虫歯の大きさや場所により、自分でもわかる虫歯もあれば、わからない虫歯もあります。
鏡で口の中を見てみて、歯が白く濁っていたり、黒く変色していて、ハミガキしても取れない場合、虫歯と考えてよいでしょう。歯に穴が開いていて、食べ物が入ったりするのも虫歯です。また、冷たいもの、熱いもの、甘いものなどを食べて歯がしみるとき、これは、かなり進行した虫歯か、知覚過敏が考えられます。いずれの場合も、すぐに歯医者さんへ行って診てもらう必要があります。
歯の裏や、上の奥歯の虫歯は、小さな鏡を使って明るい光をあてないと見えにくいものです。学校や会社の歯科検診でも、暗くて見落とされることがあるぐらいです。自分で発見するのは、大変困難といえるでしょう。歯と歯の間にできた虫歯を見つけるのはもっと難しいです。外からはほとんど見えないですから、レントゲン写真をとってはじめて見つかる虫歯もあるのです。
以上のように、自分で虫歯を発見するのはとても難しいことですから、定期的に歯医者さんへ行ってチェックしてもらうことが大切なのです。
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