ごった日記2001 4月1日〜10日


【4月1日(月)】
西澤保彦『謎亭論処(めいていろんど)』(ノンノベル)。
 どれも短い中で西澤エッセンスの詰め込まれた短編集。

【4月3日(火)】
●CSで「黒い家」。結構よくできてる。数あるサイコサスペンスの中でももっともびびってる風の主人公がよい。
 途中、これはもしや作者本人か、という感じの人がいて、クレジットを見たらやっぱりそうだったが、岡持ちが山崎まさよしだったとはちっとも気づかなかったなあ。
●B春のA俣氏と法月綸太郎と三人で食事。春らしいものはなんでしょう、やっぱりタケノコかなあとタケノコ料理で有名な「錦水亭」を目指したものの、烏丸店が消え失せていてすごすごと引き返し結局いつものすき焼きへ。「錦水亭」、なくなったのかなあ?

【4月6日(金)】
●昼前に起きねばならん……と早寝したら、8時頃起きてしまう。
 早めに出てドコモショップへ行き、PHSをカラーの奴に機種変更しようとしたが、「夕方入荷します」とのこと。夕方には戻ってこれないのでやはり今日も断念。
 電気屋などでは機種変更はしないところが多いが、あれは一体どういう料簡なのか。大体今時PHSを新規購入する人間は微々たるものではないかと思うのだが……?
●久々に大阪へ出向き、丸ビルのホテルで「ダ・ヴィンチ」インタビュー。ゴーストハンターを取り上げてくれるというのである。当然、牧野氏、田中氏も一緒だが……田中氏は例によって遅刻。自分の日記には書いていないようだが、遅刻である。
 中身はいつもよりまとも。まあ、千街くんがうまくまとめてくれるであろう。
●インタビュー終了後、ゴーストハンターとも因縁浅からぬ方の出産祝をみなで選び、送る。
 その後、中華を食べながらうだうだ。
●京都に帰りついてから、別段腹は減っていなかったのだが、前から行こうと思っていた洛西のラーメン屋へ。博多の細麺に天一っぽいとろみが少しついたパイタンのスープで期待以上にうまかった。

【4月10日(火)】
●メフィストの鬼刑事シリーズ「蜘蛛の絨毯」は傑作。まるでカー。同じダジャレでもSFだと「銀河帝国の弘法も筆の誤り」になってしまうが、ミステリだとまともに見えるのは、ミステリが元々ダジャレみたいなものだからか?


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