【10月22日(日)】
●C嬢@S英社が京都の面々と打ち合わせをするというので、一緒にお食事。相方も行くはずが風邪で寝込んでしまい、一人で行くことに。おかげで酒も飲めず。
【10月23日(月)】
●いしかわじゅん『鉄槌!』(角川書店)。
もう何年も出る出ると(本人が)言っていた本がようやく出た。読み始めたらやはり面白くてやめられない。身近な(一応面識のある)人間の事件というのは面白いということだろうか。それにしても「ワトソン」本国版が存在しないとは愕然。なんか怪しい雑誌だとは思っていたがあれが全部嘘っぱちだったとは。あの頃はまだ素直だったということか。
●明日、テーブル、デスクなど、前から買い替えようとしていた大型家具を、引っ越し屋に引き取ってもらうことになっているので、動かせるように片づけ、結構疲れる。
【10月24日(火)】
●家具の移動と引き取りをタウンページでプロスタッフというところに頼んだのだが、前に頼んだ某大手運送会社より遥かに安くて感じもよかった。当たり外れはあるのかもしれないが、もし次回があればまたプロスタッフに頼もう。
【10月26日(木)】
●注文していた家具が到着。パイン材の組み合わせ家具で、なかなかよいのだが、結構な散財。
【10月27日(金)】
●「メン・イン・ホワイト」というパロディ映画を観た。ナショナル・ランプーンの映画と分かって一瞬期待したものの、最初から最後までチープで笑えない映画であった。テレビムービーだと思うが、それにしてもしょうもない。
●アンドリュー・クラヴァン『アマンダ』(角川文庫)。
どうやら『ファイアスターター』のような話らしいと見当をつけて読み始めたがやはりそうだった。あいにく『ファイアスターター』にも『秘密の友人』にも及ばなかったが、そこそこ楽しめる。
【10月30日(月)】
●ロブ・ライアン『アンダードッグズ』(文春文庫)。
「小説はまだハリウッドに負けてはいない。本書がその証である」と帯のコピーにあるのだが、「まだ」ってのは何だ「まだ」ってのは。
……それはともかく、たくさんの個性的な人物が登場し、戦時中のベトナムと現代のシアトル、そしてシアトルの地下に拡がっているという広大な廃墟を巡る物語はハリウッド映画になりそうだ……と思って読んでいたらとんでもない。これはちょっと映画化しにくい話でした。「緻密な構成、驚愕の仕掛け」とあらすじにあったのを軽く見ていたら完全に不意打ちを食らった。そんな話になるとはなあ。