ごった日記2000 9月11日〜20日


【9月11日(月)】
●深夜、前から見逃し続けていた「ブルース・ブラザーズ2000」をようやく見る。聞いていた通り、前作を思い出しつつ見る分には充分楽しい。拍子抜けするようなラストも、「お祭り」と思えば腹も立たない。
 それにしてもベルーシの死は早過ぎた。

【9月12日(火)】
●昨日からの大雨で、井上夢人邸が浸水。詳しくは「e−NOVELSへの道!」で。
●ジェット・リーの「ブラック・マスク」とかいう映画を見たら、結構面白かった。しかしよく見るとジェット・リーは岡村に似ている。

【9月13日(水)】
●夜、外から臭い匂いが漂って来て窓を閉めて回る。陽も落ちてるのに汲み取りか?と思ったら、翌日三宅島からの硫黄臭であったことが判明。近くではどんな匂いなのか。

【9月14日(木)】
●ゴーストハンターの連載終了(予定)を記念して、イラスト担当・藤原ヨウコウさんを交えて京都で座談会。前回以上に使えない会話をだらだらとしてしまう。大丈夫であろうか。
●食事後、だらだらとお茶を飲みながら喋った後解散。――が、本屋中毒の田中氏と牧野氏を近鉄の旭屋へ案内して夕食。

【9月15日(金)】
●このところ災害が続いているが、やっぱり一番嫌なのは浸水だという気がする。家中が水びたし(それも恐らく汚れた水)になるくらいならいっそ燃えてくれた方がまし。
●昨日「ドラクエ7」を買ったのだが、遊んでいる暇はないので取説だけ見てほったらかし。いつになったら遊べるのやら。

【9月16日(土)】
●CSで「シンプル・プラン」。
 小説で読むとあんなに嫌な話でも、映画にしてしまうと結構普通。心理描写がないせいもあって、主人公の葛藤や苦しみがあんまり伝わってこないのである。……しかし、ラストってあんなんだったっけ。もうちょっと嫌なことが起きたんだったような気がするのだが。
●「TRICK」最終回。どうして最後に二回も使ってこんなつまらない話をやるかな。意味ありげな前振りも結局こうなるのではがっかりとしか言いようがない。考えがあって伏線を張っていたのではないのだろうか? まあこれまでが面白かったのでいいけれど。

【9月19日(火)】
井上安正『検証!事件報道』(宝島新書)。
 読売の記者の書いた本。ためになるかと思って読んだのだが、まあどうということはない。最後に読売の匿名・実名の使い分けのルールが書いてあるのは何かの役に立つかもしれない。それにしてもやはり「事件報道は実名が基本」と信じているのは解せない。「知る権利」などと言っているが、結局記者は「報道したい」という欲にとらわれているとしか思えない。殺人事件の被害者の名前を知る権利が国民にあるとはとても思えない。政治や経済ならともかく、事件など極端な話、統計で構わないという気さえする。事件報道を実名で行なうことに一理はあるとしても、百害あるのは間違いないのだから、マスコミは被害者の実名報道をまずやめるべき。

【9月20日(水)】
●明日上京なので、朝までに原稿を仕上げねばならんのだが……まだできない。まずい。


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