歯が黄色くなる原因により、白くできる場合とできない場合があります。原因は、ご自分で判断されるより、歯医者さんに相談されることををおすすめします。
2 歯石がついた場合。
歯石はハミガキではとれません。
歯医者さんで、とってもらいましょう。
歯の表面のエナメル質は、通常、加齢とともに結晶が成熟し硬くなり透きとおってきます。そのため、歯の中にある黄色い象牙質がよく見えるようになり、歯が黄色くなってきたような気がします。また、エナメル質の表面に縦に細いヒビが入り、そこに食べ物の色素が染み込んで、茶色い線がはいることがあります。これらは、誰でも自然となることですから、心配いりません。もし、どうしても歯を白くしたいときは、歯の漂白(ホワイトニング)を歯医者さんでしてもらうことになりますが、これには保険が効かず高額になります。
4 歯の神経が腐ってしまったり、歯の神経をとった後に、歯が黒ずんできた場合。
これは、歯の内部から変色してきていますので、磨いても白くなりません。
歯医者さんで歯の表面を薄く削ってもらい、白いセラミックをはり付けてもらうか、あるいは、歯を小さく削ってもらい、セラミックのさし歯(メタルボンド)か、プラスチックのさし歯(硬質レジン前装冠)をかぶせてもらいましょう。
5 乳幼児期に飲んだ薬(テトラサイクリン)による副作用で、多数のの歯が黄色くあるいは灰色になった場合。
この場合も歯の内部から変色していますので、前の4の方法でないと白くできません。
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