【5月12日(土)】
●引っ越したばかりの友人宅でジンギスカンパーティ。昼からと思っていたら2時前になってしまったので急いで行ったら一番乗りだった。その後三々五々集まる人々とビール飲んで羊を食べる。が、今日は帰る予定だったので、日が落ちて涼しくなった頃、一人お先に辞去する。
【5月13日(日)】
●グレッグ・イーガン『宇宙消失』(創元SF文庫)。
評判通りのぶっとんだSF。これはすごい。どうも納得いかんがでもすごい。早く『順列都市』も読もう。
【5月14日(月)】
●ジャンボ宝くじが発売されたとかで、また「当選者はこんな人」とかいうのをやっている。第一勧銀が行っているアンケートの内容をそのまま流しているのだが、アナウンサーは揃いも揃って馬鹿なのか? 前にもこの日記で書いたがもう一回書く。当選者の内訳だけ見せても何の意味もないんじゃ、アホ!
【5月15日(火)】
●倉阪鬼一郎『四重奏』(講談社ノベルス)。
状況説明がほとんどないだけでなく、誰が誰だかさっぱり分からないまま断片的な場面が連続するので読みにくいことこの上ない。細かい部分を繋ぎ合わせないまま読み進めてもいいんだろうか……と思って読んでいるとちゃんと全部絵解きをしてくれるので安心だ。
あるトリック(商業的には恐らく長編が一作、短編一作しかないと思う)を、さらにエスカレートさせたものと言える。元々がギャグみたいなトリックなので、それをここまでやられるともう笑うしかない。
【5月20日(日)】
●上京して、大原敦さん・河内実加さんをお祝いする会。
地図を忘れ、電話番号も忘れてきたのだが、店の名前だけは覚えていたので、番号案内に聞いて店に電話し、位置を確認して何とか辿り着く。
こじんまりとした友達だけのパーティ後は、当然(?)のようにカラオケ。
【5月21日(月)】
●河内さんなどと待ち合わせ、大森家へ。もちろん、噂のボーイ・トキオ(トキヲ?)を見るためである。大量にあった雑誌類は泣く泣く捨てたらしく、とりあえずは赤ん坊を育てられる環境になっていた。大森さんがごく当たり前のように乳児の面倒を見ている姿には深い感慨を抱く。
結構夜遅くまでお邪魔して寿司まで食って辞去。
【5月22日(火)】
●昨日が相方の誕生日のため、今日はキリンジを好きなだけ歌えるようハイパージョイの店へ連れて行く。といっても5、6曲しかないので、各々二回ずつ歌ったりして。
●河内さんを呼び出し、お茶を飲んで軽く食事をし、相方を残して一人で帰宅。
●森博嗣『女王の百年密室』(幻冬舎)。
プロットはミステリ、設定はSF、しかしながらタッチはファンタジーというぬえみたいな小説。一番興味深いのは作者の文明論らしき部分だったりしてなかなかどう評価していいのか困る本。