平安時代の799年(延暦18)に国家鎮護の祈祷所として再興し、平安から鎌倉時代は湖北の中心的寺院として栄えたが、徐々に荒廃、明治時代の廃仏棄釈により無住の寺となる。
    現在では寺々に伝わる仏像、仏画などを保存する薬師堂、大日堂、文化財収蔵庫である己高閣(ここうかく)・世代閣を総称して鶏足寺と呼んでいる。現代では真言宗。
  • 十一面観音立像:旧鶏足寺本尊。重文。檜一木造彩色、藤原時代。
  • 七仏薬師如来立像(7躯):旧法華寺本尊。木造素地。鎌倉時代。
  • 薬師如来立像:旧戸岩寺本尊。重文。木造等身大漆箔塗。奈良時代。
  • 十二神将立像(3躯。重文。木心乾漆造彩色。奈良)、魚籃観音立像(一木造漆箔。藤原)、十社権現座像(10躯。秘仏。一木造素地。平安-鎌倉)
  • 紅葉(11月中旬)
  • 己高庵(ここうあん):滋賀県伊香郡木之本町:TEL 0749-82-6020
  • JR北陸本線木ノ本駅からバスで古橋下車徒歩5分。

  • 茶席
  • 石道寺(しゃくどうじ):滋賀県伊香郡木之本町石道:
  • JR北陸本線木之本駅下車徒歩50分。

  • 己高山石道寺。真言宗。近江西国霊場33ヶ所巡礼第11番札所。
  • 726年(神亀3)延法上人の開基。山岳仏教の霊場としてひらかれた。7ヶ寺52坊。延暦年間(782-805)に伝教大師により再興。1914年(大正3)に現在の里へ移建された。
  • 本尊:十一面観音菩薩像:重文。等身。彩色が残る。像内に印仏が納められていた。
  • 大見医王寺:滋賀県伊香郡木之本町:
  • JR北陸本線木之本駅下車

  • 十一面観音像:重文。
  • 浄信寺(木之本地蔵院):滋賀県伊香郡木之本町:
  • JR北陸本線木之本駅下車

  • 本尊:地蔵菩薩像。等身大で黒色。右手に錫杖、左手に宝珠を載せる僧形像。
  • 菅山寺(かんざんじ)・(弘善館):滋賀県伊香郡余呉町阪口576:Zip529-0522
  • JR北陸本線木之本駅からバスで阪口下車。

  • 真言宗豊山派。大箕山管山寺。
  • 奈良時代の764年(天平宝字8)に照檀が開創。のちに菅原道真が中興した。そのため境内に白山権現社と天満宮がある。
  • 十一面観音立像、毘沙門天立像(木造、伝空海作)、不動明王像(木造、伝最澄作)
  • 銅鐘(重文。鎌倉時代)、伝明兆筆金迦羅童子像。
  • 安養寺(光勝庵):滋賀県伊香郡余呉町国安:
  • 十一面観音立像:定朝風。
  • 長福寺(薬師堂):滋賀県伊香郡余呉町上丹生:
  • 聖観音・薬師如来座像:
  • 全長寺(万福寺):滋賀県伊香郡余呉町池原:
  • 馬頭観音:頭上に馬頭と2つの側面をもち六臂。忿怒の相。
  • 菅並洞寿院(どうじゅいん):滋賀県伊香郡余呉町菅並492:TEL 0749-86-2501 Zip529-0511
  • JR北陸本線木之本駅からバスで菅並下車。

  • 曹洞宗、塩谷山洞寿院。
  • 室町時代の1403年(応永10)に如仲天ギン(門がまえに言)が開創した。
    如仲は道元禅師の6代目弟子、梅山聞本の高弟で、滋賀県の曹洞宗布教の中心となった。
  • 観世音菩薩立像:重文。木造素地、鎌倉時代(1216)。背面の銘文から源昌寺(余呉町)の薬師如来立像と同じ作者だと考えられている。
  • 正観音立像:木造、平安期。
  • 源昌寺薬師堂(中林寺):滋賀県伊香郡余呉町上丹生:TEL 0749-86-2593(管理者・加茂) Zip529-0512
  • JR北陸本線木之本駅からバスで橋本、または丹生農協前下車徒歩5分。

  • 平安時代の延暦年間(782-806)に草創の医王山長福寺が薬師堂の前身と伝える。興廃の後江戸時代の1708年(宝永5)に村をあげて再建した。現在薬師堂は八幡神社境内にある源昌寺の一抹堂となっている。
  • 薬師如来立像:重文。秘仏。檜一木造、像高148.2cm。伝最澄作、鎌倉時代(1215)。50年毎の開張。
  • 聖観音、薬師如来坐像、日光・月光菩薩立像。

  • 湖東・東近江

    [大津市坂本地区] [志賀・大津・湖南] [  湖 西  ]
    [  湖 北  ] [ 湖東・東近江 ] [ 甲賀・信楽 ]

  • 瑞龍寺(村雲御所):滋賀県近江八幡市宮内町19-9:TEL 0748-32-3323
  • 一般拝観:10:00-16:00:500円、高中学生300円、小学生無料:(毎月22日,1/1-1/7は休み)
  • JR琵琶湖線近江八幡駅よりバス。

  • 秀次の母日秀尼が秀次の菩提を弔うために建立した。1961年(昭和36)に京都から移築された。
  • 八幡城本丸跡の寺院。庭園が美しい。
  • 八重桜(4月上〜中旬)
  • 長命寺(ちょうみょうじ):滋賀県近江八幡市長命寺町157:TEL 0748-33-0031 Zip523-0808
  • 一般拝観:8:00-17:00:無料
  • JR琵琶湖線近江八幡駅よりバスで長命寺下車徒歩20分。

  • 蝦姨綺耶山長命寺。単立寺院。西国三十三ヶ所観音霊場第31番札所。旧参道は山門から本堂まで石段808段をのぼり、琵琶湖を望む。
  • 寺伝では景行天皇20年(91年)頃、武内宿禰(たけのうちすくね)の開基だが、開創年代とともに諸説あり。619年(推古天皇27)聖徳太子が宿禰が長命を祈った柳の巨木の場所に伽藍を建立して長命寺と名づけたという。
    源頼朝が佐々木秀義の霊を弔うために本堂、護摩堂、多宝塔など40あまりを寄進し隆盛した。室町後期の1516年(永正13)に兵火で焼失し、その後諸堂が慶長年間までに再建された。
  • 本堂:重文。一重入母屋造、檜皮葺。約32m四方。室町後期の1524年(大永4)に再建。
  • 三重塔(重文)、三仏堂(推定室町時代後期)、開山堂、鐘楼、護摩堂、納礼堂。
  • 護法権現社拝殿:室町時代後期と考えられている。
  • 2004年に三仏堂、護法権現社拝殿、渡り廊下(いずれも県指定文化財)の解体修理で、桧皮葺の屋根をすべて葺き替えたほか、朽ちた部分を補強補修した。
  • 千手観音立像(重文)、十一面観音立像(重文)、聖観音立像(重文;秘仏)、毘沙門天立像(重文)、地蔵菩薩立像(重文)など。
  • 福寿寺:滋賀県近江八幡市馬渕町469:TEL 0748-37-0688 Zip523-0022
  • JR琵琶湖線近江八幡駅よりバスで岩倉下車。

  • 黄檗宗、厳蔵山福寿寺。
  • 平安時代の829年(天長6)に淳和天皇の勅願寺として開創。江戸時代1679年(延宝7)に梅嶺が中興する。
  • 池泉回遊式庭園。
  • 十一面千手観音立像:檜素地、長順作。平安時代(1170年)。
  • 馬見岡神社(まみおかじんじゃ):滋賀県近江八幡市馬渕町岩倉:Zip523-0022
  • JR琵琶湖線近江八幡駅よりバス。

  • 創立年代不詳、文書記録は兵火ですべて焼失。主祭神は天戸間見命、大津彦根命。
  • 天津日子根命座像(木造彩色、鎌倉)、天戸間見命座像(木造彩色、鎌倉)など。
  • 山中には古墳が点在する。
  • 荘厳寺(しょうごんじ):滋賀県近江八幡市安養寺町826:TEL 0748-34-8964 Zip523-0045
  • JR琵琶湖線篠原駅下車。

  • 浄土宗、別意山荘厳寺。開創年代など不明。
  • 当初は安養寺と称する巨刹だったが織田軍の兵火により焼失。のち再建されるが、江戸時代の天明年間(1781-8)に再び焼失、1911年(明治44)に再建。
  • 釈迦如来立像(木造彩色、切金、玉眼。平安)、聖観音像(木造素地。平安)、空也上人立像(木造彩色、玉眼。鎌倉)
  • 円満寺:滋賀県近江八幡市多賀町754:Zip523-0821
  • JR琵琶湖線近江八幡駅からバスで元八幡下車。

  • 臨済宗永源寺派。万徳山円満寺。
  • 南北朝時代の1367年(貞治6)に寂室を開山として開創。兵乱で衰退したが江戸時代に復興。
  • 十一面観音立像:檜一木造、素地、藤原時代。地蔵菩薩像。
  • 願成就寺:滋賀県近江八幡市小船木町73-1:TEL 0748-33-4367 Zip523-0083
  • >予約公開(随時):志納
  • JR琵琶湖線近江八幡駅下車バスで小幡町資料館前下車徒歩10分。

  • 天台宗、比牟礼山願成就寺。
  • 飛鳥時代の617年(推古天皇27)に聖徳太子を開基として開創。比牟礼山(八幡山)の西南にあったものが移転した。
  • 聖徳太子が近江に建立した48ヵ寺のうちの最後の寺。
  • 本尊:十一面観世音菩薩像。重文。榧一木造、素地、平安後期。像高106.7cm。49年に一度の開張。前回は1992年。
  • 地蔵菩薩立像:重文。地蔵堂の本尊。木の中地蔵尊と呼ばれる。木造玉眼。鎌倉時代。
  • 満願寺地蔵(地蔵菩薩像;県文化財)、五代明王絹本掛図(見文化財)、吊鐘(市文化財)
  • 西光寺:滋賀県近江八幡市中村町726:TEL 0748-32-3721 Zip523-0894
  • JR琵琶湖線近江八幡駅下車バスで小幡上筋下車。

  • 浄土宗、龍亀山西光寺。
  • 安土桃山時代、織田信長が能登の西光寺の僧貞安を開山として安土城下に1580年(天正8)建立、豊臣秀次が現所在地に移転した。
  • 地蔵菩薩座像:木造彩色、藤原時代。
  • 光明院:滋賀県近江八幡市金剛寺町148番地:TEL 0748-37-0729 FAX 0748-37-0749 Zip523-0001
  • JR琵琶湖線近江八幡駅下車徒歩20分。JRバスで「近江下田行・三雲行」バスで15分金剛寺前下車徒歩3分。

  • 浄土宗五濃山光明院
  • URL<http://www.biwa.ne.jp/~komyo/>
  • 永禄年中の開基。応誉明寛上人開山。
  • 本尊:阿弥陀如来像
  • 長光寺:滋賀県近江八幡市長光寺町694:TEL 0748-37-7743 Zip523-0013
  • 近江鉄道八日市線武佐駅下車徒歩5分。

  • 瓶割山長光寺。高野山真言宗。開創年不詳。聖徳太子を開山とする。
  • 聖徳太子が妃の安産を願い、霊元があって建立した。戦国時代の元亀の兵乱で焼失、江戸時代の宝暦年間(1751-63)に玄広木食が再興した。
  • 木造阿弥陀如来坐像、木造千手観音立像。
  • 苗村神社:滋賀県蒲生郡竜王町綾戸467:TEL 0748-57-0160 Zip520-2524
  • 予約公開(随時):料金:志納
  • 近江八幡駅からバスで川守下車徒歩10分。

  • 開創時期は不明。東本殿の那牟羅彦神、那牟羅姫神は産土神とする。那牟羅は地名で、同音の長寸神社と呼ばれていたが、後年の朝廷に門松用の松苗を届ける習慣から苗村の称号を賜わった。
  • 西本殿:国宝。鎌倉時代 1308(徳治3)年。前室つきの流造本殿。大和国より遷座した國狭槌尊を祀る。
  • 不動明王像:重文。鎌倉時代。寄木造彩色。
  • 社域内に古墳がある。
  • 龍王寺(竜王寺):滋賀県蒲生郡竜王町川守41:TEL 0748-57-1166 Zip520-2521
  • 予約公開(随時):本堂内部、仏像、梵鐘、庭園の公開:無料
  • 9月28日はヘチマ加持祈祷(喘息封じ)が行なわれ、即売市や甘酒の接待がある。
  • JR琵琶湖線近江八幡駅からバスで川守下車徒歩10分。

  • 天台宗。安吉山龍王寺。開創年などは不明。行基が開いた雪野寺が前身だといわれる。
  • 十二神将立像:12躯。木造彩色、玉眼。鎌倉時代。
  • 梵鐘、庭園
  • 浄満寺:滋賀県蒲生郡竜王町田中266:TEL 0748-57-0701 Zip520-2523
  • 毎年10月中旬に薬師如来座像の開張。
  • JR琵琶湖線近江八幡駅からバスで岩井下車徒歩15分。

  • 真宗佛光寺派。弘照山浄満寺。開創年などは不明。
  • 毘沙門堂
  • 薬師如来座像:木造漆箔。藤原〜鎌倉初。もと延暦寺法正坊の本尊、兵火を避けて12570年頃に浄満寺に安置された。
  • 鏡神社:滋賀県蒲生郡竜王町:TEL 0748-58-0959
  • 予約公開(随時):国重文「本殿」(中門より内部)公開:無料

  • 本殿:重文。
  • 熊野神社・野上山:滋賀県蒲生郡日野町
  • 問い合わせ:TEL 0748-52-6577(日野観光協会)
  • 近江鉄道日野駅から車で10分。
  • 西明寺(西明禅寺)(大安寺別院):滋賀県蒲生郡日野町西明寺1238:Zip529-1621
  • 近江鉄道日野駅からバスで西明寺下車。

  • 大慈山西明寺。臨済宗永源寺派。西国三十三ヶ所札所第23番。
  • 1053年(天喜1)聖源阿闇梨の開基。もとは飛鳥時代の676年(白鳳5)に道寧を開山として開創したとも、聖徳太子が建てたともいわれる。
    元亀(戦国時代)の兵火で焼失、江戸時代の寛永年間(1624-44)に永源寺の空子(くうし)和尚が来寺し中興した。1677年(延宝5)に右大臣近衛基煕(もとひろ)によって西明禅寺の寺額が送られて西明禅寺と呼ぶようになった。
  • 本尊:十一面観世音菩薩立像。重文。檜一木造彩色。藤原時代。比叡山より招来。
  • 法光寺:滋賀県蒲生郡日野町北脇482:TEL 0748-53-0152 Zip529-1663
  • 毎年11月3日の干日会にて金剛界大日如来像を開張する。
  • 近江鉄道桜川駅からバス。

  • 仏徳山法光寺。曹洞宗。
  • 奈良時代の762年(天平宝字6)に稲置三磨を開基として盤祐雲石が開山する。
  • 薬師如来立像(重文。木造漆箔、藤原時代)。金剛界大日如来像。
  • 正明寺:滋賀県蒲生郡日野町松尾560:TEL 0748-52-0227 Zip529-1601
  • 近江鉄道日野駅からバスで横町下車徒歩15分。

  • 法輪山正明寺。黄檗宗。開創年不詳。聖徳太子を開山とする。
  • 当初は93もの子院、300を超える僧数と栄えたが、室町後期から安土桃山時代へと災禍が続き寺領を失い、僧も帰俗し分散した。織田信長軍の兵乱で焼失、村人の頓宮宗右衛門により本尊観音菩薩像、不動明王像などは草堂に運び出され安置されていたので焼失をまぬがれた。
    永源寺の一糸和尚、ついで黄檗宗の龍渓禅師が後水尾天王に働きかけて再建し、江戸時代の1664年(寛文4)に龍渓が入寺して黄檗宗となった。
  • 本堂:重文。江戸前期の1644年(正保2)に御所の清涼殿として建立されたものを移設した。5間×5間、一重寄棟造、檜皮葺。
  • 禅堂、開山堂、鐘楼、鼓楼、方丈。
  • 経蔵:江戸中期の1696年(元禄9)に、黄檗宗の僧鉄眼道光から後水尾上皇に献上された一切経を納めるために建立された。内部中央に四天柱、一切経を納める棚と引出しを配する。その一切経は日本国内最初の大量印刷された経典。
  • 千手観音立像、不動明王立像、毘沙門天立像:いずれも重文。木造素地、室町時代。
  • 金剛定寺(こんごうじょうじ):滋賀県蒲生郡日野町中山1940:TEL 0748-52-4904 zip529-1658
  • 近江鉄道日野駅からバスで中山下車。

  • 龍護西中山金剛定寺。天台宗。開創年不詳。聖徳太子を開山とする。
  • 寺下に38院の塔頭があったが中世の兵乱で焼失、江戸時代の明和年間(1664-72)に関氏が寺領100万石を寄進して復興した。
  • 聖観音立像、不動明王立像、衿羯羅童子立像、制[口+它]迦童子立像:いずれも重文。木造彩色、藤原時代。
  • 石塔寺:滋賀県蒲生郡蒲生町石塔860:TEL 0748-55-0213
  • 一般公開:9:00-17:00(5月-9月は17:30):300円、中小学生100円
  • 近江鉄道桜川駅から徒歩東へ約3km。

  • 天台宗。聖徳太子の開創と伝わるが詳細不明。布引山の麓にあり、160段あまりの階段をのぼる。
  • 境内にはおびただしい数の石塔があり、アショカ王塔と呼ばれる石塔他3基が重文である。
  • 三重石塔:重文。インドのアショカ王が仏教の興隆を願って世界中にばらまいた石塔の一つといわれている。高さ約8m。国内最古最大の石塔だろうと思われる。埋没していたのを平安中期の1006年(寛弘3)に掘り出された。
  • 山ツツジ。
  • 沙沙貴神社:滋賀県蒲生郡安土町:TEL:0748-46-3564
  • JR琵琶湖線安土駅から徒歩10分。名神竜王ic.から20分、彦根ic.から40分。

  • 近江源氏祭:全国の佐々木源氏ゆかりの人たちが神前に参集する。
  • 桑実寺(くわのみでら):滋賀県蒲生郡安土町桑実寺292:TEL 0748-46-2560 Zip521-1321
  • JR琵琶湖線安土駅から北東へ車で25分。

  • 天台宗。観音寺山(繖山;きぬがさやま、標高433m)の中腹にある。670段の石段。
  • 藤原鎌足の長子、定恵和尚を開基として691年(持統天皇5)に建立されたと伝えられる。
    12代将軍足利義晴が約3年間滞在したという記録がある。足利義晴のあと、織田信長、徳川幕府と手厚い保護をうける。
  • 本堂:重文。室町初期(1333-1392)。五間x六間、一重入母屋造り檜皮葺。
  • 本尊:薬師如来座像。
  • 紙本着色桑実縁起(重文):絵は土佐光茂、詞がきは後奈良帝といわれ、足利義晴が寄進した。
  • 鎮守社、鐘楼、本坊。
  • 紅葉(11月上旬-中旬)
  • 教林坊(石寺教林坊):滋賀県蒲生郡安土町:TEL 0748-46-5400・3301
  • 時に特別公開、夜間ライトアップがある。
  • JR琵琶湖線安土駅から車で10分(徒歩で50分)。観音正寺の裏参道入口にあたる。約1km。

  • 庭園
  • 紅葉(11月中旬-下旬:要予約)
  • 観音正寺:滋賀県蒲生郡安土町石寺2:TEL 0748-46-2549 Zip521-1331
  • 一般拝観:8:00-17:00:無料(乗用車のみ山頂まで通行可。通行料500円)
  • 正月(1月1日-7日)に修正会が行なわれ、特別内陣拝観できる:無料
  • JR東海道線安土駅下車徒歩90分。JR大津駅、彦根駅、米原駅から八日市行バスで約20分観音口下車徒歩約40分。裏参道へはJR能登川駅からバスで五個性病院前下車。いずれも約2kmの険しい道。

  • 繖山(きぬがさざん)観音正寺(かんのんしょうじ)。天台宗。繖山五刹の一つ。俗に観音寺とも呼ばれ、標高433mの山頂に建つ。
  • 西国三十三ヶ所観音霊場第32番札所。近江西国霊場33ヶ所巡礼第19番札所。
  • 605年(推古天皇13)に聖徳太子の開基といわれる。
    宇多天皇の皇子敦実親王の帰依の後、近江源氏の佐々木氏の帰依が深く、興亡を共にする。1570年(元亀1)織田信長による観音寺山の佐々木城の落城で焼失、1597年(慶長2)に堂宇が復興された。
  • 山門、鐘楼、本坊、大師堂、護摩堂、地蔵堂、経堂。
  • 本堂:現在、明治13年の本堂が1993年(平成5)に焼失、2003年(平成15)に復興。
  • 本尊:千手観音菩薩像(秘仏;重文)聖徳太子作といわれ、白檀造、高さ90cmあまり、33年ごとに開扉されたが、1993年(平成5)に本堂ともに焼失。
  • 境内展望台から近江平野が一望される。
  • 浄厳院:滋賀県蒲生郡安土町慈恩寺744:TEL 0748-46-2242 Zip521-1345
  • JR琵琶湖線安土駅下車徒歩15分。

  • 金勝山浄厳院。浄土宗。聖徳太子が全国に建立した48伽藍のうちの一つといわれる。
  • 正平年間(1346-1370)に近江の国の領主佐々木氏頼が、荒廃していたのを天台宗所属の慈恩寺威徳院として復興したが、織田信長軍によって焼失し、信長が安土城築城後に応誉明感を招いて再建、南北朝時代天平年間(1346-69)に隆尭を開山として開創した。
  • 本堂:多賀興隆寺の室町末期(1467-1572年)の弥勒堂を1577年(天正5)に移築して改修。重文。7間×6間、一重入母屋造、本瓦葺。
  • 不動堂、観音堂、釈迦堂、鐘楼、書院など堂々たる伽藍。
  • 阿弥陀如来座像(本尊):重文。寄木造、藤原時代。定朝流の丈六阿弥陀如来像。像高約3m。一体の大日如来と十二体の飛天が透かし彫りになっている光背と天蓋、台座は金泥彩色。
  • 仏教史に知られる「安土宗論」はこの浄厳院で、1579年(天正7)に浄土宗側4人、日蓮宗側4人、判者4人が列して討論された。
  • 厨子入銀造阿弥陀如来立像(重文。非公開)、厨子入銅製舎利塔(重文)、絹本着色山王権現(重文)。
  • 總見寺(そうけんじ:總の字は正式には[てへん]):滋賀県蒲生郡安土町下豊浦6367:TEL 0748-46-2142 Zip521-1311
  • JR琵琶湖線安土駅下車徒歩20分。安土城趾にある。

  • 臨済宗妙心寺派。遠景山總見寺。安土山にあり、安土城趾全体が境内になっている。琵琶湖への眺望はすばらしい。
  • 安土桃山時代の天正年間(1573-91)に、織田信長が安土城築城(1576年,天正4)の折に、甲賀の里にあった江雲寺を移設し、従弟の正仲剛可を開山とし、織田家の菩提寺とした。
  • 江戸時代の1854年(安政1)に、三重塔、桜門を残して火災で焼失。
  • 三重塔:重文。1454年(享徳3)の建立、甲賀からの移設。三間三重、本瓦葺。1914年(大正3)突然倒壊したがすぐ再建された。
  • 楼門:重文。棟木に元亀2年(1571)7月の記述がある。三間一戸、入母屋造、本瓦葺の仁王門。左右に金剛力士像を安置する。
  • 金剛力士立像(二躯):重文。木造彩色、玉眼。室町時代(1467)院長作。
  • 石馬寺(いしばじ):滋賀県東近江市(旧神埼郡)五個荘町石馬寺823:TEL 0748-48-4823 Zip529-1401
  • 一般拝観:9:00-16:00:400円、高中小学生200円
  • 毎年5月,11月の第2日曜-第3日曜に非公開宝物が特別公開される。
  • JR琵琶湖線能登川駅からバスで石馬寺下車徒歩10分。
  • 問い合わせ:五個荘町観光協会:TEL 0748-48-2100

  • 御都繖山石馬寺。江戸時代1711年(正保1)雲居希贋国師の入寺以来、臨済宗妙心寺派となる。馬の寺と呼ばれる。
  • 飛鳥時代594年(推古2)に聖徳太子を開山として開創と伝える。室町時代1568年(永禄11)の織田軍の侵攻などで衰退、江戸時代に再興。
  • 方丈:神埼郡能登川町の御茶屋御殿を移築。
  • 阿弥陀如来座像、十一面観音立像など、平安、鎌倉時代の重要文化財を多く所有。
  • 繖(きぬがさ)五山の一つ。繖五山の会事務局:0748-48-4823(石馬寺内)
  • 紅葉(11月中旬)
  • 萬松園:滋賀県東近江市(旧神埼郡)五個荘町
  • 明治初期の商家。滋賀県五個荘町北町屋自治会が、旧中山道の面影が残る五個荘町の街並みを守ろうと、空き家になった近江商人屋敷を買い取り、保存活用を目指して自治会舘にした。
  • 「萬松園」は明治初期の建築、木造二階達て延べ約500平米。京町屋風の母屋、「おくどさん」と呼ばれるかまど、土蔵、坪庭、回遊式の庭園が約1200平米の敷地にある。
  • 永源寺:滋賀県東近江市(旧神崎郡)永源寺町高野41:TEL 0748-27-0016 Zip527-0212
  • 一般拝観時:9:00-17:00:400円、中学生以下無料。
  • 近江鉄道八日市駅からバスで20分永源寺前下車徒歩15分。

  • 瑞石山永源寺。臨済宗永源寺派総本山。彦根藩井伊家の墓所がある。
  • 1361年(延文6)に近江国守護佐々木六角氏頼が寂室元光(円応禅師・正燈国師)を開山として、愛知川の断崖の上の景勝の地に建立した。創建当初は学僧2000人を数えたという。
    室町時代には足利義満の保護をうけ、足利一門の祈願所となる。兵火などで焼失再建を繰返し、江戸前期の1643年(寛永20)に一絲文守(いっしもんじゅ)が入寺して再建、中興の祖となる。
    後水尾上皇、東福門院の保護をうけた。江戸時代の2度の火事の際には近江国彦根藩主井伊氏により再建された。
  • 大方丈(本堂):葦葺大屋根。
  • 総門、山門、鐘楼、禅堂、法堂、開山堂。
  • 標月亭(茶席)。愛知川を望む庭園。
  • 寂室元光坐像:重文。塑像彩色、玉眼。南北朝時代。
  • 本尊、木造地蔵菩薩立像(重文。鎌倉)、木造厄除世継観音立像。
  • 紅葉の名刹(10月下旬-11月下旬)。毎年11月半ばには大勢の修学旅行生、観光客が押し寄せる。
  • 西明寺(池寺):滋賀県犬上郡甲良町池寺26:TEL 0749-38-4008 Zip522-0254
  • 一般拝観:8:00-16:00 : 400円、中学生200円、小学生100円。三重の塔は春秋の特別拝観時以外は予約必要、特別拝観料500円。
  • JR琵琶湖線河瀬駅からバスで金屋下車徒歩20分。JR琵琶湖線彦根駅から車で20分。名神高速彦根icから車で15分。
  • 春秋に特別拝観がある:毎年春4月8日〜5月8日、秋10月8日〜11月30日の予定)
    。三千仏画像、三重塔(鎌倉時代;国宝)の内部壁画の特別拝観(雨天中止)など。

  • 龍王山西明寺。天台宗。池寺とも呼ばれる。国家鎮護の祈願、水信仰の寺。
  • 834年(承和1)に仁明天皇の勅願によって東大寺僧の三修が開創した。
    室町期にいたるまで修行道場として栄え、諸堂17、僧坊300を数えたが、天正年間(1573-91)の織田信長の比叡山焼き打ちののち、本堂、三重塔、二天門などを残して焼失。江戸時代以降に復興した。
  • 湖東三山の一つ。他は百済寺、金剛輪寺。ともに一千年以上の歴史を持つ古寺。
  • 本堂(瑠璃殿):7間×7間の檜皮葺、一重入母屋造、向拝三間檜皮葺。鎌倉期1253年(慶長5)の建築。当初は方5間の仏堂。鎌倉時代の和様建築の中では静かで繊細。滋賀県の国宝第1号。
    五間堂は宝形の三間四面堂として空間構成されていた跡があり、円仁による比叡山の常行堂の平面形式と同じであることは、この堂の元来のあり方に示唆を与える。
    梁上の蟇股(かえるまた)の形態からも増築の変遷を類推させる。
  • 三重塔:国宝。日本を代表する鎌倉時代の塔。高さ23.7m。3間、総檜皮葺の三重屋根。
    初重(第1層)内部は折上小組格天井に須弥壇、大日如来座像が安置される。四天柱には金剛界三十二菩薩像、四方の板戸には法華経の図解絵などが極彩色で描き出されており、巨勢派(こせは)の絵師によると伝わる。
  • 二天門:重文。室町期1407年(応永14)建立。三間一戸八脚入母屋造、柿葺き。
  • 石造宝塔:重文。鎌倉後期の嘉元2(1304年)12月の銘がある。
  • 池泉鑑賞式庭園の蓬莱庭
  • 御前立の秘仏薬師如来像:重文。木造素地、鎌倉時代。薬師如来が虎に載った珍しい形をもつ。その他、藤原時代の仏像多し。
  • 2006年秋に西明寺の薬師瑠璃光如来像(重文,52年ぶりの公開)を含め、湖東三山の三寺院の秘仏が公開された。他は金剛輪寺の聖観世音菩薩像(行基作と伝わる,6年ぶりの公開)、百済寺の十一面観世音菩薩像(聖徳太子作と伝わる像高3.2m,55年ぶりの公開)。
  • 紅葉(10月下旬-12月上旬)。不断桜:春、秋、冬に開花、毎年11月頃に満開になる。
  • 勝楽寺(しょうらくじ):滋賀県犬上郡甲良町正楽寺4:TEL 0749-38-2041 Zip522-0047
  • 河瀬駅からバスで正楽寺口下車。

  • 臨済宗建仁寺派。慶雲山勝楽寺。
  • 南北朝時代1341年(暦応4)に霊海を開山として佐々木高氏と子の高秀の菩提を弔うために建立。
  • 絹本彩色佐々木高氏像:重文。南北朝時代。
  • 彦根城:滋賀県彦根市金亀町1:TEL 0749-22-2742:(彦根観光協会:TEL 0749-23-0001)
  • 一般拝観:8:00-17:00(天守閣は17:30):入城料(城内+玄宮園共通券):500円、小中学生200円
  • JR彦根駅から徒歩15分。

  • 国宝天守閣。
  • 延寿寺:滋賀県彦根市稲里町2523:TEL 0749-43-3315 Zip521-1111
  • JR彦根駅からバスで稲里下車すぐ。

  • 臨済宗永源寺派。永明山延寿寺。行基の開山といわれる。
  • 近辺に古墳が多い。
  • 北野寺:滋賀県彦根市馬場1-3-7:TEL 0749-22-5630 Zip522-0069
  • JR彦根駅からバスで長曽根下車すぐ。

  • 真言宗豊山派。金亀山北野寺。
  • 城山にあった彦根寺が、彦根築城のため江戸時代の1603年(慶長8)に現地に移設、護命を開山とし北野寺と改称。
  • 井伊家の祈願寺。
  • 仁王門:仁王像(2体)
  • 行者堂:役行者倚像(木造、室町時代)
  • 本尊:金の亀に乗った二寸ほどの観音、現在行方不明。
  • 1410年(応永17)の墨書により当時の彦根寺が修験道と関わりのあったことがわかる。
  • 玄宮楽々園(玄宮園):滋賀県彦根市金亀町1 TEL:0749-22-2742:Zip522-0061
  • 一般拝観:中学生以上300円、小学生100円
  • 夜間拝観:9月:19:00-21:00

  • 彦根藩主「井伊家」の大名庭園。江戸文化の贅を尽くした池泉回遊式の庭園。この玄宮園から眺める天守と名月。
  • 玄宮園の虫の音は「日本の音百選」に選ばれている:スズムシ、アオマツムシ、マツムシ、コウロギ、ウマオイ、サカキリ、マダラスズ、カネタタキ
  • お浜御殿:滋賀県彦根市松原
  • 旧彦根藩下屋敷。玄宮楽々園とともに藩主の私的な生活の場。他に政務を行なう表御殿が残っている。
  • 1810年(文化7)に第11代藩主井伊直中が建設。琵琶湖の水と回遊式庭園内の池が連動する「潮入り」の形式。
  • 天寧寺(五百羅漢):滋賀県彦根市里根町232:TEL 0749-22-5313 Zip522-0022
  • 一般拝観時:9:00-17:00:300円、小中学生100円(羅漢堂拝観料金)
  • JR琵琶湖線彦根駅から徒歩20分。

  • JR琵琶湖線彦根駅から徒歩20分。バスで天寧寺口下車徒歩3分。
  • 一般拝観時:9:00-17:00:300円、小中学生100円(羅漢堂拝観料金)
  • 曹洞宗。万年山天寧寺。
  • 彦根藩11代目藩主井伊直中が賢光を開山として1828年(文政11)に開創したといわれる。
    井伊直中が不義の子を宿した腰元を手打ちにしたところ、その子の父親は直中の息子だった。初孫の菩提を弔い追善供養のために五百羅漢を発願し天寧寺を建立した。
  • 500余りの木造の羅漢像が安置されていることからこの寺を五百羅漢と呼ぶ。朝運作、江戸時代。
  • ハナノキ観音(聖観世音菩薩):聖徳太子手植の霊木から彫ったとされる。
  • 桜田門外の変の時の井伊直弼の血染めの土と遺品の供養塔。
  • 長寿院:滋賀県彦根市古沢町:TEL 0749-22-2617
  • JR東海道線彦根駅下車徒歩20分

  • 真言宗醍醐派。
  • 第4代彦根城主井伊直興が彦根城の鬼門を守るために建立。
  • 山門まで95段、さらに75段の石段を登ると楼門があり弁財天堂、阿弥陀堂、護摩堂、宝庫に出る。
  • 弁財天堂:重文。江戸初期の創建当時のもの。典型的な権現造(一つ屋根の本殿と拝殿を相の間で連結した形式)で彦根日光と呼ばれる。大洞弁財天と呼ばれる像が安置されている。
  • 経蔵:時に内部特別公開がある。
  • 龍潭寺(りょうたんじ)(龍潭禅寺):滋賀県彦根市古沢町1104:TEL 0749-22-2777
  • 一般公開:9:00-16:00(17:00:3月-11月):400円、小学生 150円
  • 夜間の特別拝観も時にある。毎月18日に楊柳観音菩薩像の開張がある。
  • JR琵琶湖線彦根駅から徒歩25分。

  • 臨済宗妙心寺派。弘徳山龍潭寺。
  • 733年(天平5)行基菩薩が、井伊家発祥の地である遠州引佐郡井伊谷(現在の静岡県奥浜名湖付近)に開基したものを、初代藩主井伊直政が移設した。
    1093年(寛治7)より井伊家の菩提寺となった。後に禅宗大学寮を併設、龍潭禅寺、通称だるま寺とも呼ばれる。 。
  • 書院東庭庭園:石田三成の旧城佐和山を借景にした蓬来池泉庭。
  • 書院北庭庭園:露地庭。
  • 方丈南庭:補陀落(ふだらく)の庭と呼ばれる石庭。江戸初期作。
  • 楊柳観音菩薩像:平安時代初め。寄木造。
  • 十六羅漢像、阿弥陀如来座像、千手観音像、釈迦三尊像、八幡大菩薩像など。
  • だるま祭:江戸期の元禄年間から続く禅宗の始祖達磨大師にちなんで行なわれる。本堂に高さ5cm〜80cmの3,000体のだるまが並ぶ。毎年4月1日,2日。拝観料400円。
  • 桜(春)、紅葉(秋)、沙羅、木槿(むくげ)紫陽花など。
  • 清涼寺:滋賀県彦根市古沢町1100:TEL 0749-22-2776 Zip522-0007
  • JR琵琶湖線彦根駅下車。

  • 曹洞宗。祥寿山清涼寺。愚明正察を開山とし、彦根城主井伊直政の発願で江戸時代の1601年(慶長6)開創。井伊家の菩提寺。
  • 牧谿筆雲龍図、周文筆十六羅漢図。
  • 来迎寺(らいこうじ):滋賀県彦根市本町1-7-17:TEL 0749-22-7136
  • JR琵琶湖線彦根駅からバスで本町下車。

  • 浄土宗。増長山来迎寺。
  • 江戸時代1603年(慶長8)に井伊直政が栄誉来極を招いて開山とする。
  • 阿弥陀如来座像:木造、漆箔。1196年(鎌倉)。
  • 長久寺:滋賀県彦根市:TEL 0749-22-0914
  • 予約公開(随時):無料

  • 番町皿屋敷「お菊の皿」
  • 宗安寺:滋賀県彦根市本町2-3-7:TEL 0749-22-0801 Zip522-0064
  • 一般拝観:9:00-17:00:庭園拝観200円
  • JR琵琶湖線彦根駅からバスで市場街下車。

  • 浄土宗。弘誓山宗安寺。赤門の寺と呼ばれる。
  • 足利尊氏、直義により全国に建立された安国寺が前身。
    荒廃後、上野の国から移し、初代彦根藩主井伊直政の正室東梅院により再興された。
  • 白道の庭:庭園。江戸時代初期に復元。
  • 阿弥陀如来立像:鎌倉時代と思われる。木造。胎内から1270年(文永7)の奥書のある写経や摺仏が発見された。
  • 江戸時代1607年(慶長12)以降、朝鮮使節の宿泊書として使われ、高官の肖像画が残る。
  • 千手寺:滋賀県彦根市日夏町:TEL 0749-28-2041 Zip522-0047
  • JR河瀬駅からバスで中沢下車徒歩30分。

  • 本堂:千手観音立像(木造、鎌倉時代)、毘沙門天立像(木造、鎌倉時代)、不動明王像(木造、鎌倉時代)
  • 高宮寺(たかみやでら):滋賀県彦根市高宮町:Zip522-0201
  • JR高宮駅下車徒歩10分。

  • 切阿上人坐像:木造、仙賢作。鎌倉時代(1327)。
  • 多賀大社:滋賀県犬上郡多賀町多賀:TEL 0749-48-1101
  • 境内自由参拝:8:00-17:00
  • 宝物殿,奥書院庭園拝観:9:30-15:30:200円:(宝物殿休み12/16-12/31:庭園休み12/15-2月上旬)
  • JR高宮駅から乗り換え多賀大社前下車。近江鉄道日野駅から車で10分。

  • 多賀大社参詣曼荼羅:坊人が大社を宣伝する際に用いた16c作の図。縦1.4m、横1.8m。
  • 延命長寿、縁結びの神「お多賀さん」。節分祭。
  • 真如寺:滋賀県犬上郡多賀町多賀660:TEL 0749-48-0507 Zip522-0341
  • 特別公開時には地獄絵図が公開される:200円
  • JR高宮駅から乗り換え多賀大社前下車。

  • 浄土宗、普光山真如寺。
  • 奈良時代の神護景雲年間(767-769)に行基が多賀神社に本地仏を刻み安置したのにはじまる。明治の神仏分離で多賀大社の仏像を当寺に納めた。
  • 阿弥陀如来坐像:重文。木造漆箔。藤原時代。
  • 地獄絵図
  • 高源寺:滋賀県犬上郡多賀町:TEL 0749-48-2361
  • JR琵琶湖線河瀬駅からバスで樽崎下車徒歩5分。
  • 特別公開時には肖像画、襖絵が公開される:300円

  • 肖像画、襖絵。
  • 唯念寺(ゆいねんじ):滋賀県犬上郡豊郷町四十九院830:TEL 0749-35-2231
  • 近江鉄道で豊郷駅下車徒歩10分。

  • 真言宗大谷派。兜率山唯念寺。
  • 奈良時代の731年(天平3)に行基が奥山寺として開創した。安土桃山時代の1580年(天正8)に本願寺の教如により唯念寺の寺号を授けられる。
  • 阿弥陀如来坐像:木造、鎌倉時代。
  • 百済寺(ひゃくさいじ):滋賀県東近江市(旧愛知郡愛東町)百済寺町323:TEL 0749-46-1036 Zip527-0144
  • 一般拝観:9:00-17:00:400円、小中学生200円
  • JR琵琶湖線近江八幡駅乗り換え、近江鉄道八日市駅からバスで百済寺本坊前下車すぐ。

  • 釈迦山百済寺。湖東三山の一つ。他は西明寺、金剛輪寺。ともに一千年以上の歴史を持つ天台宗の古寺。
    近江西国霊場33ヶ所巡礼第16番札所。平安中期まで「くだらじ」「くだらでら」と呼ばれていたが、天台宗改宗後「ひゃくさいじ」と呼ぶようになった。
  • 推古天皇の勅願で606年(推古天皇14)聖徳太子より、高麗僧恵慈(えじ)と百済僧道欽(どうきん)のために百済国の龍雲寺を模して建立されたという。
    最盛期には塔頭300坊を超えたが、織田信長が1573年(天正1)に、鯰江城の落城を狙い、支援していた百済寺を焼き討ちするなど、3度の火災にあう。2008年に境内が国の史跡に指定された。
  • 本堂(重文)・仁王門:現在のものは1650年(慶安3)建立。仁王門は三間二間に二体の金剛力士像が向き合う。
  • 山門:赤門と呼ばれ、石段の参道は本堂まで約250m続き、130m上がった庭の頂きから湖東平野が見渡せる。
  • 喜見院(本坊):1736年(元文1)に焼失、現在のものは1940年(昭和15)に再建され、喜見院庭園も旧本坊のものを拡張改造した。もとは千手坊と称していた。
  • 喜見院庭園:池泉回遊式の観賞式庭園。比叡山、湖東平野や湖西を遠望する。
    真西に霊峰比叡山、その延長線上に百済の國。
  • 本尊:十一面観世音菩薩像(秘仏)。聖徳太子自ら彫ったといわれる。立木造。
  • 日吉山王神像(重文)、弥勒菩薩半跏思惟像、他。
  • 2006年秋に百済寺の十一面観世音菩薩像(聖徳太子作と伝わる像高3.2m,55年ぶりの公開)を含め、湖東三山の三寺院の秘仏が公開された。他は金剛輪寺の聖観世音菩薩像(行基作と伝わる,6年ぶりの公開)、西明寺の薬師瑠璃光如来像(重文,52年ぶりの公開)
  • 紅葉の名所(11月中旬)。千年菩提樹:信長の焼き打ちにあったが、後に甦ったと言われる。推定樹齢800年。根本の直径1.5m、高さ約20m。
  • 松雲寺(しょううんじ):滋賀県東近江市(旧愛知郡愛東町)妹町(いもとちょう)644:TEL 0749-46-1352 Zip527-0162
  • 近江鉄道八日市駅からバスで妹下車。

  • 臨済宗永源寺派、龍江山松雲寺。
  • 安土桃山時代の1588年(天正16)に定休玄慧が開創した。永源寺の南嶺慧詢が中興し松雲寺の寺号にした。
  • 木造釈迦如来坐像、木造文殊菩薩坐像、木造普賢菩薩坐像。
  • 善明寺(ぜんみょうじ):滋賀県東近江市(旧愛知郡湖東町)横溝町1659:TEL 0749-46-1352 Zip527-0162
  • 近江鉄道八日市駅からバスで小田刈下車。

  • 臨済宗永源寺派。金光山善明寺。開山、開創年など右不明。
  • 江戸時代の万治、寛文(1658-72)のころに寂照と喜春により再興された。
  • 阿弥陀如来坐像:重文。胎内から見つかった1212年(建暦2)造立時の願文、源頼朝ら五万に達する結縁者が名前を記した交名状のほか、胎内に墨書が納められていた。
  • 阿弥陀如来坐像:重文。檜寄木造彩色。快俊作、平安時代(1133)。
  • 光明寺:滋賀県東近江市(旧八日市市)下羽田町141-2:TEL 0748-22-2056 Zip527-0085
  • 近江鉄道八日市駅からバスで平木下車徒歩5分。

  • 浄土宗、天照山光明寺。聖徳太子の開基と伝わる。
  • 鎌倉時代の元享年間(1321-23)に知恩院の善阿が堂宇を建立して光明寺と称した。
  • 薬師如来坐像:重文。檜一木造素地。藤原時代。
  • 大黒天立像:重文。木造彩色。江戸時代。
  • 瓦屋寺(かわらいじ):滋賀県東近江市(旧八日市市)建部瓦屋寺町436:TEL 0748-22-1065 Zip527-0007
  • 近江鉄道八日市駅から徒歩40分。

  • 臨済宗妙心寺派。石崎山瓦屋寺。開創年不明。開山は聖徳太子と伝わる。
  • 聖徳太子が四天王寺建立の時に瓦を焼いたこの地に建立したと伝わる。安土桃山時代の文禄年間(1592-95)に焼失、再建後に後水尾法皇等の寄進で寺観を整えた。
  • 十一面千手観音立像:重文、秘仏。一木造素地。平安末ころ。
  • 千手観音立像:重文。木造素地。藤原時代。
  • 興福寺:滋賀県東近江市(旧八日市市)五智町112:TEL 0748-23-4500 Zip527-0044
  • 近江鉄道八日市駅からバスで五智前下車徒歩10分。

  • 臨済宗永源寺派。宝冠山興福寺。通称五智如来。
  • 奈良時代の739年(天平11)に行基が開創した。
    五智如来とは大日如来を中心として北方の釈迦如来、東方の薬師如来、南方の宝生如来、西方の阿弥陀如来をいう。
  • 大日如来坐像(重文。木造漆箔。藤原)、釈迦如来坐像(木造漆箔。藤原)、薬師如来坐像(木造漆箔。藤原)、宝生如来坐像(木造漆箔。藤原)、弥陀如来坐像(木造漆箔。藤原)。
  • 聖観音立像:重文。木造彩色。藤原時代。
  • 生蓮寺:滋賀県東近江市(旧八日市市):TEL 0748-22-2718
  • 木造地蔵菩薩立像(重文)
  • 太郎坊宮(阿賀神社):滋賀県東近江市(旧八日市市)小脇町:TEL 0748-23-1341
  • 一般拝観:8:30-17:00:境内自由参拝。

  • 本殿前に夫婦岩をはじめ巨岩、怪石がある。
  • 太郎坊とは社を守護する天狗、京都鞍馬山の次郎坊はその弟天狗。
  • 金剛輪寺:滋賀県愛知郡秦荘町松尾寺874:TEL 0749-37-3211 Zip529-1202
  • 一般拝観:8:00-16:30:400円、中学生300円、小学生100円
  • JR琵琶湖線稲枝駅からバス(月〜金のみ運行)で金剛輪寺下車すぐ。近江鉄道豊郷駅から蚊野(かの)行きバスで松尾寺下車徒歩10分。名神高速道路秦荘バス停下車徒歩10分。

  • 松峰山金剛輪寺。天台宗。俗に松尾寺と呼ぶ。本坊は明寿院。
  • 聖武天皇の勅願により、741年(天平13)(寺伝では737年(天平9)、その他の資料では739年(天平11))行基を開山として建立。円仁によって嘉祥年間(848-851)に再興、台密の道場として鎮護国家の祈願寺とした。
    鎌倉時代に後鳥羽天皇の帰依をうけたが元亀年間(1570-73)の戦乱により大半を焼失。寛永年間(1624-44)に再興した。
  • 湖東三山の一つ。他は百済寺、西明寺。ともに一千年以上の歴史を持つ天台宗の古寺。近江西国霊場33ヶ所巡礼第15番札所。
  • 本堂:内陣と共に国宝。鎌倉時代の1288年(弘安11)の建立。天平大悲閣とも呼ばれる。7間×7間、一重入母屋造、檜皮葺。外観はおとなしいが内部は外陣、内陣、裏堂にわかれ、天井が高く太い円柱、大虹梁が力強い。内陣と外陣の間を吹寄菱格子の欄間と格子戸で区切る。
  • 二天門:重文。3間×2間、一重入母屋造、檜皮葺。室町時代。かっては2層であった楼門の1層部分。
  • 三重塔:重文。鎌倉時代1246年(寛元4)。
  • 茶室水雲閣:妙寿院(本坊)庭園内にある1820年(文政3)建立の二畳台目の茶室。
  • 庭園:妙寿院(本坊)の池泉回遊式庭園。国名勝指定。桃山から江戸中期にかけて作られた南庭、中央庭、北庭の3つの庭からなる。
  • 本尊:聖観音菩薩像(秘仏)。行基の作といわれる。像高103.5dcm。檜の一木造。住職一代一会の秘仏とされる。
  • 阿弥陀如来坐像:重文。1222年(貞応1)経円作。木造漆箔。像高141.2cm。本堂内陣に安置。経円作の阿弥陀如来坐像(重文)はもう1躯ある。1226年作。
  • 慈恵大師坐像(重文、。木造彩色玉眼、蓮妙作、鎌倉)他、重文の像14体。
  • 木造大黒天半跏像:平安後期。重文。武神の姿の大黒天としては日本最古のものといわれる。本坊明寿院の寺宝。
  • 約300mにも及ぶ石段の参道。
  • 観音経関連の基礎的資料、仏典「観音玄義科」が2008年発見された。鎌倉時代の作で、古本としては例がなく世界唯一の写本だという。
  • 寺宝豆の木太鼓:古い民話「豆の木太鼓」にちなんだ太鼓。
  • 2006年秋に金剛輪寺の聖観世音菩薩像(行基作と伝わる,6年ぶりの公開)を含め、湖東三山の三寺院の秘仏が公開された。他は百済寺の十一面観世音菩薩像(聖徳太子作と伝わる像高3.2m,55年ぶりの公開)、西明寺の薬師瑠璃光如来像(重文,52年ぶりの公開)。
  • 紅葉(11月中旬; 血染めの紅葉)
  • 常照庵:滋賀県愛知郡秦荘町松尾寺:TEL 0749-37-3211
  • 一般拝観:8:30-17:00:500円:拝観は要予約
  • JR琵琶湖線稲枝駅からバス(月〜金のみ運行)で金剛輪寺下車すぐ。名神高速道路秦荘バス停下車徒歩10分。

  • 金剛輪寺の塔頭。
  • 本尊:木造阿弥陀如来座像。重文。
  • 木造不動明王二童子像:重文。
  • 金台寺(こんだいじ):滋賀県愛知郡秦荘町岩倉:Zip529-1207
  • JR琵琶湖線稲枝駅からバスで堅井下車。

  • 岩藤山金台寺。単立寺。矢取地蔵堂と呼ばれる。
  • 検非違使五位上平師道を開基とするが、開創年は不明。
  • 高台にあり眺望が良い。
  • 法堂寺遺跡:滋賀県能登川町佐野
  • 白鳳時代(7c後半)に創建。
  • 1997年6月12日滋賀県能登川町教育委員会発表で、金堂、中門と思われる建物などの位置が確認され、大津市の衣川廃寺のような大官大寺式の配置であることがわかった。
  • 善勝寺:滋賀県能登川町佐野
  • 繖五山の一つ。
  • 梵鐘:1167年(平安後期)僧の戒禅によって鋳造されたとされる。直径約60cm、高さ約1m。
    中世から近世にかけての戦乱に紛れて幾重がわからなかった梵鐘が、2001年に400年ぶりに見つかった。福井県武生市国兼町の大塩八幡宮に現存していた。(京都新聞2001年9月11日朝刊)

  • 甲賀・信楽

    [大津市坂本地区] [志賀・大津・湖南] [  湖 西  ]
    [  湖 北  ] [ 湖東・東近江 ] [ 甲賀・信楽 ]

  • 正念寺:滋賀県湖南市(旧甲賀郡甲西町)菩提寺
  • 与謝蕪村や高浜虚子らが俳諧の祖と仰いだ松永貞徳(1571ー1653)の末期を綴った巻物が発見された。
  • 巻物・貞徳終焉記:全長約10.2m、幅24.5cm。貞徳の弟子、安原貞室(1651-73)が、近世俳諧の祖と呼ばれる貞徳の死を悼み、貞徳の死の前後を綴った記録と連句を中心に書いている。
    1770年には与謝蕪村が、1914年には高浜虚子が直筆の識語を書き足している。表装された1915年を最後に行方がわからなくなっていた。
  • 菩提禅寺:滋賀県湖南市(旧甲賀郡甲西町)菩提寺1821:TEL 0748-74-1035 Zip520-3242
  • JR野洲駅からバスで菩提寺公民館前下車徒歩10分。

  • 黄檗宗。寂門道律禅師を開山とする。
  • もと少菩提寺の阿弥陀堂であったが室町時代1570年(元亀1)の兵火で焼失。再建し江戸時代の1723年(享保8)に黄檗宗となった。
  • 阿弥陀如来立像:檜寄木造、漆箔、藤原時代。像高109.8cm。
  • 正福寺:滋賀県湖南市(旧甲賀郡甲西町)正福寺409:TEL 0748-72-0126 Zip520-3253
  • 拝観は事前に許可が必要。
  • JR甲西駅からバスで正福寺下車。

  • 浄土宗、大乗山正福寺。
  • 奈良時代の732年(天平5)に聖武天皇の勅願所として良弁が開創した。室町時代の1572年(元亀3)に織田軍の兵火により焼失した。江戸時代の承応年間(1652-55)に寂誉が草堂を建立したが焼失、歴代の僧侶の努力により再建された。
    1947年(昭和22)に永願寺、清寿寺を合弁した。
  • 大日如来坐像:重文。榧一木造漆箔。10c末頃。現在は金は落ち、部分的に漆箔が残るだけになっている。近江最古の胎蔵界大日如来坐像。像高92.5cm。
  • 薬師如来坐像:重文。檜一木造漆箔。藤原時代。像高141.5cm。旧永源寺のもの。
  • 十一面観音立像:重文。檜一木造彩色。藤原時代。像高215cm。旧永源寺の本尊。
  • 地蔵菩薩半跏像(重文、木造彩色、藤原、像高86.5cm)他、3体の十一面観音立像(いずれも重文。檜一木造彩色。藤原)がある。
  • 善水寺(ぜんすいじ):滋賀県湖南市(旧甲賀郡甲西町)岩根3518:TEL 0748-72-3730 Zip520-3252
  • 特別拝観(夜間も含む)が時々行なわれる。
  • JR三雲駅からバスで近江大口下車徒歩20分。

  • 天台宗、岩根山善水寺。和銅年間に建立された甲賀六大寺のひとつ。
  • 奈良時代の和銅年間(708-714)に元明天皇の指示で和銅寺と称する鎮護国家の道場として建てられ、平安時代の790年(延暦9)に最澄によって再興されたとされる。
    ここの池水で桓武天皇の病気が治癒したことにより善水寺の寺号を賜わった。
  • 本堂(薬師堂):国宝。正面7間側面5間、一重入母屋造、檜皮葺。
    南北朝時代の1364年(貞治3)の再建。内部は内陣、外陣が格子戸や菱格子欄間で区切られた典型的な天台仏堂の形式。
    堂内には入母屋造柿葺きの厨子(国宝)がある。
  • 本尊:薬師瑠璃光如来坐像。秘仏。重文。像の中から見つかった文書により、平安時代中期の993年(正暦4)作とわかる。檜一木造漆箔、像高約1m。
  • 誕生釈迦仏立像、梵天立像、帝釈天立像、四天王立像他、多くの重文の仏像がある。
  • 永照院:滋賀県湖南市(旧甲賀郡甲西町)三雲1201-1:TEL 0748-72-0474 Zip520-3221
  • JR三雲駅下車徒歩15分。

  • 安土宗(浄土宗)、三雲山永照院。
  • 奈良時代の724年(神亀1)に開創。甲賀五大寺の一つとして三雲寺と称したが、織田軍の兵火などで再度にわたり焼失、江戸時代の1705年(宝永2)に永照院として再建後、1756年(宝暦6)の山津波で末寺もろとも倒壊した。1762年(宝暦12)に立誉忠覚により再建され今日にいたる。
  • 十一面観音立像:榧一木造、素地。平安時代。毎月17日か18日に火災供養を奉修。
  • 櫟野寺(らくやじ):滋賀県甲賀郡甲賀町櫟野1377:TEL 0748-88-3890 Zip520-3412
  • JR草津線油日駅から徒歩40分。JR草津線甲賀駅からバスで櫟野下車。
  • 時に本尊木造十一面観音菩薩座像が特別公開される。500円

  • 天台宗。福生山櫟野寺(正しくは福生山自性院)。甲賀六大寺の一つ。
    近くに櫟野(いちいの)川が流れ、櫟野(いちいの)観音と呼ばれる。近江西国霊場33ヶ所巡礼第29番札所。
  • 寺伝によると792年(延暦11)に最澄が比叡山に根本中堂の用材を甲賀郡一帯で求め杣荘(そまのそう)に来た時、櫟の大木に夢告をうけて伐っで十一面観音像を彫って安置したのが始まりという。
    806年(大同1)に坂上田村麻呂が戦勝祈願が成就した御礼に堂宇を建立し櫟野寺と名づけ自像を安置したと伝える。
    室町時代に焼失、寛政年間に本堂が再建された。
  • 本尊:木造十一面観音菩薩座像。重文。平安時代。秘仏で、本来は60年に1度開扉されることになっている(1987年に開扉された)。
    現在は大悲閣(文化財収蔵庫)に重文を多数含む20体に及ぶ仏像群と共に祀られている。おかげで1968年の本堂焼失の際に難をまぬがれた。
  • 阿弥陀寺:滋賀県甲賀郡甲賀町櫟野1173:TEL 0748-88-3721 Zip520-3412
  • JR草津線甲賀駅からバスで櫟野下車。

  • 浄土宗、光明山阿弥陀寺。
  • 開祖、開創年は不明。当初は櫟野寺の塔中七坊のひとつだったという。 室町時代の永禄年間(1558-69)に焼失、誓誉によって再建された。
  • 阿弥陀如来坐像(重文。一木造素地。鎌倉)、聖観音立像(重文。木造漆箔。藤原)、木造薬師如来立像。
  • 常楽寺(西寺):滋賀県湖南市(旧甲賀郡石部町)西寺574:TEL 0748-77-3089 Zip520-3121
  • 9:00-16:00:500円:(要予約。12月-2月は20名以上の予約のみ)
  • JR石部駅からバスで西寺下車。JR石部駅南約3km。

  • 天台宗、阿星山常楽寺。通称西寺という。栗東市金勝山頂の金勝寺の別院。近江西国霊場33ヶ所巡礼第1番札所。
  • 奈良時代の和銅年中(708-714)に良弁が開創した。平安時代の延暦年間(782-805)に法相宗から天台宗に転向した。亀山天皇の代に国家鎮護の道場となる。
  • 本堂:国宝。南北朝時代の1360年(天平15)の火災の後に再建。7間×6間、一重入母屋造、檜皮葺。向拝3間。典型的な天台系の和様の仏堂形式。
  • 三重塔:国宝。室町時代の1400年(応永7)の建築。3間本瓦葺。
  • 千手観音像:重文。秘仏。木造素地、南北朝時代。
  • 釈迦如来坐像:重文。木造漆箔、藤原時代。
  • 二十八部衆立像、風神像、雷神像:重文。寄木造彩色、玉眼、永賢作。鎌倉時代1308年。
  • 絹本着色仏涅槃図(重文)、浄土曼荼羅図(重文)、紙本墨書常楽寺勧進状3巻(重文)
  • 現三井寺の仁王門(重文)は、1452年(宝徳3)築造で阿吽の金剛力士像も同時期に造られたといわれ、門とともに豊臣秀吉が石部町の常楽寺から京都の伏見城に移設し、1602年(慶長7)に徳川家康の寄進で三井寺に移された。
  • 紅葉、新緑
  • 長寿寺(東寺):滋賀県湖南市(旧甲賀郡石部町)東寺619:TEL 0748-77-3813 Zip520-3111
  • 境内参拝自由:9:00-16:00:宝物館、建物内拝観:要予約 500円(20名以下)
  • 虫干しが毎年地蔵盆前後に行なわれる。県指定文化財の「観経変相図」や「聖観音曼荼羅」など。
  • JR石部駅からバスで東寺下車。JR石部駅南東約4km。

  • 天台宗、阿星山長寿寺。通称東寺という。栗東市金勝山頂の金勝寺の別院。
  • 奈良時代の天平年間(729-748)に良弁の開創、聖武天皇の皇女誕生に七堂伽藍を建立し長寿寺と名づけた。
  • 源頼朝らの保護をうけ、鎌倉、南北朝時代の寺宝を数多く所蔵している。
  • 本堂:国宝。5間×5間、一重寄棟造、向拝3間、檜皮葺。鎌倉前期(1185-1248)。内部は船底天井となっている。典型的な天台系の和様の仏堂形式。重文の仏像多し。
  • 弁天堂:重文。1間×1間、入母屋造。室町時代の1550年(天文19)建造。池の中島にある。
  • 白山神社拝殿:鎮守社。重文。3間×3間、一重入母屋造檜皮葺。室町末期。
  • 釈迦如来坐像(重文。木造漆箔、藤原)、阿弥陀如来坐像(重文。木造漆箔、藤原)
  • 水口神社(みなくちじんじゃ):滋賀県甲賀郡水口町宮の前:TEL 0748-62-0231 Zip528-0013
  • 近江鉄道水口城南駅下車。

  • 平安時代初期に、郷土開拓の祖神大水口宿禰を祀り、始まったとされる。1998年に本殿上部が焼失した。
  • 女神坐像:重文。木造彩色。鎌倉時代。
  • 大池寺(だいちじ):滋賀県甲賀郡水口町名坂:TEL 0748-62-0396
  • 一般拝観:9:00-17:00;400円、中学生300円、小学生200円
  • 近江鉄道・JR草津線貴生川駅からはーとバス約15分大池寺下車すぐ。

  • 庭園:枯山水庭園。小堀遠州の作とされる。サツキの大刈り込みのある蓬来庭園。
  • 大岡寺:滋賀県甲賀郡水口町京町:Zip528-0064
  • 毎年8月17日に十一面千手観音立像(重文、秘仏)の開張がある。
  • JR三雲駅からバスで本水口下車徒歩2分。

  • 十一面千手観音立像:重文、秘仏。木造彩色。藤原末期〜鎌倉初期。
  • 阿弥陀如来立像:重文、秘仏。木造漆箔。藤原時代。
  • 智禅院:滋賀県甲賀郡水口町伴中山2644:TEL 0748-62-4873 Zip528-0064
  • JR三雲駅からタクシーで10分。

  • 天台宗。平安時代の976年(貞元1)に良源が開創。のち衰退するが江戸時代の1602年(慶長7)に飯道寺教仙坊が来住し再興する。
  • 地蔵菩薩半跏像:重文、秘仏。寄木造漆箔。鎌倉時代。像高135cm。33年毎の開張(次回は2036年)。
  • 釣鐘:享保5年(江戸時代、1720年)の銘がある。
  • 千光寺:滋賀県甲賀郡水口町嵯峨:TEL 0748-62-1438(連絡所:花木) Zip528-0004
  • 毎年1月17日、9月19日に十一面千手観音立像(重文、秘仏)の開張がある。
  • JR三雲駅からバスで岩上遊園地下車徒歩20分。

  • 天台宗。楊柳山千光寺。
  • 奈良時代の749年(天平21)に行基が開創。左大臣橘諸兄の造営で甲賀六大寺のひとつ。安土桃山時代の1580年(天正8)の兵火、江戸時代の1855年(安政2)の火災で焼失した。古来、八坂神社の別当をかねていたが、1860年頃の柏木郷との紛争以来無住寺となる。
  • 十一面千手観音立像:重文、秘仏。一木造彩色。藤原時代。像高136cm。
  • 飯道寺(はんどうじ):滋賀県甲賀郡水口町三大寺1019:TEL 0748-62-4663 Zip528-0046
  • JR貴生川駅からバスで三本柳下車。

  • 天台宗。金奇山飯道寺。
  • 奈良時代の和銅年間(708-714)に開創。かって飯道山には飯道寺、道徳寺、薬王寺の巨刹があり三大寺と呼ばれていた。これらの寺の末寺として不動堂を建立したのが現在の飯道寺のはじまり。明治維新後に元の飯道寺は廃寺となった。
  • 阿弥陀如来坐像(重文。木造漆箔。藤原時代)、十一面観音立像(重文。木造漆箔。藤原時代)、地蔵菩薩立像(重文。木造彩色。鎌倉時代)
  • 清凉寺:滋賀県甲賀郡土山町854:TEL 0748-66-0619 Zip528-0221
  • 毎年10月10日の郷社祭典日に運慶作の釈迦如来坐像が開張される。
  • JR草津線甲賀駅からバスで青土下車。

  • 臨済宗方広寺派、宝積山清凉寺。
  • 鎌倉時代の1265年(文永2)に覚心が当地の景勝に感嘆し、留錫して堂宇を建立したのが始まりという。安土桃山時代の文禄年間(1592-95)に兵火で焼失、江戸時代の1659年(万治2)に文海が草堂を建てて20余年住み、常在を集めて堂宇を再建した。
  • 釈迦如来坐像:重文、秘仏。寄木造漆箔、玉眼。像高約90cm。鎌倉時代運慶作。
  • 永雲寺:滋賀県甲賀郡土山町北土山1808:TEL 0748-66-0017 Zip528-0211
  • JR草津駅からバスで土山下車

  • 臨済宗大徳寺派。高座山永雲寺。
  • 平安時代の801年(延暦20)に坂上田村麻呂が来福寺を北土山字高座野に開創、焼失後に室町時代の1548年(天文17)に天台宗として再建した。
    江戸時代の1685年(貞享2)に現在同様の規模となり現山号・寺号に改称した。大徳寺第240世の明覚円源を中興開山とする。
  • 甲賀西国観音霊場第33番札所。
  • 聖観音立像:檜一木造、漆箔。平安後期と思われる。像高90cm。
  • 千手観世音菩薩:延鎮作と伝わる。平安時代(795年頃)。坂上田村麻呂の念持仏とされ、1872年に田村神社内の神宮寺より遷座される。
  • 延命地蔵菩薩像:定朝作と伝わる。1879年(明治12)に見性庵より遷座。
  • 薬師如来像:室町時代(1548年)。来福寺のときの本尊。像高約30cm。
  • 瀬古薬師堂:滋賀県甲賀郡甲南町:TEL 0748-86-8016(甲南町観光協会)
  • JR草津線甲南駅下車徒歩20分。
  • 正福寺(しょうふくじ):滋賀県甲賀郡甲南町杉谷2928:TEL 0748-86-2979 Zip520-3314
  • 毎年8月10日に十一面観音立像(重文)が開張される。
  • JR草津線甲南駅下車徒歩30分。

  • 臨済宗妙心寺派。寿亀山正福寺。
  • 聖徳太子が用明天皇の代(585-587)に開創、平安時代には七堂伽藍を備える天台宗の寺院だった。
    戦国時代から安土桃山にかけての1570年代、元亀、天正の乱で焼失。そのとき本尊と諸仏を村人等が現寺地に移したという。江戸時代の寛文年間(1661-73)に実堂が本堂を建立して中興開山となり、臨済宗に転派した。徳川綱吉が子宝を祈願して以降、徳川家の祈願寺となる。
  • 十一面観音立像:重文、秘仏。檜一木造素地。藤原時代。
  • 釈迦如来坐像(重文。木造彩色。藤原)、地蔵菩薩坐像(木造。藤原)
  • 伊勢廻寺(いせばじ):滋賀県甲賀郡甲南町野川708:TEL 0748-86-4460 Zip520-3305
  • JR草津線寺庄駅からバスで上野川下車。

  • 真言宗泉涌寺派。鶏足山伊勢廻寺。
  • 平安時代の806年(大同1)に開創。
  • 十一面観音立像:本尊。重文。檜寄木造素地。南北朝時代。伊勢国(三重県)鈴鹿郡鶏足山野登寺の本尊の分身と伝わる。
  • 不動明王立像(重文。木造彩色。鎌倉)、毘沙門天立像(重文。木造彩色。頭部は藤原、体部は鎌倉、手や邪鬼は江戸)
  • 檜尾寺(ひのおじ):滋賀県甲賀郡甲南町池田43:TEL 0748-86-3765 Zip520-3302
  • 毎年1月1-3日,8月18日に十一面千手観音立像(重文、秘仏)が公開される。
  • JR草津線甲賀駅下車徒歩10分。

  • 天台宗。補陀落山檜尾寺。最澄を開山とする。甲賀六大寺のひとつだった。
  • 最澄が根本中堂建立のため、良材を求めて当地で霊告を受け、千手観音を刻んで池中の大蛇を鎮めたとの伝説から、当初は火尾寺とした。
    平安時代の853年(仁寿3)に文徳天皇の勅命により円仁が再興し、檜尾寺と改称した。中世にたびたび兵火で堂宇を焼失し、江戸時代の安政年間(1854-60)に現在の堂宇が建立された。
  • 十一面千手観音立像:重文、秘仏。寄木造漆箔。鎌倉時代。像高178cm。
  • 不動明王立像(重文。木造彩色。鎌倉)、毘沙門天立像(重文。木造彩色。頭部は藤原、体部は鎌倉、手や邪鬼は江戸)
  • 長福寺:滋賀県甲賀郡甲賀町田堵野1008:TEL 0748-88-5111 Zip520-3426
  • JR草津線甲賀駅下車徒歩15分。

  • 浄土宗。遊住山長福寺。
  • 平安時代の806年(大同1)に天長が長生庵として開創した。鎌倉時代の1308年(延慶2)に白髪の老翁が堂塔を改修し「我ここに遊住す」と言って長福寺に改称し、遊住山と号したという。
    室町(戦国)時代の元亀年間(1570-72)に兵火で荒廃、江戸時代の1686年(貞享3)に元覚が再建し浄土宗に転じた。
  • 聖観世音菩薩坐像:重文。一木造漆箔。平安中期。坐像の聖観音像は少ない。
  • 浄顕寺(じょうけんじ):滋賀県甲賀市信楽町多羅尾1975:TEL 0748-85-0123 Zip529-1281
  • 近江鉄道八日市線信楽駅からバスで多羅尾下車。

  • 青龍山浄顕寺。浄土宗。
  • 江戸時代の1622年(元和8)に領主の多羅尾左京進光太がなき妻の追悼のために建立した。
  • 聖観音立像:重文。檜寄木造漆箔。藤原時代。もと上野市の平楽寺にあった像。
  • 玉桂寺:滋賀県甲賀市信楽町:TEL 0748-83-0716
  • 予約公開(随時):料金:無料

  • 阿弥陀如来立像(重文)。
  • 日雲神社:滋賀県甲賀市信楽町:TEL 0748-82-2345(信楽観光協会)
  • JR草津線貴生川(きぶかわ)駅から乗換え、信楽高原鉄道雲井駅から車で10分。
  • 里宮神社:滋賀県甲賀市信楽町:TEL 0748-82-2345(信楽観光協会)
  • JR草津線貴生川(きぶかわ)駅から乗換え、信楽高原鉄道雲井駅から車で20分。
  • 近江八景


    近江七福神


    繖(きぬがさ)五山

  • http://www.kinugasa.org/繖五山の会事務局:0748-48-4823(石馬寺内)

  • 湖国十一面観音十一霊場

  • http://www.kinugasa.org/繖五山の会事務局:0748-48-4823(石馬寺内)
  • 参考資料・文献:それぞれ利用にあたって御礼を申し上げます

    増田建築研究所のホームページに戻る