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アイコン 当社は平成12年7月に設立されてから約1年半の間多数のシーズ段階及びスタートアップ段階にあるベンチャー・ビジネスからの応募をいただき、それらについて投資対象に値するかを提出された事業計画書を中心として審査して参りました。その数は主なものだけでも160にも達しております。応募のあった分野は情報通信、バイオテクノロジー・環境、金融、観光・映像、福祉・医療の5つの分野にわたっております。株主の皆様からは早々に投資案件を選定するようご催促を受けておりましたが、敢えて慎重に対処してまいりました。

アイコン そして、漸く投資対象として第1号を発表し技術開発型投資事業組合の設立につきご案内できる運びとなりましたことをここにご報告申し上げます。さて、この第1考案件は蛍光]線分析装置の小型化、高感度化および低廉化を可能にした画期的な技術開発を行い、すでに特許権を出願保有しているアワーズテック株式会社への1億円の出資です。この装置は環境問題に大きく関わる土壌や排水をはじめ古代エジプト壁画や偽札鑑定等多くの物質を容易に分析できる分析装置です。今後飛躍的な需要の増加が見込まれる分野と言えましょう。経営陣もその分野での経験が深く、東京大学で工学博士号を取得した取締役が技術開発の中心になっています。技術提携を行っている教授陣は大阪大学、福岡大学、早稲田大学、東京理科大学、大阪電気通信大学と広範囲にわたっています。同社は平成11年6月に発足したスタートアップ段階の企業です。るプロジェクトと確信しております。
 

アイコン そして、この第1号案件と今後に予定されます第2号、第3号と続く技術開発型ベンチャーヘの投資を行うために、2月末を目標に投資事業組合を結成いたします。この投資事業組合は日本で最初のシーズ段階およびスタートアップ段階の技術開発型専門投資事業組合となる画期的なものであります。研究会会員の方々のために一口50万円の任意組合方式のベビーファンド投資事業組合と機関授資家、ベンチャーキャピタル並びに大口投資家向けの一口1000万円の投資事業有限責仕組合の二種類になります。ベビーファンドの資金は全額投資事業有限責仕組合への出資となります。ます。
  この投資事業組合出資の性格につき申し述べさせて頂きます。この出資は成功すれば見返りが大きい反面極めて危険度の高いものです。申すまでもありませんが、既に業容が確立された上場企業の株式を購入するようなものではありません。ベンチャービジネスのしかも初期段階企業の株式を取得するもので出資金が減少することも全損失になってしまうこともあり得ます。損失が生じるのは会社そのものの経営の誤謬や役職員の事故だけではありません。株式市場の崩壊で経済が混乱すると行った事も可能性として御座います。経済、社会、法律、税制などの変化や天災や戦争、騒擾の勃発もあります。何が生じるか分からないのがこの世であるとお考え下さい。当社は法人としても役職員顧問が個人としてもこの出資金を一切保証せず、投資結果について責任も負いません。又、関西ベンチャー・ビジネス研究会から本件につき種々ご協力、ご指導を項いておりますが、この研究会も団体としても代表世話役人、顧問、世話人等が個人として出資金の保証もしませんし、投資先企業の経営責任も一切負いません。よって、出資のご判断は募集の概要書をご検討の上、最寄りの弁護士、公認会計士、各種コンサルタントにご相談頂いても結横ですので、ご自身でご判断いただくようお願い致します。

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