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関西ベンチャ−・ビジネス研究会

発足趣旨

今日、ベンチャー・ビジネスの重要性が指摘されています。21世紀の日本経済はベンチャー・ビジネスなしには存在しえないでしょう。戦後、荒廃した日本経済が立ち上がった際のソニーや本田といったベンチャー・ビジネスが果たした役割は重要なものでした。しかしながら、その後の日本型経営システムの成功はベンチャー・ビジネスを衰退させ、結局は日本経済の活力を奪ってしまうことになりました。

かつては日本経済を成長に導いたベンチャー・ビジネスも今日ではむしろ設立が難しくなっています。ベンチャー・ビジネスをおこしていくにはどのような条件を育てていくべきか、またその発展の可能性を研究する研究会の設立を行います。この研究会では、株式会社関西ベンチャー・キャピタルとの連携の下に、今後様々な活動の展開を予定しております。また産・官・学の協力の下、実際にベンチャー・ビジネスをおこしていく方途を探り、これを支援するグループとなります。

ベンチャー・キャピタルの重要性はこれまで指摘されたところですが、現実にリスクの高い事業に投資していくには超えなければならない問題点が多々あります。株式会社関西ベンチャー・キャピタルが審査したベンチャー・ビジネスの卵をどのように育てるかの検討が必要となります。

具体的には、研究会では会員がそれぞれの立場で、情報の交換、ベンチャー・ビジネス志望者の紹介・相談、出資者の紹介などを行います。つまり、研究会をベンチャー・ビジネスをおこす人と、それに対してノウハウを与えることのできる人、資金を提供できる人などが出会える「場」にしていきたいと思います。大学、ベンチャー・ビジネス、出資者を結びつけるMITテクノロジー・ネットワークのような組織として機能することを目的としています。

組織としては、顧問、世話人会、事務局を置くこととし、会費は通信費などのために年間5,000円を徴収する予定です。

関西ベンチャー・ビジネス研究会 代表世話人  吉田 和男  




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