ブローバック版 ボブソンズ製作方法(その2)

みゆき、寺田氏によるガスブローバックボブソンズです。画像は99年夏ブラックホール会場にて撮らせていただきました。

以下、ホワイトボードの書き込みよりの転載です。

98-8-24. No.240 みゆきさんより

Customize summary of SEBURO BoBsonS Blowback

ボブソンズ・ガスブローバック版 完成しましたので、その改造点を報告します。

改造点は下記の3点。
・ガスブローバック化。
・設定通りのアンビセフティの再現と確実な動作。
・リコイルガイドを再現しトリガーガードの固定。

スライドはPPK/Sのピストンカップ部を移植する為にボブソンズのスライドを削りピストンカップ部を接着します。そしてスライドの内側での動作に干渉
しない部分をプラリペアを使い補強し、マズル部分は5mm程厚く盛付けて強化します。

フレームはグリップ取付け部分に1.5mmのABS板を接着し機関部の動作スペースを稼ぎつつ、フレーム強度を上げます。

セフティは設定通りのアンビセフティとする為に試行錯誤した結果、トリガーバーとシァーとの連結を解除する部品を真鍮板より削り出しで作りフレームに
ネジ止めし、右セフティにその受け部分をアルミ板で作りφ3のシャフトに固定し、左セフティには先程のφ3のシェフトの受ける部分をダイカストの部品
で作り4mmネジでシャフトに固定しました。
左のセフティにはスプリングとスチールボールを使用してクリップストップを付けセフティ位置の保持性を上げました。
セフティはシングル・ダブルの両方とも確実に機能します。

リコイルガイドはφ5の鉄棒で作り、フレーム、トリガーガードを貫通させて取付けています。
これによってトリガーガードがフレームに確実に固定されます。
分解時はこのリコイルガイドを引き抜く事でトリガーガードを外す事ができます。

塗装は、フレーム、スライド、セフティにメデコムのアイアンブライトを、グリップ、トリガーガードにニットクのちりめん模様を使いました。
ニットクのちりめん模様は乾燥すると表面がザラザラになります。

以上の改造でブローバックテストを1000回程度おこないましたがなんら破損等はありません。
快調にブローバックしています。

(補足)ニットクのちりめん模様スプレーは、そのまま乾燥させてもちりめん模様にはなりにくいので、2度吹きした後、ドライヤー等で強制乾燥させて模様を浮き立たせます。


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